2012年06月19日(火)
ニュース記事
金融担当省は閣議後の会見で、自民党や民主党などで見直しの機運が出ている改正貸金業法のあり方について、「直ちに見直すべきではない」との認識を示した。
無担保無保証の借入残高のある人は171万人だったが、改正貸金業法の完全施行から約2年が経った12年3月には44万人に減少し、業法改正によって「相応の効果があった」と指摘した。
大幅に緩和する改正案をまとめ改正業法で引き下げた上限金利について、年利30%をめどとする変動金利制の導入や、返済困難者へのカウンセリング制度を強化する代わりに総量規制を撤廃することなどを盛り込んでいる。民主党も作業部会で同様の議論を進めている。
解説
2010年6月に完全施行された改正貸金業法ですが、借り過ぎで生活が破綻する多重債務問題への対策でしたが、総量規制に困った借り手側がヤミ金融に流れるなどの問題も指摘されているようです。
ヤミ金融は、債務者の弱味につけこんでいろんな方法で融資を働きかけてきます。お金を借りて後悔する前に、次の点をチェックして業者を慎重に選ぶことが大事です。
○登録業者であるか確認する。
○利息計算、返済方法、手数料などをきちんと説明できる業者かどうかをチェックする。
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