2013年01月08日(火)
ニュース記事
ヤミ金業者に譲渡する目的で口座を開設し、通帳などをだまし取ったとして詐欺罪に問われている元農林水産省職員の男の初公判が12月26日横浜地裁で開かれた。被告は「間違いございません」と起訴内容を認めた。検察側は「被告は働き始めて間もなくカードローン契約で借金をするようになり、その後も消費者金融などから借り入れを重ねた」と指摘。
自己破産後もヤミ金から借金をし、勤務先に知られて農水省を2011年に退職。ヤミ金業者が貸付金などの回収に使うことを知りながら返済の催促を避けるため、要求に応じて口座を開設したとした。
解説
起訴状によると、被告は昨年9月と10月、他人に譲渡する目的で、横浜市金沢区の金融機関2カ所で口座を開設し、ヤミ金業者に譲渡したとされています。
また、同省の補助事業で2009年12月ごろ便宜を図った見返りに現金210万円を無利息・無担保・無期限で借り受けたとして、12月21日に収賄罪で追起訴されている。
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