最終更新: pehtop9g1qowbtqs 2013年02月13日(水) 10:19:18履歴
2013年02月12日(火)
ニュース記事
消費者金融業者やクレジットカード会社などでつくる日本貸金業協会が先月22日に発表した12年11月の消費者向けの無担保貸出は、全体の貸出金ベースで前年同月比9.8%増の2510億円で、3か月連続で前年実績を上回った。
消費者金融専業をみると、月間貸出金は859億円で、前年同月に比べて26.5%も増。クレジットカードのキャッシングでは1649億円で、2.6%増。 契約件数では、全体で3.6%増の80万4672件。2011年9月から15か月連続で、前年実績を上回っている。
月間貸出金は8月(前年同月比0.3%減)を除き増加。最近では10月が9.0%増、11月が9.8%増。 貸出残高は12年11月末で4兆8241億円。前年同月に比べて16.3%減ったが、減少のピッチは毎月少しずつだが着実に縮小している。
解説
消費者金融業は、多重債務者問題の解決のために改正された貸金業法が2010年6月に完全施行され、個人の借り入れ総額を年収の3分の1までとする総量規制が導入された。
専門家によると、利用者の多くが上限を超えていたため、債務を整理したところ貸出額が急減した。そういった借り手が、再び借りられるようになったとみられそうです。
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