債務整理Wiki - 任意整理のデメリット

任意整理のデメリット

  • 任意整理を弁護士に依頼する費用が必要
任意整理は、個人で手続きをすることが可能ですが、交渉には法的な専門知識が必要です。加えて貸金業者は非協力的な態度で臨み、かつ交渉事の専門家が交渉相手となります。
最終的には非常に不利な条件で和解させられることがほとんどです。

そのため、任意整理は弁護士に依頼するのが一般的なのですが、これには弁護士費用が必要となります。
しかし、必要な費用は任意整理後に分割で支払うことができるので、今現在手元にお金が無くても安心です。

  • 任意整理を行うと数年は新たなローンやクレジットを組めない
任意整理を行うと、個人信用情報機関に記録されるので、個人信用情報機関が情報を保存している5〜7年間程度の期間は、新たな借入れやクレジットを組むことができません。
しかし、一部の銀行が発行するVISAデビットカードであれば、債務整理の有無に関係なく作成することができます。
ネットショッピングなどでクレジットカードが必要な場合は、このVISAデビットカードなどを作ると良いでしょう。

  • 任意整理が和解に達しない可能性がある
任意整理は裁判所を通さずに話し合いによって行うものですので、交渉が決裂して和解が成立しない場合もあります。

  • 任意整理後の月々の返済額が変わらない場合がある
任意整理利息制限法で定められた利息に基づいた引き直し計算により借入れの総額を減額するため、法定利息を超えた借入れがあっても、取引の期間が短いと返済総額があまり減らない場合もあります。
これは、任意整理を開始する事前に計算ができますので、任意整理で毎月の返済を減額できるか心配なときはお気軽にご相談ください。




参考サイト:自己破産・債務整理ガイド http://www.hasan-web.com/