Substance Designerのチュートリアルをまとめたい

目次


はじめに

ここでは各マスクジェネレータの概要を説明します。
全てのジェネレータにはオプションでマスクがついているので、入力テクスチャ一覧では省略します。



Bottom To Top


説明

入力テクスチャ備考
位置
ラフネスRoughness_Variationのパラメータ使用時

モデルの頂点座標が上にあればある程白くなります。
モデルの特徴にもよりますが、上からエフェクトをかける事ができます。
完成したマスクを他のマスクジェネレータに使用する事もあります。
特徴的なパラメータ
0より上にすると、ラフネスの入力が現れる
これにより、ノイズ的な濃淡を表現する事も可能です。



参考:Ground Dirtの使用例




Cloth Wear


説明

入力テクスチャ備考
Cloth Height布の繊維感を出す
曲率
特徴的なパラメータ
マスク境界をくっきりさせる
マスク全体をぼかす

Cloth Wearという名前の通り、布の擦り切れる部分に使いやすいです。比較的やわらかめのマスクが出来るのが特徴です。



Dirt


説明

入力テクスチャ備考
曲率
AO
ワールド法線Use Triplanar有効時のみ
位置Use Triplanar有効時のみ
特徴的なパラメータ
Triplanar*1マッピングを有効にする

溝はくっきりとマスキングし、それ以外の部分はDirtでマスキングしています。
しかし個人的には溝とDirtのマスキングは分かれていてほしいのであまり使い道が浮かびません。


Dripping Rust


説明

入力テクスチャ備考
曲率
AO
位置グレースケール

汚れを上から垂らす事が出来る。このバケツでいえば、オイルやペンキ汚れのようなものに使えそうです。
位置はグレースケールなので、Bottom To Topをかませてからつなげましょう。



Dust


説明

入力テクスチャ備考
AO
ワールド法線
ノイズOverride Noise有効時のみ

文字通り塵のような表現が可能です。



Edge Blur


説明

入力テクスチャ備考
曲率


溝の境界をぼかすことが出来ます。



Edge Damages


説明

入力テクスチャ備考
曲率



Edge Dirt


説明




Edge Notch


説明

入力テクスチャ備考
曲率



Edge Select


説明

入力テクスチャ備考
曲率

エッジ部分をシンプルにマスキングします。パラメータに応じて境界をぼかしたり強度を変更したりできます。
特徴的なパラメータ
凸部分のマスキングを各種調整
凹部分のマスキングを各種調整




Edge Speckle


説明

入力テクスチャ備考
曲率
Variation MaskOverride variation mask有効時のみ
特徴的なパラメータ
ノイズでマスキングする強度
自分で用意したノイズでマスキングするかどうか(Variationの値が0の場合効果なし)

マスクの範囲をノイズで塗りつぶします。ジェネレータとノイズをブレンドしたような感覚です。




Edge Wear


説明

入力テクスチャ備考
曲率
特徴的なパラメータ
マスク作成するしきい値

Thresholdの値が最初は高すぎるので、下げてちょうどいい値になるようにしましょう。



Fiber Glass Edge Wear


説明

入力テクスチャ備考
曲率
AO
ワールド法線Use Triplanar有効時
位置Use Triplanar有効時
GrungeUse Custom Grunge有効時
特徴的なパラメータ
Triplanarマッピングを有効にする

やはり溝と平坦部分のマスクを切り分けないと使いにくそうです。



Grease


説明

入力テクスチャ備考
Thickness
ノイズOverride Noise有効時
特徴的なパラメータ
Thicknessのしきい値。薄いところを白くするなど調整可能

このバケツの場合、底が分厚いので白くなっています。
Thicknessを用いるので、うまく使えばSSSのようなテクスチャが出来るかも?

  • Thicknessのベイクは、ポリゴンの厚みを計算して書き出します。厚いポリゴンほど白くなります。




Ground Dirt


説明

入力テクスチャ備考
位置グレースケール
特徴的なパラメータ
Dirtを適用する高さ。1に近いほどDirtで塗りつぶす

下からDirtで汚す。防波堤あたりに使えそう?
参考:Ground Dirtの使用例



Leaks


説明

入力テクスチャ備考
位置グレースケール
曲率
AO
Variation MaskOverride variation mask有効時のみ

液体が溝から垂れているような表現が出来ます。
特徴的なパラメータ
液体が下に垂れる長さ(Lengthの間違い?)




Leather Wear


説明

入力テクスチャ備考
曲率
AO
Input GrungeUse Custom Grunge有効時のみ

溝以外の部分をレザーの質感でマスキングします。
Cloth Wear で出来たマスクにレザーの質感をブレンドしたほうが柔軟性は高そう。楽したいときにこっちを使う?




Light


説明

入力テクスチャ備考
ワールド法線
特徴的なパラメータ
ライトの位置をオブジェクトを中心に回転移動させる。

Horizontalは横に回転(砲丸投げ風)

Verticalは縦に回転(日が昇ったり沈んだりする感覚)
ハイライトとは書いているが、要はライトの当たる範囲を広げる度合い

ライトをベイクするためのマスクとして使えそうです。
ワールド法線は向きを表現しているので、改造して位置テクスチャをうまく使えば影もベイク出来るかもしれませんね。(シェーダーを作る並の苦労がいりそうですが)

そもそも影を計算できなければライトベイクする必要性があるのか

もしくは、フレネルエフェクトのような物も表現出来そうです。エンジン上でリアルタイムに反映させる事が出来るかは不明ですが、、

法線ベースのマスキングなので、下図のように自作ノーマルの特定の方向を抜き出す事は出来ます。





Mask Builder


説明

入力テクスチャ備考
AO
曲率
ワールド法線
位置
Grunge Input
Grunge Input 2
Scatter Input
AOと曲率の入力は必須です。

いわゆるマスクツクールです。
他のマスクジェネレータの機能をいっぱいまとめたようなジェネレータです。
パラメータ数は多いですが、大体は他のジェネレータと同じです。Scatterだけが特殊ですので解説します。



このように、入力テクスチャをデカール風にペタペタはりつけます。
Scatter これの数値を上げないと全く生成しない

Scale テクスチャ全体の大きさ

Density デカールの量

Size デカールの基本サイズ

Size Variation デカールサイズのランダム幅

Opacity Variation デカールの不透明度のランダム幅


Scatterを使いたいという理由があればMask Builderを用いるのはアリだと思います。
それ以外であれば他のジェネレータを使った方が簡潔で高速です。




Metal Edge Wear


説明

入力テクスチャ備考
曲率
AO
ワールド法線Use Triplanar有効時のみ
位置Use Triplanar有効時のみ
Grunge InputUse Custom Grunge有効時のみ

金属の擦れた感じです。バケツの縁の部分が削れたような感じになります。これで水平部分にGrungeが入らなければ使い勝手がいいのに。。。



Paint Wear


説明

入力テクスチャ備考
AO
曲率


ペイントが剥がれたようなマスクです。バケツでいえばペンキ汚れ的な感じもアリかと




Selective Dirt


説明

入力テクスチャ備考
曲率
Variation MaskOverride variation mask有効時のみ

Selectiveという言葉から、いろんなマスクを作ってそれぞれ選択できるのかと思いそうですが、単に凹凸部分にDirtを乗せるだけのシンプルなノードです。





Sun Bleach


説明

入力テクスチャ備考
ワールド法線
AO

Lightとほぼ同じ。こちらは真上からのライティングしか出来ません。ちなみにLightのVertical Angleを90にしたら結果も同じです。
Lightの方がAOの入力もいらないです。

なんのためにあるのか、やはり意味があるのかも





Surface Brush


説明

入力テクスチャ備考
曲率
AO
ワールド法線
位置グレースケール

表面をブラッシングしたような感じでしょうか。
ブラッシングということで、溝にはマスクがつかないようになっています。これは便利。
ノイズを入力できれば使い道は広がりそうでした。




総評

基本的に溝をマスキングする機能があれば十分っぽい印象です。

  • LightBottom To TopGround Dirtのように特殊で面白い効果を得られるものもありますが、通常の用途ではEdge Selectあたりにノイズをかぶせたりして使うのがいいのではないかと思います。
  • 場合によって、Dripping RustDustLeaksは使えると思います。
  • デカールを張り付けたいような時はMask Builderを使うといいと思います。

平坦な部分にノイズが載る系のマスクは、工程がいい具合に省略出来る時だけ使うと良いでしょう。

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