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前回、反復ノードはブレンドノードのようなものと言いましたが、実はそれ以上の機能を持っています。
その機能を使うためには、関数を作る必要があります。
何も変数(インプットパラメータ)を宣言していないにも関わらず、$numberというIntergerもしくはFloat型の変数がある事に気づくと思います。(他にもありますが)
変数名の先頭に$がついているのは、システム変数と呼ばれるもので、Substance Designerがあらかじめ定義している変数です。
$numberは以下のように扱われます。
図の関数グラフでは反復ノードの反復回数が6に設定されているため、$numberの持ちうる値は0〜5です。計算結果は 0/6, 1/6, 2/6, 3/6, 4/6, 5/6 となり、ちょうど一周させています。
SubstanceDesingerはプロシージャルでテクスチャを作りますが、意外と単純なデザインが苦手です。線の厚みの変化が非常に作りにくく、この雪の結晶を作るだけで割と手間がかかっています。。
フォントに対応とか、自由変形系のトランスフォームノードやラティスが使えるノードが追加されたりしたらまた違うんですけどねー。。。
現状、こういうデザイン系のテクスチャはイラレで作るべきでしょう。(SVGノードからパスを使う事も可能なので、それを使うのもアリ。パスなのでデータ量も多くないでしょう。使いにくいけど)
また現状、FX-Mapでの回転は、クワドラント内で生成したパターンのみの回転、スケールしかないのも残念です。
クワドラントに、ブランチオフセットのようなパラメータ(例えばブランチ回転・ブランチサイズみたいなの)があれば、FX-Mapグラフ内で出来ることがさらに増えてグラフ内がスッキリするでしょうに。
- 応用 反復ノード
- 位置オフセットに適用時の注意点
図のようにFX-Mapと図柄のノードを準備する(図柄は自由) |
反復ノードの反復回数を6にする |
パターンを回転 の関数を作る |
その機能を使うためには、関数を作る必要があります。
図のようにノードを作成 |
変数名の先頭に$がついているのは、システム変数と呼ばれるもので、Substance Designerがあらかじめ定義している変数です。
$numberは以下のように扱われます。
$number | 初期値は0。次に接続された反復ノードでのみ機能。反復する度に数値が1増えていく |
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SnowCrystal.sbs |
フォントに対応とか、自由変形系のトランスフォームノードやラティスが使えるノードが追加されたりしたらまた違うんですけどねー。。。
現状、こういうデザイン系のテクスチャはイラレで作るべきでしょう。(SVGノードからパスを使う事も可能なので、それを使うのもアリ。パスなのでデータ量も多くないでしょう。使いにくいけど)
また現状、FX-Mapでの回転は、クワドラント内で生成したパターンのみの回転、スケールしかないのも残念です。
クワドラントに、ブランチオフセットのようなパラメータ(例えばブランチ回転・ブランチサイズみたいなの)があれば、FX-Mapグラフ内で出来ることがさらに増えてグラフ内がスッキリするでしょうに。
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