お城好きな自分の情報整理、城についての勉強「城勉」を日々まとめて行こうかと思いまして作りました。

 

基本情報

城名二曲城【ふとげじょう】
別名
城郭形態山城
所在地石川県白川市出合町
遺構郭、空堀、虎口

この城あの人

築城者: 
城主: 二曲右京進、鈴木出羽守

織田信長の加賀一向一揆攻めに対する抵抗拠点の城。
麓の鈴木氏邸の詰城。標高268mの大日川の河畔にある丘陵山頂に位置する。

この城のおも城さ

本郭の建物跡
  • かまど跡や井戸、溜め桝跡など、建物の跡だけでなく生活感のあるパーツが見られる。
本郭からの鳥越城

☆☆☆ My Best Point ☆☆☆
  • 鳥越城がかなり近いことがよくわかる。また鳥越城の門が目印。
  • 眼下の田園風景も素晴らしい。
  • 鳥越城は正面丘陵の頂上。
石切場
  • 入り口に大量の伐採木、枝葉があり進入が困難だった。足場も悪く注意。
  • 石壁に囲まれた空間でその中心に立つと、神秘的な感じがする。

訪城後記

登城口〜三の郭、二の郭

登城口には、湧き水とお地蔵さん。湧き水は飲めないが手を清めることはできよう。


登城口から登って行くと左へ折れて登って行くことになる、堀切。
かつての登城口なのか、観光用のルートか不明。しかし、はっきりとしたV字だ。


三の郭をへて、二の郭、そしてさらにその上の本丸(一の郭)を目指す。
二の郭と一の郭の間から、三の郭、二の郭を振り向き眺める。
正直、三の郭と二の郭の境が不明瞭だ。
また一の郭への道は、急勾配。慎重にあるくべし。
一の郭

現代的な緑色の土のうで作られた(再現された?)、土塁を抜ければ、一の郭だ。
土のうの出現に面食らう。石畳も造られている。


手前に見える木杭のようなものは、門の跡を示したものらしい。
木々もなく、周囲を遮ることの無い360度のパノラマ。
山頂に展開する建物あとには、かまど、井戸、溜め桝 などの生活感が感じられるパーツがある。
中央の社が、古く、今にも飛んでいきそう。社だけでも新しくできないのか。。。

写真左手の方を眺めると、鳥越城を望むことができる。絶景。
二班に分かれて頂上で何かライトなどで合図し合うのも面白いかも。(狼煙は無理だろう)
一の郭〜石切り場

下山ルートは登城とは別の道で、石切り場の前を通るが、その手前にある倉庫跡と空堀、土塁跡。
再び緑色の土のうによる土塁の再現に驚いたが、整然と並んでいると逆に綺麗かも。

石切り場の前には、流木か伐採木か分からないが、乱雑に木々が積まれていて進入が困難。
また石切り場の中は、石が大変崩れやすい上、腐った丸太などが散在していて足を取られる。注意が必要。

攻略への道


【車の場合】
  • 国道360号の道の駅、一向一揆歴史館を目指すとよい。
  • 一向一揆歴史館の脇の道から山へ登ると、数台分の駐車場があり、そこからすぐのところに登城口がある。
(断然、車の方がいい)

【公共交通機関の場合】
  • JR金沢駅よりバス47分、鶴来で乗り換え、バス(阿手行き)で40分、上出合で下車。徒歩3分。

城下町ナビ

一揆そば@一揆そば長助

(写真は、冷やしそば。温かいそばも当然ある)
  • 道の駅より国道360号を東へ。トンネルを抜けて左手の角にある。
  • 田舎の古民家風の風情のある店内
  • 太めのコシのあるそばに、山菜やきのこ、団子などが具沢山
  • そばの他、旬の山菜の天ぷらなどもある。

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

管理人/副管理人のみ編集できます