基本情報


略歴

ラコルニア帝国カルカシア領で代々内政官を排出してきた貴族の生まれ。
英才教育を施され、若年からその頭角を現し始め、内政官として国内の治安改善、福祉制度の充実など帝国民の生活を守る政策に尽力し、帝国民からの信頼も得ていた。
だが、ラコルニア帝国民以外の者に対しては冷たく、基本的に「ラコルニア帝国さえ発展すればいい、その中でもカルカシア領土さえ繁栄していれば、それ以外の地はどうなっても関係ない」という思想をもっていた。

カルカシア領主ティアに心酔し、内政と戦略面で彼女を支えた。
レアルーシの命令により、クレアクライシスとの戦いがはじまるが、カルカシア領は山賊団アザルの襲撃を受けた為、これを迎撃する為に遠征軍を送らなかった。
これは、彼女自身が山賊団を操ってカルカシアへ攻めさせ、それを迎撃する口実で遠征に一切関わらないという策謀であった。
だが、唯一の誤算として、自らが操った山賊団アザルが予想以上の大攻勢で攻め込んできたため、これに対処するべくミューゼルも芝居ではなく本当に出陣。
計略と懐柔策を用いてアザル山賊団の基盤を切り崩し、大きな痛手を与えた。
だが、この戦いにおいても、レアルーシクレアクライシスの戦いの顛末が決まるまでの時間稼ぎの為、アザル山賊団をあえて壊滅させず、まさに「生かさず殺さず」のまま掌の上で転がし続けた。
ティアセリーナが、テレーゼの仲裁により和解すると、もはやアザル山賊団を残しておく意味はないと、それまで泳がせていた彼らを容赦なく壊滅させ、自らもロイカーンの戦いへと赴いた。

ロイカーンの戦い終結後は、ティアの依頼によりレアルーシの元でクレアクライシスとの和睦締結に奔走したが、テレーゼが外交といった表での働きなら、ミューゼルは和平に反対する派閥の解体に暗躍など、裏で動いた。

人物

  • 明るく礼儀正しい性格で誰に対しても丁寧な口調で話すが、敵対する相手からすれば、それが恐怖を与えるほど穏やかな笑顔だったという。
  • 帝国貴族としての英才教育は内政官としてだけでなく、謀略・政略など裏の世界に属する事柄にまで及んだが、本人は特にそれらの力を行使する事に後ろめたさや罪悪感を感じたことはなかった。
  • 「人はみな平等であり、貴族でも平民でも命の価値は等価だ」という思いがある一方で、帝国以外を下に見ており、アザル山賊団などに対する際はその命を何とも思っていなかったようである。時にはアザル山賊団の捕虜をわざと奪還させ、その行方を追跡してアジトを突き止めて殲滅し、利用するだけ利用した捕虜を再び捕らえる等していた。
  • 美しい女性、可愛い女性を愛し、それを自分の手で汚す事に倒錯した悦びを覚える悪癖があったと言われる。
  • アザル山賊団によっていくつかの村や集落が壊滅させられたが、実はミューゼルが指示した帝国軍の仕業だという説もある。その一方で山賊団や民衆に多大な犠牲者を出した大規模な山火事が発生した際は、この鎮火と救助に尽力したとされる。
  • その最後は諸説入り乱れている為、はっきりとした没年は不明。「表舞台から姿を消し、帝国を裏から支えた」、「テレーゼの婚約者の怒りを買って殺された」、「帝国の悪行を隠匿するために口封じをされた」、「アザル山賊団の生き残りに報復された」など、様々な証言・憶測が残っている。

関連項目

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