基本情報


略歴

ゾリメック国に代々仕えた内政官の家に生まれる。
サリーアと同じ年に生まれた事もあり、表向きは主従関係ではあるが、プライベートでは親友、もしくは姉妹のような交流をしていた。
サリーアと同じく平和を夢想し、乱世の世となった事に心を痛めるが、ネモリアの戦いにおいてはサリーアを守るために参戦するなど、常に彼女の傍らで補佐し続けた。

帰順によってロードレア国の将になってからもしばらくは内政官として勤めていたが、レイとの結婚をきっかけに職を辞して民となる。
その後もサリーアとの付き合いは生涯変わることなく続き、ゾリメック城の戦いにおいては、将ではないものの夫レイを補佐する形で協力する。

710年にサリーアが病没すると、体調を著しく崩すが一度は持ち直す。
しかし、718年に夫レイが亡くなると、後を追うようにエリスも没した。

人物

  • ゲーリー国のリディアニーグが、ゾリメック国を自国に抱き込む策謀を巡らせていた頃、策の一環として、サリーアだけではなくエリスもアゾル国の兵に扮した暗殺者に襲わせるというものがあった。実行はされなかったが、この時彼女の存在がそれだけ要人として認識されていた証拠である。
  • 彼女の残した日記が後世発見されたが、当時のゾリメック国の風土から民衆の祭り、更に将軍たちの私生活やサリーアの人となりについて詳細に書かれているため、歴史資料としても価値が高い。
  • サリーアと並び、「ゾリメック城の二輪華」とうたわれるほど美人であり、彼女との結婚を狙う男は多かったが、父が「自分が認めた男以外との結婚はありえない」と、それらは全て跳ね除けられている。レイとの交際や結婚は彼女の意思であり、父親は当初反対をしてはいたが、最終的には認めてくれたと前述の日記に記されている。夫婦仲は睦まじく、子供は男子1人、女子2人に恵まれている。

関連項目

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