概要

カルディアの戦いとは、ラドリザン1259年4周期、ラグライナ帝国とシュツットガルドの間で行われた戦いである。

戦闘に至るまでの背景



ラグライナ帝国は、カルディアを中心に街道の大整備を行っていた。
これは、戦乱の時代を終わらせ新たな繁栄の時代を迎えるべく、交通と流通を発展させるためのルディが望んだ一大事業であった。
だが、当時帝国内乱戦争の混乱に便乗して、独立を宣言し自治都市を名乗ったシュツットガルドは、この街道整備が、自分達への進軍の布石ではないかと不安に思っていた。
更に、独立宣言時に駐屯していた帝国兵を撃退し、捕虜を虐殺していた為、その報復を恐れていた。
シュツットガルドとしては、帝国内乱戦争が長期化することで、自分達の存在感は増し、どちらかが手を結びにくることで、立場も強化されると思っていたが、想像以上に早くラグライナ帝国は再統一されてしまい、完全に戦々恐々とした日々を送っていた。
これらの要素に加えて、セリーナ暁の守人を使って噂を流し、帝国進軍はもはや事実と判断したシュツットガルドは、街道工事中の工兵に軍勢を派遣した。

両軍の戦力

攻撃側守備側

シュツットガルド
軍勢
ラグライナ帝国軍
総兵力2000兵力総兵力6000
総指揮
軍師
主要参戦者






カレン

ラビー





戦闘経緯



この時、工事の視察として派遣されていたカレンラビーの両将軍は、シュツットガルド軍出陣の報告を聞くと、すぐさまカルディア駐屯軍を率いて出陣し、シュツットガルド軍を撃退した。
戦闘そのものは、自暴自棄となったシュツットガルド軍を、帝国軍が一方的に駆逐する戦いに見えたが、その裏ではセリーナがこの戦いを扇動し、シュツットガルド軍は、「帝国軍が一時的に後退した」という彼女の偽情報に釣られて出陣した可能性が高く、決して「自暴自棄」ではなかった。

戦いの結末

その後、シュツットガルドは都市にて守りを固めたが、ラグライナ帝国はそれ以上の攻撃はしなかった。
だが、この戦いは、クレアムーンに大きな影響を与えた。
今回の出陣がラグライナ帝国の侵攻の再開では、と懸念したクレアムーンは、ラグライナ帝国を警戒。それを察した帝国も、ルディの国書を送り、今回の戦いは偶発的な事故と説明したが、一度疑惑をもってしまったクレアムーンにとっては、全ての言葉に裏があるのではと、疑念を持ち続けることとなった。


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