六界全史

• 名前　マリミア・ファートレット
• 生没　ザールック　（2573〜3331）
• 出身　アトレティア国
• 種族　魔族
• 性別　女

ザールックで最大の勢力を誇るアトレティア国ガザデルー派閥の一人。
アトレティア国は、傀儡である国王と、軍事顧問であるジルダーが最高の地位にいたが、ジルダーは領土拡大に興味を持たず、実質的にはガザデルーたち各方面の艦隊司令官が自由に外征を行っていた。
派閥の中枢はガザデルー個人の幼馴染で固められていたため、例え手柄を上げても他所者がそこに付け入る隙はなかった。
これが後のロザンドをはじめとする派閥争いに発展するが、その反面彼らガザデルー派閥の団結力を強固なものとしていた。

数々の戦場で手柄をあげ、3329年、戦史上最大の激戦として名前を刻むリゼルバの戦いにも参戦、この戦いでアーズ国のラシャを討ち取る。

ジルダー出奔に端を発した後継者を巡ってのアトレティア内乱でもガザデルー軍の先鋒として活躍。
内乱を勝利して、ガザデルー派閥はアトレティア国を手に入れるが、この内乱によって疲弊した状態で、強襲を仕掛けてきたアーズ国軍との決戦にもつれ込み、ルクフェルの戦いに突入。
この戦いにおいてアーズ国の宿将ゴルドバを打ち破るものの、大勢は決し、サウラ部隊との交戦によって戦死した。

• 好戦的な性格で攻勢には強いが、知略や防衛には弱い。しかしその破壊力は凄まじく、ガザデルー軍の中では猛将シゴラを差し置いて最大兵力を預けられるほどである。
• マントの中に数々の武器を隠し、笑顔で相手に近づき一撃で仕留める戦いを得意としていた。

• LOST MOON FLEET