基本情報


略歴

アトレティアロザンドの部下で四天王の一角を担う。
何か明確な目的があるわけではなく、単に戦場の高揚感のみを楽しみ、戦いという行為そのものを手段ではなく目的としていた。
死の商人であるコルディアロザンドに取り入ろうと接近した時も、その財力だけを利用する進言をする。

3330年、ジルダー出奔からはじまったアトレティア内乱の争いで、ロザンドガザデルーと並び最有力候補であった。しかし、突如ビーストバリア国がロザンドに攻撃を仕掛け、グスティナの戦いになだれ込む。
当初は無謀な突撃と思われたこの戦いだが、ビーストバリア国の遠謀により、マルラはガイラスと共に既にビーストバリア国への内応を約束していた。こうしてマルラは、主人であるロザンドの戦死を手土産にビーストバリア国に寝返る。
このときも、ガイラスは、このままロザンド派閥に残っても身を滅ぼすという見通しから裏切った事に対して、マルラの裏切りの動機は「気分転換」程度のものであったという。

その後、トリスの戦いマドリアルの戦いを経て六界連合軍に参戦し、ルーイガルド侵攻作戦に従軍。
六界連合軍によるルーイガルド侵攻作戦がはじまると、ルーイガルド17327年カティアの戦いハイネスブルの戦いカスタリアの戦いに参戦。連合軍再編成により第8部隊所属の将軍となり、グラーバルミッドガルツという、生まれも経歴も全く異なる将と混成部隊を組んだ。
連合軍が陸路と海路の二手に別れた時は陸路部隊に編入され、17328年ガルーダ攻略戦に参戦、苦戦しながらもビアスコア帝国との決戦に勝利する。
かつて共にロザンド派閥に所属していたガイラスは、この六界連合軍の戦いにおいても、常に敵将と連絡をとり、戦況をみていつでも寝返る準備をしていたのに対し、マルラは多少落ち着きを持ち、終始六界連合軍に徹して戦場を転戦した。
しかし、最終決戦となったシャクティアナ帝国とのエリス・ラゴンの戦いにおいて、グラスシードローラルの猛攻撃を受け、第8部隊は半壊、グラーバルの到着まで持ちこたえることができず、ミッドガルツと共に戦死する。

人物

  • 彼女は六界連合軍においては、心を入れ替え連合軍に徹したのか、ガイラスと同様内通の準備をしていたが、彼と違いたまたま裏切るタイミングがつかめず、その証拠が出なかっただけなのか、今となってはそれを確かめる術はない。
  • 敵の油断を誘うため、外見を変える呪いを自身にかけ幼女の顔をしている。本当の顔は同僚ですら見たことはない。(レキレキが年齢と不釣合いな幼女の姿をしている理由がいまだに謎なのとは違い、彼女の場合は法術にある程度心得のある者なら姿を変えている事を見破ることができる)

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