六界全史 - バーン (山賊団アザル)



基本情報


略歴

父が山賊団アザルの一員であったことから物心ついた時から山で育ち、山地の植物に詳しく、幼くして薬草や毒薬を作る程の知識を見せた。
後に山賊内の内部抗争で両親を失うと、護身用として毒物を持ち歩く様になった。
ルイーザにその知識を買われ側近に抜擢されると、山賊団の内部抗争や、外敵との戦いでその毒が幾度となく活躍したと言われる。
しかし、それは同時に仲間からも恐怖と不審の目で見られる諸刃の剣でもあった。

ラコルニア帝国との戦いが終わった後、ルイーザ達と共に新天地を求めて旅立つが、1532年に行われたバシュルカ湖族との戦闘直後、謎の失踪を遂げる。
その直前、バーンはラコルニア帝国から訪れた使節を門前払いしているが、そのことと失踪との関連性は不明である。

人物

  • 敵対する人物を次々と毒殺したと言われているが、その性質上記録に残っておらず、本当に彼女の手によるものだったのか、単なる病死を後世において「彼女の仕事」としたのかは不明瞭な部分が多く、その意味では暁の守人と通じるものがある。
  • バーンが愛用していた剣は、1565年にラコルニア帝国のブラックマーケットで発見されるが、刀身には毒が染み込み、誤って怪我をした商人が命を落とすという、数十年たってもその毒が劣化していなかった逸話がある。

関連項目