ステータス | |
---|---|
CV | 沼澤 岳史 |
レアリティ | ★★ |
属 性 | 無 |
職 業 | マジシャン |
最高レベル | 100 |
最大体力 | |
最大攻撃力 | |
最大素早さ | |
アビリティ | |
アタックライズ(Lv25) 攻撃力を10%上昇 | |
奥の手(Lv50) 奥義ゲージの増加率が10%上昇 | |
特 性 | |
- |
「あー!もう俺の負けでいいよ!!なんだってんだ!!」
机をドンと叩くと、男は椅子から立ち上がった。
机の上に置かれたボードに並ぶ駒が衝撃でフラフラと揺れる。
ハンデとして「後手四手待ち」だけでなく、エンペラーを守る最重要の駒「グリフォン」を抜いた状態で対局を開始したものの、エニルが29手目を差し終わった所で詰みとなった。
「一つアドバイスをするとすれば、もう少し落ち着いて考える事だな。視野を広く、次の一手、その次の一手を深くまで読めば・・・」
そこまで話すと、ゲームを観戦していた別の男がエニルの肩を叩く。
「エニル。あいつはお前みたいに頭が良くないんだ。あんまりイジメてやるなよ」
「私がイジメている?そんな事はないぞ。ただ勝つためにどうすれば良いかを・・・」
周囲の男達はやれやれという表情で散り散りになっていく。
「あのな・・・たまには手を抜かないと、賭けにならねぇんだよ・・」
エニルは椅子から立ち上がり、周囲に目を向ける。
「賭け?おい!どういう事だ!私は何も聞いていないぞ!」
「ゲームは強いのに、そういう所鈍感だよなぁエニルは・・・。ま、抜けた所もあるから秀でた所もあるって事か?よし、そろそろ次の任務行くぞ。戦場では手抜くなよ」
傭兵の兵舎に取り残されたエニルはため息を吐くと、杖を持ち一小隊の指揮官としての顔に切り替えた。
机をドンと叩くと、男は椅子から立ち上がった。
机の上に置かれたボードに並ぶ駒が衝撃でフラフラと揺れる。
ハンデとして「後手四手待ち」だけでなく、エンペラーを守る最重要の駒「グリフォン」を抜いた状態で対局を開始したものの、エニルが29手目を差し終わった所で詰みとなった。
「一つアドバイスをするとすれば、もう少し落ち着いて考える事だな。視野を広く、次の一手、その次の一手を深くまで読めば・・・」
そこまで話すと、ゲームを観戦していた別の男がエニルの肩を叩く。
「エニル。あいつはお前みたいに頭が良くないんだ。あんまりイジメてやるなよ」
「私がイジメている?そんな事はないぞ。ただ勝つためにどうすれば良いかを・・・」
周囲の男達はやれやれという表情で散り散りになっていく。
「あのな・・・たまには手を抜かないと、賭けにならねぇんだよ・・」
エニルは椅子から立ち上がり、周囲に目を向ける。
「賭け?おい!どういう事だ!私は何も聞いていないぞ!」
「ゲームは強いのに、そういう所鈍感だよなぁエニルは・・・。ま、抜けた所もあるから秀でた所もあるって事か?よし、そろそろ次の任務行くぞ。戦場では手抜くなよ」
傭兵の兵舎に取り残されたエニルはため息を吐くと、杖を持ち一小隊の指揮官としての顔に切り替えた。
コメントをかく