高速移動
最終更新：
gogogogogo 2015年12月11日(金) 18:38:18履歴
目次 
- 始めに
- メカニズム
- ニュアンス
- 練習の仕方
- 最後に
始めに
頻繁に話題になるものの決定的な記述がない高速移動について、簡潔に書いてみました。
PCの空き容量が増え次第動画を作り、わかりにくい説明の補足にすると同時に、日を置くことで見えてくる不満な点の加筆訂正も行う所存です。
間違っている点、理解に苦しむ点、疑問に思った点がございましたら、チャットの方でご指摘いただけるとうれしいです。
メカニズム
移動スタミナ、前々スタミナという概念を理解し、高速移動の仕組みを知ろう。
移動キャンセルとは
移動キャンセルとは移動中、動作が完了する前に反対方向に移動入力することである。
これは無限に使えるわけでなくスタミナがあり、移動のスタミナと呼ぶ。
ラッシュスタミナとよく似た挙動をし、移動キャンセル1回が黄日本のジャブ1発に相当する消費具合で、スタミナが0になってからわずかに回復するまでの時間は、ラッシュスタミナのそれに等しい。
前々（まえまえ）とは
前々とは素早く前連打し前に2歩移動すること。3歩以上連続で進めないのはご存じのとおり。前々が可能かどうかを示す前々スタミナは、0か1か。前々のひとたびの使用で即、空になる。次に使えるようになるまでの時間は、ラッシュスタミナ、移動スタミナに同じ。
さてここで、時間経過を待つほかに前々スタミナを回復させる手段があるのがミソで、後ろ入力で前々スタミナは回復する。
高速移動とは
つまり高速移動とは、前々→移動キャンセルで前々スタミナ回復→移動キャンセルして前々→…という動作により可能になっている。
良い高速移動とは、前々スタミナを回復させる後ろ移動のできるだけ早い段階で、つまり後ろ移動が見えるか見えないかのタイミングで、前移動による移動キャンセルをすることで実現する。
※前々スタミナの挙動についての補足
- 前入力受付後、再度の前入力で前々移動をしない場合、前々のスタミナは0になる。（つまり前に一歩進みきった直後に前々を出すことはできない）
- 前々において、2つ目の前入力は移動キャンセル1回分とみなされ、移動スタミナが消費される。
- 前々スタミナを回復させる後ろ入力自体では移動スタミナは減らない。2つ目の前入力のキャンセルとみなされた場合（早めのタイミングで後ろ入力した場合）にスタミナが減る。
最後に、端から端まで高速移動で詰める様子を見て、どんなふうにスタミナが配分されているか確認してください。
(後日動画)
ニュアンス
前々からの移動キャンセルをかけるタイミングの差異という近視的な部分に始まり、移動キャンセルを挟んだどちら側で前々を使うか、試合のどの局面で高速を使うか、果ては、どの試合で高速を使うかという巨視的な領域に至るまで、高速の多様性を演出する機会は際限ない。
入力の密度
前々入力の密度、移動キャンセルとの往復の密度によって、移動の様子が変わってくる。
- 前々入力、移動キャンセルとの往復を比較的早く行う場合
○ 最高速で詰めることができる
○ 距離の調整が容易
× 移動スタミナを一気に消費してしまう
× 入力が難しめ
- 前々入力、移動キャンセルとの往復を比較的ゆっくり行う場合
○ 長距離を詰めることができる
○ 移動スタミナの燃費が良い
○ 入力が易し目
△ 最高速ではない
(後日動画)
３歩の間合い
3歩の間合いで 前後前前 前前後前 のどちらを得意とするかによってプレイヤーに個性が出ている。ちなみに私は３歩の間合いでは前前後前ばかり使うが、よく連戦させていただく方に前後前前を試みたところ、攻撃がよく入ったという経験がある。
スタミナ配分
試合のどの場面で高速移動を使うか、いろいろなスタンスがある
- 先手先手で仕掛けて状況的、心理的ともに圧力をかけていくスタンス
- 3歩の間合いを保ち、踏み込みの深い先手、カウンターの後手と、バランスよく振り分けるスタンス
- スタミナ切れの相手を追いかけて仕留めるために温存しておくスタンス
などなど、試合のどの場面で使うかで個性が出る。勿論一人のプレイヤーが状況に応じて使い分けることも可能であり、上級者は状況に応じてこれらを使い分けてくる。相手のスタミナを読んで狙いを推測し、対応しよう。
練習の仕方
��Chromeのシークレットモードで2窓して同じ部屋に入る
��高速移動+ダウン技を相手が瀕死になるまで繰り返す
��もう片方で高速移動+ダウン技を繰り返す
- シークレットモード以外の窓を閉じておくと試合後にキャッシュが残らず、入室規制にならない。
- キャラは高速移動が決まりやすい青日本orタイがおすすめ。膝orハイ単発でテイクダウン。
- 端から端まで全て高速で移動するのは、スタミナ的に難あり。移動ジャブで距離を詰めてから高速を開始しよう。
- 操作していない方の画面に、対戦相手から見た自分の姿が映っている。確認しよう。ラグがあるのでやりすぎると勘が狂うかもしれない。たまには自分の画面をみて、相手画面を横目にとらえる程度にして休憩するといい。
(後日動画)
最後に
自分の場合、高速移動らしきものがたまにできるようになるまでに3か月、そこそこ満足いく移動ができるまでにはさらに半年かかりました。そして完成にはまだまだ至らずといった状況です。
高速は使えたら楽しいものですので、環境的に無理なのではと邪推する前に頑張って練習してみてください。
コメントをかく