実装が確定するや否や、多くのタガタメユーザーを歓喜の渦に巻き込み、所持できなかった暁には引退すると公言するユーザーが相次ぐなど、絶大な人気を誇る、ディスガイアコラボで実装されたコスプレローザ。
スレではエローザの愛称で親しまれており所有者は羨望の眼差しを受けること間違い無し。
※
ラハールと同じくガチャ1%枠なのでただでさえ出にくい上、選べるチケで
ラハールを取る人が多そうなので所有者少なめ?
第一ジョブは
夜魔族という種族のコスプレであり、第二ジョブの
エンハンサー、第三ジョブの
魔界魔法使いも含めて全て魔職での構成となる。
第三ジョブの魔界魔法使いもディスガイアのコスプレであり、まさかの「ぽこん魔法使い」が実装されるとは嬉しい誤算であった。SDの出来も非常に良く一見の価値あり。
まず目玉の夜魔族だが、一言でいうと万能型魔法使い。
移動4とジャンプ2という、魔職にしては高機動な点が特徴。加えて15凸ジョブマ装備フル強化の時点で、HP600弱・物防250弱・魔防360弱と耐久力も水準以上。素早さも同条件下で130を超えており、総じて魔職の中では破格のスペックである。
ここに第二ジョブのエンハンサーから高速チャージを付け、第三ジョブの魔界魔法使いのマインドマスタリ(最大ジュエル増加)を付けるのがオーソドックスなスタイルか。ただし一番詠唱の遅い魔法でも速度が300あり、無詠唱も夜魔、魔法使い合わせて3つあるため、高速チャージを外しての使用も充分に考えられる。
また通常攻撃の射程が2(槍と同じ、ただし貫通はしない)あり、他の魔職よりかは多少安全な位置からジュエルを貯めることが出来る。
メインスキルに目を向けると、無詠唱でHP回復効果付きのヒップアタック(射程2)、自身と上下左右の味方のジュエルを回復するイビルヒーリング、ともに詠唱速度が500と最速レベルで広範囲に効果があるダズリングステージとツインアトリビュートの4つをメインに保有する。
基本魔夜技は無詠唱で消費ジュエルが低く(20)、射程4のレイジングドローミが使いやすく、物攻と素早さを下げるデバフ効果のセクシーオーラを使ってのサポートも可能。
自身がリーダーになるとさらに耐久力と高速詠唱に磨きがかかり、およそ万能に見受けられる彼女だが、敢えて弱点をあげるとすれば、前述のレイジングドローミ以外のスキルはすべて消費ジュエルが30以上とやや燃費が悪く、加えて通常攻撃時の獲得ジュエルがそこまで多くないことも災いして、ややガス欠に陥りやすい体質であることぐらいか。
体型維持のためには是非も無いよネ!
とはいえ、初期ジュエルは200程度の満タン状態から始まるし、通常攻撃は「参照値が魔攻1.5倍の物理攻撃」と高水準であることから、最悪通常攻撃とヒップアタックを交互に繰り返すだけでもそれなりに戦える。
魔界魔法使いはHP回復とジュエルリジェネを付与するメインスキルのエナジーポーションと、基本スキルの炎・風・水属性の魔法が使いやすいものの、移動力や素早さが夜魔族よりワンランク落ちることもあり、やや使いにくいイメージが残る。ちなみにジュエルリジェネは自身にも可能であり、3ターンでペイできるので費用対効果は大きい。
他に留意すべき点としては、夜魔族は武器が装備できないという点があるが、これは某レターで4月中旬にアクセサリーの複数装備実装が控えていることもあり間もなく解消されるはず。
総評として高水準のステータスで攻撃もサポートもこなせる万能ユニットであるが、燃費は多少悪く、耐久があると言っても他の魔職に比べてということなので過信は禁物といったところか。
また同時に実装されたラハールがゲームバランスを壊しかねないキャラなので、純粋な強さという点ではやや霞んでしまうが、可愛さという点では絶大な威力を誇る。
排出率はタガタメ史上最低水準だが、最後の良心である選べるチケットもあるので、彼女のペットとなって、世界を赤と黒に染め上げるお手伝いをして差し上げよう。