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商品の写真や説明などをインターネットのオークションサイトに掲載して出品し、利用者が希望価格を入札して落札する商品取引きをインターネット・オークションといいます。このような取引きは、店舗を持たない個人でも簡単に出品するなどができて便利ですが、一方で非常に多くのトラブルも発生しています。

このオークション詐欺の手口としては、以下の3つがあります。

• 次点落札詐欺
• 自車操業詐欺
• なりすまし詐欺

次点落札詐欺とは、落札はできなかった２番目・３番目等の値段で入札した人に、直接取引きを持ちかけて詐欺に及ぶ行為をいいます。
出品者を装った第三者が、オークションサイトを経由せず、メールなどで直接取引きを行うなどの手口が特徴です。
対策方法としては、オークションサイトを経由しない個人間の直接取引きには応じないようにすることです。

オークションでの自転車操業とは、手元にない商品を出品し、落札・入金を確認した後に、その代金で商品を購入して落札者に送ることを繰り返す行為をいいます。
自転車操業でオークションを行うと、最終的には出品者が破綻することは明らかです。しかし、出品者は破綻する前に大量の商品を出品し、落札・入金を確認すると商品を購入せずに落札者との連絡を絶つという行動に出ます。
対策方法としては、納期が長い出品者、大量出品している場合などは警戒し、避けるようにしましょう。

他人のＩＤとパスワードを勝手に使用して出品し、詐欺に及ぶ行為を「なりすまし詐欺」といいます。
なりすまし詐欺の特徴としては、過去の出品履歴とは異なる種類の商品を出品する。 最終出品日から時間が経った出品をするなどが挙げられます。
対策方法としては、落札専門の利用者が出品していたり、過去の出品履歴と見比べて、異なる種類の商品が出品されている場合は注意しましょう。





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