この戦術は上記のカプセル法やヴェルレーヌお嬢様法でも併用できるので純粋に独立した戦術とは言いがたいのだが、徹底してやることによって専用スキルなしに倒せてしまう。
考え方は簡単。バハムートオメガはHPが一定値以下になったときに特殊行動をするのだが、その境界値を二つ同時に踏み越えるようなダメージを一度に与えた場合、より後段階の方の特殊行動一つしかやってこない。要するに、HP104883近くまでちまちまと削った後、一気に26220以上のダメージを与えてHP78661未満に落とせば、HP80%のときの隕石とHP60%のときの援軍&ブレスアタックが同時に条件を満たし、援軍&ブレスアタックのみが行われる――
隕石をスキップできるのである。同様にHP65552近くまで削り、次に再び26220ダメージを一気に与えてHPを39330未満に落とせば二度目の隕石もスキップできる。最後の隕石雨あられはスキップこそできないものの、近づいてきたという警告が出たターンにもう一度最大攻撃を与えて倒してしまえばいい。
考え方こそ簡単だがクソ難しく、はっきり言って独立戦術としてはまったくおすすめしない。
まずもってして、1ターンに26220以上のダメージを与えられる氷属性戦力を持っているなら、たいがいカプセルも出せるか発動型の対炎シールドを複数キャラが持っているはずで、どうせ他の戦術でなんとかなるのである。したがってこの隕石スキップ戦術
のみを頼みにバハムートオメガを撃破しようなどと考える人間は、なにかしらの縛りを自分に課している物好きに限定される。
これは、そんな物好きが組んだ、カプセルも発動型対炎シールドもないということをはっきりわからせるためのパーティである。
ほとんどだれの参考にもならないと思うが一応解説。
- チェクラス:JOB2で運用して火力最大にしつつ太陽風すら一発も食らえない背水の陣を敷く。
- リヴァイアサン:唯一のぬるい選択肢だがいないとまず勝てないのでしょうがない。
- ビッグコルプ:カプセルも発動型対炎シールドも持たない氷属性キャラというと、こいつを使うしかない。
- ザン:同上。ちなみにバハムートオメガをついに一度も殴ることなくミスって太陽風で死んだ。要らないじゃん。
- ゲゴナゴ:隣接で魔攻を+15%でき、回復もでき、なにより太陽風から逃げ回りつつチャンスを狙うために操作時間+3秒が特効。
- コルプヒール:回復&火力のすさまじい底上げ。この戦術を採用する場合は必ず使うことになるだろう。
ほとんどだれの参考にもならないと思うが一応注意点。
- 共通戦術と同じ配置で始めたいが、最初の太陽風縦列に耐えられる面子がゲゴナゴとリヴァイアサンしかいない。この2人を片側に集めてバハムートオメガがそちら側あるいは真下に動くように祈る。
- 太陽風は一発も食らえないので行動パターンを紙にでも書いて目印でも置いて絶対に次のバハムートオメガの行動を忘れないようにする。特殊行動の後などはとくに忘れやすい。
- いちいち確認しながら根気よくちまちま削ってなるべくHPを隕石境界値ぎりぎりに近づける。
- イルドレイクの殴りダメージが馬鹿にならないので援軍が来たら優先して雑魚掃除。
- 隅にはなるべくキャラを置かないようにする。最も怖いのは追い詰められて逃亡不能の状態で太陽風を食らうこと。管理人は実際にこのミスでザンを焼き殺されたが、他のキャラだったらそこで終了だった。
- この編成だとチェクラスのブリザードエッジ横列が入らないと26220以上のダメージはまず出ないので、一気に削る段には必ず横挟み。もちろん魔攻アップ効果も最大限受けられるような配置にしたいので、逃げ回りながらバハムートオメガが都合の良い場所にやってくるのを待つ。焦ってはいけない。
そんなわけで、
めでたく撃破。