カワカノ

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　タイトルは「スタックド・ラビッシュ」と読みます。通称スタラビ。

　CDジャケットは実在する廃墟を撮影した写真を使っています。ルキさんがネットで岩手県・松尾鉱山にあった「平和学園」を撮影した写真を見つけて、デザイナーさんに「ここで撮りたい」と相談したところ、「今どうなっているかわからないから現場の状況を聞いてみる」と撮影者のかたに連絡し、結局その人が撮影したものを許可をもらい使わせてもらうことになったとのことです。*1

　アルバムタイトルは、「STACKED＝積み重なった」「RUBBISH＝一つの魂」という意味です。
　ルキさん曰く「とりあえず『積み重ねる』という言葉が頭の中にあったんです。
　Filth in the beautyとHyenaを振り返ってみると、そこで表現しているのは確実に自分の中にあるものだったと思い当たる部分があって。それは決して必要なものではなくて、要らないんだけどそれがあるからこそ成り立ってるものでもあった。それが『クズ』とか『ガラクタ』という言葉に結びついたんです。それで調べていくうちにRUBBISHという言葉がいいなと。
　それでアルバム全体をあらわすなら『積み重なった一つの魂』になると思ったんです」とのことです。*2

　ルキさん曰く「アルバムではREGRETやFilth in the beautyでまだ提示できていないことや、やりたいことを全部見せたかった。ひとつのバンドでいろんなことをやるのは結構難しいじゃないですか。でも俺の中では『1曲1曲を違うバンドみたいにしたい』という想いが昔からあって。単一の世界感ではなくて、ガゼットの全てが味わえるアルバムにしたかった」とのことです。*3