1

物部布都の場合。
お菊と布団の中でイカせっこして、互いの親密度を高める。
「ふああぁぁっ♪菊ぅっ♪お菊ぅぅっ♪そんなに、乳首ばっかり舐めちゃやだあぁぁっ♪」
とは言っても幽霊を感じさせることは中々難しいらしく、いつも布都が一方的に嫐られている。その上お菊が相当なテクニシャンなものだから、余計にたちが悪い。物部布都は今日もこうして、乳首をかりかりと執拗に甘咬みされ、愛液を吹き出しながら、絶頂を繰り返す。
お菊はお菊で無言で彼女の桜色の突起にかぶりつき、霊体のひんやりとした指先で、熱を帯びた膣の壁をこりこりと刺激する。
お菊の股にも物部布都の手が伸びてはいたが、掌は肉の三角州にむっちり挟み込まれたままで、彼女をイかせる為に伸ばしていた手のひらは、むしろお菊の淫貝の形と太腿の感触を淫靡に伝えてしまい、その興奮を更に高ぶらせてしまっていた。
「だめ、だめぇっ♪イっちゃうよぉっ、お菊お菊お菊うぅぅっ♪」
「……♥」
今宵もお菊の勝ちのようだ。勝利の余韻か、少女を弄ぶ事への楽しさか、お菊の口端は満足気に持ち上げられていた。

2

二ッ岩マミゾウの場合。
火星人に自らを捧げ実験台となり、相互協力の姿勢を見せる。
「あ゛ぁあっ♪やめろ、それっ、頭ぐちゃぐちゃに、なるぅっ♪あぐ、ぐぅぅううっ♪」
今宵は彼らの宇宙船に招かれて、実験室の中、全身の穴という穴にぬめる触手を突っ込まれていた。当然耳からも触手を突っ込まれいるから、頭の中までこねこねと撫でられているのか時に苦しげな声を上げていた。獣の耳は敏感に出来ているだろうから、その気持ち悪さ、想像を絶する。
「うあ゛あぁぁぁっ♪ぎもちいい、あたま、あたまこ゛われるぅぅううっ♪あ゛っ、あぁぁぁあっ♪」
…触手が悪い所に触れたらしく、狸の大将は狂ったように叫び出してしまった。当の火星人達はというと、事務的に機械の操作を続け、異世界の言葉で目の前の淫獣について議論を繰り返していた。粘液と触手に塗れる彼女を淡々とモニタリングしていく光景はややシュールに見える。
と、様子を観察している間にも、尻穴に入れられた触手から緑色の泡が噴出された。溢れた泡は徐々に股間に集まっていき、やがてむくりと肉の塊に変貌する。形状は男の一物そのものだった。
…彼女の夜はまだまだ長そうだ。

3

雲居一輪の場合。
八尺様と知恵の輪遊びで親交を深める。
「やだっ、また負けちゃうぅっ♪やだやだ、やだあぁぁっ♪」
知恵の輪といっても、使うのは自分達の体だけ。暗闇で八尺様の大きな体に固められつつ、そこから一輪が脱出する遊びだそうだ。だが、脱出出来なければ尻の谷間に擦り付けられた"一尺様"がずぶりと突き刺さってしまう。彼女もまた布都と同じように、一方的に犯される日々を送っている。
「うぁあっ♪だめぇっ、あついの当たってるからぁっ♪それ以上突き出さないでぇぇっ♪」
唯一脱出した右足が虚しくばたつく。ぷりぷりと小刻みに動く尻はむしろ誘っているようにも見え、八尺様も興奮を押さえられなくなったのだろう、そのまま勢い良く腰を突き出した。
負けが込んだ肉穴はすっかり一尺様が収まるように拡張されてしまっており、罰ゲームをいとも容易く受け入れる。全ての襞を平らにならしながら、子宮の小孔をごすりと叩きつけた瞬間、一輪が呻き混じりの嬌声を上げた。
ぽぽぽぽ、という異形の声は一輪の体への興奮にも聞こえたが、果たして。

4

豊聡耳神子の場合。
マントに自らの体液を吸わせる。
「ふぅうううっ♪もっと、もっとだっ♪もっと私の体液をっ、吸ってくれぇっ…♪」
赤のマントは長くて細長い絨毛のような触手が這い、執拗に彼女の下半身に粘液を滴らせながらブラッシングし続ける。
青のマントは丸いぶどうの実のような触手が震え、ぷるぷると小刻みにバイブレーションして彼女の上半身を撫で回す。
恐ろしいのは、豊聡耳神子の度胸。「見られてると興奮するから」という理由だけで、わざわざひと目に付かぬ仙界ではなく、人里の路地裏でオカルトマントに聖人エキスを吸わせている。
マントにくるりと包まれているから、中で何が起きてるか気づくものはいないだろうが、それでも触手はより濃厚な体液を求め蠢き続ける。
赤も青も次第に徐々に神子の汗の味に飽きたのか、次第に動きを下半身へと侵攻させていく。細い触手と丸い触手が黄金水を求めて執拗に陰部を撫で回すと、彼女も刺激に耐えられず、望み通りに液体を垂れ流した。
「――〜くぅぅうっ♪♪♪」
じょろじょろという音と光無き目で放尿に酔いしれる姿に指導者の威厳は見られないが、本人が良いならそれはそれでいいのかもしれない。

5

ふむ、椛の話を元に再構築してみましたが、こいつは中々の特ダネ。
オカルトはこういう使い方も出来るのですねぇ、面白いものです。
その上オカルト単体の強さに反映されるなんて、いやらしい方々にとっては願ったり叶ったりという訳ですね。
さてさて、こいつをもっと推敲・脚色して、明日の朝刊にでも載せてしまわないといけませんね。
出来れば他の方のオカルトトレーニングも椛に覗いて貰って、情報を集めておきましょう。
いや、はたての念写を待ってから、写真付きでばら撒いたほうがインパクトはあるかも・・・?
うーむ、スピーカーはスピーカーで色々考える事が多くて大変ですねぇ♪
・・・あら、こんな夜中に外から足音。
それも複数なんて、一体どこのどなたでしょう?

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