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(Tewi Inaba:永夜抄)( Inaba Tei:花映塚)( Tei Inaba:求聞史紀)
備考
- 因幡
- 令制国の一つである因幡國(いなばのくに)。今で言う鳥取県東部にあたる。
- 因幡の白兎
- 『古事記』に登場する兎。
- 白兎はこの後に神とされ兎神として祀られる。
- 鳥取県鳥取市にある「白兎神社(はくとじんじゃ)」の主祭神は因幡の白兎で「白兎神」として奉っている。
参考 白兎神社 公式サイト
- 鳥取県鳥取市にある「白兎神社(はくとじんじゃ)」の主祭神は因幡の白兎で「白兎神」として奉っている。
- 鎌倉時代の一部資料では白兎は元は高草郡(たかくさぐん/たかくさのこおり)の竹林に住む老兎であったという記述がされている。
- 東方儚月抄 〜 月のイナバと地上の因幡では「たかくさごおり」と表記されている。
備考
- てゐ
- 天為
- ひらがなの「て」と「ゐ」の字源となる漢字は「天」と「為」。
- 天為とは天のなすわざのこと。思いがけぬ幸運を指して使われることもある。
- 対義語は人為。「人」+「為」で「偽(にせ)」。てゐは嘘つき。
もともと「偽」という漢字は「人為」と同じ意味を指す言葉で今のように嘘やいつわりを指す意味はなかった。
中国において人為を退け、天為に従うことをよしとする老荘思想が広がった際に「偽」を嘘やいつわりとする用法も広まったとされる。 - 陰陽道における「身固式」の呪文の冒頭
「天を我が父と為し、地を我が母と為す」。
- 丁(てい)
- 4番目という意味。
十二支でウサギをあらわす「卯」は四番目。
- 4番目という意味。
- 竹取物語冒頭
「いとうつくしうてゐたり」
- 天為
- 大国主神
- 代表的な国津神(くにつかみ)の一柱で、国造り神話・国譲り神話で有名。
国譲りの後は出雲大社に祀られる。- 上記の因幡の白兎の逸話から、「医療の神」としても祀られる。
関連:借符「大穴牟遅様の薬」 - この話の後に少彦名(スクナビコナ、関連:少名針妙丸)と共に国造りを行う。
- 息子に建御名方神(タケミナカタ、関連:八坂神奈子)などがいる。
- 上記の因幡の白兎の逸話から、「医療の神」としても祀られる。
- 代表的な国津神(くにつかみ)の一柱で、国造り神話・国譲り神話で有名。
- 地上の兎 (永夜抄、儚月抄REX第1話)
- 月の兎との対比。
- 幸運の素兎 (花映塚、求聞史紀)
- 因幡の素兎から。
- 飛び跳ねる兎の大群 (文花帖)
- てゐは永遠亭に住む大量の兎のリーダー。
- 巧言令色の素兎 (茨歌仙)
- 巧言令色(こうげんれいしょく)(出典:『論語』)
- 巧いことを言い、人にへつらう愛想を振りまいていること。
- 因幡の素兎は和邇(ワニ)を言いくるめて海を渡った。
- 巧言令色(こうげんれいしょく)(出典:『論語』)
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