忘却からの帰還〜Intelligent Design - 聖書によれば「飢饉のときも銭払え」
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聖書によれば「飢饉のときも銭払え」「施しには対価を」「施しの対象は厳格に判断を」


保守的なキリスト教徒たちには、政府による福祉の全廃を主張する者たちがいる。もちろん、それは彼らにとってのキリスト教の教義の則ったものであり、その根拠となる記述も聖書にある。以下は、かなり強い、福祉反対の主張の例である。その主たる根拠を「テモテへの手紙一 第5章」においている。
[ The Bible Speaks On Welfareon Faith Bible Baptist Church]

Since 1964 the United States Governments (Federal and State) have transferred over five trillion dollars from the middle class and the rich to the poor. Are the poor better off today or have they become more enslaved and dependent on government?

1964年以降、米国政府(連邦及び州)は、ミドルクラスと金持ちから貧乏人へ5兆ドルを移転した。今日、貧乏人の生活は良くなったか?それとも、より政府の虜になり、依存するようになったか?

How much is five trillion dollars? A billion dollars is one thousand million dollars. A trillion dollars is one thousand billion dollars, thus five trillion dollars is five thousand billion dollars. That amount is inconceivable to the human mind. That is how much government has taken from the middle and rich class and transferred it to the poor. This money did not cost the poor anything. They did not have to earn it. It was given them.

5兆ドルはどれだけか?10億ドルは100万ドルの1000倍だ。1兆ドルは10億ドルの1000倍だ。従って、5兆ドルは10億ドルの5000倍だ。この額は人間の心には想像もつかない。これが政府がミドルクラスと金持ちから貧乏人へ移転した金額だ。このお金を手に入れるのに、貧乏人は全く負担していない。貧乏人は稼ぐ必要はない。お金は貧乏人に与えられる。

This scenario described is why so many are up in arms about the subject of welfare. There are still over three million Americans on the welfare rolls. Some are being helped by it and learning to stand on their own feet someday. This is the goal. Others have become enslaved by it and are dependent on it. Some are second, third and even fourth generation dependents on welfare. There are special cases where some are worthy of help and compassion such as the disabled veteran, other disabled, orphans, handicapped, retarded and other extraordinary cases. These can be helped when there is no one else to help them.
~< この描かれたシナリオは、何故かくも多くが福祉の対象となっているかだ。いまだ300万人の米国人が福祉の対象となっている。一部はそれに助けられ、自らの足で立とうと学んでいる。これが目標だ。他の者はこれの虜になり、依存している。一部は2世代目、3世代目、さらには4世代目が福祉に依存している。傷病軍人や障碍者や孤児や知恵遅れや例外的事例など、助けと同情に値する特別な事例がある。誰も彼らを助ける者がいなければ、彼らは助けられるべきだろう。

The average middle class worker today works till the middle of May each year for the government. Everything they earn from January till about the middle of May is taxed and taken by the government in some form. These hard working people are feeling slighted that some of their money is given to some poor people who have not earned it and do not deserve it. Needless to say, welfare is a very volatile subject and our goal again is to find out what the Bible says.
~# 平均的なミドルクラスの労働者は毎年5月半ばまで政府のために働いている。1月から5月半ばまで稼いだ分は課税され、何らかの形で政府に取られる。その金の一部が、稼ぎも奉仕もしない貧乏人に渡っていることで、よく働いている人々は自分たちが軽んじられていると感じている。言うまでもなく、福祉は非常に不安定な問題であり、我々の目標は聖書が何を言っているかを見出すことだ。


1. No work, no eat.
働かざる者、食うべからず

テサロニケの信徒への手紙二 / 3章 6-12節 : 兄弟たち、わたしたちは、わたしたちの主イエス・キリストの名によって命じます。怠惰な生活をして、わたしたちから受けた教えに従わないでいるすべての兄弟を避けなさい。あなたがた自身、わたしたちにどのように倣えばよいか、よく知っています。わたしたちは、そちらにいたとき、怠惰な生活をしませんでした。また、だれからもパンをただでもらって食べたりはしませんでした。むしろ、だれにも負担をかけまいと、夜昼大変苦労して、働き続けたのです。援助を受ける権利がわたしたちになかったからではなく、あなたがたがわたしたちに倣うように、身をもって模範を示すためでした。実際、あなたがたのもとにいたとき、わたしたちは、「働きたくない者は、食べてはならない」と命じていました。ところが、聞くところによると、あなたがたの中には怠惰な生活をし、少しも働かず、余計なことをしている者がいるということです。そのような者たちに、わたしたちは主イエス・キリストに結ばれた者として命じ、勧めます。自分で得たパンを食べるように、落ち着いて仕事をしなさい。

This is the simplest answer in the Bible concerning the subject.
これは、福祉についtrの聖書にある最も単純な答えだ。

2. A man who does not take care of his own is despicable.
家族の世話をしない者は卑しい。

テモテへの手紙一 / 5章 8節 : 自分の親族、特に家族の世話をしない者がいれば、その者は信仰を捨てたことになり、信者でない人にも劣っています。

It is about the worst indictment a man could receive to be called “worse than an infidel.” This is not the governments job, but a man’s job to take care of his own. Even deadbeat dads should be hunted down and forced to care for their own as long as they live. Jesse Ventura, Governor of Minnesota said, “It’s not the governments job to make up for your mistakes.”

「信者でない人にも劣っています」と呼ばれる、人が受ける最悪の告発についてである。家族の面倒を見るのは人のすることであって、政府のすることではない。たとえ疲れ果てた父親であっても狩り出して、生きている限り、家族の面倒を見させなければならない。ミネソタ州知事Jesse Ventura,は「諸君らの失敗の始末をするのは政府の仕事ではない」と述べた。

3. Widows are to be cared for by their family, not government or church.
未亡人は家族によって面倒を見られるべきものであり、政府や教会によってではない。

テモテへの手紙一 / 5章 3-10,16節 : 身寄りのないやもめを大事にしてあげなさい。やもめに子や孫がいるならば、これらの者に、まず自分の家族を大切にし、親に恩返しをすることを学ばせるべきです。それは神に喜ばれることだからです。身寄りがなく独り暮らしのやもめは、神に希望を置き、昼も夜も願いと祈りを続けますが、放縦な生活をしているやもめは、生きていても死んでいるのと同然です。やもめたちが非難されたりしないように、次のことも命じなさい。自分の親族、特に家族の世話をしない者がいれば、その者は信仰を捨てたことになり、信者でない人にも劣っています。やもめとして登録するのは、六十歳未満の者ではなく、一人の夫の妻であった人、善い行いで評判の良い人でなければなりません。子供を育て上げたとか、旅人を親切にもてなしたとか、聖なる者たちの足を洗ったとか、苦しんでいる人々を助けたとか、あらゆる善い業に励んだ者でなければなりません。信者の婦人で身内にやもめがいれば、その世話をすべきであり、教会に負担をかけてはなりません。そうすれば教会は身寄りのないやもめの世話をすることができます。
レビ記 / 22章 13節 : ただし、彼女が子のないまま、やもめとなるか、離婚させられるかして、父の家に戻り、娘であった時と同じになっている場合は、父の食物を食べることができる。一般の人はだれもそれにあずかることはできない。

There is such a widow that is worthy of Church support. She is called a “widow indeed” or “desolate” in this text. As you note the requirements, she is a rare case:

教会から支援を受けるに値する未亡人はいる。そのような女性は「身寄りがなく独り暮らしのやもめ」と呼ばれる。以下の要件からわかるように、それはレアケースである。

・身寄りがない(生存する夫や子供や甥姪などがいない)
・六十歳未満の者ではなく
・一人の夫の妻であった
・善い行いで評判の良い
・子供を育てあげた
・旅人を親切にもてなした
・聖なる者たちの足を洗った
・苦しんでいる人々を助けた
・あらゆる善い業に励んだ

These are certainly extraordinary conditions before such a widow can receive welfare from the church (I Timothy 5:16).

未亡人が教会から福祉を受けるまえに、これらの途方もない条件がある。

4. The extended family is to care for all family members.
老人たちは家族全員で面倒を見るべき

テモテへの手紙一 / 5章 4節 : やもめに子や孫がいるならば、これらの者に、まず自分の家族を大切にし、親に恩返しをすることを学ばせるべきです。それは神に喜ばれることだからです。

Not only should children care for their parents, but nephews should care for their aunts and uncles! We are far from this today. We do not even think like this today. Yet this is Bible.

The word “requite” means “pay back.” If parents have taken care of their children for twenty years at the beginning of their lives, then children should be willing to take care of their parents for twenty years at the end of their lives. The word “piety” means “respect” or “support.” This is God’s social security plan.

子供が親の面倒を見るべきであるだけでなく、甥姪は叔父叔母の面倒を見るべきである。我々はこれからは程遠い。今は我々はこのように考えたこともない。しかし、これが聖書だ。

「恩返し」は「払い戻し」を意味する。親たちは子供を生まれてから20年間面倒を見る。そして、子供たちは親の人生の終わりの20年間の面倒をみようとする。「大切にする」は「尊敬する」あるいは「支持する」を意味する。これが神の社会保障計画である。

5. Government should strengthen the hand of the poor and needy, not weaken it.

エゼキエル書 / 16章 49-50節 : お前の妹ソドムの罪はこれである。彼女とその娘たちは高慢で、食物に飽き安閑と暮らしていながら、貧しい者、乏しい者を助けようとしなかった。彼女たちは傲慢にも、わたしの目の前で忌まわしいことを行った。そのために、わたしが彼女たちを滅ぼしたのは、お前の見たとおりである。

One of the reasons God destroyed the four cities on the plain was that they did not strengthen the hand of the poor and needy.

Government should try to strengthen the poor, not make them weaker. If the government is going to give things away, instead of giving fish, they should give a fishing pole. Then the poor would have the means to go out and catch their own fish. If government, church or individuals help the poor it should only be in such a way to get them started in helping themselves.

This principle is taught in the law of God:

神が平原の4つの都市を滅ぼした理由の一つは、彼らが貧乏人や貧困者の手を強くしなかったからだ。

政府は貧乏人を強くすべきであって、弱くすべきではない。政府が何か与えるなら、魚ではなく、釣竿を与えるべきだ。そうすれば、貧乏人は出かけて魚を取る手段を手にすることになる。政府や教会や個人が貧乏人を手助けするなら、このように貧乏人の自助を助ける形でのみ、なすべきである。

その原則は神の法で教えられている。

レビ記 / 19章 9-10節 : 穀物を収穫するときは、畑の隅まで刈り尽くしてはならない。収穫後の落ち穂を拾い集めてはならない。ぶどうも、摘み尽くしてはならない。ぶどう畑の落ちた実を拾い集めてはならない。これらは貧しい者や寄留者のために残しておかねばならない。わたしはあなたたちの神、主である。

レビ記 / 23章 22節 : 畑から穀物を刈り取るときは、その畑の隅まで刈り尽くしてはならない。収穫後の落ち穂を拾い集めてはならない。貧しい者や寄留者のために残しておきなさい。わたしはあなたたちの神、主である。

ルツ記 / 2章 1-3節 : ナオミの夫エリメレクの一族には一人の有力な親戚がいて、その名をボアズといった。モアブの女ルツがナオミに、「畑に行ってみます。だれか厚意を示してくださる方の後ろで、落ち穂を拾わせてもらいます」と言うと、ナオミは、「わたしの娘よ、行っておいで」と言った。ルツは出かけて行き、刈り入れをする農夫たちの後について畑で落ち穂を拾ったが、そこはたまたまエリメレクの一族のボアズが所有する畑地であった。

By giving away free handouts (the fancy word today is “entitlements”) the poor are weakened. They do not learn the value and self satisfaction of industriousness. The poor should not be weakened but strengthened. People should depend on themselves not on the government.

施し(今は麗しい言葉「資格」)を受けることで、貧乏には弱くなる。貧乏人は勤勉の価値と自己満足を学ばない。貧乏人は弱くなるのではなく、強くなるべきなのだ。人々は政府ではなく、自分自身に依存すべきだ。

6. Even in great distress the poor paid what they could for help from government

創世記 / 41章 53-57節 : エジプトの国に七年間の大豊作が終わると、ヨセフが言ったとおり、七年の飢饉が始まった。その飢饉はすべての国々を襲ったが、エジプトには、全国どこにでも食物があった。やがて、エジプト全国にも飢饉が広がり、民がファラオに食物を叫び求めた。ファラオはすべてのエジプト人に、「ヨセフのもとに行って、ヨセフの言うとおりにせよ」と命じた。飢饉は世界各地に及んだ。ヨセフはすべての穀倉を開いてエジプト人に穀物を売ったが、エジプトの国の飢饉は激しくなっていった。また、世界各地の人々も、穀物を買いにエジプトのヨセフのもとにやって来るようになった。世界各地の飢饉も激しくなったからである。

No handouts here. The poor paid for what they could from the government. Remember, this was all by the directive of God through Joseph who had been sold into Egypt as a slave. He grew and by the blessing of God became second to the leader, Pharaoh, in all the land. Even in great distress the government should avoid the practice of free handouts. Some state governors are replacing welfare with workfare.

ここに施しはない。貧乏人は政府から受けられるものに対価を支払っている。これは、奴隷としてエジプトで売られたヨセフを通した神の指示であることを覚えておこう。彼は育ち、神の祝福で、全土の指導者ファラオに次ぐ地位となった。大いなる苦難のときも、政府は無償の施しを避けるべきである。幾つかの州知事は福祉から、労働を奨励する福祉政策に切り替えている。

7. Government should judge the poor.

詩編 / 72編 2,4節 :王が正しくあなたの民の訴えを取り上げ/あなたの貧しい人々を裁きますように。王が民を、この貧しい人々を治め/乏しい人の子らを救い/虐げる者を砕きますように。
箴言 / 31章 9節 : あなたの口を開いて正しく裁け/貧しく乏しい人の訴えを。
イザヤ書 / 11章 4節 : 弱い人のために正当な裁きを行い/この地の貧しい人を公平に弁護する。その口の鞭をもって地を打ち/唇の勢いをもって逆らう者を死に至らせる。

Some of the poor need a helping hand untill they get on their own feet. This should only be in times of great distress and for as short of duration as possible. Other poor need a kick in the pants. The government should make this righteous judgment. The church should make this righteous judgment. Individuals should make this righteous judgment. Those who are worthy should be helped. Those not worthy should not be helped.

一部の貧乏人は、自らの足で立てるようになるまで、手助けが必要である。これは大いなる苦難のときに限るべきであり、可能な限り期間を短くすべきである。他の貧乏には蹴り飛ばす必要がある。政府は正しい判断をすべきだ。教会は正しい判断をすべきだ。個人は正しい判断をすべきだ。助けに値する者たちを助けるべきだ。そうでないものを助けてはならない。

ヨハネによる福音書 / 7章 24節 : うわべだけで裁くのをやめ、正しい裁きをしなさい。」

Helping the poor is certainly part of the Christian faith. Giving to the poor that be worthy is taught throughout Scripture. Revival in this teaching and practice in the Christian church could relieve all government welfare programs.

Let us illustrate: There are 260 million Americans. Forty percent of them attend some sort of a “Christian” church each Sunday. That is 104 million. These attend 1.5 million churches across America. There are 3 million recipients of welfare in America right now. If each church helped two families get on their feet if possible, welfare could be eliminated. Remember, there was a day when our country did not have welfare. Families and Christians helped each other. Now we have relied on the government and socialism is creeping in. Welfare seems to be the card some in government are playing to promote their socialist agenda.

貧乏人を助けることは、まさしくキリスト教信仰の一部である。助けるに値する貧乏人に与えるのは、聖書全体の教えである。キリスト教会でのこの教えと実践の復活は、全政府福祉計画を救えるだろう。

ちょっと考えてみよう。2億6000万人の米国人がいる。そのうち40%が何らかのキリスト教会に日曜日に出かける。その数は1億400万人。これらは全米150万の教会に出かける。現在、米国には300万人の福祉受給者がいる。各教会が可能なる近隣の2家族を助ければ、政府福祉は不要になる。かつて米国は福祉などなかったことを思い出そう。家族と協会は助け合っていた。今や、我々は政府に依存し、社会主義が這いよってきている。政府の一部の者たちにとって、福祉は社会主義政策を推進するためのカードとなっているようだ。
このキリスト教の教えによると、「飢饉のときも銭払え」「施しには対価を」「施しの対象は厳格に判断を」がご推奨なようだ。


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