最終更新:ID:Wj+HJE2lzQ 2016年08月23日(火) 13:20:01履歴
このシナリオは都市伝説「きさらぎ駅」を元にしたシナリオです。
セッションの時間はオンセで6時間前後になるでしょう。
内容としては、きさらぎ駅とその周囲を中心としたクローズドサークルです。
導入時、電車から始まりますが、どこの駅から電車に乗っても問題無いので、探索者の地域については指定しません。
初対面でも、人によってはそうでなくても構いません。
所持金については脱出時のギミックに使うので、それとなく聞いておくといいでしょう。
推奨技能は特にありませんが、SAN値がそれなりに削れるので、<精神分析>持ちがいるといいでしょう。
セッションの時間はオンセで6時間前後になるでしょう。
内容としては、きさらぎ駅とその周囲を中心としたクローズドサークルです。
導入時、電車から始まりますが、どこの駅から電車に乗っても問題無いので、探索者の地域については指定しません。
初対面でも、人によってはそうでなくても構いません。
所持金については脱出時のギミックに使うので、それとなく聞いておくといいでしょう。
推奨技能は特にありませんが、SAN値がそれなりに削れるので、<精神分析>持ちがいるといいでしょう。
探索者たちは、夜の11時40分頃に電車に乗った。
電車が発車してしばらく経つと、違和感に気付く。
駅から出てもう二十分近く経つというのに、駅に止まる気配がないのだ。
しばらく経つと、電車はトンネルに差し掛かる。
トンネルを抜けると電車は減速し、駅が見えてくる。
「次はきさらぎ――きさらぎです」
あなたたちの誰も知らない駅だった……
駅は静まり返っており、駅員室で寝ている少女以外誰もいない。
駅の外を見回しても、山以外には何もない草原だけ。
そして奇妙なことに気付く。
あれから何分も経っているはずなのに、時間が12時丁度で止まっているのだ。
仕方なく線路を辿り、次の駅を目指す。
トンネルを抜け、そのまま線路を辿っていく。
その先にあったのは、きさらぎ駅。
さっき出て行った筈の駅だった……
電車が発車してしばらく経つと、違和感に気付く。
駅から出てもう二十分近く経つというのに、駅に止まる気配がないのだ。
しばらく経つと、電車はトンネルに差し掛かる。
トンネルを抜けると電車は減速し、駅が見えてくる。
「次はきさらぎ――きさらぎです」
あなたたちの誰も知らない駅だった……
駅は静まり返っており、駅員室で寝ている少女以外誰もいない。
駅の外を見回しても、山以外には何もない草原だけ。
そして奇妙なことに気付く。
あれから何分も経っているはずなのに、時間が12時丁度で止まっているのだ。
仕方なく線路を辿り、次の駅を目指す。
トンネルを抜け、そのまま線路を辿っていく。
その先にあったのは、きさらぎ駅。
さっき出て行った筈の駅だった……
きさらぎ駅とその周辺の空間はシャッガイからの昆虫(以下シャン)によって外部から部分的に隔離されている。
この空間のそもそもの発端は、シャンが地球へ来訪した時へと遡る。
昔、シャンが宇宙船で地球へ来訪した際、宇宙船が故障してしまった。
地球の環境が、シャンの技術との親和性が悪かったからである。
宇宙船の中に留めていたアザトースが維持できなくなり、宇宙船は動力を失ったのだ。
シャンたちは、自らの技術によりアザトースの修復を試みるが失敗。
試行錯誤の後、シャンはミ=ゴに接触。技術提供をしてもらうことにした。
そして、ミ=ゴの脳を操作する技術をシャンが改良し、人間の脳を使って限定的にアザトースを再現することに成功したのだ。
しかし、人間一人では負荷に耐えられず、使用するとすぐに機能を停止してしまった。
そこで、複数の人間をネットワーク状にして並列演算させることで、負荷を軽減する方法を考案する。
擬似的に再現したアザトースにより閉鎖空間を形成し、空間と一体化させることでアザトースの一部として取り込むことだ。
これが、きさらぎ駅とその周辺を含む「停滞世界」の実態である。
この空間のそもそもの発端は、シャンが地球へ来訪した時へと遡る。
昔、シャンが宇宙船で地球へ来訪した際、宇宙船が故障してしまった。
地球の環境が、シャンの技術との親和性が悪かったからである。
宇宙船の中に留めていたアザトースが維持できなくなり、宇宙船は動力を失ったのだ。
シャンたちは、自らの技術によりアザトースの修復を試みるが失敗。
試行錯誤の後、シャンはミ=ゴに接触。技術提供をしてもらうことにした。
そして、ミ=ゴの脳を操作する技術をシャンが改良し、人間の脳を使って限定的にアザトースを再現することに成功したのだ。
しかし、人間一人では負荷に耐えられず、使用するとすぐに機能を停止してしまった。
そこで、複数の人間をネットワーク状にして並列演算させることで、負荷を軽減する方法を考案する。
擬似的に再現したアザトースにより閉鎖空間を形成し、空間と一体化させることでアザトースの一部として取り込むことだ。
これが、きさらぎ駅とその周辺を含む「停滞世界」の実態である。
葉純は、きさらぎ駅の停滞世界に迷い込んだ人間の一人である。
ある日、彼女はきさらぎ駅に迷い込む。
いくら待っても電車は発車する様子はなく、駅にも誰もいないので、線路を辿って次の駅を目指した。
トンネルを抜けて少し後、車に乗った男性(親切さん。NPC欄にて後述)が「近くの駅まで送って行こうか?」と声を掛ける。
葉純はその言葉に甘え、車に乗ることにした。
しかし、車はいつになっても駅に着くことはなく、車は山へと入る。
深い山の中に車が停車すると男は出て行ったので、その隙に山を降りることを決意。
だが、その途中でシャンに遭遇し、寄生されてしまう。
幸いシャンによる洗脳は遅効性であるため正気を保つことができ、山を降りて次の駅へと向かった。
しかし、そこにあったのは「きさらぎ駅」。彼女が迷い込んだ駅だった。
途方に暮れた彼女は、仕方なくここで一晩を過ごすことにする。
目を開けると、駅はまだ夜のままだ。そして、時計を確認した。
その時計は、12時00分をずっと刻み続けていた。携帯を確認しても、時間は正確であるらしい。
そして、少し経つと、一人の人間が迷いこんできた。
少し話すが、きさらぎ駅の閉鎖空間のことを話すが男は信用せず、そのまま言い争いに発展。
そしてその人は出て行ってしまう。
しばらく経つと、また人が迷い込む。少し話した後、彼女は疑問に思った。
「なぜここに人が迷いこんでくるのか?」と。
そして自分の行動を思い出し、一つの結論に至る。
「携帯の電源を落とすことがこの場所に人を呼ぶ条件なのではないか?」と。
それを彼に話すと、それをきっかけに言い争いへと発展。そのまま彼は出て行ってしまう。
駅の中にも手掛かりはない。しかし、周辺には他に何もないのでこの駅で暮らすことにする。
しかし、その内に悪夢に悩まされるようになる。シャンに寄生された影響だ。
その内に、自分が自分であるという感覚すら危うくなってくる。
そして彼女は、自らの腕を傷つけ、その痛みを感じることで、自分が自分であると証明するようになった。
するとシャンの見せていた悪夢を見ることもなくなった。
これは、シャンが融合している間は、宿主の肉体的な状態に影響を受けるためである。
本人の肉体機能が衰えることで、中にいるシャンの動きも衰えるのだ。
しかし、相変わらずこの世界から抜け出す方法は見つからず、経過しない時間だけが過ぎていく。
そして彼女は思った
「ここに人をできる限り呼んで、その人たちに助けてもらえないか」と
だから、彼女はバッテリーがなくなるまで人を呼び続け――そして、探索者たちが呼ばれた。
ある日、彼女はきさらぎ駅に迷い込む。
いくら待っても電車は発車する様子はなく、駅にも誰もいないので、線路を辿って次の駅を目指した。
トンネルを抜けて少し後、車に乗った男性(親切さん。NPC欄にて後述)が「近くの駅まで送って行こうか?」と声を掛ける。
葉純はその言葉に甘え、車に乗ることにした。
しかし、車はいつになっても駅に着くことはなく、車は山へと入る。
深い山の中に車が停車すると男は出て行ったので、その隙に山を降りることを決意。
だが、その途中でシャンに遭遇し、寄生されてしまう。
幸いシャンによる洗脳は遅効性であるため正気を保つことができ、山を降りて次の駅へと向かった。
しかし、そこにあったのは「きさらぎ駅」。彼女が迷い込んだ駅だった。
途方に暮れた彼女は、仕方なくここで一晩を過ごすことにする。
目を開けると、駅はまだ夜のままだ。そして、時計を確認した。
その時計は、12時00分をずっと刻み続けていた。携帯を確認しても、時間は正確であるらしい。
そして、少し経つと、一人の人間が迷いこんできた。
少し話すが、きさらぎ駅の閉鎖空間のことを話すが男は信用せず、そのまま言い争いに発展。
そしてその人は出て行ってしまう。
しばらく経つと、また人が迷い込む。少し話した後、彼女は疑問に思った。
「なぜここに人が迷いこんでくるのか?」と。
そして自分の行動を思い出し、一つの結論に至る。
「携帯の電源を落とすことがこの場所に人を呼ぶ条件なのではないか?」と。
それを彼に話すと、それをきっかけに言い争いへと発展。そのまま彼は出て行ってしまう。
駅の中にも手掛かりはない。しかし、周辺には他に何もないのでこの駅で暮らすことにする。
しかし、その内に悪夢に悩まされるようになる。シャンに寄生された影響だ。
その内に、自分が自分であるという感覚すら危うくなってくる。
そして彼女は、自らの腕を傷つけ、その痛みを感じることで、自分が自分であると証明するようになった。
するとシャンの見せていた悪夢を見ることもなくなった。
これは、シャンが融合している間は、宿主の肉体的な状態に影響を受けるためである。
本人の肉体機能が衰えることで、中にいるシャンの動きも衰えるのだ。
しかし、相変わらずこの世界から抜け出す方法は見つからず、経過しない時間だけが過ぎていく。
そして彼女は思った
「ここに人をできる限り呼んで、その人たちに助けてもらえないか」と
だから、彼女はバッテリーがなくなるまで人を呼び続け――そして、探索者たちが呼ばれた。
きさらぎ駅とその周辺の空間、シャンが限定的に再現したアザトースにより作られた閉鎖空間である。
空間はループ構造になっており、端まで行くと逆側に出る。これは、線路を辿っても草原を進んでも同じである。
この空間内でSANが減る毎に、この世界に飲み込まれ、その人間の動きが停滞していく。
SANの減った割合で、徐々に動きが遅くなっていくのだ。SANが0になると完全に停止する。
元々の早さと比較すると、 現在SAN/元々のSAN の速度となる。
動きが遅くなるのは、「その人間の時間」が遅くなることであり、本人には遅くなっているという感覚はない。
しかし、周囲と比較すると動きの早さに違いがあるので、この事に気付けるだろう。
動きが遅くなればなるほど、周囲からの物理的干渉を受け付けなくなる。
SANが1/5以上低下した探索者は、この速度の違いについて気付くことができるだろう。
<アイデア>
よく観察すると、全員の動きに若干の差異があることが分かる。
※SANの減少率を見て、他の速度がどうなっているのかを描写するといいだろう。
空間はループ構造になっており、端まで行くと逆側に出る。これは、線路を辿っても草原を進んでも同じである。
この空間内でSANが減る毎に、この世界に飲み込まれ、その人間の動きが停滞していく。
SANの減った割合で、徐々に動きが遅くなっていくのだ。SANが0になると完全に停止する。
元々の早さと比較すると、 現在SAN/元々のSAN の速度となる。
動きが遅くなるのは、「その人間の時間」が遅くなることであり、本人には遅くなっているという感覚はない。
しかし、周囲と比較すると動きの早さに違いがあるので、この事に気付けるだろう。
動きが遅くなればなるほど、周囲からの物理的干渉を受け付けなくなる。
SANが1/5以上低下した探索者は、この速度の違いについて気付くことができるだろう。
<アイデア>
よく観察すると、全員の動きに若干の差異があることが分かる。
※SANの減少率を見て、他の速度がどうなっているのかを描写するといいだろう。
二つの緑色の太陽、タールのように黒い水の海岸、そこにいる何匹もの昆虫(シャン)。
少し経つと、突如として炎があたり一面に広がる。
それから逃げるように、虫達は灰色の建物へと避難する。
それを追って、あなたも建物の中へと避難する。
ふと、水面に自分の姿が映る。それは、ここにいる昆虫と同じ姿だった。
<SANチェック0/1d3>
・このSANチェックに失敗した場合、一時的な催眠状態となり、ひとりでに山(正確には山奥にあるシャンの神殿)へ向かおうとしてしまう。
・この悪夢は、シャンの能力によるもので、寄生された者のHPが半分を切った場合、この現象が止まる。
※シャンは、寄生している者の体調に影響を受ける(後述)からである
少し経つと、突如として炎があたり一面に広がる。
それから逃げるように、虫達は灰色の建物へと避難する。
それを追って、あなたも建物の中へと避難する。
ふと、水面に自分の姿が映る。それは、ここにいる昆虫と同じ姿だった。
<SANチェック0/1d3>
・このSANチェックに失敗した場合、一時的な催眠状態となり、ひとりでに山(正確には山奥にあるシャンの神殿)へ向かおうとしてしまう。
・この悪夢は、シャンの能力によるもので、寄生された者のHPが半分を切った場合、この現象が止まる。
※シャンは、寄生している者の体調に影響を受ける(後述)からである
※シャンの精神が寄生される者の肉体と結びつき、精神が肉体の影響を受けるからである。
・半分以下
シャンが一定時間毎に見せている悪夢が発生しなくなる。
・2以下
気絶する寸前、シャンが寄生している者から逃げ出す。
この場合、シャンはダメージを負っているものとして扱い、残りHP1、DEXが半分になる。
・死亡
シャンが死亡する。
当然ながら、寄生されている者も同時に死ぬ。
・半分以下
シャンが一定時間毎に見せている悪夢が発生しなくなる。
・2以下
気絶する寸前、シャンが寄生している者から逃げ出す。
この場合、シャンはダメージを負っているものとして扱い、残りHP1、DEXが半分になる。
・死亡
シャンが死亡する。
当然ながら、寄生されている者も同時に死ぬ。
この空間内で、携帯の電源をオフにすることで、外部から人が招き入れられる。
このことは葉純が知っているが、基本的に教えようとはしない。
行動を起こした後、人が招き入れられるまで時間がそれなりに掛かるため、条件を満たしても即座に人を招き入れる必要はないだろう。
別に、セッション中に人を迷い込ませなくてもいい。
このことは葉純が知っているが、基本的に教えようとはしない。
行動を起こした後、人が招き入れられるまで時間がそれなりに掛かるため、条件を満たしても即座に人を招き入れる必要はないだろう。
別に、セッション中に人を迷い込ませなくてもいい。
名前:篠崎葉純(シノザキ・ハスミ) 性別:♀ 職業:大学生 年齢:19
STR:9 DEX:5 INT:9
CON:12 APP:14 POW:14
SIZ:13 SAN:30 EDU:11
H P:13 M P:14 回避:10 ダメージボーナス:0
※葉純の元々のSANは70
――――――――――――――――――――――――――
[技能]
図書館:50% 聞き耳:56% 他の言語(英語):56%
天文学:71% 物理学:31% 信用:55%
生物学: 2% 運転(自動車):26% 芸術(絵画):53%
――――――――――――――――――――――――――
・所持品
[財布、切符、携帯(ガラケー)、免許証、学生証]
――――――――――――――――――――――――――
[プロフィール]
きさらぎ駅に10年前に迷い込んだ少女。
駅と外の世界では時間の流れが違うため、内部時間ではまだ40日程度しか経過していない。
一度な親切さん(該当のNPC欄を参照)に誘拐されかけたが、隙を見てどうにか逃げ出し、駅の中で生活している。
その最中、シャッガイからの昆虫に寄生され、徐々に正気を減らしていった。
その結果、SANが半分以上減り、停滞世界のルールにより動きが普通の人の半分以下になっている。
探索者が来るまでに、二人の人間が駅へ迷い込んだが、二人ともそのまま外へ出たたきり帰ってきていない。
「山で一度携帯をオフにした」「一人目が出て行った後、携帯を一度付け、消した」
このことで、「携帯の電源を落とすこと」がこの駅へ人を呼ぶ手段だと知っている。
そのため、助けを求めてわざと探索者をこの駅へと招いた。
元々は静岡県の某大学に通っている学生。
大学では天文学を専攻しており、この空間内で見える星が現実のそれとは異なること、山を中心に星が密集していることを知っている。
STR:9 DEX:5 INT:9
CON:12 APP:14 POW:14
SIZ:13 SAN:30 EDU:11
H P:13 M P:14 回避:10 ダメージボーナス:0
※葉純の元々のSANは70
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[技能]
図書館:50% 聞き耳:56% 他の言語(英語):56%
天文学:71% 物理学:31% 信用:55%
生物学: 2% 運転(自動車):26% 芸術(絵画):53%
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・所持品
[財布、切符、携帯(ガラケー)、免許証、学生証]
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[プロフィール]
きさらぎ駅に10年前に迷い込んだ少女。
駅と外の世界では時間の流れが違うため、内部時間ではまだ40日程度しか経過していない。
一度な親切さん(該当のNPC欄を参照)に誘拐されかけたが、隙を見てどうにか逃げ出し、駅の中で生活している。
その最中、シャッガイからの昆虫に寄生され、徐々に正気を減らしていった。
その結果、SANが半分以上減り、停滞世界のルールにより動きが普通の人の半分以下になっている。
探索者が来るまでに、二人の人間が駅へ迷い込んだが、二人ともそのまま外へ出たたきり帰ってきていない。
「山で一度携帯をオフにした」「一人目が出て行った後、携帯を一度付け、消した」
このことで、「携帯の電源を落とすこと」がこの駅へ人を呼ぶ手段だと知っている。
そのため、助けを求めてわざと探索者をこの駅へと招いた。
元々は静岡県の某大学に通っている学生。
大学では天文学を専攻しており、この空間内で見える星が現実のそれとは異なること、山を中心に星が密集していることを知っている。
葉純や親切さん(後述)より、さらに前に迷い込んだ片足の老人。
SANが0になり、この世界に取り込まれた人間の成れの果て。
彼にはシャンは寄生しておらず、テレパシーのようなもので操られているため、単純な動きしかできない。
そのため、言葉を繰り返すだけの存在である。
「危ないから線路の上を歩いちゃ駄目だよ」と言葉を永遠に繰り返し続けている。
SANが0になり、この世界に取り込まれた人間の成れの果て。
彼にはシャンは寄生しておらず、テレパシーのようなもので操られているため、単純な動きしかできない。
そのため、言葉を繰り返すだけの存在である。
「危ないから線路の上を歩いちゃ駄目だよ」と言葉を永遠に繰り返し続けている。
葉純より前にこの世界に迷い込んだ男性。
SANが0になり、世界に飲み込まれて完全に動きが停止してしまっている。
脳内にはシャンが寄生し、手駒として操られている。
この世界に迷い込んだ人間をシャンの元へ連れて行くため、トンネルを抜けた先で車を側に置いて立っている。
探索者には気軽に声を掛け、自分の車に乗るように誘導する。
車に乗った場合、山中へと連れてかいかれる。
探索者に質問をされた場合、基本的に当たり障りのない返答をする。
SANが0になり、世界に飲み込まれて完全に動きが停止してしまっている。
脳内にはシャンが寄生し、手駒として操られている。
この世界に迷い込んだ人間をシャンの元へ連れて行くため、トンネルを抜けた先で車を側に置いて立っている。
探索者には気軽に声を掛け、自分の車に乗るように誘導する。
車に乗った場合、山中へと連れてかいかれる。
探索者に質問をされた場合、基本的に当たり障りのない返答をする。
葉純の後、探索者が来るまでに来た二人。
葉純と会話するが、葉純の言うことが信じられず、そのまま言い争いになり、山へ向かっていった。
山に行ったあとはシャンに捕らえられ、そのままシャンの宇宙船で実験台になっている。
葉純と会話するが、葉純の言うことが信じられず、そのまま言い争いになり、山へ向かっていった。
山に行ったあとはシャンに捕らえられ、そのままシャンの宇宙船で実験台になっている。
駅員室のロッカーにあるペンチのようなものの正体。
駅員が切符を切るためのものだ。
電車内にいる全ての人間が改札鋏で切られた切符を持っている場合、電車が発車する。
※この時、切符の持ち主が誰であるかは関係ない。つまり、葉純の切符を切ってそれを奪って乗ることも可能である。
駅員が切符を切るためのものだ。
電車内にいる全ての人間が改札鋏で切られた切符を持っている場合、電車が発車する。
※この時、切符の持ち主が誰であるかは関係ない。つまり、葉純の切符を切ってそれを奪って乗ることも可能である。
探索者たちは今日の一日を終え、11時40分の電車へと乗る
電車は走りだし、すぐに駅から遠ざかっていく
少し経つと、違和感を覚えるだろう。
駅を出て二十分近くは経過している筈なのに、次の駅へと止まる気配がないのだ。
乗客もよく見ると明らかに少ない。そこには、探索者としてここに招き入れられた人間しかいない。
電車は走りだし、すぐに駅から遠ざかっていく
少し経つと、違和感を覚えるだろう。
駅を出て二十分近くは経過している筈なのに、次の駅へと止まる気配がないのだ。
乗客もよく見ると明らかに少ない。そこには、探索者としてここに招き入れられた人間しかいない。
特に変わったものは見当たらない。
他の乗客もいなければ、忘れ物もない。
一番前の車両へ行くと、運転席へと続くドアは暗幕が掛かったようになっており、先が見えない。
ドアは固く閉ざされており、中から音も聞こえない。
ドアの耐久力は3で、それ以上のダメージを与えると突破することができる。
他の乗客もいなければ、忘れ物もない。
一番前の車両へ行くと、運転席へと続くドアは暗幕が掛かったようになっており、先が見えない。
ドアは固く閉ざされており、中から音も聞こえない。
ドアの耐久力は3で、それ以上のダメージを与えると突破することができる。
無理矢理ドアを突破し、中を覗いた場合、中に誰も居ないことが分かる。
誰もいないのにポルターガイストのように機器が作動し、電車が走っているという奇妙な自体に遭遇した探索者は
<SANチェック0/1d3>
誰もいないのにポルターガイストのように機器が作動し、電車が走っているという奇妙な自体に遭遇した探索者は
<SANチェック0/1d3>
外は、背の高い草が生い茂っている。
だが、明かりもない暗闇なので、それ以上のことは視認できないだろう
暗視ゴーグル等、何らかの方法で外を視認した場合
<目星>
所々に草木の隙間がある。その先には、さらに草が生い茂っており、何もない草原が確認できるだろう。
探索者には心当たりのない場所だ。
だが、明かりもない暗闇なので、それ以上のことは視認できないだろう
暗視ゴーグル等、何らかの方法で外を視認した場合
<目星>
所々に草木の隙間がある。その先には、さらに草が生い茂っており、何もない草原が確認できるだろう。
探索者には心当たりのない場所だ。
電車内を探索してしばらく経過すると、電車はトンネルに差し掛かる。
勿論、このトンネルも探索者にとって心当たりはない。
トンネルを抜けると電車は減速し、駅が見えてくる。
「次はきさらぎ、きさらぎです」 というアナウンスとともに、電車は駅へと停車する。
勿論、このトンネルも探索者にとって心当たりはない。
トンネルを抜けると電車は減速し、駅が見えてくる。
「次はきさらぎ、きさらぎです」 というアナウンスとともに、電車は駅へと停車する。
田舎の何の変哲もない駅のように見えるが、どこか違和感を覚える
<知識>
デザインが古いのだ。全体的なデザインはかなり昔のものな筈なのに、年代と状況が噛み合っていない。
手入れがされていて綺麗に見えるというより、作られてすぐの駅同然なのだ。
<知識>
デザインが古いのだ。全体的なデザインはかなり昔のものな筈なのに、年代と状況が噛み合っていない。
手入れがされていて綺麗に見えるというより、作られてすぐの駅同然なのだ。
ホームは二階になっており、下へと続く階段がある。
電車は駅に止まってからずっとそのままで、走りだす様子はない。
<目星>
いくつかのベンチと駅の名前を示すパネルがある。
パネルには「きさらぎ駅」と書かれている。しかし、前の駅と先の駅の表記が存在しない。
電車は駅に止まってからずっとそのままで、走りだす様子はない。
<目星>
いくつかのベンチと駅の名前を示すパネルがある。
パネルには「きさらぎ駅」と書かれている。しかし、前の駅と先の駅の表記が存在しない。
現代的な普通の時計で、12:00を示していることを確認できる。
※この空間内では、時間が進まないため、表示は12:00のままである。
<目星>
ふと、時計の秒針に目が行く。秒針は時間を刻み、やがて0へと達する。
しかし、時間が進まない。もう一周しても、さらに一周しても時間が進まない。
秒針は、分針を進めることなくループする。
携帯の時計を確認すれば、同じ現象が確認できるだろう。
<SANチェック1/1d4>
※探索者がしばらく経ってもこの情報を入手しない場合、KPはこの情報を自動イベントとして探索者に渡してもいいだろう。
※この空間内では、時間が進まないため、表示は12:00のままである。
<目星>
ふと、時計の秒針に目が行く。秒針は時間を刻み、やがて0へと達する。
しかし、時間が進まない。もう一周しても、さらに一周しても時間が進まない。
秒針は、分針を進めることなくループする。
携帯の時計を確認すれば、同じ現象が確認できるだろう。
<SANチェック1/1d4>
※探索者がしばらく経ってもこの情報を入手しない場合、KPはこの情報を自動イベントとして探索者に渡してもいいだろう。
自販機は今にも壊れそうなほどボロボロで、住所表示もはがされ、ネジ等も所々緩んでいる。
この自販機の耐久力は10であり、それ以上のダメージを与える、もしくは<機械修理>に成功すると破壊することができる。
自販機を壊した場合、中から大量の硬貨が出てくる。
この硬貨を使えば、切符を全て吐き出させる程度の金額はあるだろう。
この自販機の耐久力は10であり、それ以上のダメージを与える、もしくは<機械修理>に成功すると破壊することができる。
自販機を壊した場合、中から大量の硬貨が出てくる。
この硬貨を使えば、切符を全て吐き出させる程度の金額はあるだろう。
駅員が入っていた筈の小さな部屋。
一つの机があり、そこには少女(篠崎葉純。NPC欄を参照)が眠っている。
その上にファイル等が並べられている。
ロッカーの中に工具がある程度入っている。
<目星>
鍵が落ちている。
※この鍵は葉純に繋がれている手錠の鍵であり、これを使うと手錠を開くことができる。
一つの机があり、そこには少女(篠崎葉純。NPC欄を参照)が眠っている。
その上にファイル等が並べられている。
ロッカーの中に工具がある程度入っている。
<目星>
鍵が落ちている。
※この鍵は葉純に繋がれている手錠の鍵であり、これを使うと手錠を開くことができる。
・ファイル
ファイルは全て白紙だ。しかし、ページを最後までめくった時、一枚の紙が落ちる。
紙には正の字が合計で8つ書かれている。合計で40、何かを数えていたようだ。
※これは、葉純がこの駅で寝た回数である。葉純にこのことを聞いた場合、そうだということを教えてくれるだろう。
<目星>
机の引き出しにカッターとその刃を見つける
カッターには血が付着しているようだ。
※少女の腕の傷について既に発見している場合、このカッターで傷つけたものだと推測できるだろう。
ファイルは全て白紙だ。しかし、ページを最後までめくった時、一枚の紙が落ちる。
紙には正の字が合計で8つ書かれている。合計で40、何かを数えていたようだ。
※これは、葉純がこの駅で寝た回数である。葉純にこのことを聞いた場合、そうだということを教えてくれるだろう。
<目星>
机の引き出しにカッターとその刃を見つける
カッターには血が付着しているようだ。
※少女の腕の傷について既に発見している場合、このカッターで傷つけたものだと推測できるだろう。
工具類の入ったロッカー。欲しい工具があればここで手に入るだろう。
この中を調べるとペンチのような物を発見する。
※キーアイテム「改札鋏」
<知識>
このペンチのようなものは「改札鋏」であると分かる。
現在のように改札が自動でなかった時代、切符が使用済みであることを示すために切符にこの鋏で切れ込みを入れるために使っていた。
※<知識>に失敗しても、これがペンチではないということは教えてあげよう。
この中を調べるとペンチのような物を発見する。
※キーアイテム「改札鋏」
<知識>
このペンチのようなものは「改札鋏」であると分かる。
現在のように改札が自動でなかった時代、切符が使用済みであることを示すために切符にこの鋏で切れ込みを入れるために使っていた。
※<知識>に失敗しても、これがペンチではないということは教えてあげよう。
少女はゆっくりとした寝息を立てている。
起こそうとしても、特に起きる様子はないだろう。
<医学>
彼女を調べると、ただ睡眠しているだけのようだ。
ただし、呼吸や脈拍等の生体機能の流れが半分以下に低下している。
しかし、これと言って少女の体調に変化は見られず、至って健康であることが分かる。
医学的には、こんな症状はあり得ないことが分かる。
少女を揺らす等、少女に対して何か干渉をする場合、少女の動きが妙に遅いことが分かる。
これは、SANの減少により停滞世界の徐々に飲み込まれていっており、少女の動きが停滞しているからだ。
少女を調べると、財布、携帯、切符が見つかる。
財布には、学生証と免許証がある。硬貨の類は見当たらない。
学生証と免許証は、11年前のものであるが、少女の姿と見比べても、特に変わった所が見当たらない。
葉純が迷いこんでから内部時間ではそこまで経過していないからだ。
携帯は、バッテリーが完全に切れている。
携帯は当時のものなので、充電器を持っている探索者はいないだろう。
<知識>
この携帯が、10年以上前の機種だということが分かる。
切符は、「きさらぎ駅発」となっている。
切符は特に切られた様子はない。
さらに少女を調べると、腕に切りつけられたような傷がいくつもあることが分かる。
そして、少女の手首は、手錠で机に括りつけられている事がわかる。
※机を調べてカッターを発見していた場合、腕の傷がカッターで付けられたものだと推測できるだろう。
少女を持ち上げようとした場合、見た目以上の重さがあることが分かる。
持とうとするのなら葉純のSIZ×2と探索者のSTRで対抗ロールを行う。
※見た目より重く感じるのは、停滞による物理遮断でこちらからの干渉が半分になっているからである。
起こそうとしても、特に起きる様子はないだろう。
<医学>
彼女を調べると、ただ睡眠しているだけのようだ。
ただし、呼吸や脈拍等の生体機能の流れが半分以下に低下している。
しかし、これと言って少女の体調に変化は見られず、至って健康であることが分かる。
医学的には、こんな症状はあり得ないことが分かる。
少女を揺らす等、少女に対して何か干渉をする場合、少女の動きが妙に遅いことが分かる。
これは、SANの減少により停滞世界の徐々に飲み込まれていっており、少女の動きが停滞しているからだ。
少女を調べると、財布、携帯、切符が見つかる。
財布には、学生証と免許証がある。硬貨の類は見当たらない。
学生証と免許証は、11年前のものであるが、少女の姿と見比べても、特に変わった所が見当たらない。
葉純が迷いこんでから内部時間ではそこまで経過していないからだ。
携帯は、バッテリーが完全に切れている。
携帯は当時のものなので、充電器を持っている探索者はいないだろう。
<知識>
この携帯が、10年以上前の機種だということが分かる。
切符は、「きさらぎ駅発」となっている。
切符は特に切られた様子はない。
さらに少女を調べると、腕に切りつけられたような傷がいくつもあることが分かる。
そして、少女の手首は、手錠で机に括りつけられている事がわかる。
※机を調べてカッターを発見していた場合、腕の傷がカッターで付けられたものだと推測できるだろう。
少女を持ち上げようとした場合、見た目以上の重さがあることが分かる。
持とうとするのなら葉純のSIZ×2と探索者のSTRで対抗ロールを行う。
※見た目より重く感じるのは、停滞による物理遮断でこちらからの干渉が半分になっているからである。
1、夢遊病の葉純を放置していた場合、きさらぎ駅のループ構造を知ることに寄るSANチェック後に少し経つと葉純が戻ってくる。
途中で夢遊病の状態が解けたため、ここまで歩いてきたからだ。
2、葉純の手錠を解除しないで駅に戻ってきた場合、駅員室から「じゃらり」という鎖が動くような音がするのが分かる。
これは、葉純が起きて、手を動かしたために手錠の鎖から動いた為に鳴った音だ。
途中で夢遊病の状態が解けたため、ここまで歩いてきたからだ。
2、葉純の手錠を解除しないで駅に戻ってきた場合、駅員室から「じゃらり」という鎖が動くような音がするのが分かる。
これは、葉純が起きて、手を動かしたために手錠の鎖から動いた為に鳴った音だ。
探索者にとって、葉純の情報は必要だ。必然的に、会話をすることになるだろう。
ここまで来ると、探索者ループ構造を理解しているため、特定の情報を除いて抵抗なく喋ってくれる。
葉純の持つ情報については、NPC欄の葉純の項、「葉純の持っている情報」を参照
ここでの会話で、切符の出し方についてもちゃんと教えてあげよう。
※この情報は、単体ではほぼ入手不可である。
<心理学>
葉純が何か言い淀んでいるように感じる
不利益になるからというより、申し訳ないから隠しているようだ
ここまで来ると、探索者ループ構造を理解しているため、特定の情報を除いて抵抗なく喋ってくれる。
葉純の持つ情報については、NPC欄の葉純の項、「葉純の持っている情報」を参照
ここでの会話で、切符の出し方についてもちゃんと教えてあげよう。
※この情報は、単体ではほぼ入手不可である。
<心理学>
葉純が何か言い淀んでいるように感じる
不利益になるからというより、申し訳ないから隠しているようだ
切符を手に入れ、改札鋏で切ることにより、電車の発車するフラグが立つ。
電車内にいる人間が全員、改札鋏で切られた切符を持っている場合、電車が発車する
→ED1へ
※切符さえ手に入れていれば、ループ後でなくても可能
ただし、切符の情報が葉純からしか手に入らないので、あまり現実的ではないだろう
電車内にいる人間が全員、改札鋏で切られた切符を持っている場合、電車が発車する
→ED1へ
※切符さえ手に入れていれば、ループ後でなくても可能
ただし、切符の情報が葉純からしか手に入らないので、あまり現実的ではないだろう
見渡す限りの草原が広がっている。
線路の先には山が見えるが、他に特に目を引くような物体は見えない。
<聞き耳>
微かに音が聞こえる。リズムを刻む太鼓、それに合わせるかのように断続的に鳴る鈴の音、その音に混じって笛のような音が聞こえてくる。
線路の先には山が見えるが、他に特に目を引くような物体は見えない。
<聞き耳>
微かに音が聞こえる。リズムを刻む太鼓、それに合わせるかのように断続的に鳴る鈴の音、その音に混じって笛のような音が聞こえてくる。
ここまで来たのなら、<聞き耳>をしなくても音は聞こえるだろう。
先に<聞き耳>で音の情報を入手している場合、さっきより音が大きくなっていることが分かる。
それ以上の情報を入手するには、<聞き耳>をロールする。
<聞き耳>
聞こえてくる音にどこか違和感がある。太鼓や笛、鈴の音にどことない違和感を覚える。
その音というより、それに近い何かの音と感じる。
先に<聞き耳>で音の情報を入手している場合、さっきより音が大きくなっていることが分かる。
それ以上の情報を入手するには、<聞き耳>をロールする。
<聞き耳>
聞こえてくる音にどこか違和感がある。太鼓や笛、鈴の音にどことない違和感を覚える。
その音というより、それに近い何かの音と感じる。
トンネルを通ろうとすると後ろから声が掛かる。
「危ないから線路の上を歩いちゃ駄目だよ」と。
振り向くと、老人(片足さん。NPC欄参照)が立っている。
ふと、違和感に気付く。老人の左足、太ももから先の部分が見当たらないのだ。
そして、「危ないから線路の歩いちゃ駄目だよ」と
さっきと同じ語句を、同じ口調で、顔色一つ変えず、録音した音声を再生するように繰り返し続ける。
<SANチェック1/1d3>
「危ないから線路の上を歩いちゃ駄目だよ」と。
振り向くと、老人(片足さん。NPC欄参照)が立っている。
ふと、違和感に気付く。老人の左足、太ももから先の部分が見当たらないのだ。
そして、「危ないから線路の歩いちゃ駄目だよ」と
さっきと同じ語句を、同じ口調で、顔色一つ変えず、録音した音声を再生するように繰り返し続ける。
<SANチェック1/1d3>
トンネルを抜けると、少し先にある砂利道に人影が見える。
近くに行ってみると、それは中年の男性(親切さん。NPC欄参照)だった。
彼は、道に迷ったなら駅に送って行こうか?という
曰く、そこにはビジネスホテルがあるらしい。
駅がどこにあるかと聞くと、車で20分くらい行った先にあるという
<心理学>
成功→彼の発する言葉に彼自身の意志を感じない。
よく観察すると表情が固まっており、目の焦点が合っていないことから、少なくともまともな精神状態には見えないことが読み取れる。
失敗→彼の表情や言葉から何も読み取ることができない。
動きもどこかぎこちなく、何かを隠しているのではないか?と推測できる。
車に乗った場合、砂利道を進んでいき、山に入る。
男の口数は次第に少なくなっていき、最後にはなにも喋らなくなる。
近くに行ってみると、それは中年の男性(親切さん。NPC欄参照)だった。
彼は、道に迷ったなら駅に送って行こうか?という
曰く、そこにはビジネスホテルがあるらしい。
駅がどこにあるかと聞くと、車で20分くらい行った先にあるという
<心理学>
成功→彼の発する言葉に彼自身の意志を感じない。
よく観察すると表情が固まっており、目の焦点が合っていないことから、少なくともまともな精神状態には見えないことが読み取れる。
失敗→彼の表情や言葉から何も読み取ることができない。
動きもどこかぎこちなく、何かを隠しているのではないか?と推測できる。
車に乗った場合、砂利道を進んでいき、山に入る。
男の口数は次第に少なくなっていき、最後にはなにも喋らなくなる。
※葉純の手錠を開放していた場合のみ、自動イベント
<聞き耳>
後ろから足音がする。砂利を踏む足音だ。ゆっくりと、不規則にこちらへ近づいてくる。
振り返った場合、篠崎葉純がそこにいる。
虚ろな目をしながら、ゆっくりと歩いてくる。
そして、探索者たちを素通りすると、砂利道をそのまま歩いて行く。
<医学>
彼女が睡眠下で無意識の状態にあることが分かる。
そして、これは夢遊病特有のものであることが分かる。
原因は諸説あるが、主に精神的なストレスによるものだと考えられている。
そのまま葉純を追う場合、<追跡>は必要ない。
<聞き耳>
後ろから足音がする。砂利を踏む足音だ。ゆっくりと、不規則にこちらへ近づいてくる。
振り返った場合、篠崎葉純がそこにいる。
虚ろな目をしながら、ゆっくりと歩いてくる。
そして、探索者たちを素通りすると、砂利道をそのまま歩いて行く。
<医学>
彼女が睡眠下で無意識の状態にあることが分かる。
そして、これは夢遊病特有のものであることが分かる。
原因は諸説あるが、主に精神的なストレスによるものだと考えられている。
そのまま葉純を追う場合、<追跡>は必要ない。
※自動イベント。適当なタイミングで発動させて構わない
先に夢遊病の葉純のイベントを発生させ、全員がそっちへ向かった場合、帰り道に
親切さんが現れて、イベントを発生させるのもアリだろう。
親切さんとしばらく会話していると、急に彼の口数が少なくなる。
そして、何も喋らなくなり、突然、何かが途切れたように倒れる。
その後、彼の頭から鈴の音に似た虫の羽音が聞こえてくる。
そして、彼の頭からシャンが現れる。
<SANチェック0/1d6>
先に夢遊病の葉純のイベントを発生させ、全員がそっちへ向かった場合、帰り道に
親切さんが現れて、イベントを発生させるのもアリだろう。
親切さんとしばらく会話していると、急に彼の口数が少なくなる。
そして、何も喋らなくなり、突然、何かが途切れたように倒れる。
その後、彼の頭から鈴の音に似た虫の羽音が聞こえてくる。
そして、彼の頭からシャンが現れる。
<SANチェック0/1d6>
砂利道は、途中で線路とは違う方向へ続いている。
この道は、山に向かう道だと分かるだろう。
線路を進んだ場合、程なくして駅が見えてくる。
しかし、そこはきさらぎ駅だった。
<SANチェック1/1d4>
この道は、山に向かう道だと分かるだろう。
線路を進んだ場合、程なくして駅が見えてくる。
しかし、そこはきさらぎ駅だった。
<SANチェック1/1d4>
葉純を追って砂利道を進んでいくと、徐々に傾斜になり、砂利ではなく土の道になっていく。
ここを進むと、山へ続くのだと分かるだろう。
葉純に声を掛けると、彼女は目を覚ます。
「……私、また」
葉純にきさらぎ駅について話を聞こうとすると、信じてもらえないから次の駅に行って欲しいと頼まれる。
ここを進むと、山へ続くのだと分かるだろう。
葉純に声を掛けると、彼女は目を覚ます。
「……私、また」
葉純にきさらぎ駅について話を聞こうとすると、信じてもらえないから次の駅に行って欲しいと頼まれる。
さっきから聞こえてくる音が、さらに大きくなっている。
どこか歪んだ音階で、聞いたこともない音を奏でている。
<聞き耳>
鈴のように聞こえていた音が、今では別のものであるとハッキリ知覚できる。
金属音のような、虫の羽音である。
どこか歪んだ音階で、聞いたこともない音を奏でている。
<聞き耳>
鈴のように聞こえていた音が、今では別のものであるとハッキリ知覚できる。
金属音のような、虫の羽音である。
男の車に乗った場合、この道を進み続け、山中へと入っていく。
道と呼べる道すらない場所を車が進み、やがて停車する。
停車すると、男は何も言わず車から出て行ってしまう。
男を追うのなら<追跡>が必要だろう。
そのまま山を降りるなら道を伝うだけで大丈夫だが、男の後を追って山に入った後、山から降りるなら<ナビゲート>が必要になるだろう。
<天文学>
星を観察すると、星の位置が全体的に歪んでいるように感じる。
山に近づくほどに密集し、山から離れる毎に散在しているようだ。
道と呼べる道すらない場所を車が進み、やがて停車する。
停車すると、男は何も言わず車から出て行ってしまう。
男を追うのなら<追跡>が必要だろう。
そのまま山を降りるなら道を伝うだけで大丈夫だが、男の後を追って山に入った後、山から降りるなら<ナビゲート>が必要になるだろう。
<天文学>
星を観察すると、星の位置が全体的に歪んでいるように感じる。
山に近づくほどに密集し、山から離れる毎に散在しているようだ。
男は木々で覆われた森の中を進んでいく。
奥に向かうにつれ、音も大きくなってくる。
そして、山中を進んで少し後、周囲にかすかな明かりが灯った――そんな気がした。
<目星>
かすかな明かりが、ふと黒い影を照らす。
鳩ほどの大きさの、醜悪な虫(シャッガイからの昆虫)だ。
<SANチェック0/1d6>
シャンは、何かを確かめるように辺りを散策する。
姿を隠すには<忍び歩き>、もしくは<隠れる>が必要。
成功した場合、少し散策した後、奥へと消えていく。
失敗した場合、見つかってしまう。
※戦闘、シャッガイからの昆虫×1
データはルールブックを参照
奥に向かうにつれ、音も大きくなってくる。
そして、山中を進んで少し後、周囲にかすかな明かりが灯った――そんな気がした。
<目星>
かすかな明かりが、ふと黒い影を照らす。
鳩ほどの大きさの、醜悪な虫(シャッガイからの昆虫)だ。
<SANチェック0/1d6>
シャンは、何かを確かめるように辺りを散策する。
姿を隠すには<忍び歩き>、もしくは<隠れる>が必要。
成功した場合、少し散策した後、奥へと消えていく。
失敗した場合、見つかってしまう。
※戦闘、シャッガイからの昆虫×1
データはルールブックを参照
更に先へ進むと、僅かな明かりが見える。
少し進めば、それがかがり火であることが分かる。
前方を見渡すと、開けた空間があり、そこに灰色の建造物があることが分かる。
これは、シャッガイからの昆虫の神殿である。
神殿の入り口は、数匹のシャンが出入りを繰り返している。
もし入ろうとするのなら、戦闘になるだろう。
※戦闘、シャッガイからの昆虫×3
データはルールブックを参照
男は、その中に入っていく。
いくら待っても、帰ってくる様子はない。
少し進めば、それがかがり火であることが分かる。
前方を見渡すと、開けた空間があり、そこに灰色の建造物があることが分かる。
これは、シャッガイからの昆虫の神殿である。
神殿の入り口は、数匹のシャンが出入りを繰り返している。
もし入ろうとするのなら、戦闘になるだろう。
※戦闘、シャッガイからの昆虫×3
データはルールブックを参照
男は、その中に入っていく。
いくら待っても、帰ってくる様子はない。
神殿の中に入ると、そこは奇妙な金属質の通路が続いている。
ひたすら病的にまっすぐの道が続いており、建物の外見からは想像できないほどに長い。
しばらくすると、通路が左右に別れる
<聞き耳>
右の通路から虫の羽音が聞こえる。左からは特に物音は聞こえない。
ひたすら病的にまっすぐの道が続いており、建物の外見からは想像できないほどに長い。
しばらくすると、通路が左右に別れる
<聞き耳>
右の通路から虫の羽音が聞こえる。左からは特に物音は聞こえない。
しばらく進むと、大きな部屋がある。
中央には気味の悪い祭壇があり、その周囲には無数のシャン、そして外なる神の従者が何匹か群がっている。
シャンが探索者に気付くと、探索者を捕らえようとする。
※戦闘 シャッガイからの昆虫×2d6、外なる神の従者×1d3
1ターン毎にシャンは1d3匹の増援
捕らえられた場合、祭壇の中央に連れて行かれる。
他の戦闘で行動不能に陥った場合もここへ連れて行かれる。
少し経つと、祭壇の上の空間が歪む。
何かに引き寄せられるかのように、アザトースが現れる。
<SANチェック1d10/1d100>
※戦闘 アザトース
データはルールブック参照
中央には気味の悪い祭壇があり、その周囲には無数のシャン、そして外なる神の従者が何匹か群がっている。
シャンが探索者に気付くと、探索者を捕らえようとする。
※戦闘 シャッガイからの昆虫×2d6、外なる神の従者×1d3
1ターン毎にシャンは1d3匹の増援
捕らえられた場合、祭壇の中央に連れて行かれる。
他の戦闘で行動不能に陥った場合もここへ連れて行かれる。
少し経つと、祭壇の上の空間が歪む。
何かに引き寄せられるかのように、アザトースが現れる。
<SANチェック1d10/1d100>
※戦闘 アザトース
データはルールブック参照
しばらく進むと、奇妙な部屋がある。
そこには、人間の脳が入った1フィートほどの円筒形の容器(ミ=ゴの脳缶)が無数に並んでいる。
そこから数本のケーブルが伸びており、中央のにある物体と繋がれている。
その材質はこの建物を構成する灰色の金属と同じようだ。
<SANチェック1d3/1d8>
<アイデア>
この機械が、この建物を模していることが分かる。
脳がこの建物に繋がれていることから、この脳がこの建物の何かしらの機能を維持しているのではないか?と推測できるだろう。
<目星>
脳缶のケースをよく見ると、明らかに大きい物がいくつかあることが分かる。
その中には脳は入っておらず、代わりに人間が入っている。
これを葉純が見た場合、<心理学>を必要としなくても分かる程度に狼狽える。
このケースに入った人間の中には、葉純と言い争いになった二人(「前の二人」のNPC欄を参照)が入っていたからだ。
そこには、人間の脳が入った1フィートほどの円筒形の容器(ミ=ゴの脳缶)が無数に並んでいる。
そこから数本のケーブルが伸びており、中央のにある物体と繋がれている。
その材質はこの建物を構成する灰色の金属と同じようだ。
<SANチェック1d3/1d8>
<アイデア>
この機械が、この建物を模していることが分かる。
脳がこの建物に繋がれていることから、この脳がこの建物の何かしらの機能を維持しているのではないか?と推測できるだろう。
<目星>
脳缶のケースをよく見ると、明らかに大きい物がいくつかあることが分かる。
その中には脳は入っておらず、代わりに人間が入っている。
これを葉純が見た場合、<心理学>を必要としなくても分かる程度に狼狽える。
このケースに入った人間の中には、葉純と言い争いになった二人(「前の二人」のNPC欄を参照)が入っていたからだ。
この機械は神殿を模した物であり、同じ物質で作られているため、基本的に破壊することはできない。
ただし、ケーブルと脳缶はその限りではなく、それを破壊することで機械の機能を停止させることができるだろう。
→ED2へ
ただし、ケーブルと脳缶はその限りではなく、それを破壊することで機械の機能を停止させることができるだろう。
→ED2へ
条件:電車内にいる人間が、全て改札鋏によって切られた切符を持っている場合
「電車が発車します」というアナウンスが流れ、電車が発車する。
トンネルを抜けると視界にノイズが走る。
それは、自分たちが普段見ている景色だ。
何度も何度もノイズは流れ、それは徐々に感覚が長くなっていく。
そして、果てしなく長いノイズが流れ、一瞬だけそれが途切れ――
そして少女は口を開く
「ありがとう」
そしてノイズは視界を覆い尽くし、あなたたちは見慣れた電車の中にいる。
電車は駅に停車し、あなたたちは目的の駅へと降りていくだろう。
〜fin〜
「電車が発車します」というアナウンスが流れ、電車が発車する。
トンネルを抜けると視界にノイズが走る。
それは、自分たちが普段見ている景色だ。
何度も何度もノイズは流れ、それは徐々に感覚が長くなっていく。
そして、果てしなく長いノイズが流れ、一瞬だけそれが途切れ――
そして少女は口を開く
「ありがとう」
そしてノイズは視界を覆い尽くし、あなたたちは見慣れた電車の中にいる。
電車は駅に停車し、あなたたちは目的の駅へと降りていくだろう。
〜fin〜
条件:神殿内にある脳缶が繋がれている機械を「脳缶を全て破壊する」もしくは
「機械に繋がれているケーブルを切断した」場合
機械を停止させると、悍ましい声が周囲に響き渡る。
周囲の空間が歪み、中から一本の触手が出てくる。
それは最後の力を振り絞るように探索者達の内一人を掴み、歪んだ空間へと引きずり込む。
この触手は、<回避>で回避できる。
※この場に葉純がいた場合、触手に掴まれる対象は葉純になる。
その空間からもう一本の触手が伸び、もう一人の探索者を掴もうとする。
その触手が探索者に触れた瞬間、その奥にいる「なにか」は断末魔を上げ、霧散する。
周囲の景色が歪み、目に見える色が赤い粒子へと変化していく。
赤い粒子は青い粒子へと徐々に変化していき、青は黄へ、黄は緑へ変化していく。
無限に続くかのように、周囲の色が変化していく。
やがて、視界は黒一色に染まり――
次の瞬間、あなたたちは見慣れた街に立っている。
周囲には人が見当たらないが、設置された時計から人が少ない時間帯だということは分かるだろう。
しかし、妙な違和感がある。なにか、知っている街とは違うような。
ふと、駅が見える。きさらぎ駅にたどり着く前に乗った駅だ。
そこで、違和感がはっきりと知覚できる。駅が妙に古いのだ。
電車に乗る前と今とでは。うろ覚えで分かる程度には……
ふと、携帯を見る。
その時計が指していたのは、あの時から5年後の時間だった……
〜fin〜
「機械に繋がれているケーブルを切断した」場合
機械を停止させると、悍ましい声が周囲に響き渡る。
周囲の空間が歪み、中から一本の触手が出てくる。
それは最後の力を振り絞るように探索者達の内一人を掴み、歪んだ空間へと引きずり込む。
この触手は、<回避>で回避できる。
※この場に葉純がいた場合、触手に掴まれる対象は葉純になる。
その空間からもう一本の触手が伸び、もう一人の探索者を掴もうとする。
その触手が探索者に触れた瞬間、その奥にいる「なにか」は断末魔を上げ、霧散する。
周囲の景色が歪み、目に見える色が赤い粒子へと変化していく。
赤い粒子は青い粒子へと徐々に変化していき、青は黄へ、黄は緑へ変化していく。
無限に続くかのように、周囲の色が変化していく。
やがて、視界は黒一色に染まり――
次の瞬間、あなたたちは見慣れた街に立っている。
周囲には人が見当たらないが、設置された時計から人が少ない時間帯だということは分かるだろう。
しかし、妙な違和感がある。なにか、知っている街とは違うような。
ふと、駅が見える。きさらぎ駅にたどり着く前に乗った駅だ。
そこで、違和感がはっきりと知覚できる。駅が妙に古いのだ。
電車に乗る前と今とでは。うろ覚えで分かる程度には……
ふと、携帯を見る。
その時計が指していたのは、あの時から5年後の時間だった……
〜fin〜
このページへのコメント
お借りいたします
シナリオお借り致します。
シナリオお借りしました。とても楽しかったです。
ニコニコ動画にプレイ動画を上げたいと考えています。出典等の明記を踏まえ投稿させて頂きます。
お借りいたします
お借り致します。つきましてはニコニコに動画を上げたいと思っているのですが大丈夫でしょうか?