ここは、クトゥルフ神話TRPGのオンラインセッションに関する各種情報がまとめられているWikiです。

基本情報

このシナリオはタイトルを「猪狩島での夏休み」から「猪狩島ハンティングツアー」に変更した後、
同じ舞台でシナリオをリメイクし、一般的な現代日本シナリオに近いものとなってます。
推奨技能は格闘系(こぶしキックマーシャルアーツ等)、英語目星です。
ガイドが同行せず、火器も使えないため、リメイクで全体的な難易度は上がっています。

あらすじ

探索者は夏休みに猪狩島へ1泊2日の予定で訪れます。
猪狩島が属する蒼滄(そうそう)諸島はハンティングの島としても有名ですが、
夏の間はマリンスポーツ等が楽しめる島として、近年の注目スポットになっています。
そして今回、猪狩島を訪れる旅行者には探索者達の他に1人の中年男性がいました。

猪狩島

猪狩島は直径1km程度の円形に近い小島で、島全体が猪狩家の所有となっています。
名前の由来は猪を狩っていたからと言われていますが、最近は外来生物の小鹿が増えています。
島内には、北側にある港の近くに猪狩旅館という旅館があり、来島者は全員ここに宿泊します。
旅館の裏側には田畑や養鶏場が広がっており、その付近には猪狩家の墓地があります。
東側には猪狩島に関する簡素な資料館があり、猪狩島の歴史や文化を知ることが出来ます。
南側には宿泊者専用のプライベートビーチがあり、いつでも自由に利用出来ます。
また、その付近には猪狩剛家族が住む住居があり、西側には小松皐月の住居があります。
島の周囲は大型トラック1台が通れるほどの幅の道が舗装されているので、
旅館で乗り物(自転車、原付、軽自動車等)を借りて移動することも出来ます。
島の中央部は山林となっており、ハンティングはここで行います。
島の中心に小さな神社があり、バイクが通れる程の小道が東西南北から通っています。

猪狩旅館

猪狩島の北側にある港の近くにある唯一の宿泊施設です。
客室は5部屋あり、1〜4号客室は各部屋3名、5号客室は4名の計16名収容可能です。
最大のセールスポイントはハンティングの成果で得られた獲物のジビエ料理です。
明治6年(1873年)の創業以来、代々の猪狩家当主が旅館を運営しており、
現在は女将の猪狩翠が当主となって旅館を運営しています。

猪狩島の島民

現在、猪狩島には猪狩家の人々と猪狩神社の巫女が住んでいます。

猪狩 翠(いのかり みどり) 性別:女 年齢:72

STR:8  DEX:10  INT:12
CON:8  APP:10  POW:15
SIZ:8  SAN:75  EDU:17
H P:8  M P:15  db:-1d4

猪狩旅館の現女将。昨年夫を亡くし、息子らと共に猪狩旅館を切り盛りしている。
出生に秘密を抱えており、これが今回の事件のカギとなる。

猪狩 剛(いのかり つよし) 性別:男 年齢:48

STR:15  DEX:13  INT:13
CON:15  APP:11  POW:15
SIZ:14  SAN:75  EDU:15
H P:15  M P:15  db:+1d4

猪狩翠の一人息子。現在、宿泊客の送迎や猪狩島のガイドを務めている。
元海上自衛官で、夏の間はビーチを監視して海水浴客の安全を見守っている。

猪狩 陽子(いのかり ようこ) 性別:女 年齢:47

STR:11  DEX:12  INT:14
CON:12  APP:14  POW:12
SIZ:10  SAN:60  EDU:16
H P:11  M P:12  db:0

猪狩剛の妻であり、現在の猪狩旅館の若女将である。
結婚したのは猪狩剛が海上自衛隊にいた時であるが、
自衛隊をやめて猪狩島に戻った時にそのまま若女将になった。

猪狩 紅葉(いのかり もみじ) 性別:女 年齢:22

STR:12  DEX:13  INT:15
CON:13  APP:13  POW:13
SIZ:11  SAN:65  EDU:16
H P:12  M P:13  db:0

猪狩剛と陽子の間に生まれた一人娘。
将来の女将候補として、ホテルの専門学校でサービスを学んだ期待の星。
ただ、卒業間もない今は仲居として修業中の身である。

小松 皐月(こまつ さつき) 性別:女 年齢:25

STR:11  DEX:12  INT:13
CON:12  APP:14  POW:18
SIZ:10  SAN:90  EDU:12
H P:11  M P:18  db:0

蒼滄諸島にある神社全体の神主をしている父を持つ猪狩神社を管理する巫女。
猪狩家が住居を無料で用意してくれたこともあり、猪狩島に定住するようになった。
(名目上は猪狩旅館の従業員として猪狩神社の管理を任されている)
先祖からの話として、猪狩家の重要な秘密を知っている。

探索者達以外の旅行者

鹿島 智(かしま さとし) 性別:男 年齢:55

STR:13  DEX:12  INT:16
CON:13  APP:11  POW:18
SIZ:12  SAN:90  EDU:19
H P:13  M P:18  db:+1d4
技能は基本ルルブ私立探偵ベースでKPの任意に割り振ることが出来る。

探索者と同じ日に猪狩島を1人で訪れた中年男性の旅行者。
探索者達とはあまり関わろうとせず、話しかけられても最低限のことしか話さない。
海釣りが趣味で、今回も表向けは海釣り目的で猪狩島を訪ねたようだ。
ただ、彼には真の目的があるようだが、誰もそのことを知らない。

シナリオ

1日目

導入
探索者達は昼食を終え、待合室で猪狩島へ向かうクルーザーを待機しています。
13時過ぎ、和服姿の女性(猪狩陽子)が待合室に現れ、プレートを掲げて案内します。
「猪狩島へ向かうお客様はこちらへ集合です」
探索者全員の集合を確認したら、猪狩陽子に案内されるがままクルーザーに乗り込みます。
「本日は猪狩島へお越し頂きありがとうございます」
「まもなく、この船は猪狩島へ向けて出港します」
「到着までは約1時間の行程です」
「猪狩島へ到着するまで、ごゆるりとお過ごしください」
「なお、私は若女将の猪狩陽子と申します」
「船を操縦していますのが、ガイドを務めます猪狩剛です」
「2泊3日の短い間ですが、皆様よろしくお願いいたします」
この直後、探索者達は強烈な眠気に襲われ、以下のような夢を見てしまいます。
旅館の部屋らしき場所で1人の女性が数名の男性に暴行されている様子が見え、0/1d2のSANC
猟銃を持った男性が現れ、暴行している男性を射殺している様子が見え、0/1d3のSANC
山中で射殺された男性が怪物(食屍鬼)に食べられている様子が見え、0/1d6のSANC
その後、はっとして目が覚めます。もし、ここで狂気に陥った場合、クトゥルフ神話技能が5%追加されます。
なお、狂気を夢の中だけで済ませるかどうかはKPの判断次第です。
探索者達が夢から覚めると、眠っている間に猪狩島に到着していました。
猪狩島到着
猪狩島へ到着したら、猪狩旅館へ案内します。
猪狩旅館の玄関で女将(猪狩翠)が探索者達をお迎えします。
「いらっしゃいませ。猪狩旅館へようこそ」
武器を所持している探索者がいる場合、強制的に猪狩翠が回収して預かります。
さらに、ここで探索者達と鹿島智の部屋割りを決めます。
1〜4号客室は各部屋最大3名、5号客室は最大4名となっていますが、
最初に1d4号客室が鹿島智の部屋として使われ、残りを探索者が自由に選択します。
部屋割りが決まったら、猪狩翠から夕食の時間が案内されます。
「夜のお食事は19時からとなります。それまでごゆっくりお過ごしください」
「ただ、山中は猪が出ますので、神社に向かう際は道を外れないようにお願いします」
この時間から夕食まで島内を自由に探索出来ますが、鹿島智を誘っても断られます。
鹿島智は海釣りに出るため探索者達とは別行動を取り、夕食まで出会うことはありません。
猪狩旅館
客室の中は一般的な旅館にあるような設備(テレビ、金庫、机、お茶、ポット、菓子等)があるだけです。
テレビをつけると、天気予報で今週はずっと晴れ間が続くと言っています。
但し、5号客室に初めて入った探索者にはアイデアをロールさせ、
成功者はクルーザーで見た悪夢の現場と似ていることに気付きます。
便所、脱衣所、浴室、食堂はごく一般的なものであり、特別な情報はありません。
管理人室と厨房は施錠されており、中に入ることは出来ません。
もし、鍵開け等の技能で厨房に入った場合、業務用の厨房の様子が見えます。
特徴的なのは獲物解体用の特殊な道具があるぐらいで、他に変わったところはありません。
なお、管理人室は特殊な鍵が使われており、鍵開け等の技能では開けられません。
田畑・養鶏場
普通の夏の田畑と養鶏場です。畑で夏野菜が育てられていますが、変わったところはありません。
墓地
代々猪狩家の方々が眠っています。墓石に個人名はなく、「猪狩家」としか書かれていません。
猪狩神社
島の中央にある猪狩神社は小規模ながらも鳥居と社殿があります。
神社に着くと、若い巫女(小松皐月)が神社の清掃をしています。
探索者達に神社は何を祀っているか尋ねられたら、戦国時代に犠牲になった落武者や
ハンティングで犠牲になった動物達を祀っていると返事してください。
クルーザーでの悪夢について尋ねられたら、詳しくはわからないと返事してください。
もし、小松皐月に心理学を使った場合は何かを隠している雰囲気が伺えます。
資料館
資料館は木造の簡素な建物で、猪狩島の歴史や生活を紹介しています。
なお、資料館には以下の展示物や写真があります。
  • 猪狩島の歴史
戦国時代の落武者達が追っ手から逃げるように蒼滄諸島の島々に避難してきました。
その大半はそのまま亡くなってしまいましたが、一部は生き残って島で生活していました。
しかし、伴侶となる女性がいなかったため、彼らは生涯独身だったと言われています。
江戸時代になると、漁師の休憩所として蒼滄諸島の島々が利用されるようになりました。
そして明治6年(1873年)、初代猪狩家当主が猪狩島を買い、猪狩旅館を開業します。
それから現在まで、自然の中で生きるライフスタイルを売りに営業を続けています。
  • 猪狩島の生活
猪狩島の生活は農業、漁業、狩猟で島民や宿泊者の食糧を自給自足しています。
特に狩猟は蒼滄諸島の島民生活の最大の特徴と言われており、
日本国内で銃規制が進む中、蒼滄諸島だけは特区として銃器の使用が認められています。
専門のガイドが同行すれば、一般人も合法的にハンティングを楽しむことが出来ます。
また、明治から現在まで狩猟に使われていた銃器のレプリカが展示されています。
  • 猪狩島の生き物
猪狩島は島の名の由来となっている数多くの猪が生息し、島の中心的な存在でした。
かつては熊も生息していたようですが、現在は生息が確認されていません。
一方、平成初頭から外来種の小鹿の繁殖が確認され、現在では猪よりも生息数が多く、
今では猪狩島の狩猟はこの小鹿が中心となり、初心者ハンターの人気となっています。
他には、昆虫や小動物、島周辺の海の生き物も紹介されています。
  • 銃規制反対運動
昭和中期以降、日本国内での銃規制が強まり、蒼滄諸島もその影響を受けようとしていました。
しかし、蒼滄諸島の島民にとって狩猟は生活そのものであり、
銃規制強化は到底受け入れられるものではありませんでした。
蒼滄諸島の島民が一致団結し、銃規制に反対する議員を送ることで、
蒼滄諸島は銃器特区として、銃規制強化を免れることが出来ました。

資料館内での目星成功で、猪狩家の家族写真が多く残る中、女将の母親の姿だけがないことに気付きます。
スペシャル情報として、親子であるはずの先代主人と現在の女将の見た目がまるで他人のように見えます。
ビーチ
ビーチは白い砂で覆われ、海も透明度の高いオーシャンブルーで海水浴には最高な状態となっています。
ビーチの近くには猪狩剛の自宅と併設されている店舗があり、水着やゴーグル、BBQセット等、ビーチで使えそうな道具を購入出来ます。
これらの料金は旅行代金と一緒にカード引き落としされるので、現金未所持でも問題ありません。
ビーチで目星が成功すると、メモが入っている小瓶を発見します。
メモは英語で書かれており、英語成功で呪文「食屍鬼との接触」(ルルブP268参照)を習得し、
その内容におぞましさを感じた探索者は1d2/1d4のSANC
呪文を唱えると、その場で1匹の食屍鬼(ルルブP180-181参照)が現れるので、不用意に使用させないこと。
さらに、メモの裏側を見るか、メモに目星が成功すると、呪文「シュブ=ニグラスの招来/退散」(ルルブP262-263参照)を習得します。
メモの解読に失敗した場合、アイデア成功で内容はわからないが何かの呪文であると感じます。
小松皐月宅前
見た目は小さな一軒家です。但し、小松皐月は猪狩神社にいるので、中には誰もいません。
夕食
シナリオ内時間が19時になったら、探索者達は食堂に集まって食事をします。
提供される食事は海の幸と山の幸が同時に楽しめる豪華なもので、もちろんジビエ料理もあります。
ビールやお酒も提供されますが、飲んだ探索者は1d12時間後になるまで、全ての技能値が1d10%マイナスされます。
逆に、SANCは現在SAN+1d10でロール出来、さらにアイデアロールに失敗しやすくなるので、狂気に強くなります。
鹿島智はお酒を飲まず、今日は新月で綺麗に見えるからと夕食後に探索者達を花火に誘います。
猪狩神社(ラストバトル)
鹿島智は探索者達を連れて猪狩神社に到着すると、足を止め探索者達に話を始めます。
「私は先代猪狩家当主の姉の孫にあたります」
「先代猪狩家当主は結婚もせず、長い間子供を持つこともありませんでした」
「もし、このまま先代猪狩家当主が亡くなれば、この島は私の父が相続する予定でした」
「しかし、戦時中に猪狩旅館で起こった婦女暴行事件で妊娠した子供を養女に迎え入れたため」
「私の父はこの島を相続する権利を失いました」
「今は何の血の繋がりもない他人が猪狩家を名乗り、この島を支配しています」
「私は長い間、この島を取り戻すための方法を模索し続け、ようやくそれを発見しました」
「そして今、その時がやってきたのです」
鹿島智は呪文を唱えると、そこにはゴムのような皮膚を持つ亜人間型の怪物1匹が現れました。
また、そのような恐ろしい怪物を見てしまった探索者は0/1d6のSANC
もし、ここで狂気に陥った場合、クトゥルフ神話技能が5%追加されます。
(但し、このシナリオで1回でもクトゥルフ神話技能が付与されていた場合は1%追加に軽減されます)
怪物の名は食屍鬼で、ステータスはルルブP180-181を参照してください。
「奴は先代当主に射殺された婦女暴行事件の犯人であり、今の猪狩家の祖先だ!」
鹿島智がそう言うと、食屍鬼が探索者に襲い掛かってきます。
食屍鬼らとの戦闘で3ターン以上経過すると、鹿島智は次のように続けます。
「さて、こいつが現れたからには、この島は本来の猪狩家の血筋を持つ私のものになるんだ!」
泡立ち爛れている巨大な雲状の塊が探索者達の前に現れ襲い掛かってきます。
また、そのような恐ろしい怪物を見てしまった探索者は1d10/1d100のSANC
もし、ここで狂気に陥った場合、クトゥルフ神話技能が5%追加されます。
(但し、このシナリオで1回でもクトゥルフ神話技能が付与されていた場合は1%追加に軽減されます)
怪物の名はシュブ=ニグラスで、ステータスはルルブP216-217を参照してください。
シュブ=ニグラスは一般的な物理的な攻撃は全く効きませんので、呪文で退散させることになります。
ビーチのメモから呪文を習得している場合は素直に呪文で退散させられますが、
メモは持っていても解読出来ていない場合はKPがメモの表の呪文か裏の呪文かを尋ねて、
裏だったらシュブ=ニグラスの退散の呪文を唱えますが、表だったら食屍鬼との接触を唱えて新たに1匹の食屍鬼が現れます。
シュブ=ニグラスが現れて探索者数回のターンが始まると小松皐月が現れてシュブ=ニグラスの退散の呪文を唱えます。
無事、シュブ=ニグラスを退散させ、食屍鬼と鹿島智を倒すと、小松皐月が探索者達のところに現れます。
「皆さん、御無事ですか?神社付近の様子が変だったので駆け付けたのですが…」
「彼(鹿島智)は私が何とかしますので、皆さんは先に旅館に戻ってください」と探索者達を旅館に帰します。
なお、SAN0になったり、ロストした探索者はこれから鹿島智と同様に扱われます。
猪狩旅館
探索者達が旅館に戻ると、猪狩翠に迎えられ探索者達の安否を確認してきます。
しばらくすると、鹿島智は小松皐月に連れられて旅館に戻ってきますが、全く生気がない状態のため、
猪狩剛によって医療設備の整った別の島へ緊急搬送されます。
「お騒がせしました。旅を共にしていました鹿島智さんですが、先程島を出られました」
「ご心配かもしれませんが、設備の整った病院に入院されるようですのでご安心ください」
「それから翌朝のお食事は8時からとなりますので、よろしくお願いします」
ここからエンディングなので、探索要素はもうありません。

2日目

朝食
シナリオ内時間が8時になったら、探索者達は食堂に集まって食事をします。
提供される食事は一般的な旅館の朝食とほぼ同じです。特徴的なのは、ジビエ料理があるぐらいです。
朝食が終わる頃に小松皐月が食堂に現れ、探索者達に資料館へ来てほしいと案内してきます。
資料館
探索者達が資料館に到着すると、小松皐月がいくつかの写真を指差して気付いたことがないか尋ねてきます。
正解は資料館での目星で得られる情報なのですが、理解してなさそうなら、写真に現女将の母親の姿が全くないこと、
親子であるはずの先代主人と現女将がまるで他人のような見た目なのを探索者達に伝えます。
「これはどういうことなのか気付いているかもしれませんが、現女将は先代主人とは本当の親子ではありません」
「現女将が猪狩家に来たのは昭和19年(1944年)に猪狩旅館で起こった婦女暴行事件がきっかけです」
「先代主人は被害者の女性を助けるため、犯人を射殺したと聞いています」
「その後、遺体を猪狩神社の社殿に隠して、跡形もなく消えるよう祈りを捧げたそうです」
「猪狩神社の御神体は食屍教典儀(ルルブP106参照)の写しだと伝えられています」
「おそらく、食屍鬼を呼び出す呪文を唱えて処理させたのでしょう」
「食屍鬼の犠牲者は長い時間をかけて食屍鬼になると言われています」
「今回の食屍鬼は先代主人に射殺された婦女暴行犯だと思います」
「この話には続きがありまして、この事件の約半年後に被害者の女性が猪狩島を再訪します」
「旅館で起きた婦女暴行事件で妊娠してしまったので、子供を養子に引き取る約束を先代主人と交わします」
「先代主人は独身で子供もいなかったので、養子に引き取った子を非常に可愛がったそうです」
「その子供が現在の女将さんです」
「ただ、この事実を猪狩家の皆さんは知らないので、絶対に口外はしないようにお願いします」
探索者達と話をした後、猪狩旅館に戻ると、帰りのクルーザー出航まで1時間を切っていました。
帰宅
帰りのクルーザーの出航前に探索者が持ち込んでいた武器が返却され、猪狩翠から別れの挨拶があります。
「今回の旅は如何だったでしょうか」
「楽しんで頂けたのであれば何よりです」
「ところで、お忘れ物はございませんか?」
「このような場所ですので、忘れ物のお届けには時間がかかると思います」
猪狩翠の挨拶が終われば、猪狩剛夫妻が探索者達を帰りのクルーザーに案内します。
探索者全員が乗り込んだのを確認すると、猪狩陽子のアナウンスがあります。
「今回は猪狩島へお越し頂きありがとうございました」
「まもなく、この船は猪狩島を出港します」
「到着までは約1時間の行程です」
「到着するまで、ごゆるりとお過ごしください」
「ご案内は猪狩陽子でした。またのお越しをお待ちしております」
ここでシナリオは終了ですので、KPは探索者達と感想を言い合いましょう。

成功報酬(SAN回復)

  • シナリオクリア:1d10
  • シュブ=ニグラスを退散させた:1d10

シナリオ履歴

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