クトゥルフ神話TRPGやろうずWiki

ホースバックに勝利し、見事アーシュラの誘拐を阻止した探索者たち。
ジプシーの協力もあって、鷲岩山で行われる予定だった儀式を無事に阻止することができたのだ。
スコットランドヤードがジプシーの協力を仰いだこの事件はヨーロッパを驚かせた。
そしてイギリス人の、彼らに対する見方も今後多少は変化していくのかもしれない。

マリア・ペチュレングロの助言により、アマンダ・アリンガムは農地の開拓から手を引く。
少なくとも立石に手を出すことがなければ、妖精たちも今後おとなしくなるだろう。
今となってはアリンガムの呪いを解くことはできないが、マリアはできる限りの幸運のおまじないを彼女に施すと約束した。

しばらくしてバーグローブの村は活気を取り戻す。
バグパイプや太鼓の大きなのびのびとした音楽の中で、ジプシーの少年と貴族の少女が手を取り合って踊っていた。

デヴォン州の片田舎で起きた一連の怪事件は無事に終わりを迎えた。
今度の事件で最も目立ったのはジプシー・・・あの風変わりな放浪民族の活躍だろうか。
聞いた話によれば現地住民との間に有った溝も埋まったらしく、
この一件を皮切りに段々と国内外で彼らへの偏見が改まっている様だ。
偏見と言えば今回の一件では私自身、物の見方が少なからず変わったと思う。
それが良い変化なのか、それとも悪い変化なのか、今の私には未だ分からないが
少なくとも探偵事務所の若き友人達と奇妙な冒険に乗り出す上で、
今迄培ってきた常識の埒外に有る物を認める必要も有るのだろう。

気付いた事が一つ有る。
私は冒険と言う物は謎に包まれた古代遺跡や、熱帯雨林の奥地・・・端的に言えば
世界でも有数の文明国である我が祖国で体験しうる物では無いと思っていたのだ。
然しそれは違った。
あの事件はアフガンやグアテマラでの経験に勝るとも劣らない、立派な冒険だった。
五十路を過ぎ凝り固まっていたこの冒険観の変化は、間違いなく良い変化だと言えるだろう。
だが熱帯の空気やサバンナの景色は恋しく、要するにまだまだ“元”探検家を名乗る積りは無いが
・・・彼らの探索行に立ち会える時位は、看板を裏返しても良いだろう。


ジョンストン・“オカルト”・探偵事務所所員　ロジャー・エイブラムス

楽しい時間は早く過ぎるとはよく言ったもので、この三日間はあっと言う間だった様に感じられます。
クライマックスシーンでは三人の若き勇士達が活躍している中、一人単独行動を決断した自分を呪っていた(
おじさんですが、KP様の粋な演出のお陰で無事(？)最後の最後で一働きする事が出来ました。
皆様三日間ありがとうございました！そして改めてお疲れ様でした！
それではまた逢う日まで！

今日は社交界のダンスパーティー！！
ダンスが大好きなヴィクトリカは素敵なドレスを身にまとい出かけるが・・・・・
美人でかわいらしいが人見知りが激しく若いと言えないヴィクトリカはいつもの通り『壁の花』
「・・・・ただ・・・ダンスをしたいだけなの・・・に・・・」と目線を下にする。
結局踊れずに帰ってくるのでした・・・・

「うむぅ・・・・ひまじゃぁ・・・・」と言いながらいつもの探偵事務所に行こうと出かける。
途中の広場でジプシー達が踊っているのに気が付くと・・・
「わぁー・・・楽しそう！！！」
と人見知りも忘れ一緒に踊り始めました。
ジプシー達も貴族の娘が一緒に踊りだし初めは怪訝そうでしたが彼女が楽しそうに踊っているのをみると
一緒に踊り出しました。
きっと陽気な音楽は彼女の心を埋めてくれたでしょう。

ふと上を見ると事務所の窓際で所長が眠っているのを見て彼女は微笑みました。
（あの事件が嘘のように平和だわぁー差別なんてあってはいけないのね・・・・）
と思いをはせながらジプシー達と踊り続けるのでした。

お疲れ様でしたー！！
とっても楽しい３日間でした。KPさんPLの皆さんありがとうございました！
人見知りなお嬢様は探索は結構大変でした。
最後にちょっとだけ活躍できたかなぁとは思っています。
皆さんが１９８０年イギリスの事に詳しくて無知な私は話についていけなかった部分もありPL・PC共におかしな行動が多々あった事かと思います。
申し訳ありませんでした。
でも、皆様のおかげでガスライト卓に興味が湧きました！！
ガスライト絶対買うぞ！！
また、卓を開くときは声をかけて頂けると幸いです。
ありがとうございましたー！！

彼はまたしてもダートムーアに足を運んでいた。
ん？探偵の仕事はどうしたって事務所に残る優秀な助手に任せているようだ。
そんなロンドンで探偵をするジョジョがここに来たのには理由がある。
探偵である彼の仕事内容は多岐にわたる、荒事の仲裁、捜査協力、身辺調査…etc
しかし、そんな彼の本職は諮問探偵ではなく様々なことを調べている科学者である…………と自称している。
彼がこの地にまた来たのも学術的好奇心からである、後日ジプシーの文明や文化のことを聞きに来ると約束して足を運んだのだった。
そういった経緯もあり彼はジプシーから貴重な話と謎のまじないを受けるなどという不思議な体験も終わり。
ジプシーの集落からゆっくりと歩きながら帰っていた。
そんな彼の頬を春の風が撫でた、荒れ地が広がるダートムーアにも春は来る、冬の厳しい季節はすでに終わっていた。
まぁ、ダートムーアが殺風景な荒れ地には変わらないし、春といってもまだまだダートムーアは寒いのだが
「春か……ダートムーアは寒いな、しかし、今度は何を研究しようか、僕の飽くなき好奇心はまだまだ終わりを見せないからな」
彼は独り言を自信ありげな笑みを浮かべながらつぶやいたていた。
そんな彼の声は霧の町ロンドンの空とは違う、雲一つない空が広がるダートムーアとそこに吹く春風に攫われていった。
バーグローヴの町に戻ると、彼の姿を見た村人が様々な声で噂話を始める。
『彼があのアリンガム家のお嬢様を助けた一人らしい』
『それにしては随分とみすぼらしい男だ』
『しかも随分と線が細い、悪漢一人も倒せそうもなさそうだ』
『確かオカルト探偵だなんて呼ばれてるそうよ』
『ほかにも奇妙な研究ばかりしている変わり者らしいぜ』
もはやオカルト探偵と呼ばれて声を荒げることもしなくなりました、どうやら諦めたようです。
そんな失礼な評価をされているがそんな事は露知らず、何も言わずに宿に戻ると、ジプシーの話を論文にまとめ、持ってきた本を読む。
彼のやることはロンドンにいるときとなんら変わりません、研究と事件以外に彼の興味を引くものは少ないです。
しばらくそうしていると、学術書を読む彼の耳に様々な民謡楽器の音色が聞こえてくる。
それに交じる賑やかで騒がしい喧騒が彼の耳に聞こえてくる。
「こう五月蠅いと、本を読むのにも集中できないな、はぁ」
彼は少し溜息をつき辟易しながら本を机に置くと、窓を開けてなんともなしに外を見てみた。
中央の広場で何やらお祭りがおこなわれているようだった
ジプシーの少年と村の少女が仲良く踊っていたり。
村の男衆にジプシーも交じり共に酒を飲みかわしたり。
すべてを知っているような笑みを浮かべながら若者に昔話や旅の話をするどこかで見たような老婆がいた。
「まぁ、たまには研究を忘れてゆっくりしてみるのもいいかもな、だとすると、昼寝か見学か」
彼、仕事と研究以外にこれといった趣味を一切持ち合わせていません、寧ろ研究が趣味であり仕事であり生き甲斐です。
そして学術書や論文を旅行鞄にしまい、昼寝をする準備に取り掛かる。
ベッドでなく民謡楽器の音色がする、窓の近くにイスを動かし深く腰を下ろすと、最初は興味深げに見ていたものの。
彼は秘儀の激務のせいなのか、すぐさま寝息を立てて寝入ってしまうのだった。
きっと彼にはこれからも様々な事件、試練、謎、理不尽、脅威が待っているだろうが、今日だけは休むことを許されたようだ。
窓からは彼が寝た後もずっと聞こえてくるだろう。
何にもしがらみを受けず楽しく笑う声と素敵な民謡の音色が。
それらはきっと、これからもずっとこの地で響き続けるだろう。
この荒れ地と沼が広がるダートムーアとそこに住まう彼らに幸多からん事を……。

今回はガスライト卓、非常にありがとうございました。
他の方々が頑張ってくれるだろうと思って、目星聞き耳を捨てて、ちょっと今回は探索に困ってしまいましたね。
そして(Ｄ)のせいで実はこのキャラできるのが思考系技能だけしか強くないキャラというねｗｗｗ
今度またガスライト卓を開きましたら、すっ飛んで参加希望を出します(予定が空いてたらですけど)
それでは今後ともお互いに善きTRPGライフを送りましょう　See　you　Next　time

さて、落ち着いたところで筆を執ろうか。
聖夜の前に起こった奇妙な事件。その事件からあれから暫く経つ。
三流紙とはいえ新聞に取り上げられたおかげだろうか、
あれから探偵事務所は割と盛況になっている。
オカルト探偵といわれるのは所長としてはかなり不満らしく、
相変わらず僕や別の人間に全部任せたりと本人は学問に忙しそうだ。
しかし、多少賃金が出るから問題はそこまでないけれど、
舞台俳優としての知名度より探偵業の知名度の方が高くなりそうなのだ。
これにはかなり頭が痛い。所長がもう少し頑張ってくれれば、
もう少し僕が所長と間違えられることも少なくなるのだろうけど……。
そういえばすべてを見透かすようなジプシーの彼女は、
ミズアリンガムは、今はどうしているのだろうか、達者だろうか。
垢の抜けない紅茶をあおってペンを置く。

さあ、また不本意ながら仕事の仕事だ。

三日、と意外に短く感じましたが皆さまお疲れ様でした！
ダイスの女神にあおられること煽られる事。１００とか二回も三回も見ないぞ普通！！
今となっては懐かしい限りですが、もう少し何とかならなかったのか（
ＫＰもＰＬも一丸となって楽しい卓になった気がします、最後の馬車チェイスは熱かった！
何はともあれ、また何かの縁を願って！三日間ありがとうございました！