ガンダムトライエイジ まとめWiki - プロヴィデンスガンダム

BUILD MS1弾(B1弾)

B1-035Pタイプディフェンダー
ステータスHP 3200アタック 3500スピード 1800
必殺技ディバイン・オブ・ドラグーン5700コスト7
Hアビリティファンネルファンネル発動時武器属性ビーム
適性宇宙◎地上○水中▲森林○砂漠▲
通常武器打撃必殺武器打撃パイロットラウ・ル・クルーゼ
備考「SEED」ラスボス機体はなんとPでの登場。そしてファンネル持ち…と同じラスボスのはずのリボーンズガンダムが不憫に見える様相。お互いハイパーアビリティ持ちなので戦力的にはどっこいどっこいにも考えられるが。
しかしながら、DW弾末期では本機の高レアはコレとイグニッションのP2枚だけであとは低レアなのに対してリボガンはB2弾からCPに昇格してからコンスタントにM・CPで登場し、DW5弾では最高レアの一角であるANNIV.に選出されるというあまりにも真逆過ぎるものとなった。
ステータス合計値は8500。ディフェンダーだがHPよりアタックのほうが高いパワーファイターである。もちろんその高いアタックから繰り出されるファンネルの威力は抜群。以前はファンネルにクリティカルの有無が存在し、成長タイプが標準型の点でクリティカル時の火力がクリティカル型に負けているという事態に陥っていたが、現在はファンネルでクリティカルの要素が撤廃、純粋にアタックが高い=ファンネルの威力が出るという図式になり、このカードを使うという選択肢も出てきた。今はB5弾Mνガンダムのようなこのカードよりも高いアタックを持つファンネル持ちカードが存在するが、こちらはPゆえの総合数値の高さを利点として活用していきたいところ。
パイロット候補としては専用パイロットであるB1弾Mクルーゼが搭乗すればファンネルが不発しても高アタックで撃破しやすいため被弾ダメージ2000未満を毎ラウンド無効化する擬似的な装甲が可能となる。ただし確実に耐え切れるような相手へ差し向けないとスキルの回復量を上回るダメージを食らって意味がなくなるので注意。
専用以外なら、B5弾Pアムロ、Mマフティー、Z2弾P刹那、B1弾Pアスランなど、ファンネル強化やファンネル不発時でも火力を確保できるようなパイロットを選んで乗せよう。
B1-036Cタイプアタッカー
ステータスHP 1500アタック 2300スピード 2200
必殺技複合兵装防盾システム3800コスト5MSアビリティ速烈
適性宇宙◎地上○水中▲森林○砂漠▲
通常武器打撃必殺武器打撃パイロットラウ・ル・クルーゼ
備考低レアは速烈アタッカー。ちなみに系統内及びSEEDという作品枠内では初めての速烈持ち。
典型的なアタッカースペックのパラメータ配分だが、スピードに数値を取られてHPが低めなのには注意。
専用パイロットであるクルーゼを搭乗させれば先制に引っかかっても撃破後に被弾ダメージを回復できるため生還率が高まる。その他、搭乗させるパイロット次第で扱いやすくなるため効率よく開発系統レベルを上げるための選択肢として考慮しても良いスペックである。

BUILD MS2弾(B2弾)

B2-028Rタイプガンナー
ステータスHP 2100アタック 2400スピード 2400
必殺技ディバイン・オブ・ドラグーン4000コスト5
Hアビリティファンネルファンネル発動時武器属性ビーム
適性宇宙◎地上○水中▲森林○砂漠▲
通常武器ビーム必殺武器打撃パイロットラウ・ル・クルーゼ
備考神聖竜騎兵R落ちはガンナーながらバランスが取れた構成。
アビリティは新アビではなくやはりファンネル。使い勝手はよいが確実に相手にダメージを与えていくのにアタック補強は必須。

BUILD MS4弾(B4弾)

B4-022Rタイプアタッカー
ステータスHP 2500アタック 3000スピード 1500
必殺技ディバイン・オブ・ドラグーン4600コスト6
Hアビリティファンネルファンネル発動時武器属性ビーム
適性宇宙◎地上○水中▲森林○砂漠▲
通常武器打撃必殺武器打撃パイロットラウ・ル・クルーゼ
備考タイプをアタッカーに変えての再登場、これでファンネル持ちが3タイプそろった。
ステータスはPレア版と配分が一緒なので、ファンネルを生かさないと活躍が苦しい構成。とはいえアタック3000のファンネルはRとはいえ頼りになる。低予算コマンダーは速烈のB1弾Cとこのカードがあると使い分けできて中々便利。

BUILD MS7弾(B7弾)

B7-031Cタイプアタッカー
ステータスHP 1800アタック 2400スピード 1800
必殺技ディバイン・オブ・ドラグーン4400コスト6
Hアビリティファンネルファンネル発動時武器属性ビーム
適性宇宙◎地上○水中▲森林○砂漠▲
通常武器打撃必殺武器打撃パイロットラウ・ル・クルーゼ
備考プチSEED特集の1枚。神聖竜騎兵C落ち。
能力はB4弾のほぼ下位互換。ただし配分がバランスよりになったのであちらよりスピードは向上している。運用の際はやはりアタック強化を重点的にした方がよいだろうか。役割によっては折角あがったスピードも無視する事も考えるべき。
証言は「もしプロヴィデンスにもミーティアがあったら?」な話。ガンプラでは体系の関係上装備は不可能。ちなみにこのカードのイラスト、左腕に装備している複合兵装防盾システムの上部が黒く塗りつぶされている。イラストレーターのミスなのか、公式からの発表はない。

BUILD G1弾(BG1弾)

BG1-030Cタイプディフェンダー
ステータスHP 2400アタック 2000スピード 1800
必殺技ディバイン・オブ・ドラグーン4000コスト5
Hアビリティファンネルファンネル発動時武器属性ビーム
適性宇宙◎地上○水中▲森林○砂漠▲
通常武器打撃必殺武器打撃パイロットラウ・ル・クルーゼ
備考新シリーズ開始でも排出。HPにやや振ったディフェンダー型ファンネル持ちで出撃。
能力はB1弾Pの完全下位互換。

BUILD G5弾(BG5弾)

BG5-024Rタイプディフェンダー
ステータスHP 2800アタック 2600スピード 1800
必殺技ディバイン・オブ・ドラグーン4200コスト5MSアビリティ装甲
適性宇宙◎地上○水中▲森林○砂漠▲
通常武器打撃必殺武器打撃パイロットラウ・ル・クルーゼ
備考初回排出以来の通常アビリティ持ちの排出となった。
今回は装甲で重量型配分と装甲受けを前提としたステータスとなっている。
なお、イラストのドラグーンは背部の物だけを使っている(サイド、リアスカートの物は本体にセットされているため)。

鉄血の4弾(TK4弾)

TK4-026Cタイプガンナー
ステータスHP 2400アタック 1400スピード 2600
必殺技ディバイン・オブ・ドラグーン3600コスト4
Hアビリティファンネルファンネル発動時武器属性ビーム
適性宇宙◎地上○水中▲森林○砂漠▲
通常武器ビーム必殺武器打撃パイロットラウ・ル・クルーゼ
備考10ヶ月ぶりに登場。今回はCのファンネル持ち。
能力はBG2弾Rをアタックと必殺技火力を下げ、その分をHPとスピードに回した仕様だが、Cの為かステータス合計値では下回ってしまう。
専用パイロットのクルーゼは、B1弾Mに乗せると安定するか。

鉄血の6弾(TK6弾)

TK6-029Cタイプディフェンダー
ステータスHP 3000アタック 1900スピード 1500
必殺技ディバイン・オブ・ドラグーン4100コスト5MSアビリティ逆襲
適性宇宙◎地上○水中▲森林○砂漠▲
通常武器打撃必殺武器打撃パイロットラウ・ル・クルーゼ
備考今回はビルドMSで設定可能な逆襲持ちの排出となった。
今回はHP偏重と逆襲受けを前提としたステータスとなっている。
なお、イラストのドラグーンは今回は小型の物だけを使っている(メインの大型は本体にセットされているため)。

鉄華繚乱4弾(TKR4弾)

TKR4-013Cタイプディフェンダー
ステータスHP 2500アタック 2000スピード 2000
必殺技ディバイン・オブ・ドラグーン3600コスト4
Hアビリティファンネルファンネル発動時武器属性ビーム
適性宇宙◎地上○水中▲森林○砂漠▲
通常武器打撃必殺武器打撃パイロットラウ・ル・クルーゼ
備考8ヶ月ぶりの登場はBG1弾以来のディフェンダー・ファンネル持ち。
ディフェンダーということで、定番となりつつあるBG6弾CPティエリア、TKR1弾M石動と組ませられる。また、専用パイロットではないが、専用パイロットのラウと同じ存在のTKR4弾Cレイでスキルを生かすという手段もある。

鉄華繚乱5弾(TKR5弾)

TKR5-014Rタイプディフェンダー
ステータスHP 2600アタック 2500スピード 2400
必殺技ディバイン・オブ・ドラグーン4900コスト6MSアビリティ装甲
適性宇宙◎地上○水中▲森林○砂漠▲
通常武器打撃必殺武器打撃パイロットラウ・ル・クルーゼ
備考連続での登場だが、アビリティは装甲とある程度のアビリティレベルが要求される物となっている。

VS IGNITION 04(VS4弾)

VS4-011Cタイプアタッカー
ステータスHP 1900アタック 2700スピード 2300
必殺技ディバイン・オブ・ドラグーン4700コスト5
Hアビリティファンネルファンネル発動時武器属性ビーム
適性宇宙◎地上○水中▲森林○砂漠▲
通常武器打撃必殺武器打撃パイロットラウ・ル・クルーゼ
備考7ヶ月ぶりの登場はSEEDミニ特集弾により、ラスボス機も登場。
アビリティはファンネルで生かしやすい高いアタックのステータスとなっている。撃ち切り後は、高めのスピードで先手を取っての必殺技が無難か。

OPERATION ACE 04(OA4弾)

OA4-031Cタイプガンナー
ステータスHP 2400アタック 1700スピード 3000
必殺技ディバイン・オブ・ドラグーン45300コスト6MSアビリティ急襲
適性宇宙◎地上○水中▲森林○砂漠▲
通常武器ビーム必殺武器打撃パイロットラウ・ル・クルーゼ
ACE効果最終ラウンドにアタック、スピード+500。
備考10ヶ月ぶりの登場は5枚目かつガンナーでは3枚目の急襲持ちCとなった。
この系統では4枚目の急襲持ちだが、初のCなので、以前の3枚を持っていない人にとってはありがたいことだろう。

EVOL BOOST!! 01(EB1弾)

EB1-087ANNIV.タイプディフェンダー
ステータスHP 4000アタック 3400スピード 1800
必殺技ディバイン・オブ・ドラグーン7300コスト7MSアビリティ逆襲
強靭
適性宇宙◎地上○水中▲森林○砂漠▲
通常武器打撃必殺武器打撃パイロットラウ・ル・クルーゼ
ヴァリアブル効果-
ACE効果-
備考SEEDの後半主人公機から遅れること9ヶ月、EB1弾のアニバーサリーの2枚目に選出。ステータス合計値は9200と後継機より500高い。
スピードの極端に低いステータスで、特権のダブルアビリティは共にAN初となる逆襲と強靭で、後攻に回ると非常に強い物となっており、付帯Pのクルーゼ隊長も攻撃を受けるごとに能力アップスキルときわめて強大な組み合わせとなっている。
しかし、ダメージの受けすぎで撃破されることも避けられないので、場合によっては強靭発動を諦める必要も出てくる。
また、HPMAXで先攻を取ったり(これに加え対人ではアシストカットやインターセプトによる「先攻を取らされるたり」)するとアビリティが一切出ないという運用上に制約(欠点)を抱えているANカードとなっている。
そういった面があるため、上記のクルーゼ隊長で長所を伸ばすもよし、あえて定石を外しての先攻系スキルで短所を補うのもよしと、運用するGコマンダーの匙加減でいろんな活躍が見込めるステキな一枚となっている。

EVOL BOOST!! 05(EB5弾)

EB5-021Rタイプアタッカー
ステータスHP 3600アタック 4100スピード 1000
必殺技ディバイン・オブ・ドラグーン6000コスト6
Hアビリティファンネルファンネル発動時武器属性ビーム
適性宇宙◎地上○水中▲森林○砂漠▲
通常武器打撃必殺武器打撃パイロットラウ・ル・クルーゼ
ヴァリアブル効果-
ACE効果ラウンド1のみ仲間全員のアタック+1000。
備考3弾空けて登場。今回はRのファンネル持ち。
重量型配分のステータスにラウンド指定のアタック上昇ACE効果と、清々しいまでにファンネル運用に特化した性能になっている。
専用パイロットのクルーゼはEB1弾P、TK6弾Rがいいだろうか。他のパイロットを乗せる場合、アタックを強化するより、ディフェンスバーストや壁スキル持ちを乗せてファンネルの発動後や不発時に備えておきたい。

機体解説


放映当時のHG

リマスター版のHG
登場作品機動戦士ガンダムSEED
開発系統ZGMF−X(成長傾向:標準型)
その他特殊系統ガンダム系
格闘武器MA-V05A 複合兵装防盾システム打撃
射撃武器MA-M221 ユーディキウム・ビームライフルビーム
ディフェンダー通常武器:格闘武器
ファンネルドラグーン・システムビーム
ビルドMSB1弾
証言
特記事項

ザフトの試作MS。
フリーダムガンダムジャスティスガンダムと同時期に開発された、核エンジンおよびニュートロンジャマーキャンセラー(NJC)搭載した機体。
型式番号:ZGMF-X13A
無論、理論上の活動時間は無制限、PS装甲も常時展開可能。
「プロヴィデンス」は道理・摂理といった意味だが、設定上は天帝、神の意思という意味が込められており、「抗えない宿命」として主人公機「自由」・・・フリーダムの前に立ちはだかる。
頭部にはundieciの刻印があり、11番目に開発された機体であることを示している・・・が、見ての通り型式番号は13Aとなっているため、一見齟齬があるようにも思えるが、下記の設計変更の件などもあり11A(リジェネレイト)、12A(テスタメント)が先にロールアウトしたため、開発の遅れで制式ナンバーが先送りにされたものと推察できる。

本機は当初フリーダム・ジャスティスの連携を視野に入れ、近接戦闘特化型MSとして完成する予定だったが、選任パイロットにラウ・ル・クルーゼが選出された事によって状況が一変。
クルーゼの強力な空間認識能力を生かす為に、試作兵器であるドラグーンシステム(後述)が搭載される事となり、その性格を180度変える事となった。
また、急造機であるためか、胴体に動力パイプ(ドラグーン・システム用量子通信ケーブル)が剥き出しになっている。
急な設計変更で胴体内に収められなかったのかもしれない。
その他、頭部に搭乗者であるクルーゼのマスクをあしらった装飾が施されているのが特徴。

本機体最大の特徴が、合計43門のビーム砲を内蔵した「ドラグーン・システム(D.R.A.G.O.O.N.・System)」である。
先端に1門、周囲に8門ずつの円錐状の大型が3基、2門ずつの小型が8基存在し、普段は大型3基と小型2基をバックパックに、腰周りに残りの小型6基を装備している。
ドラグーン・システムの正式名称はDisconnected Rapid Armament Group Overlook Operation Network・System(分離式統合制御高速機動兵装群ネットワーク・システム)であり、Nジャマーに影響されない量子通信を行いつつMS本体から分離した複数のビーム砲端末を同時に無線誘導し、複数の攻撃目標に対し全周囲からの多重的飽和攻撃をかけるもので、戦闘区域を単機で完全制圧することを可能としている。
エールストライクガンダムバスターガンダムフリーダム用ミーティアもこの武装で中破・大破させたこのシステムはパイロットの空間認識能力を必要とし、本機体はその適性があるクルーゼの専用機となっている。
なお、この機体でのドラグーンの運用データは後の機体に生かされ、空間認識能力が無いパイロットでも操作が可能なレベルにまでシステムが改善される事となる。
ストライクフリーダムや後継機のレジェンドなど)

それ以外の武装としては、固定武装に頭部と襟部にバルカン:MMI-GAU2 ピクウス76mm近接防御用機関砲×4、右手に大型のビームライフル:MA-M221 ユーディキウム・ビームライフルを携行。
このビームライフルはフリーダム・ジャスティスのビームライフル・ルプスと同じく核融合炉からの豊富なエネルギー供給を前提にした高出力のビームライフルである。
全体が巨大なのは試作段階だからではあるが、その分出力は前述のルプスよりも高い。
加えて左腕にMA-V05A 複合兵装防盾システムを腕ごと被せた状態で装備。
この装備はブリッツガンダムのトリケロスの系譜であり、小型ビーム砲2門と大型ビームサーベルで構成されており持ち替えせずに中距離・近距離戦闘をこなせる。
分類上は防御兵装になっているのだが、取り回しを優先した結果、シールド部分は小さくなっているので、シールドとしての機能は殆どないに等しい。

最終決戦となった第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦において投入され、ロールアウトしたてにも関わらずドラグーンによるオールレンジ攻撃でディアッカバスタームウストライクなどを一蹴し、さらに複合兵装防盾システムによるビームサーベルでキラのフリーダムが装備していたミーティアをも破壊。
本体だけとなったフリーダムとの壮絶な一騎討ちを繰り広げるが、キラの捨身の猛攻によりドラグーンを次々と破壊され、最後は相討ちとなりながらもビームサーベルで胸部を貫かれ、破壊されたジェネシスの爆発に巻き込まれながら散っていった。


公式外伝の「機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY」では、ライブラリアンによって運用されている機体としてドラグーンの配置箇所をパイロットに合わせて変更したニクスプロヴィデンスが登場する。

ガンダムビルドダイバーズには、第10話でシバ・ツカサに雇われた(恐らく)非合法フォースのマスダイバーの機体として登場。
ブレイクデカールで強化されており、ツカサによって誘い込まれた突入部隊の残った2機の内、不意打ちで個人戦ランク7位のダイバー・ランディのメビウスゼロを撃破していて、AGEIIマグナムと戦闘を開始した。
ドラグーンを使い、GBNのセオリー通りではない戦い方でAGEIIマグナムを苦しめるが、決意を固めたキョウヤにより背後から接近され、バックパックを力任せに引き裂かれ、ハイパードッズライフルマグナムを確認できただけで6発叩き込まれて撃破された。


上位演出技:ディバイン・オブ・ドラグーン
ドラグーンシステムを射出、敵機の周りに配置し集中砲火を浴びせ、最後は審判とばかりに振り上げた複合防盾システムのビームサーベルで叩き斬る。
止め演出では爆発する敵機を前方に見るプロヴィデンスを後ろから映すカットが追加される。

ラスボスらしく迫力満点。〆の斬撃も非常にダイナミックである。
ドラグーンシステムの攻撃時の動きは原作を彷彿とさせる再現度の高いシーンである。
よくみると、締めの斬撃時にはドラグーンが機体に帰還している芸の細かさもある。

敵ラスボス機体は、どうも神(やその意思)を騙る傾向にあるようである。
ジ・O然りレギルス然り)
ラスボス自体の野望や意思を表すものなのか。
「ディバイン:divine(神や神々しい、神聖などの意味)」
「ドラグーン:dragoon(竜騎兵:火器を持った騎馬兵が語源)」
divine of dragoonなのでドラグーンの神々しさ、または、神のドラグーン、神聖竜騎兵だろうか。
おそらくドラグーン射出時、後光に照らされた天帝の姿を表現している。
プロヴィデンス自身を神に見立てた上で、ドラグーンを神の尖兵に見立てているとも取れる。
その点ではキュベレイの上位演出・「クイーン・レクイエム」と同じ理屈ともいえる。

ガンダムで後光といえば、本当に背負ってしまう機体がこのゲームに参戦している機体だけでもあんなものとかこんなものとかそんなものと、3機ほど存在する。