はぢめてのSS。口調の違い等ご了承ください


ユーシェ「はぁ〜。朝日は可愛いですわ〜。」
そう言いながら腕を絡めてくるユルシュール様
ユーシェ「朝日はもっとおしゃれをするべきですわ。
     着て欲しい服がありますの。今は休憩中ですわよね?
     私の部屋にいらっしゃってください」
朝日「あっユルシュール様。そんな手を引かないでください。」

ー移動中ー

ルナ「ユーシェ、何をしている。みだりに朝日に抱きつくなと言っただろう。」
ユーシェ「今朝日は休憩中です。何をしようと自由なはずです。
     ルナに文句を言われる云われはないですわ。オーホッホ」
勝ち誇り笑うユルシュール様とムッとするルナ様
ルナ「朝日。私を抱きしめろ。命令だ」
朝日「はい、申し訳ありませんユルシュール様」
ユーシェ「む〜納得いきませんわ…」
ユーシェ「それにしても、ルナが抱きしめていると小さな子供が抱きついているみたいですわね。」
ピシッ
あっルナ様が凍った
ルナ「…ユーシェ。人を身体的特徴で貶めてはいけないと習わなかったのか?」
ユーシェ「あら?ルナは貶められていたんですの?」
ユーシェ「私としたことが気づきませんでしたわ。
     まさか小さいと言う事が貶めているだなんて思いませんでしたの。
     これからは小さな人に向かって小さいと言わないよう、小さく誓いますわ。」
ユーシェ「ところでルナは小さなチィズが好きでしたわよね」
ルナ「ふんっ」
ユーシェ「いいい痛いですわ。つねるなんて酷いですわ〜〜〜〜」
ルナ「私はまだ10代だ。まだまだ伸びる。成長盛りなんだ。」
八千代「ルナ様。」
どこからともなく現れた八千代さんが笑顔を貼り付けたまま、睨んでくる
ルナ「知らないのか?30まで伸びる人だっている。
   それにユーシェだって小さいじゃないか。スイス人は平均で165cmあったはずだ。」
ユーシェ「それでもルナに勝っているのだから小さくても構いません。
     それにここは日本ですの」
ルナ「〜〜〜〜〜〜っ」
朝日「では運動してみるというのはいかがでしょう?
   体を動かすと身長が伸びるといいますし、
   皆様運動不足気味ですからストレス解消にもいいと思います。」
ルナ「いやだ。」
朝日「そうおっしゃらずに。近くの室内運動場が借りられたはずです。」
ユーシェ「いいですわね。球技の妖精と呼ばれた私が教えて差し上げなくともありませんわ
     湊と瑞穂も誘ってバレーボー…」
ッパーン
ルナ「嫌がらせかっ」
ユーシェ「いたっ。頭を叩かれてカバになったらどうするんですのっ」
朝日「ユルシュール様。カバではなくバカです」
ルナ「ほら。朝日だってユーシェをバカだと言っている」
朝日「ち、違います!」
ユーシェ「まぁいいですの。バドミントンなどどうでしょう?
     知らなければ私が教えて差し上げますわ。」
朝日「いいんじゃないでしょうか。楽しそうです。」
ルナ「朝日が行きたいというなら仕方ない。
   でもユーシェに教えてもらうのはやだ。朝日に教えてもらう」
朝日「はい。喜んで」

ー後日、運動場ー

ルナ「…変じゃないか?」(脳内体操着+スパッツルナ様をお楽しみください)
〜回想〜
ユーシェ「あら、ルナは着替えないんですの?」
ルナ「このままでいい。」
朝日「汗をかきますからルナ様も着替えてください。
   せっかく八千代さんが用意してくれたんですから。
   八千代さんすごく喜んで体操着選んでたんですよ」
ルナ「うっ。例え朝日とユーシェしかいなくても、これは露出が多すぎる
   だいたい湊も瑞穂にも断られたじゃないか
   つまり2人は運動すべきではないと判断したということだ」
ユーシェ「ここまで来ておいて今更ですわね。」
朝日「お二人は家の用事なのですから仕方ありません。
   一応長袖長ズボンも用意してあります。
   せめてこちらに着替えてください」
ルナ「そもそも私は朝日がどうしてもと言うからついてきただけだ。
   それに身長にコンプレックスなど抱いていない。
   どうしても伸ばしたければ骨延長手術で30cm近く伸びる。」
ユーシェ「そうなんですの?」
ルナ「グラップラーバキで読んだ」
朝日「いいから着替えてください。」
ルナ「あっこら」
ー移動ー
朝日「ではまず、怪我をしないよう準備体操から始めます。
   ルナ様は私がお手伝いします。」
ー準備体操ー
ルナ「暑い…」
ユーシェ「この時期に長袖長ズボンなんて服の下に着てきた朝日じゃあるまいし、暑くて当たり前ですわ」
朝日「あはは…」
ルナ「エアコンをもっと強くするべきだ。ここの管理に問題がある。
   管理会社に連絡を入れろ」
朝日「今から申し立ててもすぐに涼しくなったりはしません。諦めて1枚脱いでください」
〜回想終了〜
ルナ「どうだ?変じゃないか?」
朝日「とてもお美しいです。ルナ様。まるで聖書に出てくるダビデのようです」
ルナ「ふん、朝日は大げさすぎる。ってまて。ダビデは男だ。
   朝日は私が男のようだと言いたいのか?胸か?胸なのか?」
朝日「あはは…。てへっ☆」
ルナ「可愛くごまかそうとしてもダメだ。朝日ぃ尻を出せ」
ユーシェ「何をしているのですかいいから早くやりますわよ。時間がなくなってしまいます」
ルナ「チッ」

朝日「では私とユルシュール様がやってみせるので見ていてください」
ルナ「ああ」
朝日「それでは参ります」
ユーシェ「ええ、よろしくて」
僕とユルシュール様の練習試合が始まる。
ー終了後ー
朝日「いかがでしたでしょうか?」
ルナ「思いのほか動くな。二人とも汗だらけだ。あんなに動ける自信はないが楽しそうだ」
ユーシェ「かまいませんの。最初は2人でかかってくるといいですわ。」
朝日「それでは参りましょう」

ユーシェ「いきますわよ。それっ」
朝日「ルナ様っ」
ルナ「ていっ」
ユーシェ「ではこれはどうですの。」
ルナ「朝日っ」

そうして僕たちは1日汗を流した。
最初は渋っていたばかりのルナ様も
後半はムキになってユルシュール様に再戦を申し込んでいた
散々ハンデをつけてようやく勝ったルナ様は勝ち誇り
こんなの負けじゃないと言うユルシュール様と言い争っていた

ー帰宅途中ー
ルナ「ユーシェ、朝日。」
ユーシェ&朝日「はい?」
ルナ「私は2人が来るまでこんな風に同世代と遊んだことはなかった。
   誘ってくれてありがとう。嬉しかった
   渋るかもしれないがまた誘ってくれるとうれしい
   今度は湊、瑞穂、使用人のみんなも誘って行こう」
ユーシェ「ルナ………可愛いですわ〜〜〜。」
ルナ「抱きつくな気持ち悪い」

そう言いながら顔を真っ赤に
ユーシェ「恥ずかしがらなくていいですのに〜」
して暴れるルナ様を
ルナ「触るなっ!」
僕はずっと見ていたいと思いながら見つめ続けた

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