マリバロン・怪人態 (仮面ライダーBLACK RX)
最終更新：
akuyakusuki 2021年04月07日(水) 21:33:23履歴
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| いや、そのりくつはおかしい。 | 通常態 ぐがががっ |
キャラクター名 
No.920 マリバロン・怪人態
注意
本項ではコミックボンボン版のマリバロンについてのみ扱う。テレビ版とは大きな違いがあるため別項とした。
登場作品基本情報
「仮面ライダーBLACK RX」
漫画
岩田和久／コミックボンボン／1989年4月号〜11月号（未単行本化作品）
登場シーン詳細情報
コミックボンボン／1989年11月号
外見
通常態：テレビ版と大きな違いはないが、ダメージのため左目を負傷し、両袖が破れている。またテレビ版にはあるベルトと前垂れはなく、下半身はハイレグレオタードである。
怪人態：さらに急角度となったハイレグ、へそ上まで入った胸元の切込みと、半裸と言ってもよい姿である。通常態と同様美形であるが、左目の傷は残り、尖った耳、腰まで伸びた黒髪、コウモリのような翼、鋭い爪と牙などの怪人としての特徴も持っている。
怪人態：さらに急角度となったハイレグ、へそ上まで入った胸元の切込みと、半裸と言ってもよい姿である。通常態と同様美形であるが、左目の傷は残り、尖った耳、腰まで伸びた黒髪、コウモリのような翼、鋭い爪と牙などの怪人としての特徴も持っている。
概要
『仮面ライダーBLACK RX』は仮面ライダーシリーズの第10作目の作品である。仮面ライダーBLACK RXとなった前作の主人公・南光太郎とクライシス帝国との戦いを描く。また本作品は昭和最後のライダーシリーズであり、原作者である石ノ森章太郎氏が関与した最後の作品でもある。
戦況
光太郎は町中でガールフレンドの玲子を踏みつけるマリバロンに突如遭遇。マリバロンは「ぐがががっ」と笑うと表情を一転させ、シャドームーンの自爆によりジャーク将軍ら幹部たちは全滅、クライシス要塞は壊滅状態となり地球侵攻も不可能となったという衝撃の事実を告げた。
「それも これも すべては きさまの せいだ!!」
筋違いも甚だしいが、怨みを晴らさんと牙をむくと服が破れ怪人化した姿を現した。
光太郎もRXとなり空中で応戦。しかしマリバロンの蹴りは一撃でRXの胸に深手を負わせた。怒涛の猛攻は続き、パンチで右上腕を破壊、さらに右肩から首筋にかけて食いちぎると、追い打ちに蹴り落としRXを完封。
「この胸のくるおしさを思い知れ!!」
怒りに任せてRXの両手両足を切り裂く。
死を覚悟するRX。とどめが刺されようとしたそのとき、突如光の玉が現れ、マリバロンがたじろいでいる隙に満身創痍のRXの中に入っていった。
力強く立ち上がるRX。まさかの形勢逆転に怯えのあまり全身汗にまみれ呆然とするマリバロン。一瞬にして全快したRXはすかさず飛びかかる。
「なに！？」
圧倒的な力の前に為す術もなく押し倒され恐怖するマリバロン。キングストーンパワーに気が付いたそのとき。
「あうっ！」
全身に稲妻のような衝撃が走る。
「ボギャッ」
「ぐぎゃああああああああああああああっ！」
飛び散る内臓。辛うじて覆われた局部。恐怖に見開かれた目。マリバロンの肢体はRXの頭上で真っ二つにへし折られていたのだった。無造作に投げ捨てられる亡骸。「ズズーン」という効果音は最強の敵だったというせめてもの主張のようでもあった。
「それも これも すべては きさまの せいだ!!」
筋違いも甚だしいが、怨みを晴らさんと牙をむくと服が破れ怪人化した姿を現した。
光太郎もRXとなり空中で応戦。しかしマリバロンの蹴りは一撃でRXの胸に深手を負わせた。怒涛の猛攻は続き、パンチで右上腕を破壊、さらに右肩から首筋にかけて食いちぎると、追い打ちに蹴り落としRXを完封。
「この胸のくるおしさを思い知れ!!」
怒りに任せてRXの両手両足を切り裂く。
死を覚悟するRX。とどめが刺されようとしたそのとき、突如光の玉が現れ、マリバロンがたじろいでいる隙に満身創痍のRXの中に入っていった。
力強く立ち上がるRX。まさかの形勢逆転に怯えのあまり全身汗にまみれ呆然とするマリバロン。一瞬にして全快したRXはすかさず飛びかかる。
「なに！？」
圧倒的な力の前に為す術もなく押し倒され恐怖するマリバロン。キングストーンパワーに気が付いたそのとき。
「あうっ！」
全身に稲妻のような衝撃が走る。
「ボギャッ」
「ぐぎゃああああああああああああああっ！」
飛び散る内臓。辛うじて覆われた局部。恐怖に見開かれた目。マリバロンの肢体はRXの頭上で真っ二つにへし折られていたのだった。無造作に投げ捨てられる亡骸。「ズズーン」という効果音は最強の敵だったというせめてもの主張のようでもあった。
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見どころなど
贅言は不要であろう。小学生向けのメジャー誌コミックボンボンに本作品を掲載したことは、雑誌にも作者にも挑戦であり、当時の少年たちへの影響も計り知れなかった。白目を剥き局部を露わにした最強最後の敵の亡骸は街角に無残に打ち捨てられ、衆人の目に晒されることだろう。テレビ版でマリバロンを演じた高畑淳子氏もマンガ版がこのような最期であったとは夢にも思っていないはずだ。
関連項目
タグ
akujojoho
このページへのコメント
>akuyakusukiさま
少年誌だからこそリアルタイムで見ることができたというメリットはあったと思います。
友人たちもかなり反応してましたし。
これで刷り込まれた友達は意外と多いんじゃないでしょうか。
以前見たことがありますが、すさまじい最後ですね。これが青年誌だったら…と思うのは贅沢ですかね。
>bluebloodさま
知る人ぞ知る伝説の最期なので私が書いてもよいものか考えてしまいました。
当時リアルタイムで読むことができ本当によかったと思っています。
是非原作のご一読を。
（ □ ）◎ ◎
↑読み終えた直後の私