DSC-T700

今年9月に発売された、SONY CYBERSHOTのT700です。
下位モデルとしてT77がありますが、T77の方が薄く、液晶も観やすく実用的かもしれません。
spec的には、T700の方が上位になりますが、内蔵の4GBメモリも、メモリスティックPro DUOを装着すると死んでしまうという、なんだかな…

同じようなスライドするフタのコンデジとしてはフジフィルムのFinePixもありますが、Fujiの方が使い勝手、性能と洗練されてるかと思います。
ソニーは、コンデジではどうしてもダメな傾向が強いです。(一眼はコニカからαを買収したけど、その横のつながりは薄いという感じが強く感じられます)

写真の右は、CASOのEXILIMのロゴが入ってますが、au W63CAであって、レンズ周りのゴテゴテはタダの装飾であって、レンズユニットが飛び出すなどはありません。
光学ズームも無くタダのオートフォーカスの800万画素のデジカメで、高Fなものですが、そこそこの画質でした。

本題のサイバーショットですが、タッチパネルの反応は、ハンディーカムのソレに比べればかなりマシになってますが、最近iPhoneに慣れた所為で、感圧タイプのタッチパネルには「？」という感じになりつつあります。

1日利用して、雑感を列挙しておきます。利点・欠点とするかは個人の感性と主観に依存する部分も多いかと思います。

起動は早い。この手のコンパクトデジカメの命といえる起動の速さ、これは満足できます。(0.5秒未満です)
ライブビュー・プレビューの品質は低い。折角高解像度の液晶を装備してるのに、プレビューされる映像は低解像度でフォーカス感がまるで反映されていず、フレームも100%一致していません。これはヒドイのでは？、この問題が折角の製品を台無しにしてる要素。
メニュー体系がワカリニクイ。これはXMBにシロというモノではないが、ハンディーカムといいメニューの系統が非常に煩雑だ。
顔判定は微妙、キヤノンやフジのが高精度な判定をしていたので感動したものだが、どうもソニーはいい加減なのかも(にっこり判定の関係？)、キヤノンのように横顔も判定してほしいかも
フラッシュは暗い、これはスペック相当なので、問題にする必要はないが、コンデジの悲しい所かな。
連写機能は結構良い。内蔵メモリが多い上では不満の性能だが、まー使えるかと。
起動音がカッコイイ。サウンドをOFFで使う身としてはどうでもいいのだが、なかなか良く出来てる。
USBケーブルがウザイ。映像と共有ってのが、ジャマそのもの、こういうパッケージングもいい加減過ぎるのが最近のソニーか？
充電が面倒、折角本体に色々統合してるんだから、充電も本体で…と考えるのは乱暴か？(充電回路は外に出しても良いし)
ズームの操作がイマイチ、小型化されている分しようがない部分なのだが、ズームレバーの操作がイマイチヨロシク無い、これはハンディーカム使いすぎの所為か？
音楽でスライドショー機能…、やりたい事は良く判るんだけど、中途半端過ぎる。
質感が素晴らしい、右のプラに金属っぽい塗装とは違い、アルミのヘアライン処理したものにアルマイト塗装は素晴らしい。他のコンデジと違うのはココ。
リプレイモードが意外に使い勝手悪い、サムネモードとの行き来や、スクロール、ページ送りと使い勝手悪すぎるのは、専用OSが無いから？