iPhone

iPhone 3G

もともと、iPod Touch を所有していたわけで、さほど目新しさはないのだが、やはり持ち歩いた先でonline環境が使える点と、GPS搭載の気持ちよさはたまらない。

昨日、友人とドライブした際はその使い勝手の良さを再認識した、車載のナビの融通の利かなさのほうが問題だろう。
しかしながら、GPSとGooglemapsを併用してるとバッテリが音速で減っていくのが良く判った。

映像機器として...

やはり、この機種は話題という事もあり、レビューはそこらに大量にある為、別の視点から少し触れておこう.

映像出力については、iPod touch 同様、専用の認証チップ内蔵のケーブルやdock(Universal Dock)が必須になっている上、動画再生時のみにしか出力されない.
その設定も、ケーブルを挿した状態でしか出現しない.
動画に関してはDRMの関係上出力されないものもあるらしい.(Yahoo動画は出力された)
h.264についても、プロファイルはVGAまでなのでどうしようもない.

カメラとしては...

200万画素の固定焦点のカメラが付いており、基本的には静止画の撮影のみという事になっている.
しかしながら、APIレベルではRAWの入力まで触れる為、ユーザーアプリとして動画記録も可能である点は美味しい.
だが、専用エンコーダチップなどの支援がない為、実際利用する場合はバッテリ問題等厳しい事になりそうだ.
画質についてはあまり良い部類ではないのだが、iPhone単体で閲覧したり、ブログに貼る程度のトリミングをするのであれば問題にはならない品質だろう.

重要なのはAPIレベルでいじれる点であって、凝りまくったカメラアプリが今後出てくる事が期待できる.
この部分はガチガチな日本の携帯ではありえない部分だ.

バグバグ

iPhone OS 2.0が出たばかりということで、アプリの不安定さは格別だ、mailer daemonが生きてる状態では簡単にアプリが連鎖終了してしまう障害が常に付いて回る.
Safariの不安定さは群を抜いており、リソースの多いページやjavascriptを多用してるサイトではどうしようもなくなる場合がある.
ちなみに現行のsafariではflashやjavavmは動作しない.(メモリの関係も大きいがsafari自体が肥大化してるのが影響しているだろう、firefox mobileやopera mobileがiPhone用として出るかは不明瞭だが、そちらに期待したいところだ)

開発環境

既に4ヶ月前よりSDKでちょこちょことSimulatorで動くアプリを作っているのと、$99を支払いDevelopper契約を済ませている分、何かを出したい衝動はある.
一般的な趣味プログラマーには(Mac未経験の場合)かなり高いハードルが待っている現状がある.
開発環境は、Mac OS10.5以上のIntel Macでしか出来ない(XCodeが動く環境)
フレームワークがCocoa TouchというCocoaベースのカスタムフレームワーク上で行う.
開発言語は基本的にObjective-C.