3-792 小ネタ

792 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/22(土) 06:40:56 ID:79JX+J1E
・策士系甘娘
・ババァ言葉甘娘
・洋菓子職人甘娘


795 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/22(土) 10:53:13 ID:Q7x8bRM2
>>792
>・ババァ言葉甘娘

「頭を撫でてくりゃれ」
「ぎゅっとして良いかえ?」
「わらわは寒いのじゃ。はよう暖めてたもれ」


こうですか


799 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/22(土) 14:16:24 ID:SaCBSTmW
>>792の策士系?

「卵酒、熱いから気をつけろよ、美奈?」
「ごめんね。たっくん」
強気の私も風邪のときくらいは、しおらしい。
―という訳ではない。これは全て策略なのだから。
「熱い。ふーふーして」
「…仕方ねぇな」
そう、これが私の策!病気の人は心細くなる、故に私が甘えても不自然ではなくなるのだ。
「なんだか…目の前がクラクラするぅ」
「おい、美奈。大丈夫かよ…おっとっ」
「冷たくて気持ちいい」
倒れ込むようにぴったりと体をくっつける。
たっくんの匂い、体越しに響く優しい声、ひんやりとした大きな手は私の髪をサラサラと撫でている。
「ちょっ、美奈!お前熱上がってきてないか?」
「そかな?」
確かに本当に頭がぼーっとしてる。胸もドキドキして、体がやけに熱い。
「誰かにうつせば治るって言うけどなぁ。
…ん?美奈?オイ!」
―風邪をうつすなんて、そんな。そしたら、あんなコトやこんなコトもしなくてはならないし…。
それから…あ、あんなハズかしいコトもしちゃう…
「ふぁああ…だめぇ。
それは、まだ早いよぉ」
「美奈?」
遠ざかる意識の中、私の頭に浮かぶのは「策士、策に溺れる」という言葉だった。

なかんじだろうか。
2008年12月07日(日) 01:26:03 Modified by amae_girl




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