Wiki for Amateur Satellite Newcomers

 このページでは、衛星通信初者でも狙えるアワード(Award;アマチュア無線で交信した地域や局数などの成果を証明し称える証明書や認定書のこと)を紹介します。OMの方々は「衛星をアワード目的に使うなんてけしからん!」という方も多いようですが・・・・衛星通信を楽しむ手段として、アワードという目標を定めて自己訓練することは立派なことだと思うのですけどね。(そういうOMに限って、衛星で聞いたこともないのですが(笑))

 衛星通信はアマチュア無線の中でもマイナーカテゴリーに属するため、そもそも人口が少なく、短波帯や超短波帯では簡単に完成するアワードさえもかなり難度が高いものになります。しかも現状では低軌道衛星しかないので、交信できる範囲はアジア周辺に限られています。

 以下、日本アマチュア無線連盟(JARL)発行のアワードを中心に、若干の解説を加えたいと思います。
※最近、JARLのアワードアワード規程および規約が一部改正されています。詳細は、JARLのアワードのページにて必ず確認して下さい。


■ AJD

 「All Japan Districts Award:日本国内の10コールエリア(関東、東海、関西、中国、四国、九州・沖縄、東北、北海道、北陸、信越)のアマチュア局と交信し、QSLカードをそれぞれのコールエリアのアマチュア局から各1枚得る。」がルール。すべての交信を衛星で行い、申請すれば「サテライト特記」のアワードを取得することができます。
 衛星通信では北陸(9エリア)の運用がまだまだ少ないように思えます。9エリアの局が聞こえたときは確実に交信しておきましょう。

■ WAJA

 「Worked All Japan prefectures Award:日本国内の1都1道2府43県のアマチュア局と交信し、QSLカードをそれぞれの都道府県のアマチュア局から各1枚得る。 」がルール。すべての交信を衛星で行い、申請すれば「サテライト特記」のアワードを取得することができます。

 以前は衛星通信人口は少なかったため、なかなか完成しない難度の高いアワードでした。最近ではAJAを追いかけているCWerの方々の新規参入により、だいぶ簡単になりました。
 
(TNX JR6LDE;中央に「Satellite」特記!)

■ JCC/JCG そして WACA/WAGA

 「Japan Century Cities Award / Japan Century GUNs Award:日本国内の異なる100市(郡)のアマチュア局と交信し、 QSLカードをそれぞれの市(郡)のアマチュア局から各1枚得る。」がルール。すべての交信を衛星で行い、申請すれば「サテライト特記」のアワードを取得することができます。JCC100からJCC800まで100市単位のアワード、および50市単位のステッカーがあります。2010年4月から、東京23区をJCCにカウントするよう規約が改正されました。

 最近の市町村合併で、多くの新市が誕生したり、市域が広域化しているので、衛星通信でのJCC100は上のWAJAよりはるかに容易でしょう。近年のアクティビティの上昇で、サテライトでもWACA(Worked All Cities Award;全都市交信賞)受賞者が何局も誕生しました!一昔前の時代からは考えられませんね。逆に郡は市町村合併で面積が減少しているので、衛星通信でのWAGA(Worked All Guns Award;全郡交信賞)は至難といえるでしょう。残念ながらJCG/WAGAは特記順位がありません。

 政令指定都市の全ての区と交信するWAKU(Worked All KU award;全区交信賞)の発行も開始されました。政令指定都市では高い建物等が障害となり、衛星通信の運用が困難な場所も多くあります。

■ アマチュア衛星「ふじ」アワード

 「AMATEUR-SATELLITE FUJI AWARD:アマチュア衛星「ふじ」を利用(CWまたはSSBによるものに限る)し、 異なる10局のアマチュア局と交信し、QSLカードをそれぞれのアマチュア局から各1枚得る。」がルール。現存の「ふじ」は「ふじ3号(FO-29)」のみですが、FO-29を熱心に運用していれば10局の交信は容易です。低軌道SSB/CW衛星のコツさえつかめてしまえば、最も取得が平易な衛星通信のアワードでしょう。FO-29が青色吐息な今、狙っておきたいアワードです。

■ AJA (All Japan Award)

 「2以上のアマチュアバンドを使用して、日本国内の異なる市、郡及び区のアマチュア局と交信し、 異なる1,000局以上の局からQSLカードを得る。1,000局を超える場合は,その局数に応じてステッカーが発行される(3,000までは500局単位,3,000以上は250局単位)」がルール。AJAランキング上位は壮絶な戦いになっていますが、なんとサテライトは別バンドとして計上できるルールなので、サテライトでの交信は、AJAランキングをジャンプアップさせる秘策ともいえます。最近はAJA組の方々の衛星通信への参戦が相次ぎ、衛星界は大きく活性化されています。

■WASA-V・U・SHF(Worked All Squares Award V・U・SHF)

 「50MHz以上の各アマチュアバンド及びアマチュア衛星のすべて若しくはいずれかを使用して、異なるスクエア(グリッド・スクエア・ロケーターの最初の4桁で表示したもの)のアマチュア局と交信し、異なる100局以上のアマチュア局からQSLカードを各1枚得る。100局を超える場合は,その局数に応じてステッカーが発行される(50局単位)」がルール。しかし低軌道衛星しかない現状では、日本周囲で100スクエアの交信を達成することは著しく困難です。(日本の領土すべてと交信したとしても50スクエア超にしかなりません。)アジア近隣の局が聞こえたときには確実に交信し、QSLをゲットしておきましょう。高軌道衛星が誕生すれば、適度な難易度のアワードになると思います。
 実際に日本の島嶼地域を除いても、本土ですら比較的広い面積や多い人口があるのに衛星の運用の乏しいスクエア(例えばPM73,PM83,PM43,PM62,PM99,QN01,QN14,QN12,QN22など)も多数存在しています。これらの地域や、島嶼地域、日本本土での珍スクエア(例えばPM76,QM19,QN11,PN90,PN91など)への衛星通信目的の移動運用も楽しいかもしれませんね。

 つづいてAMSAT発行のアワードから

 2005年にはこんなアワードもありました。

■ The AMSAT 51 on 51 Award

 「FM衛星AO-51を介して異なる51局と2005年中に交信する」がルール。詳細はこちら。日本からはJH0PVF局ほかが達成されています。51局を達成された方は、ぜひ申請してみて下さい。


(Tnx JR6LDE)


 他にも、JARLやARRLのような各国アマチュア無線連盟系や各種個人団体発行の多彩なアワードがあります。衛星通信を長く楽しむためにも、いろいろなアワードに目標を定めて運用されてみてはいかがでしょうか?

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《英語のサイトですが、最近の衛星やISSの運用状況がわかります》↓
OSCAR Satellite Status Page by KD5QGR (英語)
ISS Fan Club (英語)


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 残念ながら2014年7月に運用停止となりました 

インドの衛星
Uplink : 435.225 to 435.275MHz LSB/CW
Downlink: 145.925 to 145.875MHz USB/CW
※145.90MHz近辺を聞いてみよう!送信時には必要最小限の出力で!SSBはLSBでアップ!CWを受信するときは、CWフィルタを入れないで!

 ISS 

国際宇宙ステーション

Voice uplink: 144.490MHz FM

クロスバンドレピータ時
uplink:437.80±0.01MHz(ISSが近づいてくる場合低く、遠ざかる場合は高く)
Worldwide downlink: 145.800MHz FM

注意!Up/Downが逆の周波数の時あり
uplink:145.99MHz(固定でOK)+67Hzのトーン
downlink: 437.80±0.01MHz (437.81→437.80→437.79)

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