Wiki for Amateur Satellite Newcomers

 使いやすくて人気があったAO-51は残念ながら2011年11月29日機能停止が発表されました。本Wikiで紹介されているテクニックはもちろん他の/将来のFM衛星でも応用できますので、参考にご覧下さい。 

交信の前に


1回のパスが長くても15分程度、1ch(チャンネル)しかないFM衛星特有のマナーやモラルにしたがい、ミンナが快く使用できるように心がけましょう。

事前の準備


○自分の声や交信内容を確認できるように、同時送受信できる環境を作る事(例えば2台の無線機を使用する。1台だけでやるなら2波同時受信出来るモービル機や衛星通信対応機など)。
○後述しますが、送信機は67Hzのトーン送出が出来る事。
○受信にはハウリング防止のために、ヘッドホンを必ず使用する事。

またstep1に基づき以下の事を確認してください。

○ただ単に受信が出来るだけでなく、キチンと判別できるくらいの信号強度で聞こえているか?。
○FM1chという事からの独特の短い交信パターンを熟知できたか?。
○自分の場所(環境)からの聞こえる範囲の把握は出来ているか?(聞こえない時には絶対に送信しない事!)。


AO-51へのアップリンクを行うために必要な準備


AO-51では、送信された信号にアップリンク信号である事を識別する67Hzトーンが無いと、トランスポンダ(変換機、中継機)からダウンリンク信号へ変換されない場合があります。そのため、送信機では必ず67Hzトーンを送出できる様に、あらかじめ設定をしておきます。

すなわち送信側の準備は、67Hzトーンの設定と145.920MHzに周波数を合わせるのみで事足ります。トーン無しでOKの場合は、その代わりトーン無しの違法局もよく聞こえてきますが・・HI

ダウンリンクの435.300MHzでは約+10kHz,約-10kHzのドップラー効果を考慮する必要があります。アップリンクに使う145.920MHzでは、その周波数が約3分の1となりドップラー効果も約3分の1の約+3kHz,-3kHzとなるので、帯域の広いFMでは無視できる範囲となります。

続いて出力ですが、不法局や他国の業務局のいる場合がある日本の環境では、弱肉強食のFMを使用する場合、ある程度の設備がないと快適に運用できない場合が多々あります。
と言っても、それほど大袈裟な物でなく、例えば3ele(ブーム長1m程度)の八木アンテナに20W程度の出力があれば、ある程度は運用できます。

けど、状況によってはGPでも可能ですよ!。

とりあえず、今あるアンテナと免許の許す範囲での最高出力で試してみるのが良いでしょう。

いざ送信!そして交信!


1回のパスが長くても15分程度、1chしかないという事を理解してから始めてください。
ハウリング防止のため、必ずヘッドホンを使用してください。

最初は大陸からの混信の少ない太平洋上を通過するパス、すなわち東回りのパスからが良いでしょう。

AO-51からの信号(他局の交信等)が判別できるくらいに聞こえてきたら、メモ用紙に聞こえた局のコールサインを書いて行きましょう。1行置きに書いていき、後で交信が成立した時にそのスペースにレポートと時刻を記入します。もし交信できなくても「どんな局が聞こえたか」の記録になります。そして交信の合い間を確認してPTTを長くても2秒ほど押して、すぐにPTTを離してください。
若干トーンの認識に時間がかかりますが(1秒はかからない)、自分のタイミングに合わせて雑音が消える事が確認できたら、ループテストは成功です。
※この時、アップリンク(145MHz帯)からの3倍波によりダウンリンク側(435MHz帯)でカブリを受ける場合があります。その場合にはアップリンク側の出力にローパスフィルター(144MHzのデュープレクサ―等で可)を使うと軽減される事があります。

確認できないからとPTTを押したままにしていると、他局の交信に支障が出ます。
どうしても確認できない場合には、PTTを押し、短く自分のコールサインを言いましょう。

例えば「テストJO1FEF」というように。

ここで長々と「ワンツーワンツー」とか「はぁーろ、はぁーろ」などとやっていると他の局へ迷惑がかかります。1chしか無いのですから、独占使用はいけません。

必要以上のCQ連発も良くありません。出ている局が少ないパスでも、CQを連続で出す場合は30秒から1分の間隔を空けるようにしましょう。他局から呼ばれているのにCQを連発する、受信能力に問題のある局も残念ながら見受けられます。

また、ここで自分に帰り信号が聞こえなくても、受信能力の高い他の局には聞こえている場合があります。その場合には突然

「JO1FEF、JH0PVF JH0パパ・ビクター・フロリダ、59です。どうぞ」

と呼ばれる事もあります。
この場合には、そのまま相手の信号が聞き取れていれば、

「JH0PVF、JO1FEF。同じく59です。どうぞ」

と言って、交信を成立させてしまっても良いでしょう。
もし、誰からも呼ばれなかった時にはアップリンクが届いていない場合があるので、再度チャレンジしてみましょう。

「CQサテライト」

と言うのは、確実にダウンリンクが聞こえるようになってからにしましょう。
それまでは、はっきり聞こえる局を指定して呼び出す方法のほうが上手くいくと思います。

1chしか持たないFM衛星。極力、不要なアップリンクは控えてください。

交信時の注意事項


○多くの(多い時には20を超える)局がスタンバイするFM衛星では相手を呼ぶ時にも、注意しなければならない事があります。

それは

誰を呼んでいるのか明確にする事。CQを出した局を呼ぶ時も同様です。
相手のコールサインはショートコールで。
その時の自分のコールサインはサフィックスのみフォネティックコード(多く使われる他のものを含めて)を使用しましょう。
そしてレポートも付けてしまえば、交信開始、終了がスムーズに出来ます。
例えば

「JH0PVF,JO1フロリダ・エコー・フロリダ 59です。どうぞ」

というように。

○QSLカードの交換は基本的にはビューロー経由ですので、特別な場合を除き、その件には多くの場合、触れません。


色々細かく書いてしまいましたが、衛星を経由する以外は、交信するという基本は同じなんです。
交信できると、あっけなかったりします。けど、その感動は最高です。
いつか交信できる時を楽しみにしています。

このページへのコメント

夜のAO-51はパスの後半より前半の方が空いている(皆、聞いている)事が多いです。
早めに呼ぶのも一つの手かもしれません。

Posted by je2tlz 2006年06月18日(日) 20:54:45
http://yoshikawa.jpn.org/main/wiki/wiki.cgi

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《英語のサイトですが、最近の衛星やISSの運用状況がわかります》↓
OSCAR Satellite Status Page by KD5QGR (英語)
ISS Fan Club (英語)


 VO-52 

 残念ながら2014年7月に運用停止となりました 

インドの衛星
Uplink : 435.225 to 435.275MHz LSB/CW
Downlink: 145.925 to 145.875MHz USB/CW
※145.90MHz近辺を聞いてみよう!送信時には必要最小限の出力で!SSBはLSBでアップ!CWを受信するときは、CWフィルタを入れないで!

 ISS 

国際宇宙ステーション

Voice uplink: 144.490MHz FM

クロスバンドレピータ時
uplink:437.80±0.01MHz(ISSが近づいてくる場合低く、遠ざかる場合は高く)
Worldwide downlink: 145.800MHz FM

注意!Up/Downが逆の周波数の時あり
uplink:145.99MHz(固定でOK)+67Hzのトーン
downlink: 437.80±0.01MHz (437.81→437.80→437.79)

※ARISSスクールコンタクトの時には宇宙飛行士の肉声が聞こえる!145.80MHz FM を聞いてみよう!
《次回の日本でのスクールコンタクト予定》↓
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