アマチュア衛星通信初心者のためのWiki - 衛星通信のQSLカードの書き方

注意点


 むずかしいことはありません。基本的には普通の交信と同じ書き方です。

 ただ2点だけお願いを。

 それはアップリンクとダウンリンクの周波数経由した衛星名 を記入することです。

■周波数の方はアップリンクとダウンリンクの周波数を記入します。
 例 145/435 (アップ/ダウンの順です) あるいは↑145↓435など
 よくアップリンクの周波数だけ書いてこられる方が居ますが、JARLのアワードには無効になります。もちろん他のサテライト関係のアワードでも無効になるでしょう。

 ※PCログ(特にHamlog)を使っている方の多くにどちらか一つだけが記入されたものが目立ちます。ログソフトの仕様上、欄内に入らない場合は「備考欄」に印刷できるように工夫をお願いします。できないならばぜひ手書きで書き加えて下さい。

 
■衛星名はremarksかConfirming Our QSO のあとに、たとえばAO-51経由の交信であれば VIA AO-51AO-51経由の交信などと記入し、衛星での交信であることがわかるように記入してください。
これを書かない場合、衛星を経由した交信ではなく、送受信を別の周波数で行ったクロスバンド交信と解釈されてしまいます。

 ※上の周波数の欄はOKでも衛星名がどこにも書いてないカードもたまに来て、残念に思うことがあります。

 以上、たった2点だけですので、せっかく発行したカードがアワードに無効にならないように、よろしく記入をお願いします。

電子QSLで衛星のQSLを発行したいのだが・・・・


 残念ながら現状では困難です。

 現在、電子QSLを扱うサイトとしては、eQSL.ccQSO bankがあります。(2011年6月現在、QSO bankは休止中)

 eQSL.ccの電子QSLは、衛星に対応しているそうです。しかしARRL発行のアワードには認められません。(JARLのアワードについては認められます。→Tnx JI5RPT)

 QSO bankが発行する電子QSLを印刷したものは、JARLのアワードに使用できます。衛星名を入力する欄が無いので、remarks欄に周波数と衛星名を記入することが最も簡単な対応方法です。

 QSO bankを利用するにしても、ビューローの負担や遅配の問題を解決すべく、衛星愛好家同志でのQSLの電子的交換方法の議論が待たれます。