Thanks Blue Wings

　「みんなの笑顔をあんまり見られなくなるんだなァ・・・。」という寂しい気持ちは多少あるけど、中学校での活躍を期待しているよ!卒団、卒業　おめでとう！！
　今年度は５年生が１人もおらず、４年生の力を借りながらも善戦した１年だったと思います。
新チームになり初めてのジュニアカップ大会は、予選で下しているエスポルチ雄和に準々決勝で惜敗したものの、ベスト８という好成績をおさめることができたね。でも結果より、むしろこの大会でチームの弱点、課題を見い出すことができ、冬期間の練習プランが決まりました。
　春の遠征においては強豪揃いの仙台のチームと強化試合をこなし、いい経験になったと思います。さらに、かねてから交流のある盛岡のjrアントスへの武者修業を経て挑んだ全日本大会でしたが残念ながら悔しい結果に終わってしまいました。また私自身も６年生にとって最後の全日本大会を一緒に戦えなかった事は今でも申し訳なかったと思っています。
　夏場は全日本の結果を引きずらず気持ちを切り替え、魁星旗やトレセン、フットサルなど各自、目標を決め、それに向かって練習に打ちこんでくれたことが個々のスキルアップ、延いてはチームのまとまりにつながったんじゃないかな？

イッキュー／低学年の頃から期待していました。プレーヤーとして、主将としてプレッシャーもあったと思いますが任務をまっとうしてくれました。西目大会の角度のない所からの弾丸シュートはいまでも鮮烈に思い出します。あれってホントにセンタリングじゃなくシュートだったの・・？？？

ブンヤ／ファイトあるプレーでチームの柱としてゲームメークしてくれました。また、ボランチから得意のクライフターンを使い相手を抜き去る姿はマラドーナと見紛うほどでした。あとはいっぱい食べることカナ・・。めざせ○○代表！！（○○は自分で書き込んで）

三丁目／テクニックに頼ってばかりいた昨年に比べ、さすが６年生と思わせるほどフィジカルが強くなり一流プレーヤーの仲間入り・・という時にケガをしてしまいました。本人はもちろん痛くて悔しかったでしょうが、チームも痛かったなぁ。まずはケガを完全に治して、またがんばろうゼ！

チャイナ／常に全力で相手にのぞむガッツある姿はチームメイトだけでなくベンチをもふるいたたせてくれました。君のクリアや飛び出しがなければ・・という試合が数えきれないほどあり、チームを勝利に導くディフェンスに何度救われたことか。サンキュー チャイナ！！

モミ／Ｇ.Ｋも含めた全てのポジションが出来るとても器用な選手です。６年生になり、心配されたスタミナも問題なく、フル出場できるほどになりました。フットサルの時、本当はＦ.Ｐとして出場したかったでしょう。だけどチームのためＧ.Ｋをかって出てくれ、おかげでいいチームができました、感謝！！

ミウ／試合前はいつも自信のなさそうなそぶりを見せますが、いざキックオフされると元気にピッチをかけ回ってくれました。今市の大会で凍えるような寒い雨の中での決勝ゴールは、「感動」の一言でした。あれはホントすごかった！！

ガッパ／理解力はバツグン。チーム事情で主に守備的なポジションでの起用が多かったのですがフットサルでの攻撃センスの良さはピカイチでした。視力だけがちょっと気になりますがバランスの良さにはスタッフ一同期待しています。

ワカ様／体だけで勝負していた昨年、1対1でイヤというほど悔しい思いをし「技術」の大切さを身をもって感じてくれました。それからは、みるみるうちにテクニックを習得し、トレセンに推薦されるレベルまでになりました。恵まれた体格プラス「技」で相手をほんろうさせるような大型プレイヤーになってもらいたいなぁ。

　もうすぐみんなはブルーウィングスとお別れだけど、サッカーを通じて他チームの選手との交流や遠征先での団体行動、そしてなにより仲間、チームワークの大事さを学んでくれたんじゃないかな。これから先、迷ったり困った事があったとき、真っ先にこの８人の仲間に相談できるような関係でいてほしいな・・。そして君たちのサッカーの原点である「母なる大地」、寺小グランドに来て後輩達にいろいろ教えてやってくれよ！　待ってるゼ〜！！

　最後になりましたが親の会の皆様には本年度もお世話になりました。前述しましたが諸事情により、なかなか練習に行けない時期があり申し訳ございませんでした。団員に「コーチお久しぶりです。」と言われるたびにと グサッ！ ときましたが、子供達の顔を見てやすらぎを感じさせてもらい逆に感謝の気持ちでいっぱいでした。
　今年も８人８色、それぞれ特徴のあるデコボコ軍団でしたネ。ときにはケンカもしておりましたが本当にいい子達ばかりでした。その６年生達が頑張ってくれたおかげで、最終的にはいいチームに仕上がってくれたと思っております。
中学生になると、徐々に困難な事が派生してくると思いますが、何事にも背を向けず堂々と潔く立ち向かってもらう事を切望いたします。卒団そして御卒業、心よりお祝い申し上げます。

コーチ　半田 誠士