秋月記念公園

秋月記念公園（あきづききねんこうえん）は、神崎県神崎市藤崎区風祭町にある公園で、東海電気鉄道が管理・運営している。
東海電気鉄道の創業者一族である秋月家が自宅として使用後、一時期は東海電気鉄道が秋月家より無償貸与を受けて本社として使用。経営再建の後に移転後、正式に秋月家から譲渡を受け、小規模な鉄道公園及び資料館として、旧本社となる旧秋月邸及び敷地を整備。一般に無料開放したもの。

主な施設

・東海電気鉄道資料館
　旧秋月邸を資料館に改装したもので、東海電気鉄道で使用されていた切符類をはじめとして多くの資料と、嘗て運行されていた鉄道車両の写真や部品などが展示されている。1階にある広間は多目的施設として改装されており、小規模なコンサートなどに使用されている。

・展示車両（旧東海電気鉄道1002号車）
　東海電気鉄道1000形電車（初代）のうち、下り方先頭車であったTc1002号車が静態保存されている。この車両に関しては、9:00～15:00までは車内が開放されており、自由に車内へ出入りできる。

　尚、旧秋月邸周辺は全面コンクリートで舗装していたが、秋月記念公園の開園前に、駐車場用地など一部の土地を除く全面のアスファルトを撤去。芝生を造成している。

その他

　運営は東海電気鉄道が行っており、東海電気鉄道にまつわるグッズや地産物などのお土産を取り扱う店舗も併設されている。
　公園敷地内には一般者立入禁止区域があり、その中には秋月家の霊廟（墓地）があり、その場所に関しては秋月家が引き続き所有している。尚、秋月家の法要日時によっては公園の開放が休止されることがあり、事前に門前の掲示板にて告示がされる。