東静高速鉄道グループの資料集へようこそ。このページでは、静岡県を中心に鉄道やバスを運行している架空交通企業グループ『東静高速鉄道グループ』の資料をご覧いただけます。

東静観光バス(とうせいかんこうバス)は、かつて存在したバス事業者。
東静バスの貸切バス部門を独立させて発足した企業で、本業である貸切バス事業の他、東静バスからの受託で高速バス等の運行も請け負っていたため、一部の車両は路線バスの設備を設けており、会社自体も路線バス事業認可を受けていた。末期には東静バスと運行割合が6:4となり、ある面では高速バス会社ともなっていたが、事業集約化に伴い、2017年5月31日付で東静バスに事業統合され、解散した。

企業データ

  • 企 業 名:東静観光バス株式会社(ToseiKankoBus Co.ltd)
  • 本社所在地:静岡県沼津市南来宮226-7(旧TER-NNCビル1F)
  • 会社設立日:平成18年(2006年)5月18日
  • 代 表 者:代表取締役社長 秋川修二
  • 業   種:陸運業
  • 事業内容 :一般貸切自動車運送事業・一般乗合自動車運送事業
  • 資 本 金:3億4000万円(2008年12月現在)
  • 従業員数 :183人(2008年12月現在)

歴代社長

⁻初 代:松島 健一(元 東静バス貸切部門代表責任者)
⁻第二代:内村 隆義
⁻第三代:秋川 修二(現 東静バス代表取締役社長)

歴史

  • 2005年03月15日:東静観光バス株式会社発足。
  • 2005年05月12日:東静バスの貸切バス事業を引き継いで営業開始。
  • 2005年10月15日:富士営業所を開設。
  • 2006年05月12日:東静バス運行の高速バス路線の一部受託開始。
  • 2017年05月31日:東静バスに事業統合する形で事業停止。会社清算となった。

貸切バス事業

通常の貸切バス運行の他、東静ツアーズ主催の募集型企画旅行(ツアーバス)の運行も行っていた。但し、都市間バスに関してはツアーバス形式の運行は一切行わず、全てが東静バスからの要請及び契約によって運行されるものであった。現在は東静バスが運行している。

路線バス事業

東静バス沼津営業所が運行を行っている高速バス路線の運行受託を行っていた。

運行路線(急行・高速バス)

全路線は東静バス沼津営業所が担当しているが、一部の便の運行受託を行っていた。
9001〜9002系統:神崎駅⇔修善寺駅⇔三島駅(夜行急行)
9003〜9004系統:神崎駅⇔修善寺駅⇔沼津駅(夜行急行)
9005〜9006系統:静岡市⇔東京駅(塩鉄バスとの共同運行,高速)
9007〜9008系統:三島駅⇔東京駅(塩鉄バスとの共同運行,高速)
9009〜9010系統:沼津駅⇔東京ディズニーリゾート(湘葉電鉄バスとの共同運行,高速)
9011〜9012系統:沼津駅⇔サンリオピューロランド⇔京王八王子駅(高速)

車両に関する事

 韓国の大宇(Dewoo)製をはじめとして外国メーカーの車両を多く導入している傍ら、バリアフリーに準拠した鎌倉特殊車体工業製の車両も多く導入されていた。また、シャトルバスなどに適用した路線兼用の車両なども保有するなど、それぞれの用途に適した車両を運用している。大型観光バス30台(貸切専用18台,路線兼用車12台),小型観光バス7台,スクールバス用の路線車6台の、計43台を保有していた。
 会社の事業統合に伴う解散により、沼津営業所配置の車両の大半は東静バス沼津営業所に譲渡、富士営業所配置の車両は一部廃車の上で青葉台交通に譲渡された。尚、青葉台交通に譲渡された車両に関しては、元高速バス運行用車両に取り付けられていた装備は全て取り外されている。

その他

 所属していた大型観光バスのうち12台は高速バスの運用にも使用されるために運賃表や運賃箱などを設備を設置するなどの改造工事が行われている。これらの車両が貸切バス事業に使用される際には運賃箱や料金表などの設備はシートを覆うなどの措置を施されている。これは誤使用を防ぐためとされ、東静バスに譲渡された車両は取り付けられたまま、青葉台交通譲渡車両は装備品を取り外されている。

フリーエリア

管理人/副管理人のみ編集できます