28章:あのころの海

あらすじ


一行はライザらを捕らえた船が停泊しているのを発見すると、手分けしてオポルトを捜索する。

酒場では、マクレガーがイスパニア兵を締めあげライザらの居場所を聞き出そうとしていた。
だが、あまりにやり方が荒っぽいため、兵はすでに朦朧としている。
代わってフレデリクが聞きだすことに。

兵から、ライザたちがリスボンへ連行された、との情報を得て、一行は港へ向かう。しかしそこでふいにマクレガーが立ち止まる。彼が負った怪我は予想以上に大きく、もはや歩く事すら危険な状況だったのだ。
マクレガーは、自分よりライザ救出を優先するように、と言うとその場に倒れこんでしまう。
二人はマクレガーの志を受け取ると、一刻も早くライザを救出するため、リスボンへと急いだ

リスボンの街で、必死にライザを捜索するフレデリクとプレイヤー名。

ついに、フレデリクとプレイヤー名は監禁されていたライザたちを発見。
無事救出する。
ライザが礼を言おうとするのを制し、彼は静かに語り始める。
彼には、かつてのように誰もが行きたいところへ行ける自由な海を取り返す夢があること。
そして、その夢を実現させるため、ライザと共に戦っていきたいということ…。
話を聞いているうちに、自分が捜し求めていたものもまた、フレデリクと過ごした幼い頃の海だと気付いたライザ。
彼女は二人の夢を実現させるため、全力を尽くすことを誓うのだった。

こうして、ようやくわだかまりが解けたライザとフレデリクは、プレイヤー名や仲間たちとともに、ロンドンへの帰途についた。
2007年12月29日(土) 11:52:27 Modified by b_eng




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