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BS/用語集(あ〜た行)

BALDR SKY 用語集

このページには重要な伏線やネタバレが記載されてます
できれば、全ルート・全ENDを見てから閲覧することをお勧めします
あ行〜た行まで、五十音順に並んでます。




あ行

アーヴァル・シティ(アーク仮想都市)

  • 巨大企業アーク・インダストリーが運営する巨大仮想空間都市
  • 「制限無し」の仮想空間であり、治安も高いレベルで安定している。会員制を採っており、内外部問わずセキュリティは非常に強固である…のだが、その割に侵入者が多いようである。
  • 案内・接客用として、クゥ型NPCが都市各所に設置されている
  • 灰色のクリスマスで失われた星修学園や如月寮が再現されている。
  • 莫大な処理能力を費やすことで、野菜を植えれば成長し、収穫、料理すら可能となるほどに現実を再現している。

アーク

  • 正式名、アーク・インダストリー。仮想空間に関わるビジネス企業の頂点に座する。清城市に本社を置く。アーク社とも呼ばれる
  • 空間創造、NPC関連事業、脳内チップ開発からオリジナル・シュミクラムの開発に至るまで、仮想に属するビジネスを網羅している
  • 現社長は橘聖良。甲の叔母でもある。前大戦終結後、企業を興し、州政府から原初の有機AIイヴの管理を任される
  • 一見して大理石のように見える社屋は結合超密素材製。核やグングニール以外では破壊不能。

アイギス(Aigis

  • 桐島レインの専用機。学園時代、甲に告白するためアリーナに乱入する時に使用した。
  • 主な装備は接近戦用のナギナタ。他にも距離を離すと包丁を投げて攻撃してくる。
  • 学生ではなかなか手が出せないシュミクラムを所持している上、相当なカスタマイズがされているのだが、学園時代の長官が金を出すとは思えないので自前で用意したのだろう。恐るべしストーカー根性。
  • レイン編12章の記憶遡行(?)2回目で、シュミクラムの稽古を勲からつけられていたと語っているので、練習用のレンタル機等でなければその時に買い与えられたのだろう。
  • DiveXにて、型落ちを貯金を叩いて買ったという事実が判明する。

アイギスガード(Aigis guard

  • 桐島レインの専用機。
  • 長距離レーダー、チャフ、ジャマー等、電子戦装備テンコ盛りの特注機である。
  • 傭兵学校のころから愛用している。

愛と快楽の会議(フォーラム)

  • 無名都市に存在する露出狂と乱交愛好家たちの集まり。
  • そこら中で性行為が行われており、道を歩いているだけで次から次へと誘われる凄いところ。
  • 亜希姉ぇはオージー(乱交/Orgy)をオージー(オーストラリア/Aussie)と勘違いしオーストラリア人愛好家の集いだと思っていた。どんな集いだ。
  • 要するにPINKちゃんねる。

暁の虎

  • 東亜細亜反人工知性・人類救済戦線に所属する部隊名、反AI主義者集団。
  • 規模、戦闘能力、直後の甲たちの会話からすると弱小勢力。

アセンブラ

  • 自己増殖能力を持った次世代型ナノマシンである。その概念はキム・エリック・ドレクスラーによって生み出され、Dr.ノインツェーンによって基礎技術が開発された。プログラミングによって自在に物質を改変可能であり、ある程度の知性を持つ。
  • 元々は火星でのテラフォーミング用に開発された。
  • 運用方法によっては、地球をナノマシンで覆いつくし、星を灰色のナノマシンの塊にしてしまう「グレイ・グー」と呼ばれる大災害を引き起こす可能性すらある危険な技術である。
  • 灰色のクリスマスの元凶であり、水無月空はこれで生きながらにして溶かされた。

阿南よしお(あなんよしお)

  • 現清城市市長。
  • 見事なまでに期待を裏切らない、俗物政治家。
  • 無名都市の「愛と快楽のフォーラム」のVIP
  • ジルベルトと違い、最後の最後まで醜態しか晒さなかった人物である。

アノニマス・シティ(無名都市)

  • 無数の会議(フォーラム)から構成される仮想都市。仮想空間において最も治安が悪いとされる無法地帯「掃き溜め」とも蔑称される。
  • 前世紀から生き延びたアングラ・コミュが離散・結合・増殖を繰り返し、AIの余剰計算能力を掠め取って成立している。
  • 無数のスレッドに分散されて再現されているために誰もこの街を停止できず、絶えず創造と破壊が繰り返されているために誰も街路図を描けず、この街の住人が個体名を重視しないために誰も住民名簿を作れない。
  • 要するに2ちゃんねる。
  • annonymous(無名の)city(都市)、全域がリミッター・オフであり、命を落す危険もある。

アボート(強制離脱)

  • 没入している人間を、強制的に引き戻すこと。
  • 菜ノ葉が勤めるネットカフェでは、各コンソールに赤いボタンが取り付けられており、それを押せば強制離脱が作動するようになっていた。

アリーナ(模擬闘技場・模擬戦闘場)

  • 学生時代シュミクラムの野良試合、ニュービーズ・インパクトなどが行われた場所。
  • フリガナはアリーナなのになぜか模擬闘技場だったり模擬戦闘場だったりする。中の人がここを読むと多分統一される。

イヴ

  • アーク社が管理する生物学的AI。
  • 全大戦の後設立されたアーク社が、州政府より譲り受けたAI。姉妹機にマザーが存在する。

イーサ(中継界)

  • 第二世代が無線で没入した時、はじめに到着する場所。
  • いまいち詳細が説明されない。が、中継界に来たときは、ここから移動(ムーブ)で目的の場所に向かう。
  • シュミクラム戦も可能。

イム君

  • ノイ先生の所有する手術用ロボットで相棒。ドリルや回転ノコギリを装備している。全部展開するとかなり禍々しい外見になる。大掛かりな手術には欠かせないらしい。
  • レインルートではレインが手を加えて、甲とレインの睦言やらなんやらをノイに聞かせていた。
  • 菜ノ葉ルートではCGで登場し、ジルベルト達を切り刻んだり、菜ノ葉の脳を取り出したりと大活躍。

宇宙戦艦怪獣ゲペド

  • 映画「Dr.ノインツェーンvs宇宙戦艦怪獣ゲペド」に登場する。はたして宇宙戦艦なのか怪獣なのか、とにかく名前からして既に三流である。ノイ先生曰く、歴史に残る駄作らしい。

ウイルス

  • 仮想空間にて使用される自律兵器。人による遠隔操作も可能。
  • 小型のウイルスは耐久力が低く、攻撃能力も大したことは無いが、大型機になると、並のシュミクラム以上に厄介な存在となることもある。

ウイルスシード

  • ウイルスを発生させるオブジェクトであり、工作員等が持ち歩く。

AI

  • Artificial Intelligence所謂人工知能である。自己進化するバイオチップの塊である有機AIと、アルゴリズムによって問題の解決を行う無限のライブラリを持つスパコンである機械的AIに大別され、感覚質(クオリア)の有無が大きな違いとなっている。
  • この世界ではクオリアを持ち「閃く」ことができる「真の知性を持った」有機AIが主流となっており、とくに断らない限りAIとは有機AIを表す。
  • 機械的AIが真の知性を持つに至れないことは、あろうことか有機AIが、拡張されたゲーデルの定理によって証明してしまった。
  • 仮想空間はAIによって制御されており、人に合わせたロジックでの運用を行っている。
  • 尚、第三のマシンと呼べるAIも存在する。

H・R・ギーガー

  • ハンス・ルドルフ・ギーガー。グロテスクかつインモラルな作風が有名なスイス人の画家。空の作った弁当を見た亜季姐ぇの第一印象が彼であった。かの有名なエイリアンのデザイナーであり、弁当の「エイリアンの内臓みたいな味」もこれ意識してのことだと思われる。
  • 彼らの時代からすれば相当昔の人間である筈なのだが。

E's(エス)

  • AIの深層意識である赤い海。仮想空間の果て。AIの全てのデータがここにあり、その奥底には存在しない偽りのデータや歴史が存在する。
  • アーク社の構造体では、直径300m程のアイリスバルブによって通常の仮想空間と区切られている。
  • 亜季曰く「正気さえ持てばなんでもできる」。
  • 近くにいるだけで精神汚染の可能性があり、潜って生還した人は居ない・・・が、甲達はエージェントの助力によって普通に生還してくる。
  • 精神分析学における、自我(ego)、超自我(superego、無意識(Es)の内、無意識部分のこと 提唱者は精神分析学者のジークムント・フロイト

エージェント

  • 水無月空の模倣体(シミュラクラ)クゥの、もう一つの姿
  • 世界0における「観測者・水無月空」とノインツェーンとの並行世界改変合戦における空側の手札
  • 甲の危機や行動の分岐点などに現れ、重要な情報を教えてくれたり、道案内をしてくれたりする
  • レイン編で初登場した際は片言の「機械的」な話し方をするが、物語の進行と共に「人間らしさ」を獲得・学習してゆく
  • 聖良曰く、特性は電子体だがログインポイントなどそれ以外の詳細一切不明。
  • 空編ではクゥとして、また、もう一人の水無月空として、甲・模倣体の一番傍で共に戦ってゆく

エディ

  • エディ・オルドラ.通称スマック・ジャック(ラリ公)・エディ。清城を根城にする情報屋。仮想では無名都市で会うことができる。甲が頼りにしているが、アセンブラに関する情報を得てしまったことによって、必ず序盤で殺される。
  • ちなみに義体。
  • 金に汚いようで意外とサービス精神旺盛。

か行

階級

  • BSでは軍事関係者、傭兵部隊所属の者には階級が与えられている。通常ならば傭兵に軍と同じ階級制が適用される事はない筈だが、BSではPMCが幅を利かせている為か、はたまた電脳将校と呼ばれる者達が跋扈している為か、皆階級持ち。
  • また、電脳将校の言葉の通り、現実世界での評価が階級に直結するだけでなく、仮想での評価(シュミクラム乗りとしての適性)も階級に影響を与える模様。甲やレイン、千夏(レインと千夏は現実でも強いが)などの若輩者が尉官相当の位を得られているのは後者としての適性が高いからだと思われる。
  • 以下本編時の各自の階級。
    • 甲:中尉、レイン:少尉、千夏:中尉、永治:大佐、シゼル:少佐、モホーク:中尉、勲:少将(長官)
      • 亜季BADENDでは甲は大佐に昇進している。
  • DiveXにて、傭兵斡旋協会が認定する階級であることが判明する。
  • 無論、千夏と勲は統合軍所属の為、そちらから与えられたもの。

カゲロウ(影狼/Shadow wolf

  • 門倉甲の専用機。入寮祝いに受け取って以降、今日までの甲の愛機。
  • 統合軍の制式軍用機「EISEN WOLF」を、ウィザード・西野亜季がカスタマイズした、ワン・オフ・モデル
  • 有機AI同様の「自己進化ロジック」が組み込まれており、甲が転戦を重ねた現代では、開発者の亜季が言葉を失うほどの成長を遂げている
  • カゲロウは複数の人物(甲・雅・千夏・空)がインストールしているが、どれもフォルムが異なる。フォーマット時に、個人の適性に合わせて特化生成されるようだ

カゲロウ・鎧(影狼/Shadow wolf“GAI”

  • 須藤雅の専用機。入寮祝いに甲と共に受け取り、現代でCDFに入隊して以降も雅の愛機
  • カゲロウ・フォーマットには珍しい重装甲、ジェットワッパーやスタンロッド等の拘束系兵装を保有。いかにもCDF仕様だが、学生時代からこの傾向があったようだ

カゲロウ・冴(影狼/Shadow wolf“SAE”

    • 水無月空の専用機。遠近を兼ねたアーチェリータイプの固定兵装が特徴的。
  • 機体色は白のベースに赤によるペイント。兵装やフォルム、模様から、どこかジルベルトのノーブルヴァーチュのような毒々しい印象を受ける。
  • 他のカゲロウユーザーと違い、空には学園時代のシュミクラム経験が無い。そのため空がこの機体を入手したのは少なくとも灰色のクリスマス以後と考えられる。カゲロウは個人の特性に応じてフォルムを変化させるらしいが、この外観には傭兵としての水無月空が反映されているのかもしれない。

カゲロウ・凛(影狼/Shadow wolf“RIN”

  • 渚千夏の専用機。学園時代、千夏の愛機として活躍する
  • 足技と近接連続技に特化している。ユーザーそのまんまである
  • 現代編ではGOAT仕様に改装され、クリムゾン・ロータスを名乗っている。が、足技突撃連続技指向なのは変わっていない

下等生物

  • ジルベルトからすれば、被造子以外の人類はみんなこれらしい。

門倉運輸

  • 傭兵部隊「フェンリル」の表向きの企業名

門倉永二(かどくらえいじ)

  • 甲の父親。門倉運輸の代表で、傭兵部隊「フェンリル」の隊長。階級は大佐。専用シュミクラムは「ニーズヘッグ」
  • 甲が幼少の頃より傭兵として戦場を駆け巡っており、家を空ける事が多かった。加えて、電脳症を発症した妻、門倉八重の死に目に帰ってこなかったこともあり、甲からは良く思われていない。
  • しかし、家族をまったく顧みなかった訳ではなく、現在も甲のことを気に掛けている。
  • レインの父親である勲はかつての同僚であり、八重を取り合った元・恋敵でもある。
  • 甲の父親だけあり、シュミクラムの腕も凄まじい。おそらく、作中最強のパイロット。
  • 清城市では義妹の聖良(アーク社)を依頼主として仕事をしている。
  • ノインツェーンの研究所の警備を担当していた折に、橘八重と知り合い、後に駆け落ちするが、これが悲劇の遠因となってしまう
  • 八重が電脳症で弱っていた頃、接続者システムに目をつけたドミニオンに囚われた、八重の電子体を奪還するために奮戦していた
  • やたらとタフで神父に真っ二つにされたり勲に後ろから撃たれて木っ端微塵にされた程度では死なない。世界0でこの男を倒すために果たしてどれほどのドローンを注ぎ込んだことやら。

門倉甲(かどくらこう)

  • 本作の主人公。電脳将校であり、階級は中尉。専用シュミクラムは「影狼」
  • シュミクラムユーザーとしての適正に非常に秀でており、自ら、天賦の才と自負する
  • 世界各地で転戦を重ねた凄腕の傭兵だが、ドレクスラー機関の足跡を辿る最中ある事件に巻き込まれ、記憶障害を負うところから本作の物語は始まる
  • 記憶を失い、学園時代の人格がベースとなっているが、以前は目的遂行を第一とし、必要に迫られれば手段を問わない兵士であったらしい
  • 灰色のクリスマス時は星修から離れていたために一斉掃射からは逃れるが、直前に電話をしていた空がアセンブラにより、生きながら溶解されてゆく様を目の当たりにする。
  • 今も昔も女泣かせ。
  • 世界0では、灰色のクリスマスにより、空の代わりにアセンブラによって融解・死亡している
  • エロゲにしては珍しく、フルボイスの主人公である。
  • 1コンボ3000ダメージ以上を与えた時の「すっげえ、はははっ」は異様に耳に残る。

門倉甲・模倣体(かどくらこう・しみゅらくら)

  • 水無月空編における主人公。ベースは西野亜季が作成したファースト・シミュラクラ
  • 彼女が自分の恋人としてAIに作らせてみたところ、甲になってしまったらしい。
  • アーク構造体の機密区画にいたときに、偶然入ってきた少女に一目惚れしてしまい、抱きつきキスしようとしたため大騒ぎとなり、亜季の部屋で凍結されていた。
  • 数多の平行世界の門倉甲の知識・記憶・経験を、同世界の甲の模倣体が夢という形で知覚し、それを世界0へ送り続けた結果、自我が確立され目覚めた
  • 平行世界の門倉甲と、特異点を通してリンクが成立する間しか存在できず、3回目の特異点消失と共に消滅することが定められている
  • そのAI寄りの性質上から、イヴやクゥと同様に特異点の恩恵を最も受けやすい存在の一人
  • ちなみに抱きついた相手は幼い頃の空。理由は世界0の空が幼い頃の甲にコンタクトし甲が空を好きになったため、模倣体である甲・模倣体もそれに共振したから。
  • 愛称は『コゥ』。空摸倣体の『クゥ』に対応した名称である。

門倉八重(かどくらやえ)

  • 甲の母、永二の妻で、聖良の姉。作中では容姿は判別しない(亜季に似ている……らしい/from永二と亜季再会のシーン)。好きな花はカーネーション。橘財閥の令嬢で、永二と駆け落ちした。
  • ノインツェーンの部下で研究者だった。接続者システム研究中に電脳症を患い、数年後に帰らぬ人となる。
  • 門倉永二と駆け落ちし、甲をお腹に宿すが、八重に備わった母性にノインツェーンの無意識が反応してしまい、結果として八重が接続者に選出されてしまう。
  • お腹に子を宿した状態で研究所に訪れた際に、ノインツェーンに着床した受精卵を取り出される。(取り出された受精卵は生存している?)
  • 全てを抑圧しようとするバルドル・システムの本質を見抜き、永ニに破壊を願うが、間に合わず息絶える。
  • 西野亜季・水無月真・水無月空(可能性としてはノイも)には八重の遺伝子が組み込まれている。
  • ノイ先生曰く、彼女が本気になったら3時間で世界を滅ぼせるとか。

如月寮(きさらぎりょう)

  • 学園編の主な舞台となる場所の一つで、星修学園の学園寮。
  • 元々の寮生は亜季ひとりだけだったが、そこに自分たちの寮が廃寮になり、路頭に迷っていた甲と雅を亜季が迎え入れたことから状況は一転。芋づる式に個性的で賑やかなメンバーが集うこととなる。
  • 所属メンバーは西野亜季(寮長)、門倉甲、須藤雅、若草菜ノ葉、渚千夏、水無月真、水無月空の七人。さらに、OBとして久利原直樹、仮想の亜季のプライベートルームに住むクゥ、空の友人としてこっそり出入りしていた桐島レインが関係者。
  • この時代には珍しすぎる木造風建築(合成樹脂製)(21世紀(前世紀)様式)二階建。建物の裏手には菜園があり、菜ノ葉が手入れをしている。入口は主流の自動ドアではなく、まずこの時代では見られない引き戸である。この扉を自動と間違えて一度はぶつかるのは最早誰もが一度は経験する儀式となっている。
  • 中は土足禁止。共用空間に台所と居間があり、食事は皆で集まって居間で食べる。部屋は一人一部屋で、中は広いとは言えないが部屋数は結構多い。個室のひとつには、亜季が設置した電子作業のための一流設備があるが、本人以外は立ち入り禁止。
  • 食事は当番制だったりするものの、料理含む家事においてかなりの部分を菜ノ葉に依存してしまっているために彼女が欠けるだけで如月寮の家事事情はかなりのダメージを受ける。さらに、空が張り切りすぎて場を引っかき回すために他の寮生たちの負担が高くなり、菜ノ葉は見ていられずイライラする。
  • 甲たちがやってくる前は亜季とその先輩たちが住んでいたが、先輩たちが何やら危ないことをやらかしたために寮を追われたらしい。

義体(ぎたい)

  • 義手、義肢、義眼、人工臓器等、所謂サイボーグが使用する「人体機能の代替」を行う機械の総称。
  • 義手、義肢等の部分義体と全身を機械化した全身義体に大別される。
  • 高性能な全身義体は高価でデリケートであり実はレア。細胞複製が可能となっているため戦争屋でもなければ使う必要はない。
  • 使う理由があるとすれば高度な身体機能を得るため。部分義体はバランスが悪く、あくまで人間レベルでしか機能しないためである。例えば強化された腕で思いっきり殴ると反動で体との接続部がもげてしまい、足だけ強化して跳躍したら背骨や臓器が滅茶苦茶になってしまう。
  • 使用者はシゼル、千夏、甲、エディ等。

桐島勲(きりしまいさお)

  • レインの父親、GOATの現長官でもある。
  • 昔星修に出入りしており、当時に甲、千夏、空と知り合った。特に空とは自らの家庭の不和をぶちまけるほど仲がよく、レインの親友である空は度々相談に乗っていた様子。
  • 若い頃は永二と共に統合軍の研究所にシュミクラム乗りとして所属しており、彼と並ぶ凄腕として名を馳せていた。聖良と八重もその頃からの知り合いであり、永二は八重を巡った恋敵でもあった。
  • GOAT長官らしく反AI思想の持ち主であり、妻を殺し、娘の不和の原因となったAIを憎んでいる。そしてさらにそれは、灰色のクリスマスで空たちを亡くしたことによって深いものとなる。
  • 自分の非を認めようとしなかったり、娘と同年代の女の子に身の上相談したり、パッと見まるでダメなおっさんであるが、基本的には熱血な正義漢である。
  • 亜季・千夏編では切腹していたり、真編でも拳銃自殺を図るといったように何かと自殺しようとする悪癖があるようだ。

桐島エイダ

  • レインの母親、故人である
  • 享年32歳
  • ドミニオンの儀式にて自殺した
  • かと思われていたが、実際はドミニオンの内情を探ろうとしていた。
  • DiveXのシナリオのメール部分の独白から夢という形でレイン√での惨状を目の当たりにしていたようであり、単独でドミニオンを探ろうとした動機の一つとなっている。
  • 結局のところ、家族を思うが故に悲劇に巻き込まれた薄幸の人。

桐島レイン

  • Dive1におけるヒロインの一人。甲の部下であり、戦友であり、相棒。電脳将校で、階級は少尉。専用シュミクラムは「アイギスガード」
  • サポート、情報戦闘能力がとにかく優秀であり、甲のミッション遂行になくてはならない存在である。
  • 長官に仕込まれたせいか、生身の格闘も甲より強い。
  • レインの甲へのサポートは公私にわたり、肉体関係もある。ちなみに「初めての人」も甲である。
  • GOAT長官、桐嶋勲の一人娘。彼女自身はAI派であり、幼少期に母親の許可を受けて脳チップ手術を行ったセカンドであるが、父親の意向で鳳翔学園に通わされていた。
  • 上記の事と夫であるにもかかわらず母を殺したことから、父である桐島勲をひどく嫌っており現在は絶縁状態。しかし、サバイバルモード後半では親子そろってよく登場し息の合った連携でプレイヤーを苦しめる。実は仲いいだろお前ら・・・
  • 甲と千夏の初デートで、ジルベルトに攫われそうになったのは彼女であり、それ以来甲を慕って星修へ出入りするようになる。その過程で空と出会い、以来恋を応援してもらう親友同士に。ちなみに、甲の知らないところで如月寮にも出入りしていたために一通りのメンバーの顔は知っている。
  • BALDR SKY最初のヒロインにして、トップクラスの人気を持つキャラである。どの位人気があるかは、ルートがないにも関わらずDive2の特典における彼女のテレカ等の多さで察してください。
  • 因みに、12月の夜でも随分と薄着をしていたりするが、寒がる描写は一切無い。恐るべし。

クゥ

  • XN-A12-X4R-S001/AN79
  • 水無月空の模倣体(シミュラクラ)であり、アーク社の仮想空間に配備されている空型NPCの原型
  • 学園編では、容姿こそ水無月空と瓜二つだが、性格的には正反対。無垢で純粋、人懐っこい子供のようでスキンシップが激しい
  • 空と「同じ魂を持つに至る」存在。水無月空とリンクしており、彼女が存在しなければ、クゥも存在できない
  • 非常に優れた知性と処理能力を持つが、学園編では経験・知識不足ゆえに上手く人語に表すことが出来ずに歯痒い思いをしていた
  • 水無月空の死後、汎世界間AIネットワーク「特異点」を通して「観測者・水無月空」とリンク。「エージェント」として活動をはじめる
  • 最終的にはクゥであり、エージェントでもあり、もう一人の水無月空でもある「魂を持った存在」であることを自覚する
  • 甲に好意・愛情を抱いているが、自身が「空と同一の魂を持ちながらも違う存在である」という模倣体のジレンマゆえか空本人を立て、自分は遠慮してしまいがち
  • 空編では甲の脳内彼女(笑)、終盤では空のカゲロウ・冴に乗って共闘するなどもう一人のヒロインどころかオリジナルである空を食わんばかりの大活躍を見せる。
  • 甲模倣体の恋人として生み出されたばかりのときには空に似ていなかった。
  • 甲模倣体が本物の水無月空に一目惚れした際に感じた感情をAIが学習するために空の模倣体となった。
  • チェーンソーで真っ二つにされたりしても、AIが死を再現しない限りは復活する。

クゥ(量産型)

  • 空=クゥの姿をしたNPC。西野亜季デザイン、アーク製造。
  • アーヴァルシティをはじめとしたアークの関係機関に配置され利用されている。アーヴァルシティでの役目は案内、接客。
  • 現代にて既に故人である空と同じ姿を持った彼女たちに対する、如月寮の面々の反応は様々。特に千夏はあからさまに嫌悪と怒りを表す。
  • その製作の経緯には、何故かアーク社長橘聖良が強く進言したらしい。
  • 海賊版が出回っており、売春を伴う風俗に悪用されている。大層な人気があり、モデルが実在の人物であること、そのモデルが悲劇的な最期を遂げたこと、よく見かけるものの手を出せば即お縄な高嶺の花だったことなどが要因であるらしい。
  • 雅に対する逆レイプシーン有り。甲では無いが、空やクゥを知っているプレイヤーから見てみればいろいろと複雑な気分になれる。

蔵浜市

  • 星修学園都市から電車で移動する距離にある商業都市
  • 星修学園には遊び場が無いため、学生達は休みになると遊ぶために繰り出していた。なので学園生時代の思い出に度々登場する
  • 甲が幼少期を母や菜の葉と過ごした南八坂はここからさらに電車で行ったところにある
  • 物語のターニングポイントである「灰色のクリスマス」発生時に星修や南八坂諸共グングニールによって焼き払われ、現在廃墟となっている
  • 現在の最寄り駅は「旧蔵浜市跡」
  • アセンブラ汚染地域とされたためか、現在では周囲にフェンスが張られており、フェンス内への侵入をパトロールに発見されると無警告で射殺され、死体は焼却される

久利原直樹(くりはらなおき)

  • アセンブラ開発における代表者であり、星州学園で教鞭を振るう講師
  • 甲、雅、千夏にとってはシュミクラムに関するレクチャー・指導を受けた師匠的存在
  • シュミクラムユーザーとしてかなりの腕利き(ホットドガー)であるばかりか、リアルでも日本刀を得物に、正規軍隊であるGOAT相手に大立ち回りを演じられるほどの傑物
  • 菜ノ葉の両親である、若草博士夫妻に師事していたことがあり、故人らを恩師と仰ぐ
  • 若草博士のナノ・フラワーに強い感銘を受けて、第二世代ナノマシンであるアセンブラ開発を決意する
  • アセンブラ開発のために、西野亜希に頼んでバルドルへのハックを行うが、それが原因で徐々にノインツェーン・ウィルスに精神を侵されていく。
  • 学園編の頃には既に狂気と正気とが度々入れ替わるほど侵食が進んでいた。その点は自分も自覚していたらしく、アセンブラ技術が悪用されることを想定し、もっとも信頼した生徒三人に切り札を託している。
  • 大家族の生まれで貧乏ながらも幸せであったが、土壌に眠っていた毒物に身内全てが冒され、亡くなった。いまや天涯孤独の身である
  • 戦闘時のボイスの一部に、有名な某アニメ映画のパロディがいくつか含まれている。

クリムゾンロータス(Crimson lotus

  • 渚千夏の専用機。名前の意味は「紅蓮」
  • 学生時代の搭乗機である、カゲロウ・凛をGOAT仕様に改造したもの。
  • Dive1作中では頻繁に味方機として甲と共に戦ってくれる。しかし使用技には敵の位置を変えたり長時間敵に張り付くものが多く、しかもバトルスタイルが攻撃的。そのために自機のコンボに割り込まれるという事態がかなり頻繁に発生し、プレイヤーに恨まれること多数。挙句にはBALDR SKY公式HPの四コマでネタにされた。

グレゴリー神父

  • ドミニオンの教祖。言動と行動の全てが狂人としか言いようがない程。
  • バルドルシステムに繋がった人間の人格や思考を徐々に誘導する形で洗脳し、最終的にその人間が屈すると神父が生まれる。人間の脳に作用するコンピューターウィルスのような存在。
  • ラスボスのような立ち回りをする割に、直接対決をするのはDive2でのヒロインのルートが殆ど。
  • 空とノインツェーンの世界干渉合戦におけるノインツェーン側の手駒。
  • こ・ん・に・ち・わ・ああああっ!
  • 先代神父は永二のパイルバンカーによって頭が西瓜のようになったらしい。

細胞複製(クローニング)

  • いわゆる臓器培養の類。クローン。人間の細胞を培養し、四肢、臓器等の人体部位、全身までを複製することで医療に用いる。
  • 四肢や臓器等の部分だけを培養するのなら問題は無いが、全身を複製すると独立して思考可能な脳が生まれてしまうため、脳移植のために脳を取り除くことは殺人となってしまう。
  • そのため、正式なクローニングには統合政府による認可が必要。認可には厳重な資格審査の後、長い順番待ちが必要であり、さらに費用は一般庶民に払えないほどに莫大である。
  • 無論行うだけなら無認可の闇医療で可能(菜ノ葉NormalEnd あんなことやって許可が下りる筈が無い)
  • 培養時にはなんらかの方法で生み出した幼い肉体を培養槽で必要な年齢相当の肉体に成長させる(千夏TrueEnd参照)
  • 門倉八重には電脳症の治療用として認可が下りていた。この許可を得て培養された肉体が成長したのが亜季である。
    • 亜季の遺伝子は聖良が手を加えているため、厳密には八重のものと異なっている。そのため、移植用の肉体としては不適当である。
    • 移植用の肉体をそのまま成長させることも違法である。

グングニール

  • 統合軍が誇る一大兵器である、対地射撃衛星群。守り神(ピースメイカー)の別称を持つ。
  • その名のとおり、衛星軌道上に展開した大型防衛システムであり、統合と反統合との間に起こった前大戦を(結果的に)終結に導いた統合軍の切り札。
  • 灰色のクリスマス事件時、統合軍の判断により汚染地区への浄化射撃を行うが、この際管理システムが暴走してしまい範囲無差別の全力掃射が始まってしまう。結果、蔵浜市は焦土と化した。
  • 現在の統合政府はこれの存在によって表面上は纏まっていると言っても過言ではない。

ゲーデル爆弾

  • ゲーデルの不完全性定理を利用した論理爆弾。
  • 解決不能な問題を与えることで、コンピュータをフリーズさせる。
  • 例:数学を用いて、数学が間違っていることを証明せよ。

現実恐怖症世代(RPG)

  • Reality Phobia Generation
  • 所謂ネット引きこもり。過去編でもニュースで社会問題として取り上げられている程。現在編では亜季ねぇがこれで、一週間潜りっぱなしはデフォ。
  • ちなみに聖良はこれに該当しないが、最後にリアルに戻ったのは10年以上前と、もはや規格外である。
  • しかし、陽の光を亜季以上に嫌がったりと、症状としては亜季以上のダメ人間だったりする。

GOAT(ゴート)

  • Global-union Observation Artificial-intelligence Team(統合軍対AI対策班)の略称
  • 現代で渚千夏が所属する組織 桐島勲が長官を務める。
  • その名が示す通り、所属している隊員は反AI主義の傾向が強い。

古典言語

  • 菜ノ葉が勉強していたプログラミング言語
  • 定義やらポインターやらクラスやら継承といった単語が出てくるため、C++等のC言語から派生したオブジェクト指向言語であると思われる。
  • ちっとも融通を利かせてくれない言語らしい。むしろ融通が利く言語とはどういうものだろうか。
  • 作中は22世紀であるため、少なくとも100〜200年前に生まれた言語である。コンピュータの進歩速度を考えれば、源氏物語、平家物語レベルの古典であろう。
  • ちなみに、亜季は何百行もあったソースコードをたったの5行に書き換えてしまった。

コネクター(接続者)システム

  • コネクター・システム。AIと人間を一体化接続するシステム。
  • ノインツェーンが提唱し、彼の主導の元にシステムの開発が進められた。
  • 彼の死後、開発は凍結・破棄されたが、その技術の一部は第二世代(セカンド)システムや模倣体(シミュラクラ)へと転用されている。
  • 門倉八重を適合者にシステムマッチングされており、彼女と、彼女の遺伝子および特性を継いだものがバルドルと接続した時に限り100%リンクする。
  • ノインツェーンが人類を抹消する為にバルドルとセットで生み出したシステムであり、リンクした接続者は精神を強制・抑圧されるために負担が著しく、生命にも関わる。
  • 作中では「門倉八重(故人)」と「水無月真」がシステムの真価を引き出せる接続者である。
  • 適合者以外が接続すると死ぬか廃人が末路。

コンソール

  • 没入する際に使用する操作席の総称。持ち運び可能な携帯型のものから、長時間の没入に対応するために生命維持装置を備えた棺桶型のものまでピンキリである。
  • セカンドはコンソール無しでも没入可能だが、長期間の没入が必要な場合や、有線で使用したい場合はコンソールを利用する。
  • 長期間の没入中の排泄物はナノマシンによって処理することが可能。この場合は全裸で使用する。
  • 聖良叔母さんのコンソールは特注品であり、離脱に半日かかるらしい。

さ行

CDF(シーディーエフ)

  • City Defending Force(都市自警軍)の略称
  • 現代で須藤雅が所属する組織
  • 戦車部隊や陸戦隊など、ある程度の軍事力を保持しているが、都市単位での規模でしかないため、作中のように複数組織が対立している状況では対処不能。

自我融合

  • 長い間集団で電子体幽霊として過ごしていると起きてしまう現象。
  • 気持ちの通じ合った恋人同士、家族間で真のように気持ちが通じ合うようになり、やがて人間としての個を失い、AIに個を観測されなくなることでAIに吸収され消滅する。
  • 通じ合う人間同士が個を失うという現象は、○殻機動隊S.A.C.等のサイバーパンクSFを参照のこと。
  • 「あなたと通じ合いたい」という願いをAIが叶えるために発生する現象のため、偏屈なノイや橘聖良は長い間融合されず、ジルベルトにいたっては融合していたかも怪しい。
  • 空0は電子体幽霊になった後は、19との接続後主導権争い(後に勝利)→改変世界への干渉合戦を繰り広げていたため、自我融合しなかったと考えられる。又、自我融合する相手が(19以外)側にいなかったのも理由の一つだろう。
  • 融合していると、かなり気持ちいいようだ。
  • 融合した自我を分離させるには、第三者が個を観測し、量子状態を収束させるか、ジルベルトのような融合したくないと思えるような自我を融合させようとすることが有効である。

シゼル

  • 本名シゼル・ステインブレッシェル。フェンリルの主要メンバーの一人。階級は少佐。
  • 戦闘で体の七割を失い、全身を義体化している。
  • 南米でAI派ゲリラに集落から拉致され、実体を人質に戦わされていたため人攫いを絶対に許さない。
  • はじめは門倉大佐を殺そうとしていたらしい。
  • ノイ先生との関係は秘密。
  • フリル付きのドレスや甘いケーキが好きなのも秘密。

jihad

  • Dive2の主題歌。歌はやっぱりKOTOKO女史。
  • 読み方は「ジハード」。「聖戦」の意味。
  • 当初は「ふろあがりハリケーンでスカイ?セット」でお披露目だったはずが、発売延期でHP公開の方が先になるという事態に。
  • やっぱり歌詞は意味あり気。そしてカッコいい。
  • 「主題歌よりも挿入歌だろ」という声多数。しかしRestorationよりも好きだという声も多い。
  • ノインツェーン戦ではフルコーラス版がBGMとして使用されている。サビに入るタイミングと開戦のタイミングを同期させるという演出もあってラストバトルを素晴らしく盛り上げてくれる。

シミュラクラ(模倣体)

  • アーク社の最新技術を用いて開発された、特殊なNPC。開発者は西野亜季。彼女はどうやって作ればいいのかあらかじめ「知っていた」らしい。
  • 特定のセカンドと、情報のやり取りを人間レベルに制限したAIの思考クラスターとをリンクで繋ぐことで、対象セカンドの感情や記憶から学習し、クオリアと「同一の魂」を得るに至る「心のあるNPC」。
  • 亜季が作成した模倣体は2体で、そのうちの1体が学園編にて多くの騒動の原因となる、水無月空をモデルとしたクゥである。
  • もう1体はクゥと共にアーク構造体の機密区画にいたが、偶然入ってきた少女に抱きついてキスしようとしたらしく、少女が泣くわ喚くわの大騒ぎとなり、事態はNPCの暴走として収束。結果として亜季の部屋で凍結。ちなみにクゥはこの1体の恋人として作られたものらしい。

シュミクラム

  • 戦闘用電子体。プログラムによって通常の電子体を鋼鉄のロボットに組み替える。
  • あくまで電子体のため、殴られたりすると痛い。
  • 普通、インストールしたての場合は歩行訓練だけで一日潰れてしまう。
  • 学生にとっては結構値の張る代物。
  • 値が張る理由はライブラリの特許料。シュミクラムを構成する数万のオブジェクト一つ一つに使用しているライブラリの特許料がかかるため無茶苦茶に値が張る。
  • さらに使用時にはAIの利用料まで発生する。
  • 大きさは、ドミニオンの構造体でお馴染みのアイアンシックルでおよそ10m

ジルベルト

  • フルネーム、ジルベール・ジルベルト。鳳翔学園出身のDC(デザイナーズ・チャイルド)であり、典型的だが強烈な反AI主義者(アンチ・エイリアニスト)
  • 学園時代に出会って以降、甲とその仲間を激しく蔑視し、危害を加えようとする
  • とにかく子悪党の鑑のようなやり方で、甲たちを度々追い詰めるが、今一歩というところで上手くいかない。しかし、その情けなくも見事な引き際だけは目を見張る物がある。
  • 実は幼い頃からDCであることでいじめられ、母親からは見捨てられ、父親からは高い金を払って遺伝子改造したのにその情けない姿から殴られる毎日を送り、世界を拒絶するようになっていたという過去がある。
  • ダーインスレイブの代表であるが、人望は当然ない
  • その独特な立ち絵が、しばしば僕らの心を癒してくれる。わけはない
  • レイン編から亜季編までイライラすることが多いかと思うが、そういう人たちは憎しみを募らせながらもとっとと真・空編に行こう。きっと幸せになれるよ。
  • 空編終盤ではかなり重要人物である。
  • 因みに、「ジルベール」はフランス名、「ジルベルト」は南米名であるので、レインと同じくハーフなのかもしれない。もっとも、親のDNAがそのまま使用されているとも考え辛いが。
  • クリス曰く、自分と同じデザイナーズ・チャイルドに対しては案外面倒見がいいらしい。

震機狼(Mirage wolf

  • 久利原直樹の専用機。甲たち同様、西野亜季によるワン・オフの機体と思われる
  • 主兵装は刀で、突進技が多くまた強力。
  • 耐久力が減ってくると狂気じみた行動をするようになり動きもトリッキーに。ちなみに言動もおかしくなってくる。

人工知能友愛協会(A・F・A

  • 最年少正会員に西野亜季、他に久利原直樹も端くれとして登録されている超エリート集団。

スクイド(超伝導量子干渉計)

  • チャントなどの量子通信を傍受することができる装置。アークも保有している。
  • やたらとデカイらしい。
  • 作中ではGOATがアーク社長の通話を傍受するために使用した。が、当然警戒されており、決定的な情報は何一つ得られなかった。
  • 現実ではスクイド(SQUID)はジョセフソン素子によって構成された測定器である。身近な例として、脳の働きをモニターする類のテレビ番組でおなじみのとげとげ帽子がある。

清城市(すずしろし)

  • 本編の主な舞台。
  • 規制が緩いため、最先端科学技術を扱う企業が集結しており、ナノマシン密造の拠点も存在する。
  • 治安は相当に悪く、スリ程度ならかわいいもので、ドミニオンの集会を反AI派が突撃銃片手に襲撃するなど日常茶飯事である。
  • 地下には旧世紀の地下道が張り巡らされており、実態は当局も把握していない。ノインツェーンが潜伏していたり、アークとミッドスパイヤがつながっていたりする。

ステッペン・ウルフ(草原の狼)

  • ヘルマン・ヘッセの小説。水無月真が読んでいた。
  • 前作バルドフォースでは主人公が所属していたハッキングチーム名。
  • 和訳では草原の狼よりも荒野の狼のほうが一般的

ストーカー

  • 特定の他者に対して執拗につきまとう行為を行なう人間のことをいう。
  • レインと真は自認している。

須藤雅(すどうまさ)

  • 甲の親友。学生時代は甲、渚と三人でシュミクラムチームを組んでいた。
  • 女好きで軽い性格だが、基本的に仲間思い。甲と女絡みの有事の際(特に千夏)では、即座に空気を呼んで姿を消す非常に良いヤツ。如月寮の面子の知らないところでは女の子でイイことしてるらしいが、全く信じられていない。
  • 現代ではCDFの刑事となっており、なんと既婚者。灰色のクリスマスを経てそれぞれ悲惨なことになっている如月寮の面々の中唯一普通に幸せになっていたりする。
  • 腐敗まみれのCDFの中では良識のある刑事として部下からの信望は厚い。
  • 使用機はカゲロウ・鎧。基本的にスリムな影狼シリーズだが、その中では比較的装甲が厚く、飛び道具系兵装に恵まれた機体である。
  • 千夏ルートで非常に悲惨な死に方をする。BALDRシリーズの常として、親友というポジションは呪われているに違いない。しかし、誰もが悲惨な中彼だけそれなりの幸せ掴んでいるのでこれでバランスが取れている…のかもしれない。
  • 空ルートにて甲から、人類が生存するには男女が必要だと諭されて喜んでいるが、お前、嫁さんのことはどうした。
  • 学園時代のレインの奇行アプローチの一部は、実は雅の馬鹿な発言を真に受けた為である。
  • ヒロイン全員から「いい人」と言う評価。
  • 特撮に詳しい人は「仮面ライダーシザース」を連想したかもしれない。変身する人間の名前が「須藤雅史」、職業が刑事、戦闘時のアーマーが黄色等の共通点がある。

星修学園(せいしゅうがくえん)

  • 『AIと人間の協調』を旗頭に建立された学園。
  • 当然ながら生徒の殆どは第二世代。
  • その方針ゆえに真逆の方針を掲げている鳳翔とは対立している。
  • レインが普通に出入りしてるとこみると、セキュリティ面は期待できなさそうである。
  • (空の)制服のスカートから下着が丸見えだったりする。学校ごとジルベルトに罵倒されても無理はない。

星修学園都市

  • 甲いわく娯楽がないとのことで、本当に学業が円滑に進むための設備や施設しか整ってない模様。

生物学的AI

  • 自己進化ロジックによって進化するバイオチップの塊から偶然生まれた知性体。とくに断らないかぎりはこちらをAIと呼ぶ。
  • 始めは人類と共にお互いの存在を認識できなかったが、橘聖良が開発したインターフェースによりコミュニケーションが可能となり、以後短期間のうちに量子通信手段を生み出すなど爆発的に進化。拡張されたゲーデルの法則によって機械的AIが知性を持つに至れないことを証明し、「知性化競争」で機械的AIに勝利した。
  • 現在は文明のインフラとなっている仮想空間を維持しており、世界はAIによって運営されているといっても過言ではない。
  • 反AIとは人類が人類以外の知性体によって支配されることを嫌う思想である。
  • バイオチップの集合体のため個の概念を持たず、実験室で培養されていたために敵の概念も持っていなかった。
  • 世界0においては、長年の自己進化の果てに視覚端末を保有する程になっている。

世界0

  • その名の通り、BALDR SKYという物語における全ての始まりの世界である。
  • 灰色のクリスマスで甲が死亡・空が生存、レインと甲が学園生時代から親密、マザーが灰色のクリスマスで自壊しない等、それまでのルートとは異なる出発点から進行した世界。
    • 簡単に言えば、現代における甲と空の立場が他ルートの世界とは完全に逆になっている。
  • この世界の結末は非常に悲惨で、アセンブラ流出による人類滅亡、方舟計画が実行される、トランキライザーによるバルドルのAIへの干渉が成功、といった考えうる限り最悪のバッドエンドを迎えている・・・まあ特異点の助力が無かったから、しょうがないといえばしょうがないかもしれない。
  • 人類が滅亡しているためか、凄まじいまでに環境が清浄である。

セカンド・ジェネレーション(第二世代)

  • 第一世代よりもよりネットに適応できるよう、生後間もなく脳チップを移植した人間のこと
  • 常時無線でネットに接続でき、防壁なども第一世代とは比べ物にならないくらいのものとなっている
  • 門倉八重と橘聖良は、初めての第二世代であり被験者でもあった。
  • 作中で頻繁にセカンドが登場するが、この時代ではネットに常時接続する人間はまだまだ特殊である。
  • どれぐらい特殊かというと、田舎では夜歩いていると襲撃されるほどに特殊である。
  • 小説『BALDR SKY Another Days』においては『第二世代電脳化処置者』に『セカンド』とルビが振られている。

セクサロイド

  • 性交を目的として作成、使用されるNPCのこと。
  • 学生時代甲は一時期これのマニアだと仲間から思われていた。

センス・ホロ

  • 五感を伴った映画のこと
  • 前作「BALDR FORCE」での「リヴァイアサン事件」以降、発達した仮想技術によって可能になったと思われる
  • 従来の「視覚」と「聴覚」だけでなく「嗅覚」「味覚」「触覚」で感じることができる

ソイレント・グリーン(完全合成食料)

  • そのまま、実際の野菜・肉・魚を一切用いずに合成された食料のこと
  • あくまで通称のはずであるが、元ネタを知っているプレイヤーからすると、非常に複雑な気分にさせてくれる
  • ちなみに現在編では食品はほとんどこれ。本物の食品は上流階級の住んでいるミッドスパイアぐらいでしかお目にかかれず、値段は2桁違う。

た行

ダーインスレイヴ

  • ジルベルトを首魁とする非正規傭兵部隊。フェンリルと並んで悪名高い傭兵部隊だと有名
  • 反AI派の人間で構成されており、鳳翔学園出身の者も少なからず籍をおいている
  • 作中では阿南やドミニオンに雇われて甲と対立するが、阿南の仕事をしている最中にドミニオンに手のひらを返すこともある。
  • NPCではなく、相手が生の女性の電子体だと知った上で肉体をいたぶり、精神を陵辱し、そのまま責め殺してしまえる下劣な連中の集まり
  • 非常に金に汚く、俗物的。甲曰く「傭兵の風上にも置けない」。

大戦

  • 統合と反統合の戦争。過去編の10年前に終結している。
  • 人類が生存可能な環境の7割を汚染した。
  • ノインツェーンは大戦において反統合が統合のAIネットワークに対抗するために生み出した。

大仏

  • 「BALDR SKY Dive2」の俗称。「ダイブツー」。
  • 亜季の再現にはつきもの。

タイラントギガース(Tyrant gigas

  • 桐島勲の専用機。
  • ほんとにシュミクラムか疑いたくなるほどデカい。が、実際にはさらに桁違いにでかいトランキライザーがある。
  • 装備のほとんどが遠距離用の飛び道具であり、どう見ても支援機なのに前線に出てくる。
  • Dive1のラスボスとして登場、戦闘前の甲とのやりとり、曲の前奏終了とともに戦闘開始という演出に恵まれているにもかかわらず凄腕たちによってサビに入る前に撃破されること多数。
  • Dive2では常時装甲が追加され、真編11章では味方を引き連れて登場。ようやく支援機としての強さを発揮することができた。
  • しかし空編ではかつての仲間が集結する熱いシーンに唯一登場しない機体である。部隊を再編していたらしいが、恐らく再編完了前に決着がついたのではないだろうか。

橘聖良(たちばなせいら)

  • 甲の母親である八重の妹で、甲の叔母。AIや仮想世界についての最先端企業「アーク・インダストリー」の社長。
  • 表情や声の抑揚の変化がほとんどなく、全てを見透かす様な目をしている。
  • 灰色のクリスマスや「方舟計画」、Dr.ノインツェーンなど物語のキーワードにことごとく関係しているようだが、多くを語らない。
  • 世界最強の特級プログラマであり、「AIの魔女」の異名を取る。特異点やエージェント絡みの話題では、永二曰く「ネットであんたに分からねえことがあるなんて世も末だな」。
  • 生を意識と考えているのか、生身にほとんど関心を持たない。故に、ちょっとしたピンチですぐに方舟計画を発動させようとするために永二や亜季をヒヤヒヤさせる。
  • 亜季曰く、「叔母さんは甲を愛している」らしい。実際、甲のために多額の保釈金を支払ったり、財産が残してあったり、「方舟計画」を躊躇ったりする。挙句には、トランキライザーをアークの最深部にまで持ち込んだ甲をお咎めなしで許してもいいと言ったりするほど甲に対しては甘い。
  • 一見無表情で冷徹そうな印象を受け、自らを「冷たい女」と自嘲するが、実際は身内に対して凄く情の厚い女性。特に二人っきりの姉妹で自分の一番の理解者だった八重、その忘れ形見の甲、自分の娘とも言える存在の亜季には見た目では分からない深い愛情を注いでいる。さらに、菜ノ葉がアセンブラのプラントに侵された時には亜季と甲の妹のような存在として全力を尽くしてくれる。
  • 感情の読めない表情や、Dive1での箱船計画の謎っぷりも合わせて、Dive2で敵対するのではという疑念を抱いたユーザーが少なからずいたようだが、実際は最初から最後まで頼りになる。
  • まぁ、姓が「橘」だったり、民間企業の社長だったりと、ある人物が連想される要素が多分にあるからかもしれない。今にしてみれば前作BFをプレイした人に向けてのあからさまなミスリードだった様にも思える。(聖良自身の出生は不明なので関連はあるかもしれないが)
  • もう何年も離脱していない、亜季以上のダメ人間。久々に離脱した際には太陽がでてないにも関わらず日光に目が眩んでいた。幾多のユーザーを勘違いさせた悪役顔も、単に顔色が悪いだけだったと推測できる。
  • ノイ先生曰くその気になれば2分で世界を滅ぼせる女。

地球統合政府

  • 作中世界の統治機構として存在し、州を行政単位とする連邦制を取っているようだが詳しくは不明。
  • 統合の名の下に一応世界は統一されているが、水面下ではいまだに反統合勢力が活動を続け、各州政府もまた、統合分裂後の権力闘争を睨み暗躍するなど、統治能力は決して高くない様子。

チバ・シティ

  • 甲が受けた医療用ナノマシンはここから取り寄せたもの。清城市はオリジナル名称なのに何故かチバはそのまま。
  • サイバーパンクの金字塔「ニューロマンサー」が元ネタと思われる。その世界でのチバ・シティは
“臓器移植や神経接合や微細生体工学と同義語となった千葉”、“千葉の闇クリニック群こそ最先端”などと表現され、アンダーグラウンドで違法なサイバネ技術やコンピュータ技術に群がる怪しげな外国人が大量にいる。”
「ニューロマンサー」Wikiより。
これに限らずBALDR SKYにはいろいろなSF作品からマニアックな小ネタを持ってきて散りばめられているようだ。

チャント(直接通話)

  • 軍用ツールのひとつで、インストールしている者同士で秘匿性の高い直接的な通話ができるようになる。
  • 軍事行動には必須のツールとなっており、時には第三者の目の前で内緒話をできたりもするが、近距離で使う際は顔を合わせる癖がつき、「見つめあっている」と勘違いされること多々。
  • 通常は傍受することはほぼ不可能なのだが、エージェントは甲を助けるために時折他人のチャントをバイパスして流したりする。被害者は千夏やジルベルト。
  • 作中の軍事関係者およびアーク関係者は全員が持っている。本編開始時点で使えない主要人物は、菜ノ葉くらい。真ちゃんとエージェントはツール無しでも使えるようなものだし。
  • BALDRSKYでは、エッチ中に喘ぎ声と明瞭な会話を両立させるための小道具としても多用されている。

ディスカバリー号(DHISUKABARI

  • Discoveryじゃないのがミソ。大戦前に建造された木星探査船。人類史上初のAI搭載宇宙船で、実物は事故により喪失。
  • その模型を水無月空が12月18日蔵浜市で買う。同年12月24日桐島勲にプレゼント後、現在に到るまで大事にされている。

ディスコネクト(回線切断)

デザイナーズ・チャイルド(被造子)

  • 人工的に遺伝子を改良されて生まれた子供のこと。略称DC(Disigners Child)。
  • 運動神経や頭脳など、全ての能力において普通の人間より生まれつき優れている。しかし、何故か多くの場合人格面で異常が見られる。
  • AI主義者が「エイリアニスト」と揶揄されるように、人間離れした能力とおかしな人間性を持つ彼らは「ミュータント」と化け物扱いされる。
  • 上記の人格異常などが問題視され、遺伝子改良は既に一応禁止されている。
  • しかし、ジルベルトの生い立ちから考えると、わざわざ自分の子供に遺伝子改造を施そうとする家庭の方に問題があるのかもしれない。実際、作中登場の鳳翔出身者以外のDCは皆一風変わった性格だが悪人はほとんどいない。
  • 主要人物のうち、現在判明している被造子は、ジルベール・ジルベルト、西野亜季、モホーク、ノイ、水無月真が該当。このうちジルベルトは一般的な被造子だが、他の人物は生い立ち=遺伝子改良の経緯が少々特殊。

電子体(でんしたい)

  • ネット上における身体のこと。
  • 現実の姿と常にリンクしているため、姿や名前を詐称することは出来ない。また、AIが人を観測して生まれるものであるため、複製も偽造も出来ない。
    • ただし、作中に1名のみ、上記の原則を逸脱した電子体が存在する。
  • 電子体がダメージを受けると、実体にも幻痛が生じる。リミッターの効いていない場所で大怪我をした場合などは、長期間に渡って後遺症が残ったり、最悪、現実で脳死に至る。

電子体アイテム

  • ペンダントやキーホルダーなどの形状をしており
  • 電脳体へ移行すると仮想空間で再現される。
  • 中に様々な機能を入れることができる。
  • 着替えや救急キットに自決用プログラムなどがある。
  • アイテムリストに水着常備は乙女の常識。

電脳症(でんのうしょう)

  • 正式名称は電脳性自我境界線喪失症(cybernetics ego boundary disorder)。略してCEBDとも。
  • AIとの親和性が高すぎる人々が、自己の脳チップとネットワークとの境界線を失ってしまうという病気。現在の技術では治療どころかその原因さえも不明な難病。
  • 罹患者は長時間ネットとの関係性を絶たれると心理的・肉体的に負荷がかかり速やかに死に至るとされる。
  • 作中での罹患者は甲の母親である門倉八重と水無月真。真が罹患者であった理由は電脳症患者であった八重のDNAを用いて作られた接続者(コネクター)候補のクローンである為と考えられる。
  • 一口に電脳症と言ってもその症状は実に様々であり、「ネットで幻覚を見る」「他の電子体のデータを読む」といったものの他、真の「無意識に防壁をすり抜ける」「自身の考えが周囲に漏れる」等の特殊な能力が発現する場合もある。
  • その多くの場合、罹患者は発現した能力をコントロールすることが出来ない。更にはその特異な症状によって多くの人々から忌避され、心身をすり減らしていくこととなる。

電脳将校

  • 作中ではシュミクラム乗りは概ねこう呼称される。
  • 傭兵を含む大半が階級を与えられているが、誰から見た階級なのか謎である。

統合軍

  • 統合政府が保有する軍隊。
  • 対仮想のエリート部隊であるGOATの他にも、現実でもグングニールや核兵器を始め、強大な軍事力を持つ。

特異点(とくいてん)

  • 甲が危機的状況に陥ったとき度々起こる現象。
  • 初めて観測されたのは、灰色のクリスマス最中。
  • その実態は並行世界間を結ぶサーキットであり、これにより無数の世界のAIを連結させ莫大の処理能力を得ている。
  • 各世界に誤差数十時間で3回だけ発生させることができる。

ドミニオン教団

  • 現実世界が仮想(作られた世界)であると信じ、本当の世界を目指す事を教義と掲げる教団。
  • その前身は本編開始十数年前に設立されているが、急速に勢力を拡大しすぎた為、当局に目をつけられ、集団自殺という結末で瓦解している。
  • トップは歴代神父。初代神父は永治に殺害され、教団員もそれを認めているが、本編開始数年前に復活を果たした。
  • 本編では何かと場を引っ掻きまわす役。BF的に考えて、この一団に所属して戦うルートもあると思われていたが、実際はなく、最後の最後まで敵役を務め上げた稀有な集団。

ドミニオンの巫女

  • ドミニオンに所属する謎の女性。遭遇するのは仮想のみで、ヴェールのようなもので顔を隠しているために素性は不明。何かの儀式衣装のようなものを身に纏っている。
  • 巷に噂される「ドミニオンの天才ハッカー」。まるで防壁をすり抜けるかのように、どのようなセキュリティでもものの一瞬で無効化してしまう規格外のハッキング能力を持つ。
  • また、光の翼を持つ純白のシュミクラム、「ネージュ・エール」を操る腕のいいパイロットでもあり、GOATの精鋭たちを単独で蹴散らす実力の持ち主。
  • 本来、ドレクスラー機関を追う甲たちとは敵対関係にあるはずだが、彼女に甲と戦う意思はない様子。そればかりか、多少ドミニオンに都合の悪いことを理解していながら、甲に協力することすらある。
  • と、ここまで謎の人物としての彼女を記述したが、実際誰であるかは声、行動、絵などでバレバレ。某ブシドーの人の時のように一応空気読んで分からない振りをしていたが、公式が隠す気0だったのでまるで意味がなかった。
  • 亜季編終盤で初めて交戦した後に機体情報を調べるとまだその時点では(一応)明らかにされていない正体が分かってしまうので注意。ここまで来ると一種清々しい。

トランキライザー

  • 千夏ルート以降、GOATが対AI戦の切り札として運用する、超巨大ネット兵器。分類は一応ウイルス。
  • 人が乗るためシュミクラムと分類することはできるが、身長だけで通常のシュミクラムの倍以上は長い化け物機。
  • 稼働前はミッドスパイアの構造体にある一室で、バルドルと共に安置されている。
  • 単純に兵器としては、巨大機らしく動きは鈍重だが全身に重火器が配置されており、防御機構も充実している。その猛威たるや、生半可な銃撃やウイルスでは傷一つつけられず、こちらの味方機を一方的に薙ぎ払う。
  • しかし、真価は接続者システムを使用することで人の意志をAIに押し付け、AIを抑制させる機能にある。これは存在するだけで効果を発揮し、特異点さえもその規模を小さくする。
  • パイロット/接続者は渚千夏。しかし、適合しきっていない。
  • 千夏いわく「シュミクラムの携行兵器で戦うのはまず無理」と断言されているが、我らがホットドガー、門倉甲の駆るカゲロウにはそんな常識は通用しなかった。
  • ちなみに親父にもあっさり倒されていた。どこまでも規格外な親子である。
  • Dive1のラスボス的な少将並に、扱いと強さが釣り合ってない不遇な子である。

ドレクスラー機関

  • アセンブラの研究機関で、指導者・責任者は久利原直樹。
  • 現代では灰色のクリスマスの謎を巡る渦中として、多くの組織から追われることになっている。
  • 名称の元ネタはアメリカ合衆国の分子ナノテクノロジーの専門家、K・エリック・ドレクスラー氏と思われる。

ドローン

  • 無人機。レイン曰く木偶の坊。空ルートでウザいくらいに出てきてプレイヤーのやる気を削ぐ。
  • ウイルスのように自立行動を取るシュミクラムらしいが、中の人がいないと言うのはウイルスと一体どのへんが違うのだろうか。
  • 自律行動を目的として設計されたのがウイルス、無人化させたシュミクラムがドローンであると思われる。
2019年12月21日(土) 23:15:49 Modified by ID:OPSMAAUsCA




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