Demon's Souls デモンズソウル攻略Wiki - ネットワーク
ネットワークはデモンズソウルの中で最も革新的で特徴的とも言えるゲームシステムです。
このページの内容を読まなくてもゲームプレイをすれば体感で覚えることができますが
『黒ファントムの侵入』=敵対プレイについては予備知識として持っておくことをお勧めします。

ネットワークプレイに必要な環境


・自宅でインターネットサービスに加入していること
・インターネット・サービス・プロバイダに接続されたPS3本体があること
以上の二点が必要です。

デモンズソウルのオンラインプレイを楽しむ場合、自宅で加入しているインターネットサービス以外の月額料金等は一切発生しません。

また、普段はネットワークゲームをしない人が、1〜2時間のプレイで気軽に遊べるように設計されているため、接続方法もそれほど難しくはありません。PS3をインターネットに接続する方法については、説明書もしくはSCEのホームページにて確認をお願いします。
手順としては、インターネットに加入 → PS3をインターネットに接続 → PSN ID を発行 → デモンズソウルを起動 → サインイン で開始できます。

ネットワークプレイに必要なアイテム

アイテム名分類入手方法など
儚い瞳の石消耗品ソウル体時に使用でき、元の体を取り戻すことができる。アイテムドロップで入手。
青い瞳の石貴重品ソウル体時に使用でき、"協力"プレイが可能になる。ボーレタリア王城-1を攻略することで入手。
白い瞳の石貴重品ソウル体時に使用でき、"協力"プレイから自分のプレイ世界に戻る。
または自分が呼んだプレイヤーを元の世界に返還する。ボーレタリア王城-1を攻略することで入手。
黒い瞳の石で侵入しておきながらこの石を使用して元の世界に戻るとSLが1下がるので注意。
赤い瞳の石貴重品生身、ソウル体の両方で使用可能。
赤いソウルサインを出し、生身のプレーヤーの任意で"敵対プレイ"が可能になる。
但しストーリーをエンディングまで攻略しないと手に入らない。
黒い瞳の石貴重品ソウル体時に使用でき、"敵対"プレイが可能になる。一番初めに倒した"黒ファントム"のアイテムドロップで入手。

基本システム

生身

ゲーム開始直後の、生きた肉体を持った状態。
未攻略のステージで青ファントムを召喚したり、黒ファントムに侵入される。
プレーヤーはゲーム中死亡すると生きた肉体を失い、質量を持った魂。ソウル体となる。


ソウル体

プレイヤーは死亡すると"ソウル体"と呼ばれる状態になる。
この状態の時は、HPが約50%になる。(しがみつくものの指輪装備で約HP75%に引き上げることも可能)
具体的な最大HPは自身のソウル傾向で変化する。
ゲーム中の多くの時間はこの「ソウル体」で過ごすことが多い。
一度ソウル体になった場合は、アイテム”儚い瞳の石”を消費するか、ステージのデーモンの撃破、
もしくは以下のプレイを達成することで復活できる。
協力プレイ
ソウル体となったプレイヤーは、"青い瞳の石"というアイテムを使い"ソウルサイン"を出すことで、
ネットワーク上の生身のプレイヤーに"青いファントム"として召喚してもらうことができる。
召喚されたプレイヤーは、生きているプレイヤーに協力しエリアのデーモンを撃破することで生身に復活することができる。


敵対プレイ

死後ソウル体の状態で"黒い瞳の石"を持っていると、他のプレイヤーの世界に侵入して"黒いファントム"として戦いを挑むことができる。
侵入した世界のホストである生身のプレイヤーを倒すことで生身に戻れるが、負けるとソウルを奪われてしまう。

侵入できるのは、ホストのSL未満のセッションのみ。つまり少なくともホストとはSLについては劣勢になる。
その上侵入先のホスト側のみ青いファントム(仲間)を召喚できる上、
ホストか青ファントムの直接ダメージ以外の要因で死ぬとソウルレベルが下がる。
(例:毒、疫病などのスリップダメージ・王の飛竜など黒ファントムも襲ってくる敵の攻撃)
また勝てば勝ったでソウル傾向が黒くなるので、ソウル体時の最大 HPが減少してしまう。
侵入側が有利なのは侵入先の通常敵に攻撃されないということだけである。それでも侵入してきた黒いソウルは、覚悟と戦術を兼ね備えた恐ろしい敵になる。

・黒いファントムを倒したときに得られるソウルは
黒いファントムがlvアップに必要なソウル/2。(小数点以下切り捨て)
これを利用して侵入してきた黒いファントムのレベルを知ることが可能。


徘徊幻影

ネットワーク上の他のプレイヤーの姿が幻影として表示される。
これによって「何も無い壁に徘徊幻影が入っていった、もしかして隠し通路が?」などの発見に繋がる。


血痕システム

プレイヤーが死んだ場所には血痕が残り、ネットワーク上の他のプレイヤーに配信される。
配信された血痕から、プレイヤーの死に様をリプレイで確認できる。
これにより強敵や危険地帯を演出すると共に、他のプレイヤーへのヒントにもなる。
「一見何も無いようなところに大量の血痕が…」


血文字システム

その場に定義文から組み合わせMAPにメッセージを残す事ができる。
例えば「この先に宝がある」といったメッセージをMAPに書き込むと、他のプレイヤーに配信される。そしてメッセージを受け取った人が役に立ったと評価すると、それを残したプレイヤーのHPが全快するご褒美がもらえる。


ソウル傾向

ネットワークに接続している全てのプレーヤーの行動により、ソウルの傾向が変化する。
傾向が白に傾くとデーモンが弱体化し、黒に傾くとデーモンが強化される。
しかし黒傾向になる事により入手するアイテムが変化したり、見たこともない敵や、新しく行ける場所が現れたりする。

その他

日本のサーバと北米・欧州のサーバ(2010/8/6 現在)

デモンズソウルのオンラインプレイは、日本と北米・欧州で完全に別のサーバーが使われており分かれています。
日本発売の通常版「デモンズソウル」をプレイしていても、たまに英語でメールを送ってくるプレイヤーが居ますが、そのプレーヤーは中国版デモンズソウルを購入したユーザーや、日本版のデモンズソウルを輸入したプレイヤーである可能性が高いです。

また、北米・欧州版デモンズソウルを日本に輸入してプレイした場合
北米・欧州版のオンラインプレイを楽しむことができ、トロフィーの情報も別々に記録されるとのことです。

オンラインプレイはみんなの共有スペース。
ヘルプメールを受け取った方はできるだけアドバイスをしてあげましょう。
さすれば、いずれ”道”が開けることでしょう…アンバサ。


道場

ホストが黒ファントムを倒すプレイスタイルをPKKと言うが、言わば道場は一人ずつ襲ってくるPKKである。
基本的には「道場」の名の通り、「1対1での黒ファントム V.S. 青ファントム/ホスト」という対戦ゲーム形式になることが多い。
現在では広く浸透した遊び方で、どうしても3人同時に相手にしたいという人でなければ付き合った方が一人ずつ消化できるため、対戦目的でなくても生身に戻り易い。
しかしイメージを逆手にとって、「戦闘中の相手を餌にした複数PKK」であったりするので油断は禁物。
小汚い騙し討ちに見えるが、隠密等もとよりダーティープレイ上等の仕様なので、黒ファントムが常に劣勢の立場であることを考えれば、笑って流す余裕もできるはず。

プレイヤーの中には黒ファントムに負けそうになると”ネットワーク回線を抜いて”生身の状態を保つ少々根性の曲がったプレイヤーがいるので、たびたび物議の種となっている。
しかし『回線抜き』自体(距離的な意味で)遠く離れた所に居るプレイヤーがしている事で、改造といった開発陣営に報告できる問題でもないため、良い解決案も見つかっていない。
もっとも、回線を抜いたところで特に意味が無いことは大多数の人が知っていること。生身のプレイヤーであっても「儚い瞳の石」1コで復活可能である。
死亡してしまうとエリア傾向が変わるので調整がやや手間だが、そもそも死ぬ事があるという前提のプレイで、エリア傾向を気にする人は道場をするべきではない。
最後に、道場を好まない(あるいは普通の攻略を望む)プレイヤーも居るということに留意しよう。特に要石付近のソウルサインは攻略を想定している場合が多いので、道場をするならなるべく拾わない方がよい。
「あくまでゲーム」というスタンスと、「ネットワークの向こうにも人がいる」という事実を忘れることなく、楽しむことを心掛けよう。