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迷路の写真やイラスト募集してます。
0．
den04nejiddd - 09/05/31 21:28:35
迷路の写真やイラスト募集をしてます。
サイト内で使わせていただくことがあります。
新しくスレ立てるのが苦手な方もいると思うので、そんな方はここへ。
それぞれ500KB以下のJPG,PNG,GIF形式のファイルを3枚までアップロードできます。
例
1枚目、トップページに何か目を引くイラストが欲しいと思い迷路を書いてみたが断念したもの。
2枚目、「旅人の迷路」がどんなものか説明するために書いてみたがうまくかけなかったもの。
3枚目、秋田県阿仁の遊遊ガーデンの迷路の中にて。
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1．kisanjin - 09/07/09 11:52:23 - ID:xDMtzJjxyA
迷路グッズの本で画像を募集中のようですので、不鮮明で恐縮ですが提供します。
当時私がこの本を入手した背景は、私のブログ「帰山人の珈琲漫考」内の記事「過ぎし日の迷い」をご覧下さい。自分で言うのはなんですが、興味ある体験をしている、と自負しております。
http://kisanjin.blog73.fc2.com/
2．
den04nejiddd - 09/07/10 23:08:55kisanjinさん、書き込みありがとうございます！
ブログ拝見しました。
14分で脱出したなんて！
いやいやそれより副賞にもびっくりです！
いやほんとに貴重な体験を教えていただけて胸がいっぱいです。
そんなに巨大迷路に行かれていたなんて、は〜凄い。
ほんとうに当時はすごかったのですね。掲載93個の情報もありがたいです。
ワナカの巨大迷路のＨＰによれば、当時日本に200ほどはあったようで。
http://www.puzzlingworld.co.nz/assets/hometext05.html
巨大迷路カタログの画像もありがとうございます！なんとお礼を言ったらよいやらです。
さっそく使わせていただきたいと思いますm(__)m
こんな表紙なんですねー！(嬉しいです)
また思い出したこと、書き込めそうなことなどありましたらよろしくお願いします！
まだまだ書き込みにくいサイトで恐縮ですが。。
ブログの方をまたよく読んで参考にさせていただきたいと思います。感謝です。
3．kisanjin - 09/07/11 10:14:47 - ID:xDMtzJjxyA
本の画像、さっそく使っていただきありがとうございます。
私が訪ね迷っていた（？）ランズボローメイズ絶頂期の頃は、
三保のＦＣ経営「富士レックス（当時：富士観光）」から
ＦＣ本部「メイズプロダクツ」を通じて、他のランズボロー
メイズへと私の指名手配（？）が連絡されていたようで、
他所のメイズに入ろうとするとマネージャーが来て、
「もしかして●●さんですか？」と言われたりしてました（笑）。
「ウチの設計構造はどうでしょう」とか「ルートの動線に
アドバイスを」とか「競合メイズの調査をお願いします」とか…
おかげで、巨大迷路の事業運営やホスピタリティも含めて
迷路の「質」を幅広く見る目が養われました。
ただここまでイってしまうと、新たな巨大迷路を一目見て、
迷う前から「あっ、ココはまあまあ楽しめるな」とか、
「う〜ん、もってあと半年だな」とか思ってしまい、
何だか自分の眼力に物悲しさを感じたこともあります。
迷路関連の回想、また書いたり送ったりいたします。
（余分事ばっかりでご迷惑だったらスイマセン）
4．
den04nejiddd - 09/07/11 21:02:28＞kisanjinさん
さっそくの書き込みありがとうございます！
迷惑だなんてとんでもないです、連載してもらいたいくらいです。
文章が的確でしかも面白いですし。何度驚き＆笑わせていただいたことか。
指名手配、というかご招待されるほどなんてびっくりです！しかも
＞「ルートの動線にアドバイスを」(笑)
すごい、そこまでイかれた方が日本に何人おられるでしょうか。
そこまでイってしまわれた方のお話を聞けて、感激です。
迷路を調べ始めた時、「迷路のサイト無いなあ、各地の迷路を股にかけた方はきっと居るだろうになあ…」
と思ったものですが、 まさに今ここに！しかもかなり重要な方が。回想ほんとうにありがとうございます。
＞「迷路の「質」を幅広く見る目が養われました。」が…
それは物悲しい…。ハマるほど楽しさが減っていくジレンマというか。 わびさびすら感じます。
「富士レックス」「メイズプロダクツ」など、ほとんど未知の情報も聞けて、とてもありがたいです。
ぜひまた迷路関連の回想、書いたり送ったり、お願いしたいです！
都合が良い時でよいので、どうぞよろしくお願いますm(__)m
お話聞かせてくださりありがとうございます！
5．kisanjin - 09/07/13 16:31:07 - ID:xDMtzJjxyA
お言葉に甘えて、ちょっと文を書いてしまいました。長文ですので分割して書き込みます。尚、文責が私にあるとわかる限り、文の転載や引用の利用はご自由に。また、私のブログの写真などもご利用いただいてもかまいません。
【ランズボローメイズについて】
ランズボローメイズは、1980年代に日本国内を席捲した巨大迷路ブームの火付け役でもあり主流でもあった。その影響は、「木製の板塀で構築され、内部にチェックポイントを設けた仕様」の巨大迷路を「ランズボロー式」と総称されるほどである。但し、それらの中には「正規のランズボローメイズ」では無く「それを模倣した巨大迷路」も含んで呼称される場合もある。
ランズボローメイズは、考案者でニュージランド南島ワナカに住むStuart
Landsborough氏の名をとった巨大迷路で、日本国内では大阪市のメイズプロダクツがフランチャイザーとして商標権を有していた。メイズプロダクツ代表の福田氏は、大阪に展開していた中堅ホテルチェーン経営一族の御曹司だったが当時家業を継がず、Landsborough氏と出会い知己として、メイズの商標権管理と企画・開設・運営を指導する業を起こした。福田代表自身もニュージランド南島クライストチャーチ郊外に居住していた（1987年当時、筆者は福田氏自宅を訪問している）。
6．kisanjin - 09/07/13 16:32:28 - ID:xDMtzJjxyA
(続き)
メイズプロダクツとＦＣ契約を結んだフランチャイジーには、
�‥膾�県匹見町（現：益田市に編入合併）で誘客町おこしを狙った第三セクター会社（実質は町営）、�∪轍�県清水市三保（現：静岡市清水区三保）で既存施設に誘客要素の付加を狙った富士観光（現：富士レックス、ホテルレジャー業）、��三重県四日市市で工場跡地の多角利用を狙ったトーア紡（紡績会社）、
など様々な運営事業者があった。
ランズボローメイズは、観覧車・ローラーコースターなどを主体にした遊園地などと比べて、遥かに低コスト短期間で開設が可能である。�…�おこし、�⇒教卅�強、�６�地利用のいずれにしても、フランチャイジー側にとっては、投下資本に対して誘客効果が高く、施設償却も資金回収も早期に可能であることがメイズ導入の魅力であったことは間違いない。現に、神戸のジェームス山や横浜の港北などでは住宅地開発の途上で、初めから期間を限定した前提のメイズが運営されていた。しかし他方でこの運営的にも簡便な特徴は、メイズプロダクツとＦＣ契約を結ばない模倣の巨大迷路を続発させることになった。また、名古屋市郊外の東郷町和合に開設されたランズボローメイズでは、フランチャイジーであった日新観光（パチンコレジャー業）がＦＣ離脱を宣言してメイズプロダクツと係争、裁判沙汰にまでなった。日新観光は巨大迷路の色とキャラクターを変え「和合ウーズ」と称して運営を続けた。これ以外にも、巨大迷路ブームが進展し下火になるにつれ、メイズプロダクツとフランチャイジーの間でも係争が起こるケースは増加していった。
7．kisanjin - 09/07/13 16:33:31 - ID:xDMtzJjxyA
（続き）
正規のランズボローメイズは、考案者の理念とそれをメイズプロダクツが優先遵守する姿勢により特徴づけられている。
４箇所のチェックポイント通過で小さな課題をクリアしながら全部で30分から１時間を脱出タイムにしたこと、自体にも考案者の心理学的な計算がある。これより容易では達成感を味わえず面白みが失せ再挑戦の意欲がわかない、これより難渋では恐怖感が沸き起こりストレスを感じて嫌悪感が残る。これらの心理がメイズ利用者にとって顕在に意識されなくても、結果的に「子供だまし」や「恐怖の館」と潜在意識化されることをランズボロー氏とメイズプロダクツは警戒していた。
木製の板塀を構造体にしたことも、コストや工期などの運営メリット以外にも、どの国どの地方でも入手可能であり、温かみを感じる自然材料で構成したいという理念があった。板塀は必ず下部には（小児が這えば通れる高さの）空間を設けること、巨大な一枚板は使わずに横板を張り上げ（隙間から塀の向こうを感じさせ）ること、など安全性や過剰な圧迫感排除に配慮した作りをセオリーにしていたこともランズボローメイズの理念の象徴である。
大づかみに形態をまね、隙間無く壁を作った施設や難度の高さだけを煽った施設など、正規外の模倣された巨大迷路に対しては、ランズボロー氏も福田氏も模倣への憤慨以上に「質」の低下を嘆いていた（1987年当時、筆者は両氏から直接聞き及んでいる）。
他にも、壁の色や施設内の文言表示（少しイジワルな煽り文句など）などにも利用者の潜在意識までを読んだ考案者の計算と配慮があり、実際にそれが完璧に具現化されたか否かはともあれ、こうした考案者意図を汲み取って開設されたものだけが、正規のランズボローメイズといえる（た）。
8．kisanjin - 09/07/13 16:55:12 - ID:xDMtzJjxyA
長文失礼しました。
一応、裏話的な情報も盛り込んで文にしたつもりですが、
どうも硬くて面白みの無い書きっぷりになってしまうのは、
文才が無いというより私の性格かもしれません。
これじゃあ、メイズをまわっていても「物悲しく」なるのは、
迷路のせいじゃなくて私が原因だと言われても、弁明できませんね（笑）。
まあ、今回はこんなところで…
9．
den04nejiddd - 09/07/14 22:45:44＞kisanjinさん
書き込みありがとうございます！
kisanjinさんの文章は素晴らしいですよ！とても的確でわかりやすく、これだけの情報をよくまとめられるものだと感嘆しています。私には書けません。文章からにじみ出る人生、ただものじゃない気がします(笑)
内容を読んで： そうだったのか〜！なるほどそうだったのかー！と、次々明かされるお話に私は興奮しきりです。今までよくわからなかったランズボローメイズのこと(ランズボロー氏はなぜ日本に来たのか？、なぜ迷路がたくさんできたのか？、迷路関係で裁判があったらしいがそれはなんだったのか？、板塀下の空間、などなどがわかり)、特に未知だった経営側のことがだいぶわかり、ちょっと感動しております。たくさんの迷路が作られたことばかりが多くの人の記憶に残っているわけですが、ランズボロー氏とメイズプロダクツの福田氏が始めたビジネスは、そのように理念あるものだったなんて！プロジェクトＸみたい。あの形態にはそんな意志があったのですね。直接聞いた方からこのようなお話を聞けてなんともありがたいです。質を落とし増えていった迷路の末路がせつないですね。
kisanjinさんのお話、ちゃんと活かせるのか自分の力不足が少し心配になってきましたが、ありがたくサイトで使わせていただきますね(いつになるやらわかりませんが…)。ブログの方も利用させていただきたいです。掲載許可など色々配慮していただき感謝です。掲示板に書き込んでいただけてよかった。きっとこのランズボローメイズにまつわるお話を見て、楽しくなったり納得したりする人がいると思います。素晴らしいお話を聞かせていただきありがとうございます！m(__)mまた機会ありましたら書き込みよろしくお願いします！
10．
den04nejiddd - 09/08/17 22:49:21kisanjinさんの文章を使わせていただき、「ランズボローメイズについて」というページをつくりました。
http://wiki.livedoor.jp/den04nejiddd/d/%a5%e9%a5%f3%a5%ba%a5%dc%a5%ed%a1%bc%a5%e1%a5%a4%a5%ba%a4%cb%a4%c4%a4%a4%a4%c6
トップページまたはサイドバーから、「迷路の話題」＞「ランズボローメイズについて」と進むとあります。
完璧なので全コピーで掲載してしまいました。
私は「正規のランズボローメイズ」と「それを模倣した巨大迷路」があることすら知らなかったので、とても楽しく、何度読んでも飽きません。もっとランズボローメイズの情報を収集して充実させたいものです。
11．kisanjin - 09/08/20 11:43:51 - ID:O6kSroIvDg
拙文を使っていただき恐縮次第です。
しかも新たなページ作成まで…冥利です。
メイズ情報に関しては、迷路よりも複雑な押入れ奥を探して、もし発掘？できましたら、懲りずに公開します。
12．
den04nejiddd - 09/08/26 21:49:45＞kisanjinさん
全文コピーはまずいんじゃないか、と思いつつも全文丸々使ってしまい、こちらの方が恐縮です。
自分で書こうとするとどうも誤解を招いてしまう文を書く節があって、どうにも書けなかったもので(;^_^A
ほんとに素晴らしくまとまった内容と文章をありがとうございます。
これからも部分的に引用などさせていただくことがあると思いますのでよろしくお願いします。
13．帰山人 - 12/02/17 21:46:48 - ID:APkNQP9ZBg
den04nejidddさま
ご無沙汰しています。拙具ブログに戯れの記事「過ぎし日の迷い２」をＵＰしました。
文は乱調、画像は旅行中のプリント写真のスキャニングなので不鮮明でありますが、
もしもお役に立つのであれば、何をどう持っていっても、使っても結構です。
ランズボロー博士も私も四半世紀前の若き日の姿ですから、チョット恥ずかしいのですが（笑）
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