【ドラゴンクエストVI 】

正式名称は「ドラゴンクエストVI 幻の大地」。シリーズ第6作。
1995年12月9日にスーパーファミコン用ソフトとして発売。

どこかでの焚き火。仲間の笛で現れる翼竜。そして強敵との対峙。
強敵の攻撃によって主人公率いる一行は全滅・・・
夢だった。
どこかで経験したような、あまりにリアルな夢でベッドから転げ落ち目を覚ます主人公。
そんな物語の始まり。

今作はIVから始まった「天空の勇者」シリーズの完結といわれているが、
「天空の勇者」やIV・Vとの関連についてもさっぱり触れていない。
しかし、空飛ぶ城が出てきたり、その間取りが一緒だったりするのは単なる手抜きとは思えない。
他にも、主人公しか装備できない武具がIV・Vに存在する天空と名のつく武具に良く似ている事や
仲間の一人【バーバラ】がマスタードラゴンと関連があると推測される事など、伏線だらけである。
時系列だとVIからIVそしてVへと、「ロトの勇者」シリーズと順番が一緒だったりする。

今作の特徴は、

  • グラフィック面が大幅にパワーアップ
    →全てのモンスターの行動がアニメーションで表示される
    →キャラクターの頭身が若干上がった
  • ヒャドが使える
  • 戦闘に参加できる人数が4人に戻った
  • 洞窟など馬車の入れない所で、馬車で待機している仲間の呪文が使える
  • 昼夜の概念が無くなった(イベントで夕方になったり夜になったりする事はある)
  • 職業・転職(後述)
  • 特技の導入(後述)
  • モンスターが仲間になる(Vより・要まものつかい)
  • スライム格闘場(スライム系のみ参加できる格闘場)
  • ふくろの導入(全アイテムを持ち歩けるようになった)
  • おもいだすの導入(にゃーん?)
  • 井戸に入れる
  • ゴールド銀行の導入(預かり所廃止に伴い導入)
  • ふしぎな地図の導入
  • 仲間の名前の変更が出来る(ふくろも変更可)
  • ちいさなメダルシステム変更
    (一定枚数を交換する方式から、累計で一定枚数へ達する度にごほうびな方式に変更)
  • じゅもんせつやく が廃止、おれにまかせろ が導入
  • かっこよさの導入(ハッサンのかっこよさが低いのは七不思議のひとつ)
  • うんのよさの廃止

といった所になる。中でもダーマ神殿の存在から職業・転職の概念が復活する事になるが、
IIIとは全く別の仕様になっている。
IIIではレベルがあがると新たな呪文を手にいれる仕様であったが
VIでは職業での経験はレベルアップに必要な経験値とは別個のモノで、
一定回数の戦闘をこなす事で職業ランクがあがり、新たな呪文・特技が手に入る。
そして職業ランクが8(星が8つ)になるとマスターとなる。
職業には基本職と上級職がある。
基本職には無条件で就くことが出来るが、上級職に就くには基本職のマスターが必要になる。
隠し職業としてあるアイテムの所持が必要なモノもある。

職業ランクを上げるための戦闘回数は前述の通り経験値とは無関係である。
このシステムにより低レベルで強力な特技も入手可能。
ただしスライムを100回倒したからといってランクが上がるわけでもなく、
自分と比べてそれなりに敵が強くないと戦闘回数にカウントされない。(場所による)

前作でグループ攻撃の武器が導入され、攻撃呪文の価値が下がったが、
更に今作では特技の導入でその傾向が強くなった。

容量不足により部分部分のイベントやストーリーが削除されたとの噂も多い今作。
リメイクの待たれる作品である。
↑リメイク決定しました。おめでとうございます
2007年11月03日(土) 12:43:32 Modified by mr_kume




スマートフォン版で見る