レックス×タバサ 233@Part17
大魔王ミルドラースとの戦いから6年がたち、世界はその間平和であり続けていた。
そしてグランバニアもまたその平和を享受していた。
人形へ向かって剣を振り下ろし、そしてぶつかり合う音がこだまする。
「今日の訓練はここまでとする!」
レックスは天空の勇者の肩書、そしてグランバニアの王子であるため
10代でありながらグランバニア軍における肩書は大佐となっていた。
レックスの号令に合わせてグランバニア軍の兵士たちが整列する。
そして、タバサはと言うと、
「皆さま、ご苦労様です。明日もこの世界が平和であらんことを。」
一段上のバルコニーから兵士たちを見下ろして、そう言った。
「それとレックス。」
「はっ。」
タバサがほほ笑むのと同時に、レックスが敬礼をする。
次の王位がレックスのものになるのか、それともその妹であるタバサのものになるのかはわからない。
だが、現在は儀礼的な言葉をかけるなどしているタバサの方が位は上である。
「後で私の部屋へ。」
「はっ。」
一旦、レックスは自分の部屋へと戻る。
「あっ、お父さん!」
「お帰りなさい、お父様!」
「ただいま、クーパー、アニー。」
レックスは2人の子供に駆け寄られる。
1人は金髪の男の子、そしてもう1人は青い髪の女の子だった。
2人とも6歳である。
「ねえ、お父さん。これ、クーパーにもらったの!」
アニーが嬉しそうに左手を差し出すと、その薬指にはおもちゃの指輪が光っていた。
「だってアニーがどうしてもって言うから……」
そう言いながらもクーパーも嬉しそうだ。
最後にレックスと同じ年の妻が出迎えた。
「お帰りなさい。」
「ただいま、フィラ。」
フィラの髪が青色であることを除けばその美貌はタバサとそっくりである。
もし髪の色が同じならば、彼女の兄であるクリスと、レックス以外は見分けがつかないであろうと言われるほど似ていた。
「タバサの部屋に呼ばれてるから……。」
「はい。行ってらっしゃい。」
そう、フィラは知っているのだ。
クーパーとアニーに隠された秘密、それを知らせる日がいつか来るのだろうか、
レックスはその「いつか」を考えて胸が暗くなった。
タバサの部屋にノックの音が響く。
「はい。どなたでしょうか。」
「レックス=グランバニア大佐、只今参りました。」
タバサはその声を聞き、嬉しそうにドアへと駆け寄って行く。
タバサはレックスを招き入れると戸を閉めた。
そしてそのままレックスに抱きつく。
レックスは倒れかかるようにしてタバサの前に顔を近づけた。
タバサから口づけ、そのまま離そうともしない。
「タバサ、今日はずいぶん……。」
「さびしかったの。こんな風な関係になって……レックスになかなか会えないから……。」
そう言うとベッドを手で示す。
「あぁっ!」
レックスの愛撫により、タバサが声を漏らす。
「タバサ、声、大きすぎ……」
既に恥じらいで赤く染まっていたタバサの顔に追い打ちをかけるように、さらに赤くなる。
「ん、だって……」
「どうしても出るんなら……」
レックスがタバサに口づける。
「こうやってふさいであげようか?」
「ん、レックスぅ……」
今度はタバサから口づける。
「いい?タバサ。」
「ん……」
同時に首肯する。
目を閉じ、顔を赤らめるいつもの表情を見る。
この表情は何度見ても飽きないだろうな。
そう思いながらレックスはタバサを犯し始めた。
「う……レックス……」
「ああ……タバサ……」
2人の背が震える。
「もう行っちゃうの?」
「ごめん。」
「ううん、レックスが悪いんじゃないの。誰のせいでも……」
タバサはミルドラースとの戦いの後のことを思い出していた。
その日、2人はまだ10歳だと言うのに無理に酒を飲まされたのだ。
次の日、
「うー、気持ち悪い……」
これが話に聞く二日酔いと言うものなのか、タバサの認識はその程度のものだった。
だが、いつまでたっても気分の悪さは変わらなかった。
それに、食べられないものが出てきた。
そして医者に診てもらうと……
「レックス、タバサ。あなたたちが何をしているのか、私たちは知っていたつもりだったわ。」
母の声が遠くからする。
「お前たちのその想いは決して間違ってなど……。だが兄妹での結婚は……。」
父の声もしていた。
だが、その頃ちょうどいい情報――皮肉なものだが――が届いていた。
アンディとフローラの間にもレックスとタバサと同じ年の双子がいた。
名前をクリスとフィラと言い、そして彼らもまた……。
そしてそこから話は進んで行った。
その計画とはレックスとフィラが婚約していたとでっち上げ、
そしてレックスとタバサの子供とクリスとフィラの子供を双子ということにするというものだった。
「ただ運が悪かっただけなの。もし私とフィラさんが、レックスとクリスさんが逆だったら……。」
最後にもう一度タバサはレックスに口づけた。
そしてグランバニアもまたその平和を享受していた。
人形へ向かって剣を振り下ろし、そしてぶつかり合う音がこだまする。
「今日の訓練はここまでとする!」
レックスは天空の勇者の肩書、そしてグランバニアの王子であるため
10代でありながらグランバニア軍における肩書は大佐となっていた。
レックスの号令に合わせてグランバニア軍の兵士たちが整列する。
そして、タバサはと言うと、
「皆さま、ご苦労様です。明日もこの世界が平和であらんことを。」
一段上のバルコニーから兵士たちを見下ろして、そう言った。
「それとレックス。」
「はっ。」
タバサがほほ笑むのと同時に、レックスが敬礼をする。
次の王位がレックスのものになるのか、それともその妹であるタバサのものになるのかはわからない。
だが、現在は儀礼的な言葉をかけるなどしているタバサの方が位は上である。
「後で私の部屋へ。」
「はっ。」
一旦、レックスは自分の部屋へと戻る。
「あっ、お父さん!」
「お帰りなさい、お父様!」
「ただいま、クーパー、アニー。」
レックスは2人の子供に駆け寄られる。
1人は金髪の男の子、そしてもう1人は青い髪の女の子だった。
2人とも6歳である。
「ねえ、お父さん。これ、クーパーにもらったの!」
アニーが嬉しそうに左手を差し出すと、その薬指にはおもちゃの指輪が光っていた。
「だってアニーがどうしてもって言うから……」
そう言いながらもクーパーも嬉しそうだ。
最後にレックスと同じ年の妻が出迎えた。
「お帰りなさい。」
「ただいま、フィラ。」
フィラの髪が青色であることを除けばその美貌はタバサとそっくりである。
もし髪の色が同じならば、彼女の兄であるクリスと、レックス以外は見分けがつかないであろうと言われるほど似ていた。
「タバサの部屋に呼ばれてるから……。」
「はい。行ってらっしゃい。」
そう、フィラは知っているのだ。
クーパーとアニーに隠された秘密、それを知らせる日がいつか来るのだろうか、
レックスはその「いつか」を考えて胸が暗くなった。
タバサの部屋にノックの音が響く。
「はい。どなたでしょうか。」
「レックス=グランバニア大佐、只今参りました。」
タバサはその声を聞き、嬉しそうにドアへと駆け寄って行く。
タバサはレックスを招き入れると戸を閉めた。
そしてそのままレックスに抱きつく。
レックスは倒れかかるようにしてタバサの前に顔を近づけた。
タバサから口づけ、そのまま離そうともしない。
「タバサ、今日はずいぶん……。」
「さびしかったの。こんな風な関係になって……レックスになかなか会えないから……。」
そう言うとベッドを手で示す。
「あぁっ!」
レックスの愛撫により、タバサが声を漏らす。
「タバサ、声、大きすぎ……」
既に恥じらいで赤く染まっていたタバサの顔に追い打ちをかけるように、さらに赤くなる。
「ん、だって……」
「どうしても出るんなら……」
レックスがタバサに口づける。
「こうやってふさいであげようか?」
「ん、レックスぅ……」
今度はタバサから口づける。
「いい?タバサ。」
「ん……」
同時に首肯する。
目を閉じ、顔を赤らめるいつもの表情を見る。
この表情は何度見ても飽きないだろうな。
そう思いながらレックスはタバサを犯し始めた。
「う……レックス……」
「ああ……タバサ……」
2人の背が震える。
「もう行っちゃうの?」
「ごめん。」
「ううん、レックスが悪いんじゃないの。誰のせいでも……」
タバサはミルドラースとの戦いの後のことを思い出していた。
その日、2人はまだ10歳だと言うのに無理に酒を飲まされたのだ。
次の日、
「うー、気持ち悪い……」
これが話に聞く二日酔いと言うものなのか、タバサの認識はその程度のものだった。
だが、いつまでたっても気分の悪さは変わらなかった。
それに、食べられないものが出てきた。
そして医者に診てもらうと……
「レックス、タバサ。あなたたちが何をしているのか、私たちは知っていたつもりだったわ。」
母の声が遠くからする。
「お前たちのその想いは決して間違ってなど……。だが兄妹での結婚は……。」
父の声もしていた。
だが、その頃ちょうどいい情報――皮肉なものだが――が届いていた。
アンディとフローラの間にもレックスとタバサと同じ年の双子がいた。
名前をクリスとフィラと言い、そして彼らもまた……。
そしてそこから話は進んで行った。
その計画とはレックスとフィラが婚約していたとでっち上げ、
そしてレックスとタバサの子供とクリスとフィラの子供を双子ということにするというものだった。
「ただ運が悪かっただけなの。もし私とフィラさんが、レックスとクリスさんが逆だったら……。」
最後にもう一度タバサはレックスに口づけた。
2013年08月08日(木) 18:13:50 Modified by moulinglacia