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スペル星人


「ウルトラセブン:第12話本編」より

吸血宇宙人
スペル星人


【INDEX】
データ
プロフィール
ストーリー
小ネタ
アイテム

◆Data

呼称:スペル星人【ALIEN SPELL】
 登場作品:ウルトラセブン(1967) 第12話『遊星より愛をこめて』
別名: 吸血宇宙人
身長: 1.7〜40m
体重: 60kg〜1万5千t
出身地: スペル星
分類宇宙人、
共演怪獣:ウルトラセブン

◇演:中村晴吉(声:谷津勲/人間体:岩下浩三浦威奥村公延高橋征郎
◇デザイン:成田亨

前回 次回
ナースワイルド星人←第12話→アイロス星人

◆Profile


スペリウム爆弾実験失敗により血液に異常をきたしていた宇宙人。自分達の血液に代わるものとして地球人の血を狙う作戦を立てる。
その作戦とは腕時計を配り、そこから血を採取するというものだった。当初、若い女性をターゲットに、腕時計をばら撒いていたが、後に子供の血液の方がより純度が高いことを知り、標的を子供に変えて血液の採取を目論んだが、後にウルトラ警備隊に計画が発覚して巨大化。一度はウルトラ警備隊を撤退させた実力者だが、最後はセブンとの激闘の末、アイスラッガーで倒された。

◆Story


軍事兵器の開発に力を注いでいる白色星スペル星の宇宙人。遊星間における生存競争が激化していたとされる時代、スペル星人達は周辺の惑星に自分達の力を誇示するべく強力な破壊力を持ったスペリウム爆弾を造り上げるものの、その実験が失敗して、スペル星全体が深刻な放射能汚染に見舞われてしまい、結果彼らの血液が著しく冒されてしまった。そのためスペル星人達は、スペリウム金属製の吸血腕時計で地球人達の血液を搾取しようと目論む。初めのうちは若い女性をターゲットに吸血腕時計をばら撒いていたが、ふとしたことから子供の血液を間違って採取してしまい、その結果子供の血液の方が純度が高いことが判明したため、アジトに大勢の子供達をおびき寄せて大量の吸血腕時計をばら撒こうとした。特殊能力として、人間への変身、飛行能力、目からの怪光線と、あらゆる能力がセブンの宇宙人の中では中堅どころ。ただし、血液を冒された状態でもこれだけの能力を発揮できるのだから、決して脆弱な種族ではないといえる。また、彼らの円盤も風変わりな能力を備えており、同じ場所で高速旋回し続けると、円状にバリヤを展開することができる。後にこのバリヤはセブンのスパイラル光線により消去された。アジトの発覚により巨大化。ウルトラ警備隊とは都合2回対決し、いったんは仲間の円盤と共にウルトラホークを撃墜させることに成功。スペル円盤と共に、空の彼方へと余裕を見せながら飛行していった。その後奥多摩の氷川貯水池にて、正体を見破ったソガ隊員の攻撃を受けて再び巨大化する。氷川貯水池のそばに隠していたスペル円盤と共に最終決戦に臨み、ホーク3号を撃墜したところでウルトラセブンと対決。スペル円盤の援護を受けつつ激しい格闘戦を繰り広げたが、スペル円盤がウルトラホークの攻撃で爆破されたのを見て、形勢不利と判断。途中で戦いを放棄して逃走を図ったが、最期は夕日をバックに真っ二つにされて果てる。

なお、先遣隊として地球に降り立ったスペル星人は4体であり、いずれも人間に変身していた。そのうち佐竹という青年に変身していた個体が積極的に吸血腕時計をばら撒いていたようだ。

◆Trivia


  • 当初のデザインは「翼を持った甲虫型の宇宙人」だったが、リアリティを重んじる実相時昭雄監督と、怪獣デザインのポリシーを貫きたい成田亨氏の間で衝突が発生した結果、現在のデザインに落ち着いた・・・と言うか、成田氏がほとんど投げ槍同然にデザインしてこういう造型になった。

  • 多くの方が書き込んでいるように、「被爆星人」騒動で欠番扱いされたエピソードである。騒動が起きたのは、本放送当時ではなく、再放送当時の70年代。雑誌の付録の怪獣カードにおいてスペル星人の肩書きが「被爆星人」とつけられていたのを見つけた女子学生が、原爆被害の調査委員会に所属しているという父親に相談したのが発端となり、円谷プロへの抗議行動が全国規模で発生。円谷プロは謝罪と、作品の自粛に追い込まれるという事態にまで発展していった。もちろん、円谷プロや実相時監督側に原爆被害者を差別する意図は一切ないが、この一件があって以降、「遊星より愛をこめて」のエピソードやスペル星人の存在は、現在においても例外的な場合を除いて、ほとんど表舞台には公表されてないのが現状である。しかし、海外向け放送においては、他のエピソードと同じ扱いで通常通りの放送をされている。また、外国製の海賊版DVDなどの氾濫や、近年はYouTubeなどの動画共有サイトへのアップロードで、本作品の存在を知ったという人も続々と出始めている。

  • 帯番組『ウルトラ怪獣大百科(1988)』のバットンの回で、ナレーターが血を吸う宇宙人を挙げていく部分があり、その中に「腕時計を使って血をとった宇宙人」とスペル星人の事を指す発言があった。

  • ラスト、夕日を背景にした戦いはメトロン星人の戦いの第8話に酷似している。これは制作順で本作と第8話が近い関係で、その日第8話と同時撮影であったため」との言及が実相寺監督/宅八郎の対談でなされている。


  • 同作の未発表作品「宇宙人15+怪獣35」で宇宙人連合の宇宙人として登場し、怪獣軍団を襲撃させセブンに総攻撃をかけるシナリオが予定されていた。

  • 撮影で使用された着ぐるみは、茶色に塗り替えるなどの改造を加えられた上でアトラク用の怪獣として使用されたとの情報がある。この状態での名前は「ドジンゴ」とされることもあるが詳細は不明。また、ウルトラマン・ウルトラセブン モーレツ大怪獣戦(1969)にこの状態で登場したとも言われる。

  • OVA『ウルトラマン超闘士激伝』では、試合の観客として登場。

  • この回はやたらとBGMが少ない。


  • 漫画『地獄先生ぬ〜べ〜』単行本第3巻の「妖怪大百科」にて、「宇宙人の仮面をかぶった俳優が、その仮面を取れずにそのまま窒息死した」と解説しているが、これは作者の創作によるものか?(実際、快傑ライオン丸(1972)では死亡事故が発生している)

◆Item


  • 無版権 スペル星人

ガレージキット
  • 大帝國ビルト スペル星人
写真
「■■■:▲▲▲▲▲」より

ご注意:他人の著作物を引用する場合は、このように引用元明記をお願い致します。(...【ウィキの書き方】より抜粋)
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2022年01月21日(金) 17:47:08 Modified by ID:UeoziUT8NQ

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Uploaded by amamasa 2006年10月03日(火) 11:46:08
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