406 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/11/08(日) 02:22:34 ID:VZ6RvQqe0
主人公は日記を手に、30年前のインターン時代を回想する。

あるとき妹に起こされた主人公は見知らぬ浜辺にいることに気付く。
近くの小屋には無線機があり、そこから男の声が聞こえてくる。
・・・我々は某国の機関で、君達には「J計画」というプロジェクトに参加してもらう。
君達7人は3ヶ月間島で生き延びてほしい。
君達の他に重要なゲストがいる。君達の敵だ。君達は絶体絶命の危機にいる。
3ヵ月後また会おう・・・

島の探索に出た主人公は一人の男が少女を殺す現場に出くわし、逃げ出す。
住民が皆殺しにされた村を発見したりしつつ、その後もサバイバル生活を続ける主人公はあるとき例の殺人者と出くわす。
その男は「お前達はゲームのために連れてこられた俺の餌食だ。
俺は表向き「ジェフリー」と呼ばれているが、「ディック」というのが俺の本当の名前だ。
今日のところは見逃してやる」といいその場を立ち去る。
主人公は医者としてその男に興味を抱気、ジェフリーのことを記録し始める。
また、その場に落ちていた写真の切れ端を拾う。
その後主人公は幾度も「ジェフリー」とであう。
ある時は陽気に「二ール」となのる。
ある時は紳士的に「ゴードン」と名乗る。彼は自分達はジェフリーの体に同居していると語る。
また、「ケヴィン」と名乗る彼は泣き虫の子供のようであった。
そして満月が近付くと、「ダンカン」という恐ろしい殺人鬼になるのであった。
彼は複数の人格をもっているのであった。

島の探索を進めるうちに主人公は同様にさらわれた少女たちと知り合ったり、写真の新たな切れ端を拾ったりする。

407 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/11/08(日) 02:24:46 ID:VZ6RvQqe0
(写真を集める)
主人公は「ゴードン」からジェフリーの生い立ちを聞くことになる。
家族との死別、養父母からの虐待、戦場での経験・・・そうした中でいくつもの人格が生まれていったのであった。

やがて全ての切れ端を集め終え写真が完成する。そこには黄色い花畑が写っていた。
それはジェフリーの幸せだった幼少時代を象徴するものであった。

それから程なくして再び無線から連絡が入り、計画の中止を告げる。
迎えのヘリへ向かう途中主人公は銃声を聞く。主人公はジェフリーが死んだのだと感じた。
主人公達は島での記憶を消され、元の生活へと戻った。

そして現在。
医者となった主人公は自らの記憶を取り戻すことに成功した。
また、島で知り合った少女たちと連絡を取り合うことも出来た。
その日は月が出ていた。
それを見ると島での日々、そして島で死んでいったものたちを思い出さずに入られないのであった。

409 名前:無人島物語X[sage] 投稿日:2009/11/08(日) 02:28:39 ID:VZ6RvQqe0
(施設を見つける展開)
あるとき主人公は記憶喪失の少女ミナと共に岩山を捜索中、島には不釣合いな金属製の扉とナンバーパネルを発見する。
以前ミナがふとした拍子に漏らした数字を打ち込むと扉は開いた。
驚いたようなミナをその場に残し、主人公は中へと入っていく。
中は何かの研究室のようであった。
そこで主人公はレポートの束をみつける。
そこには様々な乳児の写真や所見などが記されていた。
そのカルテのようなものを調べていくうちに、ミナのものがあることに気付く。
そのカルテにはドナーという項目があった。主人公は人工授精について思い至る。
カルテにはまたジェフリーのものがあった。
そしてそこに書かれていたドナーは主人公の父のものであった。(入院中に勝手に採取されていた)
ジェフリーのカルテを手に外へ出る主人公。しかしそこにミナの姿はなかった。

410 名前:無人島物語X[sage] 投稿日:2009/11/08(日) 02:29:59 ID:VZ6RvQqe0
慌てて小屋へと戻る途中、ジェフリーと出会う。
ジェフリーは自分は最後の人格である「ロレンス」と名乗る。
そして彼は「J計画」のついて語るのだった。
J計画とは「人間兵器」ともいうべき新たな人間を創造する計画で、
この島で数多くのDNA操作された赤ん坊がつくり出されていった。
しかしそのほとんどは生み出されて程なく死に、結局生き残ったのは自分とミナだけであった。
ジェフリーの過去の記憶は植え付けられた偽りのもので、ジェフリーにとって確かなのは君(=主人公)とその父だけだ・・・
政府と交渉するためにジェフリーは自らのカルテを受け取り、花畑の写真は君が持っていてくれと言い残して立ち去る。
小屋に戻った主人公はミナの書置きを発見する。
そこには扉が開いたとき全ての記憶が戻った、人間ではない自分はジェフリーといっしょに行く、という事が書かれていた。
主人公はミナを探し回るが見つからなかった。
翌日。無線からJ計画の中止を告げる男の声が聞こえてくる。
男はまた、ジェフリーが生涯この島で保護監視下に置かれることも告げた。
迎えのヘリへと近付いた主人公は抵抗するまもなく意識を奪われる。
ミナのことを思いながら。

そして現在。
一度は島での記憶を奪われた主人公であったが、医者になったことで記憶を取り戻していた。
その日は月が出ていた。
あの二人は今も島で月を見ているのだろうか?
その月を見ながら主人公はあの二人が島で今も行き続けていること、そして出来れば二人の間に尊い生命が生まれていることを願わずに入られなかった。
(終わり)

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