279 名前:いつか降る雪 [sage] 投稿日:2006/03/13(月) 14:27:13 ID:wBwWZYrl0
人物その他は公式サイト参照。

基本的に一本道で一周で回想がほとんど埋まる。
ピュアエンドで生存、カオスエンドで死亡。

導入
ゲームは主人公が田舎の駅にやってきたところから始まる。
そこに無精ひげに白衣の高坂と名乗る男が現れ、蘇我博士の助手だと説明される。
連れてこられた場所は一面に赤い花の咲き乱れる庭園が目を引く白亜の館。
そこで主人公は不治の病にかかった5人の少女に出会う。

ネタバレ
主人公:病気のため余命わずか。
ちさと:蘇我博士の娘であるが、死んだ妻の脳を移植するために利用されている。
まこと:白血病
双子:ちさとと蘇我博士の子供。血液などを提供するために創られた。

蘇我博士は高坂とともに地下にこもり、一度も姿を見せない。
歓迎会や庭園内でのピクニックを通して未来とも仲良くなり、全員と関係を持つ。

281 名前:いつか降る雪 [sage] 投稿日:2006/03/13(月) 14:45:30 ID:wBwWZYrl0
数日後蘇我博士にはじめて会う主人公、いたずらがばれており杖で殴られる。
実は監視カメラですべて見られていた事を知る。

未来の吐血、ついでちさとの記憶障害がひどくなるがもう手遅れだからと高坂は取り合わない。
Hで心のケアを図るしかなかった。

主人公を好きになったちさとは検査を拒否し館内に隠れる。蘇我博士から検査しなければ
一週間で死ぬと予告されるが、ちさとはそれを受け入れる。ところがまことが拉致され、隔離室に閉じ込められてしまう。高坂が何とか助けようとするが時間が過ぎるだけだった。

数日後突然炎上する白亜館。全てをあきらめた蘇我博士が自ら火を放ったのだった。
主人公は一人の少女の所に向かい、助けようとする。生存or死亡は好感度。

個別エピローグでは全員生存。ちさとのみ例外で一緒に脱出できない。

半月後に燃え尽きた白亜館に訪れる主人公。そこで瓦礫の下から生きているちさとを発見する。再会に喜ぶ二人だが衰弱しきった二人はもう動けなかった。雪が降り始め、二人は体を寄せ合いながら静かに息絶えたのだった。

282 名前:いつか降る雪 [sage] 投稿日:2006/03/13(月) 15:00:16 ID:wBwWZYrl0
システム最悪、ストーリーは救いがない話、整合性皆無、ロリペド。
歌が素晴らしい出来。

総合的には駄作だがストーリーのみなら割と良作かも。
主人公の鬼畜っぷりを許容できればだが。



308 名前:いつか降る雪1[sage] 投稿日:2009/08/28(金) 00:46:46 ID:KutO69zn0
・登場人物など
小野寺ちさと
蘇我博士の娘。新陳代謝の異常により脳障害を患っている。

羽村まこと
交通事故で両足を怪我してから白亜館にてリハビリをしている。サナトリウムの患者とは思えないほど明るい

小山田未来
悪性腫瘍が全身の8割に転移しており生に対して悲観的な態度を取る。他の患者ともあまりかかわろうとしない

三田村あゆみ、まゆみ
白亜館で育った双子。他の患者より幼く、知恵遅れが見られる。出生については不明。ちなみにまゆみは男の娘

主人公
臨床看護士をしていたがある事情で勤め先の病院を辞めて白亜館で勤務することになる。毎日何十回も精を吐き出す超人
白亜館では先生と呼ばれ一切名前が出てこない。

高坂
主人公を白亜館に招いた男。蘇我博士の助手のほか、料理や雑用もこなしている。

蘇我博士
白亜館の院長。だがいつも地下室にこもって研究をしており滅多に外に出ない。

白亜館
人里離れた山奥にあるサナトリウム(現代医学では治療不可能な患者を扱う隔離施設。そのためここから退院することはまずない)
白亜館は4階建てで患者や主人公たちは1〜4階で生活しており地下一階には博士が研究している研究室や隔離室がある。

309 名前:いつか降る雪2[sage] 投稿日:2009/08/28(金) 00:50:06 ID:KutO69zn0
1
とある事情で勤め先を辞めた主人公に白亜館で働かないかという誘いがくる。
もとより冷やかしでも構わないと思っていた主人公はこの誘いを受け白亜館に招待される。
高坂に白亜館まで車で連れられて来た主人公は白亜館の患者である5人の少女たちを紹介される。そして彼女たちの健康管理や精神面、できる限りのことをすべてをまかされることになった。
彼女たちの負担を和らげるためにコミュニケーションや回診をしていく主人公だったが、白亜館という閉鎖された環境や主人公が赴任してきたことによる状況の変化、また異性を気にする年頃だった彼女たちは回診中に性への興味を示していく。
ある日、外に出て行くちさとを見つけて後を追った主人公は白亜館の前に広がる赤い花とお墓の前にいるちさとを見つける。
ちさとは赤い花がグラジオラスと言う花で蘇我博士が20年前に品種改良で一年中咲くようにして植えたと言うこと、そしてこのお墓は自分のものであると教えられる。
赴任して一週間ほどした時、主人公は患者たちが企画した歓迎会を招待される。そこにはサナトリウムとは思えないほどの明るい空間があった。
歓迎会の合間、外で休憩していた主人公のところにちさととまことが来て料理について話したりして、話題が真っ赤に咲くグラジオラスの話になったときちさとが冬になると雪景色と真っ赤に燃えるグラジオラスがとってもきれいだそうだと教えてくれる。
白亜館での生活が長いはずなのにどこか他人に聞いたような話し方に違和感を覚えた主人公はそのことを聞いてみるとちさとは口ごもってしまった。まことに連れられるように白亜館の中に戻った主人公はしまったと思いつつもその後姿を見続けることしか出来なかった。
その夜、妙な胸騒ぎがして主人公は起きる。何事もなければ言いと思いつつ巡回すると未来が昼間のパーティで使用された包丁を用いて自殺を図っていた。
自殺は早期発見だったため未遂で済んだ。このことをきっかけに未来は主人公に対し冷たい態度を取らなくなりみんなと接するようになる。

310 名前:いつか降る雪3[sage] 投稿日:2009/08/28(金) 00:51:59 ID:KutO69zn0
それから回診を続けるうちについに少女たちと肉体関係を持ってしまうようになる。医者と患者という関係が崩れたことに良心の呵責も感じたがもはや残り少ない命しかない彼女たちの望みを断ることが出来なかった。
回診の途中、ちさとが日記をつけていることと先日のグラジオラスの話から主人公はちさとが記憶障害により一定期間の記憶しか残らないと推測する。
数日後、屋上の蔵書室で地下にこもって一切姿を見せなかった蘇我博士と対面する主人公。対話中、蘇我博士の患者に対する態度に反感をもつがまともな反論は出来なかった。
そして患者たちにしていることが監視カメラで筒抜けであったと教えられクビを宣告される。
しかし、主人公はこのまま少女たちを放っておくことが出来ずこのまま白亜館にいると決めた。

312 名前:いつか降る雪4[sage] 投稿日:2009/08/28(金) 00:56:22 ID:KutO69zn0
2
ある日お墓の前で考えごとをしていたちさとに主人公は死んだらどうなるのかと問われる。死んだら葬式をして終わりだけど死んだ人の「想い」は周りにいた人たちに残ると教える。
それで何かを悟ったちさとはある覚悟を決める。そう、蘇我博士の治療をやめるのであった。そのことを蘇我博士に伝えたちさとは検査を拒否する。
しかし今博士の処置を受けなければ間違いなくちさとは死ぬと高坂に伝えられ、主人公はやむを得ずちさとを預ける。次の日、ちさとは多少貧血状態ではあったが帰ってきた。
朝、主人公は胸に痛みを感じ過去に自らが調合した薬を服用する。そう彼もまた命が残り少ないのであった。
白亜館での連日の無理がたたって身体は少しづつ悲鳴を上げていたが彼女たちを見取ることが自分に残された最後にすべきこととし、回診に向かうのであった。
未来が病状悪化により吐血するがサナトリウムとあってろくな医療器具がなく、高坂もここで彼女たちはその生を終えるのだからとまともに取り合ってくれない。
その場はたまたま主人公の血液型が合ってたので輸血し事なきを得たが、彼女たちの生命の炎は確実に燃え尽き始めていた。
以前は博士の処置を受けたちさとであったが先生(主人公)のことを覚えているうちに生を終えると主張し、それからは頑なに拒否し続けていた。
しかしここで蘇我博士はまことを主人公と偽って隔離施設へと閉じ込める強硬手段を取った。しかも隔離室は細菌汚染されており、まことの命は一週間しか持たず助けたければちさとを引き渡すよう告げられる。
まこととちさとの決意、どちらも選べない主人公は患者の中で一番冷静に判断ができる未来にまことが隔離室に閉じ込められた経緯を教える。
そこで未来からまことの脚の怪我は白血病の治療の帰りに事故で負ったものでありそれから両親に半ば捨てられるように白亜館に入れられたことを教えられる。だが主人公はどうすることも出来なかった…。

313 名前:いつか降る雪5[sage] 投稿日:2009/08/28(金) 00:58:04 ID:KutO69zn0
主人公は強硬手段に出ようとも考えるがそれでは最悪のシナリオにもなりかねないと高坂になだめられる。このようなことになったのは自分の判断ミスでもあると高坂はまことワクチンだけは必ず手に入れると協力してくれる。
それにちさとや未来を看取る責任があった。主人公は苦渋の決断をしなければならなかった。
そうしているうちに今度はあゆみとまゆみまでもが蘇我博士に連れ去られてしまう。主人公は怒り博士に殴りかかろうとするも調合した薬もとうに尽きてまともに食事ものどを通らなかったので博士に軽くいなされて逆に返り討ちにあって心身共にボロボロになってしまう。
何とか自室までたどり着いた主人公は次の日ヒビが入った脚に添え木をして出来るだけ普段どおりに回診しようと勤める。
白亜館から出て外にいた主人公は突如鳴るサイレンに振り返る。そこには蘇我博士が全てを焼き尽くすために火を放った白亜館があった…。

以下各種個別エンドへ
エンドは各キャラごとにピュアエンド、カオスエンドの合計8種類あります。

314 名前:いつか降る雪6[sage] 投稿日:2009/08/28(金) 01:01:41 ID:KutO69zn0
小野寺ちさとピュア
ちさとを救うため部屋に行くがそこにちさとはいなかった。火事を起こしたのが蘇我博士であるなら…と考えた主人公は博士の地下研究室へ向かう。
そこには蘇我博士がいた。博士はアレはここにはいないと告げ、自らは貴様の言う想いとやらにとらわれていたのかもしれないと回想する。最後にちさとに会えたら悪い父ですまなかったと伝えてくれと言われ、主人公は館を脱出する。しかしそこには誰もいなかった…。
半月後、主人公の様態も日を追うごとに悪くなっていきあと僅かな命となったとき、再び白亜館へと向かうため田舎の駅にゆく。そこには高坂の姿があった。そこで高坂から全てを伝えられるを教えられる。
白亜館が戦前からあった軍部の研究所であったこと。蘇我博士は優秀で戦後の食べ物のない時代に食物の遺伝子を作り変え土地にあった植物を作り上げたこと。
そして博士が実験ミスの爆発で綾(ちさとの母)とちさとを失ったこととその詳細を教えてもらう。
綾は全身に火傷を負ったが脳は無事、ちさとは爆発のショックで脳死状態。ここから博士はちさとに綾の脳を移植した。つまり、いままで会っていたちさとは綾だったのだ。
脳移植までホルマリンの中で保管されていたからだの身体は弱かった。そこで博士は今となっては分からないがまことと未来を綾の新たな肉体の犠牲者とするところまでこぎつけた。さらに血液を補うための素材として蘇我博士は実の娘であるちさとと子を宿した。
そうして生まれてきた子どもがあゆみとまゆみだった。全ては綾を蘇らせるために。
全てを聞いた主人公は高坂と別れ白亜館跡地へと向かう。9月の夕暮れ時にもかかわらず陽は落ち、肌寒くなっていた。赤いグラジオラスと共にある十字架に手を合わせていると胸に激痛が走り、もうすぐにでも死ぬと覚悟する。
その背後で微かに草木の揺れる音がして振り向く視界の先に奇跡があった。そこにはちさとがたっていた。二人は抱き合いながら残り僅かな命のなかで語らった。
眠りついたちさとを抱きながら主人公はふと空を見上げる。そこには季節外れの雪が舞い降りてきていた。
彼女自身が言っていた赤いグラジオラスと白い雪が舞い降りる景色。主人公は今はゆっくりと眠らせてあげて明日になったら教えてあげようと思う。悪夢のような長い命を終え、ようやく安らかに眠れるのだから。そして主人公も最愛の人と共に眠りについた…。

316 名前:いつか降る雪7[sage] 投稿日:2009/08/28(金) 01:03:41 ID:KutO69zn0
小野寺ちさとカオス
館を探すがどこにもちさとの姿はなかった。館の炎は強くなりなんとか外に脱出した主人公。しかしそこには誰もいなかった。
主人公は咲き乱れる赤いグラジオラスの中、誰一人として救うことは出来なかったことを嘆くのだった。

まことピュア
まことを救うために隔離施設まで行く主人公。厚いガラス窓のついた扉の向こう側にまことはいた。しかし隔離施設の扉は硬く閉ざされたままであった。
既に火の手はまことや主人公の近くまで迫っており、鍵を持っているであろう蘇我博士を探すことすらままならなかった。主人公はまことを助けるために分厚いガラスに拳を振るう。だがガラスは非常に強固でビクともしなかった。
拳が砕け、骨が露出するほどに殴りつける主人公。利き手側の拳がズタズタになったら今度は左手があると迫りくる炎の中拳を振るい続ける主人公。その決死の覚悟がガラスを打ち破った。ようやくまことを隔離施設から救出することが出来たのだ。
しかし無常にも炎は既に二人の周りを囲んでおり館を脱出することは不可能であった。主人公はそのことを詫びるがまことは救出してくれたことだけでも幸せだと語り、炎の中主人公と共に短い生涯を終えるのであった。

まことカオス
まことを救うために隔離施設に何度も拳を振るう主人公。だがガラスには傷一つつかない。代わりにつくのは自らの砕けた拳から出る血だけであった。
まことは看護服に火がつくのも厭わずドアに近づき、ゴメンネ先生と涙を流しながらつぶやき、最低限コミュニケーションを取れるようにと渡されていたスケッチブックに最後に文字を書き記す。
「やっぱり神様なんていなかったね」
そしてガラスの向こうで人影が崩れ落ちた。その表情は笑っていたようにも見えた…。

小山田未来ピュア
未来を助けるために三階の部屋まで来た主人公。そこにはベッドの上で少し吐血した未来がいた。急いで脱出しようとするも火の手は廊下まで来ておりもう戻れなかった。
もうダメだと諦める未来にまだ諦めるなと叱咤する主人公。そして窓ガラスを叩き割り自らがクッションになるから未来だけでも助かるんだ。ここで焼け死ぬより大怪我の方がマシだといい未来を抱きかかえる。
そして窓の外の闇へと向かう。落ちてゆく最中、主人公は未来の輝ける未来を祈った。

317 名前:いつか降る雪8[sage] 投稿日:2009/08/28(金) 01:06:13 ID:KutO69zn0
小山田未来カオス
未来を助けるために部屋まで来た主人公。しかし既に未来は自らの病のためベッドで安らかに起きることのない眠りについていた。
ずっと傍にいるといった約束を守れなかったことを謝り、炎を中で目を閉じるのであった。

三田村あゆみ、まゆみピュア
二人が閉じ込められている研究室のドアを蹴破り中へ入った主人公。火災元でもある異様な研究室をみわたすと器具に縛り付けられているあゆみとまゆみの姿があった。素早く二人を解放させる主人公。
何が起こったのかわからない二人に説明している時間も惜しく、急いで戻ろうとするその時爆発で天井から機材落ちてきて三人を襲った。とっさに二人をかばい両の腕で機材を支える主人公、肩には激痛がはしり衣服は焼けてゆく…。
二人に優しく声をかけて脱出するように促す主人公。二人は心配するが自分はあとから行くから大丈夫といい二人の後姿を消えるまで見守る。最後の力を使い果たした主人公は二人の無事を祈る。
死の間際、主人公はシリンダーの中に浮かぶ黒く焼けたあゆみそっくり人を見て博士が何の研究をしていたのか悟り、その生涯を終える。

三田村あゆみ、まゆみカオス
二人が閉じ込められている研究室へと来た主人公。ドアノブを握った瞬間肌が焼け、そして向こう側から二人の悲鳴が聞こえてくる。手が焼け爛れるのも構わずに開かないドアノブを回し続ける主人公。
泣き叫ぶあゆみをきっと先生が助けてくれるとなだめるまゆみ。外からはドアに体当たりをし続ける主人公がいる。しかし、その悲痛な願いは叶うことはなかった。二人の声が聞こえなくなってから少しして主人公も力尽き後を追うのだった…。



458 : いつか降る雪追記2016/10/03(月) 08:30:31.62 ID:okVwBTtK0
修正箇所を書きます
>好感度の低いキャラは何故か白亜館にいないことになる。
>高ければ、エンドポイントによりピュア、カオスエンドに分岐。

このページへのコメント

某所で名前を見かけてここに辿り着いたが、想像よりかなり酷ぇな...

0
Posted by 名無し(ID:V+7pMWFiYQ) 2021年01月09日(土) 18:15:43 返信

クソゲーだなこりゃ

0
Posted by 名無し(ID:cEFOqNWaoQ) 2020年02月23日(日) 17:02:43 返信

>死の間際、主人公はシリンダーの中に浮かぶ黒く焼けたあゆみそっくり人を見て博士が何の研究をしていたのか悟り、その生涯を終える。

あゆみじゃなくてちさと。で、ちさとのそっくりさんは綾。

1
Posted by ななし 2017年04月13日(木) 08:06:01 返信

生存or死亡は好感度。
>これも誤り。『エンドポイント』で決まる。

0
Posted by 名無し 2015年12月29日(火) 20:07:54 返信

結局誰一人として助かんないのかよ
>はい

1
Posted by 名無し 2015年12月29日(火) 19:56:59 返信

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