関連:Peace@Pieces

70 名前:わんもあ@ぴぃしぃず(杏編)[sage] 投稿日:2013/11/11(月) 21:27:17.25 ID:J74jSZnl0 [1/2]
久々に来たのでwikiにあった未解決一覧から、わんもあ@ぴぃしぃず(杏編)を。FDの短編だから短いけどね


前作エンド
天使としての役目を果たせなかった杏は罰として、主人公・久斗の妹として人間界に落とされ、肉親という久斗と永遠に結ばれぬ
位置を与えられる。

本編
前作エンディング後、久斗の妹となった杏は彼と一緒に暮らし、学園に通っていた。
穏やかな日々だったが、杏は久斗に対する恋心を次第に抑えきれなくなっていた。手を繋いで登校するために彼をわざと遅く起こすなど、些細な
ことで自分を慰めていたが、苦しさは募るばかり。一方で久斗も現在の造られた日常に違和感を覚えており、苦しんでいた。
そんなある日、久斗は杏が悩んでいる事を知る。その理由を聞こうとするが、柔らかく拒絶されてしまう。その夜、杏が室内に侵入、キスをして去る。
寝たふりをしていた久斗はいきなりの出来事に動けない。杏が「兄様」ではなく「久斗さん」と呼んだことに混乱する久斗。
決別のつもりでキスをした杏だが、それ以来、余計に思いが強くなる。数日後、洗面所で久斗のワイシャツを抱きしめて彼の名前を呼んでいるところを
本人に目撃されてしまい、雨の中を逃げ出す杏。久斗はそれを必死で追い、公園で泣く彼女を見つける。理由も言わず泣く杏を慰め、久斗は彼女を
おぶって二人で帰る。

71 名前:わんもあ@ぴぃしぃず(杏編)[sage] 投稿日:2013/11/11(月) 21:30:36.20 ID:J74jSZnl0 [2/2]
その夜、久斗に思いを告げる杏。近親であることに悩む久斗だが、それでも杏のことを好きだという自分の思いを直視し、久斗も杏を受け止める。
行為のさなか、今までの思い出がフラッシュバックし、完全に思い出す久斗。「ただいま」という彼に、杏も涙を流して喜ぶ。
翌朝。記憶が戻ったとはいえ、二人が兄妹と定められたこの世界ではおおっぴらに愛し合うことはできない。なので久斗はわざと遅刻寸前になり、
手を繋いで登校する理由にしたりしていた。夏になったら海へ行こうと約束しながら、二人は走り出した。

ちなみに杏の処罰が軽くなるようかけあったのはデス先生らしい。久斗に兄妹の暗示をかけたのも彼女。わずか二ヶ月で破られてショックだったようだが、
破られたからといってかけ直すつもりもないようだ。

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