687 名前:アトリの空と真鍮の月[sage] 投稿日:2010/11/20(土) 13:04:04 ID:1dLnxA1x0
登場人物

九重輩人・・・主人公。名字の「九重」は「九十」の意味を持ち、物事に終わりをもたらす力がある。
九重神那・・・輩人の義母で芦日村を支配する湊本家の長の地位にある(ただし実権は湊忠寿が握っている)
神室立花・・・海神を祭る神室神社の巫女で輩人の許嫁を自称する。世話好きで仲間や村人達からも頼られる存在
此花砌 ・・・猟師の一族に生まれた少女。自由奔放な性格。立花に懐いている。
湊三葉 ・・・輩人を先輩と慕う元気な少女。武道全般に優れどんな時でも前向きな姿勢を崩さない。
湊八葉 ・・・三葉の姉で輩人達が通う芦日学園の教師を務める。
湊宏茂 ・・・湊そばの主人で三葉達の父親。曲がったことを許さない心根と人柄から村人の人望も厚い。
湊忠寿 ・・・芦日村を支配する湊本家の実質的な長。何事も湊本家が村を支配することを第一に考えている。
桐陰朝 ・・・幼い頃に両親を無くし湊そばの養女となった盲目の少女。死んだ父親のせいで村人から冷たくされている。
堂島忍 ・・・不動産業を営む堂島開発の社長。高速道路建設のために村へやってきた。
上蔵達吉・・・堂島開発の顧問弁護士。目的の為なら手段を選ばない性格。
堀田武人・・・上蔵を狙う男。堂島忍の兄である堂島薫の護衛を務めていた。
六車月乃・・・堂島に連れられ芦日学園に転入してきた。馴れ合いを嫌い輩人達とも距離を置く。
八車文乃・・・月乃の姉。事件の裏で暗躍する「闇の踊り子」


本作は春夏秋冬の季節によって起承転結がつけられている。
また攻略ヒロインによって経過や結末が多少変化するものの大筋となる物語は共通している。

688 名前:アトリの空と真鍮の月[sage] 投稿日:2010/11/20(土) 13:05:43 ID:1dLnxA1x0
「春」
主人公である九重輩人は義母である九重神那の都合で自分が6年前に住んでいた芦日村に再び戻ることなる。
芦日学園に転入した輩人は幼馴染である神室立花を始めとした女の子達と仲良くなりながら村での生活に馴染んでいく。
平穏な時間の中で、しかし高速道路建設に端を発する堂島忍と上蔵達吉の陰謀は静かに動き始めていた。

「夏」
輩人は林間学校や旅行で遭遇した不可思議な出来事から村で崇められている「山神」や「海神」が
空想上のものではない、実在する存在ではないかと感じ始める。
時を同じくして、甘言によって村の大半の土地を抑えた堂島はその本性を現し金と暴力で村を支配し始めた。
輩人や女の子達も堂島による嫌がらせを受け苦しめられる。
村と女の子達を救おうと奔走する輩人はその過程で堀田武人なる男と出会った。
堀田は堂島を操っているのは上蔵であり、上蔵の目的は芦日村を生け贄に捧げて「神」を降臨させることだと告げる。
俄には信じがたい話だが女の子達との交流を通して超常的な存在を現実のものと認めた輩人は堀田と協力体制を取ることにした。
そんな時、堂島に対抗する村のリーダーだった湊宏茂が堂島の屋敷で狼に襲われる事件が発生する(偶然ではなく上蔵によるもの)
平和な時間は終わり、村には不穏な空気が流れ始めた。

「秋」
宏茂が重傷に倒れた村は徐々に統制を失い、村人達の心を疑心暗鬼が支配するようになる。
堂島側の工作活動もあり、村を支配する湊本家に対して村人達の不満が吹き上がり始め
これを抑えようと遂に堂島邸に対する「夜討ち」の実行を湊本家は決定する。
襲撃は成功し、村人達は束の間の安息に浸るが肝心の堂島、上蔵に逃げられたことを知った輩人達は事態が何ら好転していないことを憂う。
堀田からの情報や立花の養父である真蔵が残した手記などを調べるうち
輩人は周りの女の子達が山神や海神の眷属、神を封じる足取の血を引く者達であることを知り
また上蔵達の狙う「真鍮の月」の儀式は冬に行われ、それによって神々は目覚め芦日村が壊滅するであろうことを知る。
村の未来を守るため、輩人達は自分達の出来ることを為す決意を固めた。


689 名前:アトリの空と真鍮の月[sage] 投稿日:2010/11/20(土) 13:08:13 ID:1dLnxA1x0
「冬」

夜討ちを逃れた堂島と上蔵が戻ってきたことで、村は再び激しい混乱と疑心暗鬼に包まれた。
湊本家の崩壊と上蔵の部下による工作活動によって村人同士の殺し合いが始まり芦日村は血と炎に包まれた。
そして遂に真鍮の月の儀式が始まり、時神が降臨し、眠っていた山神も目覚めてしまう。
神々の争いにより村は壊滅状態に陥り、芦日学園に避難していた一部の人間を除き皆殺しにされる。
堂島も時神によって殺され、上蔵は堀田によって次元の狭間に共に落ちていく。
輩人達は時神が召喚された祭壇へ向かい多くの犠牲(ルートにより変化する)を払いながらも神々を元の世界へと戻す。

「終」

山神達が巻き起こした惨劇は天災として処理され、芦日村は復興に向けて動き始める。
輩人
はヒロインと生き残った仲間達とで再び日常を歩き始める。

690 名前:アトリの空と真鍮の月[sage] 投稿日:2010/11/20(土) 13:15:18 ID:1dLnxA1x0
「神室立花ルート」
幼馴染である輩人に最初から好意を抱いている。
神社に泊まらせたり、混浴を仕掛けたりと積極的にアタックして深い関係となった。
表向きは神室神社の巫女だがその正体は海神によって作られた人外の存在。
彼女が輩人に「家族」であることを強く望んだのはその生い立ちと山神が復活すればその身を生け贄に捧げなければならなかったから。
死んだと思われていたがエンディングでバスからひょっこりと降りてきて輩人と抱き合う。

「湊三葉ルート」
宏茂への誕生日ケーキ作りを手伝うなどしているうちに仲良くなり
湊そばが堂島達によって燃やされたのをきっかけにして同居をはじめラブラブに。
その正体は神々を封じる力を持つとされる足取家の末裔(直系の血を引いているが身の安全を守るため分家の生まれということになっていた)
自分の命を賭けて時神を元の世界に戻そうとするが砌が海石の弾丸で時神を撃ったことで生き残る。
エンディングでは失われた仲間の命を思いながら二人で生きていくことを決意する。

「桐陰朝ルート」
朝の目の治療に付き合う間に互いに惹かれ合うようになる。
朝の治療を申し出た堂島と上蔵の狙いは当初、朝の父親が残した絵の遺産だけが目当てだと思われていたが
その真の目的は朝の中で眠っていたもう一つの人格、山神の獣である桐陰夜を覚醒させ神々の復活に協力させることだった。
朝は輩人との交流によって「自分が消えればいい」というマイナス思考から脱却し村を救うために戦う覚悟を決める。
本来は夜の副人格に過ぎなかった朝は夜に取って代わられる運命にあったが
輩人が夜でなく朝を選んだことで夜は自分が消滅し、朝を生き残らせる道を選ぶ。
エンディングでは朝の目が見えるようになり、芸術家になることを目指して輩人と同じ大学に進学することに。

691 名前:アトリの空と真鍮の月[sage] 投稿日:2010/11/20(土) 13:18:46 ID:1dLnxA1x0
「此花砌ルート」
堂島の嫌がらせによって村を出て山で暮らし始めた砌の世話を焼くうちに懐かれる。
当初は母親と同じく海神の獣を受け継ぐ存在だと思われていたが
その正体は眷属ではなく山神を抑えるために用意された海神の子供だった。
輩人はその力を解放するために依代である海神の絵馬を砕き決戦に挑んだ。
前述の3ルートと違い砌の力が解放されているために被害もやや小さくなり
エンディングをメインヒロインが全員生存した状態で迎えることが出来る。
ただし月乃と文乃は時神と共に消え行方不明。

「八車文乃ルート」
砌ルートをクリアすることで季節選択画面に夜が追加され攻略可能になる。
上記4ルートでは殆ど接点を持てず、仲良くなれない文乃と交流を持つことになり
それにより輩人
が湊本家に住むことになる、夏の旅行が発生しないなどの変化が起きるものの
大筋の流れは変化せず、文乃と月乃の口から物語の真相が一部語られる裏話となっている。
春、引っ越してきたばかりの輩人は同じく村にやってきたばかりの文乃と行く先々で遭遇することになる。
文乃はこれを輩人が自分の運命に何かしらの影響を与えるものだと考え興味を持つ。
輩人は文乃と関わっていく過程で彼女が第三界の神を呼び出す力を持った「闇の踊り子」で時神を召喚するためにやってきたこと。
妹である月乃が復讐のために彼女を殺そうとしていることを知り、仲直りさせることが出来ないかと考える。
文乃の方も輩人を気に入り時神召喚に支障がない範囲で村の被害を抑えるよう協力する気になる。
そして冬。真鍮の月の儀式が行われ他ルートと同じように山神と時神は倒される。
文乃は自分が時神を召喚した目的は時神出現の際に生まれる空間の歪みを利用して
時間跳躍をする為だったことを告げ仲直りした月乃と共に空間の穴へと消えてしまう。
エンディングでは文乃から輩人宛ての古びた手紙が送られてくるが内容は不明。
最後のCGも月乃と幼児化した文乃が無言で土手に座り込んでいるなど謎を残した結末となっている。

692 名前:アトリの空と真鍮の月[sage] 投稿日:2010/11/20(土) 13:21:20 ID:1dLnxA1x0
「六車月乃ルート」
基本的な流れは文乃ルートと同じ。
自分の家族を殺した文乃を殺すことだけを考え、堂島や上蔵とさえ手を組んできた文乃だったが
輩人を通して文乃や村の人間と関わっていくなかで自分の行動に疑問を持ち文乃を殺さないことに決める。
他ルートでは必ず空間の穴に飛び込む文乃と月乃だがこのルートでは飛び込もうとする文乃を月乃が止め輩人と3人で暮らす道を選ぶ。
それを羨ましがった立花が神室神社で一緒に生活することを要求し他のヒロイン達もそれに便乗してくるので実質ハーレムエンドと言えるかもしれない。
なおこのルートに限って常に仲間割れと殺し合いをしてきた村の大人達が輩人達の言動に心を動かされ団結するため村の被害がかなり抑えられることになる。

「捕捉事項」
あらすじで説明しにくい部分の説明。
物語のベースにはクトゥルー神話が使われている。いきなりカタカナやアルファベットの用語が出てくるのはそのせい。
大雑把に説明するとクトゥルー神話には最初に地球を支配していた「古き神々」と余所からやってきてそいつらを封印した「遠き神々」がいて
異次元に封印された古き神々を特に「第三界の神」と呼ぶ。作中の山神は古き神々。海神は遠き神々。時神は第三界の神。
上蔵は第三界の神の信者で神を召喚することで自分が偉大な人物であることを証明しようとしていた。
堀田がこの村に来たのは上蔵の儀式によって殺された妻子の復讐を果たすため。
立花や砌、三葉達が山神や時神と戦わなきゃいけないのは彼女達が遠き神々が古き神々が暴れた時に対処するため用意したシステムだから。
朝と夜の関係はかなり特殊。当初は宿主である人間の朝に山神の獣である夜が憑依したと思われていたが実は夜が憑依する以前に桐陰朝は死亡していた。
死者の肉体に憑依した夜が更に朝という別人格を生み出したのが真相で本来の主人格は朝ではなく夜である。
なお夜の正体は大昔に足取家が山神を討伐しようとした際返り討ちにあい、許しを請うために生け贄に捧げられた桐陰家の姫。
本来は敵対者であるはずの夜がたびたび輩人を助けてくれるのは彼が夜と婚約関係にあった久住家の末裔だったから(生け贄に選ばれたことで婚約は破棄された)

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