278 名前:鬼ごっこ![sage] 投稿日:2017/12/26(火) 23:55:52.80 ID:fH9ws7Ly0
◎登場人物紹介&短縮版
・浦部 圭介:温羅と呼ばれる怪盗、嘘が付けない性格

・吉備津宮 灯:桃太郎の子孫で武道を嗜む奥手な少女、うっかり侍
⇒険悪だった母との関係を治すが母は倒れて生命の危機に、温羅が秘宝で治す。
でも重要な物だったので島を出る事に、でも灯が実家を変えて無事に再会。

・坂上 加奈:金太郎の子孫で鈴鹿と呼ばれる人格と共存してる、恥ずかしがり屋のむっつり
⇒加奈と付き合う事になり、鈴鹿とも仲良くなり付き合う事にもなった。
でもその事で問題発生、鈴鹿が消える事で解決し、その後鈴鹿を圭介と加奈が救った。

・住吉 暮葉:一寸法師の子孫で偽温羅の正体、口は悪いが律儀
⇒偽温羅として父を助ける為に秘宝を狙っていたが圭介の説得で改心。
秘宝に意識を乗っ取られるが無事助かり、それが理由で一度は別れるも無事再会。

・西園寺 乙女:乙姫の子孫でナイスバディな先輩、結構お茶目な性格
⇒実は宇宙人の娘、その事を隠す為に島の皆から乙女の記憶が消される。
しかし思い出した圭介は乙女のいる宇宙船まで救いに行って、無事に連れ帰る。

279 名前:鬼ごっこ![sage] 投稿日:2017/12/26(火) 23:56:37.33 ID:fH9ws7Ly0
◎共通
美夜島にやって来た浦部圭介(圭介)と浦部葵(葵)の兄妹、実は圭介は怪盗であった。
温羅と呼ばれる怪盗の圭介は不思議な力を持つ道具、秘宝を回収するのが使命。
曾祖父が初代であり、祖父であり2代目の悪路から引き継いだ3代目が圭介であった。
しかし今回、美夜島にて温羅を騙る予告状が届いたので偽物の捕縛が目的だった。
初日に温羅がやって来た事を周囲に知らしめた翌日、学園に登校する圭介たち。
その途中で吉備津宮灯(灯)、坂上加奈(加奈)、坂上熊吉(熊吉)と出会う。
3人とはクラスも同じになり放課後、担任の西園寺玉彦からとある委員会の募集を聞く。
遺跡管理委員会、内容はちょっとしたボランティアらしく3人ともう1人がいるらしい。
という事で誘われたので入る事に、しかしその前に葵を呼びに行く事にした圭介。
その途中で西園寺乙女(乙女)と出会う、葵の入った水泳部の部長であった。
吉備津宮、坂上、西園寺は御三家と呼ばれる秘宝を守る一族だが温羅とは険悪な関係だった。
過去の因縁と秘宝に対する考えの違いが原因だった、不毛ではあるが仕方ない事でもあった。
乙女は委員会の会長でもあるというので一緒に向かう事になった。
水着から着替えてる葵達を待っている間、住吉暮葉(暮葉)と出会う、葵と同じクラスらしい。
圭介達が委員会に到着かした直後、暮葉が来て灯の話を聞いて委員会に入りに来たと言う。
翌日、委員会の活動で灯と仲良くなった後に偽温羅から予告状が出された事を知る。
放課後は加奈と委員会活動で仲良くなる、その後は灯と暮葉のバイトする喫茶店へ。
何事かと思うと圭介と葵、それに暮葉への歓迎会だった、葵は乙女に連れられて来ていた。
歓迎会後、バイトなので残って片付けをする暮葉を手伝っていると店の茶釜が動き出す。
チャガアーマーと名乗った茶釜の秘宝は暴走、下着を回収と言って暮葉の下着を盗み逃走。
追いかける圭介はパジャマパーティーをしようとしていた灯と乙女と葵と合流。
圭介から話を聞いた灯はチャガアーマーを追い、葵は圭介の指示で灯の方へ。
圭介も追いかけようとするが、乙女がいつの間にか現れた偽温羅に刃を向けられていた。

280 名前:鬼ごっこ![sage] 投稿日:2017/12/27(水) 00:00:33.95 ID:YQsPV3cS0
身動きとれない圭介、偽温羅達が逃げた後に昼間とは雰囲気の違う加奈が登場。
加奈は偽温羅を追い配下の忍者と共に偽温羅を追い詰める、そこに圭介も温羅として追いつく。
偽温羅は温羅に櫛を見せ覚えがないかと聞くが見覚えがない、ならばと乙女に刃を向ける。
そこに灯とチャガアーマーが現れて乙女の下着、それと一緒にペンダントも持っていく。
偽温羅の目的はそのペンダントでありチャガアーマーを追い、温羅達も追いかける。
そして葵の協力もあり無事にチャガアーマーを捕獲、だが偽温羅には逃げられてしまう。
翌日、圭介と葵は今回の事に関わった事で一般人の立場で秘宝の話と御三家の事を聞く。
さらに加奈が有事の際に変わるもう1つの人格である鈴鹿についても聞く(加奈√以外
そして御三家が昔に退治した鬼の一族、土蜘蛛について聞き、偽温羅が土蜘蛛ではと推測。
その後はこれからの方針についての話になって、

◎吉備津宮灯
灯は本家から自宅待機を命じられるが怒って関係無いと言って、偽温羅探しをする。
頭に血の昇った灯が心配で圭介は追いかけようとするが、その前に加奈に引き留められる。
そして加奈から他言無用で灯についての話を聞く、実は灯は父を亡くしていた。
その原因となったのが土蜘蛛との争い、なので土蜘蛛かもしれない偽温羅から。
そして圭介には言っても止まらない灯の傍にいて欲しいと加奈は言う。
御三家の人間は任務があって灯の傍にいれないので、灯と仲が良く自由な圭介に頼むと言う。
そしてうっかりな灯のフォローも頼まれ、偽温羅探しも出来るので了承する圭介。
という事で灯の元へ行くが灯は土蜘蛛との戦いで誰かが傷つくのは嫌だと拒否。
が、それで引いては意味がないので無理矢理ついていくも初日は了承を得られず。
それkら1週間、パトロールに関しては駄目だが灯との仲は深まる。
しかしそんな時に実家との関係を断ちたい灯とに対して意見して怒らせてしまう。
その場にいた加奈は御三家である灯を叱ってくれて嬉しいから今後もしてくれと言われる。

281 名前:鬼ごっこ![sage] 投稿日:2017/12/27(水) 00:01:33.53 ID:YQsPV3cS0
という事で灯を追いかけるが怒り継続中、とはいえ何とかついて行く圭介。
その日は灯はバイト、そこで盗撮される灯を助けて関係は修復される。
翌日、昨日助けた事と加奈の説得もありついにパトロールについていく許可を貰う。
そしてパトロール中、何者かの視線に気付いた圭介はそれを灯に伝える。
しかし逃げられてしまい、視線にも気づけなかった灯は深く落ち込んでしまう。
そこで視線に気付いた圭介にその方法を聞き、圭介も教えてあげる事に。
それからパトロールの後に修行もする事になり、圭介と灯の距離が一層近づく。
そうして再び偽温羅と思しき視線を案じるがまたも逃げられてしまうが今回は灯も気づけた。
数日後、それ以上の進展はなく、そこで灯は隠された秘宝を見つけ出す事にする。
と言っても子供の頃の記憶を宛てにするので圭介と調べる事に。
しかし調べる時に偶然近くに暮葉もいて協力してくれる事になり3人で資料を探す。
そんな時、圭介は犬飼真紀(真紀)という女性と知り合いに、誰かに似ている気がする真紀。
真紀には学園に娘がいるらしく、誕生日を忘れたお詫びの贈り物を相談される。
そんな真紀に圭介は出会った時に見ていた物を推奨、真紀も買ってお揃いを提案。
後日、灯にその話をするが犬飼という人物は知らない模様、しかしあまりにも似ている2人。
その日もパトロールの予定だったが灯がバイト先の喫茶店に頼まれそちらに向かう事に。
圭介も一緒に向かって喫茶店にいると中を覗く真紀の姿が見えたのでそちらに向かう圭介。
そしてカマをかけ真紀が灯の母と判明、灯にバレない様に話があると言われる。
圭介はお節介ではあるが灯の為に、灯と真紀との仲直りを手伝う事にする。
翌日、秘宝探しは資料から足で探る所で、圭介と灯の2人で洞窟を調べる事に。
その前にそれとなく灯に真紀の事を聞いてみるがどうも実際の真紀と印象が違う。
それはともかく洞窟を探索しようとするが、背後から現れた偽温羅に灯が人質に取られる。
偽温羅は吉備津宮に伝わる秘宝、生命の桃を狙っているらしく、灯を探っていたらしい。
だが灯のうっかりで洞窟の罠が作動、偽温羅は逃げ出すも本を一冊落とす。

282 名前:鬼ごっこ![sage] 投稿日:2017/12/27(水) 00:02:17.62 ID:YQsPV3cS0
灯はそれを何とか回収、しかし罠の回避は出来ずに圭介と灯は何処かに落ちる。
そこは圭介たちが探していた秘宝の在処と思われる場所だが既に何もなかった。
その後、機会と思って再び真紀の事を聞いてみると、当主になってから変わった事を聞く。
灯の話の中の真紀はかなり酷い母だが実際に会った真紀はそうではないので理由を探る事に。
その後、救援として呼んだ葵たちの助けを借りて落ちた場所から脱出。
翌日、委員会の皆で偽温羅の落とした本が秘宝に関してのものだったので調べる事に。
さらに偽温羅が取り返しに来るかもしれないので一石二鳥であった。
そこで乙女が今がゴールデンウィークという事もあり合宿を提案、その日から始める事に。
その途中で周囲の言葉で圭介への好意に気付いた灯、そして3日目の夜に偶然圭介と2人きり。
その流れで2人はキス、その途中で偽温羅が現れ本を取り返そうとしてくる。
キスを見られて混乱する灯だったがすぐに冷静になり、本は取り返されるも皆を呼ぶ。
そして逃げた偽温羅を追う皆、圭介と葵は一度別れて温羅として偽温羅追跡に参加。
全員の協力もあり無事捕縛、そして偽温羅の正体が暮葉だと判明する。
土蜘蛛である事で興奮する灯、何も話そうとしない暮葉、そこで圭介が何とかする。
熊吉に変態行為させられると聞き流石の暮葉も事情を話す事にする。
秘宝を狙ったのは借金取りに連れられた父を助ける為、借金は病気がちな母の為と語る。
父の仇である土蜘蛛という事で暮葉を責める灯、しかし暮葉も反論する。
灯の父が死んだ戦いで土蜘蛛は壊滅、それから残党である暮葉の一家は逃亡生活。
その結果病弱な母は悪化し、助ける為に借金を背負ったが止む無く死亡。
父も借金取りへと連れ去られ、暮葉は辛いのが自分だけだと思うなと灯に言う。
そうして互いに泣いて叫び、暮葉も父と離れた事、父を殺したのが暮葉じゃない事、
そして泣いて冷静になった事で灯は暮葉に謝罪、暮葉も灯に謝罪する。
そうして暮葉は坂上家で働く事を条件に許す事に、こうして偽温羅騒動は解決。
という事で合宿は中断、帰宅した圭介と葵は悪路に偽温羅捕縛を伝える。

283 名前:鬼ごっこ![sage] 投稿日:2017/12/27(水) 00:02:48.94 ID:YQsPV3cS0
悪路はしばらく任務は無いので待機を命じ、もうしばらく島に残れる事になった。
それからは平和な学園生活を送りながら、圭介と灯は告白をして恋人になる。
しかし温羅と吉備津宮は対立関係、秘密にはしておけないので悪路に電話。
すると島にやって来た悪路、その後事実を確認した悪路にボコボコにされるが一応認められる。
色々と問題はあるがまずは灯と真紀を仲直りさせる事に、その事で一度実家に行く事に。
圭介もついて行くが当主としての真紀は実際に灯の話した通りに厳しい人だった。
しかし三賢人と呼ばれるご意見番が出てきてから様子のおかしくなる真紀。
何か事情があると思った圭介は加奈に頼み1人で真紀に会いに行き、そこで話しを聞く。
吉備津宮は世襲制で本来なら幼い灯が当主になるが、それは自由を完全に失う事。
なので真紀が代わりに当主に、しかし三賢人は灯の教育方針にまで口を出してきた。
三賢人はこの島で最も偉い存在で逆らえばどうなるかわからず、仕方なく従う。
そうして真紀は当主代行をこなしてきたが、才能の無い真紀は体力が限界に近づいていた。
帰宅後、真紀から受け取った誕生日の贈り物とともにその事を灯に伝える。
信じられなかった灯だが圭介の言葉という事もあり一度、真紀と話す事にする。
しかし翌日、真紀が倒れたと学園で玉彦から聞き、急いで真紀の元へ向かう。
吉備津宮の屋敷にいた真紀に会うが真紀は急いで帰る様に言う、そこに忍者がやって来る。
忍者は真紀は限界なので灯に当主を継がせると言うと、真紀は逃げろと言う。
真紀の真剣さに圭介と灯は吉備津宮家から後から来た加奈の助けも借りて逃げ出す。
坂上家に避難後、現状について話し合い、灯は吉備津宮を変える事を決意する。
そして皆で三賢人に会いに行く事に、そこで会った三賢人は3つの玉であった。
三賢人の正体は秘宝であり、さるお方から地上に遣わされてからずっとサポートしてきたと。
機械的な秘宝は灯の意志を無視して当主を継ぐように言うだけ、その時真紀の様子が急変。
圭介は生命の桃での治療を提案するが三賢人は当然却下、なので真紀の元へ向かう事に。
灯は真紀に謝罪して仲直り、しかし真紀の身体は限界ですぐに面会謝絶状態に。

284 名前:鬼ごっこ![sage] 投稿日:2017/12/27(水) 00:03:32.54 ID:YQsPV3cS0
生命の桃を使うしかない、しかし灯は父がそうだった様に秘宝に頼れない性格だった。
なので圭介は灯たちの為にも島での全てを捨てる事になったとしても温羅として盗む事に。
そうして圭介の状態で情報を集めて、葵と協力して温羅として生命の桃を盗みに。
最後に灯から真紀を救いたいという思いを聞いて、温羅は生命の桃を盗み出す。
その後、灯と真紀が2人でいる所に生命の桃を届ける、ただの桃だと言って。
灯は気付いていた、温羅は圭介では無いかと、しかし温羅は何も言わずに去って行った。
翌日、島を出ようとする圭介と葵の前に灯がやって来る、そしてこれからを話す。
いつか吉備津宮を変えて温羅を迎え入れると、圭介たちは島を離れた。
それから数か月後、灯は吉備津宮を変えて、温羅は正体を明かして灯に捕まるのだった。

◎坂上加奈
圭介達は加奈が共に行動するという事になり放課後、圭介は加奈とパトロールする事に。
そして何故か最後は銭湯に、そこで暴走する熊吉を目の色の変わった加奈が攻撃。
何事かと思うと鏡に金眼の加奈が写り、金眼の加奈は鈴鹿と名乗った。
加奈曰く、鈴鹿は坂上の初代党首でその魂が加奈に宿っており、有事の際に入れ替わるらしい。
加奈の怪力は鈴鹿の魂に備わった力らしく、使うと疲労するとの事。
今回圭介が共に参加する事を決めたのも鈴鹿で、加奈のパートナーとして期待しているとか。
実際、共に遺跡好きな点もあり、加奈は圭介に対して一定以上の好意を抱いていた。
圭介も加奈に対してそれなりに好意を抱いており、2人は仲良く行動。
そんな2人を見て周囲も何となく関係を察し、鈴鹿にもからかわれる日々。
ある日鈴鹿から加奈が圭介に対して好意を持っている事を教えられて悩む圭介。
確かに加奈の事は好きだが恋愛までいくのか、それと温羅と坂上家の関係もあるから。

285 名前:鬼ごっこ![sage] 投稿日:2017/12/27(水) 00:04:03.88 ID:YQsPV3cS0
だが加奈の、どの様な好きかわからないが一緒にいたい、という言葉に了承する圭介。
一方で偽温羅に対しての進展はなく、圭介発案の秘宝を囮にした作戦をする事に。
金の鉞、坂上家に伝わる秘宝を間近の加奈の誕生日にお披露目するという名目で誘う事に。
ちなみに秘宝は殆どの人が知らないので偽物を使用するとの事。
そして誕生日の日、遺跡などが好きな加奈の為に圭介は自作の遺跡のミニチュアを用意。
しかし熊吉が先に職人に造ってもらった同じミニチュアを出してしまう、
その出来を見て自信を無くした圭介は忘れたと嘘をつき、体調を崩してしまう。
圭介は嘘をつくと体調を崩す体質だった、そして体調を理由に逃げ出してしまう。
その後に戻るが気まずい状態、その後1人になった圭介はやはり本当の事を告げる事にする。
そして加奈の元へ、そして謝罪しながらプレゼントを贈ると加奈は喜んでくれた。
そこに偽温羅襲撃の報告が、加奈は鈴鹿に意識を渡し、圭介には待機しておくように告げる。
圭介も温羅として行動、用意されていた偽の鉞、チェーンソーの元に向かう。
そこにいたのは暮葉、暮葉こそが偽温羅の正体であった、そして偽の鉞を手に逃げ出す暮葉。
追いかける温羅は鈴鹿と合流、そして協力して暮葉を捕縛する事に成功する。
立ち去ろうとする温羅だが鈴鹿に誘われる、どうも初代温羅の事を知っているらしい。
そして近づくと鈴鹿にキス、そのタイミングで加奈に意識を変えられ、加奈に殴られる。
騒ぎを聞いて灯達がやって来たので逃走する温羅、そして圭介として暮葉の元へ。
黙っていた暮葉だが熊吉に舐められそうになり薄情、偽温羅をしていた理由を話す事に。
秘宝を狙ったのは借金取りに連れられた父を助ける為、借金は病気がちな母の為にした。
温羅を名乗ったのは操作を攪乱する為、土蜘蛛は再興させる気は無いと答える暮葉。
そんな暮葉を葵は許して欲しいといい、加奈や乙女達も監視は付くが許してくれるとの事。
こうして偽温羅は解決、しかし加奈にキスした事で前以上に恨まれる温羅。
それからしばらくして、圭介は偽温羅の事を悪路に報告、これからに関して聞く。

286 名前:鬼ごっこ![sage] 投稿日:2017/12/27(水) 00:06:12.92 ID:YQsPV3cS0
悪路はこんなに早く終わるとは思っていなかったので好きにしろと言い、圭介は島に残る事に。
鈴鹿に関して聞くと、初代と追う追われるの関係だが仲が良かったと聞く。
一方で委員会では加奈のキスを奪った相手の温羅の捕縛に付いて話されていた。
しかも鈴鹿も温羅を楽しませてくれる相手として狙っていて気が休まらない圭介。
そんなある日、加奈が夜更かしをした為に鈴鹿が代わりに登校していた。
実は鈴鹿は圭介が温羅だと思っており、その事を加奈に話し、故に加奈は眠れなかった。
そんなある日、加奈とデートする事になった圭介、途中色々あるも最後は公園へ。
そこで急に大胆にも迫って来る加奈、驚く圭介に加奈は頬の絆創膏を取る。
その下にあったのは偽温羅との戦いで付いた傷、加奈は圭介が温羅だと言う。
実は今日デートしていたのはコンタクトを使い瞳の色を誤魔化していた鈴鹿だった。
加奈も初めてのキスの相手が温羅ではなく圭介であると思いたかったので協力したとの事。
どうするかと聞く圭介に加奈も鈴鹿も事実を他に告げる気は無いと言う。
そして先ほどの言葉もあり圭介は告白、しかし自分に自信が無い加奈は少し待ってくれと言う。
それから鈴鹿のアドバイスで積極的な加奈、圭介は鈴鹿に言われて焦らなくてもいいと言う。
しかし加奈は本当に嫌ならしないと怒り、そんな加奈に圭介は告白。
加奈もそれを聞いてついに好きという思いをちゃんと圭介に伝えてキス、2人は恋人になった。
ある日、加奈と付き合っていく為にも加奈の身体にいる鈴鹿の事を聞いておく事に。
鈴鹿は昔、土蜘蛛との戦いに敗れるも死ぬ前に金の鉞の肉体と魂を分離する力を使用。
そうして鈴鹿は魂だけの存在になり、代々の当主に宿って土蜘蛛を葬って来た。
その姿は悪鬼羅刹、伝承ではそうなっているらしいが信じられない圭介、加奈も信じていない。
そして歴代当主達も伝承しか知らない人に今の鈴鹿の姿を知ってもらいたいと思っていた。
加奈とイチャイチャしていたある日、加奈の意識が眠っている時に鈴鹿から昔の話を聞く。
加奈は昔、灯ぐらいしか友達がいない笑わない子だったが今では恋人まで出来た。
土蜘蛛との戦いも終わり、自分の助けはもういらないからと消えようとする鈴鹿。

287 名前:鬼ごっこ![sage] 投稿日:2017/12/27(水) 00:06:43.84 ID:YQsPV3cS0
圭介は何とか説得して思いとどまらせようとしながら、何故自分に話したのか疑問に思う。
似ているからとか未練だからとか答え消えようとする鈴鹿に圭介は再度説得。
加奈が助かったなら鈴鹿が助かるべきだと、鈴鹿は本当は引き留めて欲しいのだと。
それに目覚めていた加奈も同意、これから楽しむべきだと言う2人に鈴鹿も消えるのは止める。
という事で鈴鹿を楽しませるという事でデートしたりして鈴鹿の事を知っていく圭介。
意外と寂しがり屋な所もある鈴鹿、しかし加奈の事もあるので鈴鹿だけを見れはしない。
そして勘違いしている葵の言葉を聞いて加奈と鈴鹿の2人と付き合う事に決める。
その事を加奈と鈴鹿に言うと、2人もそういうのも悪くないと思っていたと了承。
それから加奈と鈴鹿とイチャイチャするが、ある日熊吉には鈴鹿との付き合いを反対される。
熊吉はいつも被っている熊のぬいぐるみを脱いで、鈴鹿への忠誠を捨て加奈の兄として。
何故そこまでと思った圭介、しかしそこで最近加奈が表に出ていない事に気付く。
そんな時に特に何もしていないのに加奈の意識が沈み、鈴鹿の意識が表に出て来る。
その事を鈴鹿は困惑、その直後に鈴鹿も倒れてしまい急いで鈴鹿を保健室へ。
その後、熊吉に呼ばれて委員会室へと集まる圭介達、そこで現状に関して聞く。
加奈と鈴鹿、1つの身体に2つの魂が存在している事は普通は大きな負担である。
本来なら有事の際にしか出てこないのでそこまでだが、今は圭介と付き合い始めた。
そして圭介に惹かれた鈴鹿は加奈を抑え込んでまで会いたいと願ってしまった。
このままでは加奈は消える、そう言って鈴鹿を認めない熊吉を何とか説得しようとする圭介。
しかし暮葉から保健室で眠っていた鈴鹿が逃走したとの報告が入る。
熊吉は忍者たちに指示して圭介を寮の部屋に閉じ込め、鈴鹿を捕まえに行く。
いざとなれば温羅の力で逃げ出せるが、それは付き合っている加奈の立場を悪くする。
どうしようか悩む圭介の元に小温羅こと、葵がやって来て加奈の手紙を渡してくれる。
保健室で目覚めた時に書いたらしく、それを呼んだ圭介は温羅として部屋を抜け出す。
加奈と鈴鹿は暮葉の用意した部屋にいた、そして加奈は消えかけていた。
それを止めようとする鈴鹿だが、加奈は手紙に鈴鹿と仲良くする様に書いたと言う。

288 名前:鬼ごっこ![sage] 投稿日:2017/12/27(水) 00:09:23.30 ID:YQsPV3cS0
加奈も鈴鹿の気持ちを知っていたから、鈴鹿はそんな加奈を目覚めさせる為に消えようとする。
一方で熊吉と灯は遺跡の地下、金の鉞のある場所へ来て、熊吉は金の鉞を回収した。
熊吉は金の鉞を使い鈴鹿の魂を切り離して消そうとしていた、ただ加奈の兄として。
秘宝の私欲で使おうとする熊吉を止めようとする灯、そこに温羅が現れる。
そこで温羅は加奈と鈴鹿を救う為に金の鉞を盗むと言い、加奈の手紙を灯に渡す。
鈴鹿に自分の身体を渡す、その内容を知った熊吉は何故と絶叫するが分かっていた。
加奈はそういう子だから、それでも熊吉は止まろうとせず、温羅には関係ないと言う。
そこで温羅は仮面を外して素顔、圭介である事を明かし、驚く灯に熊吉。
圭介は加奈と鈴鹿を救いたい、熊吉は加奈を救いたい、対立した2人の戦いが始まる。
元々の技量、それと灯も熊吉を止めようとしていた事もあり熊吉を追い詰める。
ついに決着という場面に乙女から事情を聞いた加奈が現れる。
鈴鹿は自らを気絶させる事で加奈を表に出し、そして自分は深い眠りについて反応しないとか。
加奈の説得に熊吉も金の鉞の使用をやめ、そこにいた4人は今後について考える。
その時、鈴鹿が金の鉞を使用、実は先ほどまで会話していたのは加奈の振りした鈴鹿だった。
自分の力でどうしようも出来ない鈴鹿は金の鉞を使い、自分を切り離す事を選んだ。
そうして圭介達に加奈を託して消えようとする鈴鹿に、圭介は諦めないと言う。
いつか鈴鹿も救える秘宝を見つけてみせると、それなら待っていると言う鈴鹿。
そしてその時にそれまであった事を話してくれと、そうして再会を約束して鈴鹿は消えた。
それから、温羅としての正体はバレたが坂上家の婿になる事と灯と乙女の説得もあり、
無事に終え、悪路も坂上の忍びとして秘宝を守れと背中を押してくれた。
そして月日は流れて結婚披露宴、夫婦になった2人はもう1人の嫁を迎えに行くのだった。
それからそうして2人はついにその為の秘宝を見つけて再会するのだった。

289 名前:鬼ごっこ![sage] 投稿日:2017/12/27(水) 00:17:35.23 ID:YQsPV3cS0
◎住吉暮葉
情報を探る為に協力しようとするが情報収集だけを頼まれてしまい、情報を探れなさそう。
そして偽温羅捜索の為に委員会は無し、圭介としては御三家との関わりが欲しいところ。
という事で偽温羅に関しての情報を集めるがイマイチ、その途中で落とし物を発見。
よく見れば暮葉が持っていた物なので届ける事に、そこで偽温羅の衣装に着替える暮葉が。
それに気付いた暮葉に気絶させられ拘束される圭介、暮葉こそ偽温羅の正体であった。
圭介は上手く話して暮葉に協力する方向に、暮葉もそれならと昔の話を聞く。
暮葉は土蜘蛛の生き残りで、とある事情から借金をして、父親は何故か失踪。
しかし3年前から手紙が届き、その内容と時期から温羅こそが自分の父ではないかと思う。
そこで偽温羅として活動し、温羅に母の形見の櫛を見せたが無反応の為に父ではないと分かる。
しかし借金を返す為に秘宝を探して売るのが目的らしい暮葉、圭介も協力する事に。
土蜘蛛の復活を望んでいる訳では無いし、借金の理由や暮葉の事も気になるからだ。
その為に暮葉の傍にいる為に暮葉と恋人関係を偽る事になった圭介。
ちなみに皆に言う時は嘘は言ってないが誤解される様な言い方でやり過ごす。
それはそれとして、暮葉が次に狙う秘宝は打ち出の小槌と呼ばれる秘宝であった。
暮葉は秘宝に関する古文書を持っているから知っているが御三家は知らないと踏んでだ。
それから偽恋人を振る舞いながら小槌を探すある日、暮葉の所に土蜘蛛のカードが。
そこには古文書のページが書かれており、そこに小槌の詳しい情報が載っていた。
怪しいと思う圭介だが暮葉は古文書の事を知る父からのメッセージだと思い信じる。
引き留めようとする圭介を縛り1人目当ての場所に向かう暮葉。
圭介もすぐに拘束から脱出、用意していた温羅の服に着替えて、暮葉の向かった場所へ。
向かった場所で偽温羅と坂上家の忍者の頭領が対峙、そこに割り込む温羅。
温羅は偽温羅を説得、頭領も坂上家へと誘ってくれるが偽温羅は断る。
土蜘蛛のカードでヒントをくれたという事は土蜘蛛の再興を望んでいると考えて。
その後、頭領から逃走、暮葉は小槌を狙う事は諦めないが少し意識が変わっていく。

290 名前:鬼ごっこ![sage] 投稿日:2017/12/27(水) 00:18:20.65 ID:YQsPV3cS0
そして今度は在処の場所の近くがデートスポットという事でより恋人らしく振る舞う事に。
デートしている振りをしながら小槌の在処を探す為に、そうして数日過ごす。
そしてついに目当ての場所で、そこで陽炎らしきものが発生し暮葉が体調を崩す。
すぐに陽炎は消え暮葉も回復するも小槌の在処だと推測、後は呼び出すだけだった。
小槌は特定の儀式で現れると古文書にあったが、その儀式と忍者達が問題であった。
ある日、暮葉が学園にて嫌がらせを受けている事を知る、しかし暮葉は他人を頼らない。
だが熱心な圭介についに話す暮葉、嫌がらせの首謀者は太宰相子(相子)。
暮葉と同じ学校の出身で暮葉に嫌がらせをしていたらしいが暮葉の転校で一時は終わる。
しかし最近、別のクラスで気づかなかったが偶然にも再会したで嫌がらせも再開したらしい。
やり返さないのは父の言いつけで素人に力を使わない様に言われていたかららしい。
それでほっておけという暮葉だが圭介はそんな事出来ないと止めさせる事に。
そして葵とも協力して無事に嫌がらせを止めさせる、その後暮葉の母に関して聞く。
暮葉の母は病弱で、土蜘蛛が争いに負けてからの生活に身体が耐えきれずに悪化。
そして暮葉母を救う為に暮葉父は借金、しかし暮葉母は死に暮葉父は失踪したと言う。
それはそれとして、イジメから助けた事もあり暮葉と仲はさらに進展、圭介も好きになる。
なのでアプローチをかけていたある日、暮葉と葵が話しているのを覗き見てしまう。
葵は暮葉と圭介の関係が偽物だと気づいたが圭介の好意は本物だと言う。
最後に圭介のいる方向を見て葵が去った後、暮葉と事故で接触、そのまま襲いそうになる。
しかし何とか暮葉の声で正気に戻った圭介、それから暮葉と口を聞くのを避ける。
でも暮葉の女子として観てくれて嬉しいという言葉もあり関係は修復、告白もする。
だけど暮葉は小槌を追いかけるかどうか、その答えが出るまで待って欲しいと言う。
小槌については何処かに小槌の元の持ち主、大獄丸の子孫の暮葉の血が必要と判明。
そして週末のデートの最後、暮葉は小槌を手に入れる事を選ぶ、圭介と別れてでも。
坂上家の忍者たちの中に土蜘蛛の生き残りが潜入しており、それと協力するらしい。

291 名前:鬼ごっこ![sage] 投稿日:2017/12/27(水) 00:20:12.83 ID:YQsPV3cS0
止めようとする圭介、しかし土蜘蛛は暮葉の正体をバラすと脅しているらしい。
それなら圭介は自分が温羅である事を明かそうとするが、圭介は背後から襲われる。
気が付くと目の前には頭領が、圭介は土蜘蛛の毒にやられて捕まっていたらしい。
それを事態を把握している頭領が助けてくれたとの事、後は暮葉を助けるのみだった。
圭介が温羅である事まで知っていた頭領から温羅の装備を受け取り、暮葉の元へ向かう。
実は頭領の正体は住吉須久那(須久那)、暮葉の父で圭介を監視していたらしい。
娘の恋人の正体を探って知り、途中で葵とも合流して3人で暮葉のいる場所へ。
そこで土蜘蛛は暮葉に小槌を見つけ出させて、それを暮葉に使わせていた。
そして無事に暮葉を救い出し、小槌は壊し、坂上家の忍者と捕えた土蜘蛛は須久那に任せる。
その後、暮葉に温羅である事を明かした圭介、小槌に関して終わったので2人は恋人に。
翌日、坂上家に向かい処罰を受ける暮葉、その内容は坂上家の忍者になる事だった。
そして暮葉は須久那と再会、そこで須久那の事情を聞く事になった圭介と暮葉。
須久那は借金返済の為に裏家業に手を出して坂上家の御用に、そして坂上家の忍者に。
その代わりに過去を捨て去る事が条件だった、しかし須久那は暮葉の事が気がかりだった。
そこで温羅を追う立場なので、暮葉が温羅を追う様に自分が温羅の様に思われる写真を送った。
思惑通りに暮葉は須久那を温羅と思いやって来て、そして温羅もやって来た。
そして加奈の配慮で暮葉と須久那は親子として過ごせる様になった。
圭介も今回の事を悪路に報告、悪路は島に残る事も暮葉との付き合いも認めてくれた。
そんな時、暮葉とのデート中に委員会の皆と会う、その時に暮葉が少し体調を崩す。
加奈と乙女は何やら思い当るモノがあるらしいが確信が無いらしく話してくれない。
そんな時、Hしている時に葵が圭介を想って自慰してる場面に鉢合わせ。
圭介は自分達がしているのを見たからだと思うが、暮葉は葵が圭介を好きなのだと思う。
それから暮葉と葵が気まずい関係に、それに何だか暮葉が危うい感じになってきた
そこで委員会の皆に話を聞きに行くと、加奈は暮葉が壊したはずの小槌を持っていると推測。

292 名前:鬼ごっこ![sage] 投稿日:2017/12/27(水) 00:21:17.10 ID:YQsPV3cS0
小槌は所謂ナノマシンの集合体で、そのナノマシンを使って望みの物を生み出す秘宝。
そしてナノマシンは契約者、現在は暮葉の内に侵入してその人物の望むモノを生み出す。
使わなければ体外に排出される、だが現状がそうでない事を物語っていたのだった。
暮葉が望んで使っているとは思わない圭介、玉彦は半日の猶予を過ぎたら暮葉を捕えると言う。
その間に圭介と葵は暮葉の元へ、残りの皆は小槌を体外へと出す方法を調べる事にする。
圭介が暮葉に小槌の事を聞くが知らない模様、しかし葵が無意識に使っている可能性を告げる。
そしてその可能性であるモノを追及していると急に暮葉の様子がおかしくなる。
そして暮葉は小槌に意識を乗っ取られ、そして不意をつかれて葵が怪我を負う。
一時的に意識が元に戻った暮葉は混乱して逃走、圭介は急いで葵を病院に、葵は無事だった。
その後、葵に見送られて暮葉がいそうな場所へ、そこにいたのは須久那だけだった。
須久那は吉備津宮家から暮葉の殺害を命じられた、それが小槌を封印する方法だからと。
そして圭介に引き返すなら今だと言う、その時は自分が是が非でも暮葉を救うから。
しかし引き下がれない圭介と須久那の戦いは捨て身の攻撃で圭介の勝利となる。
須久那に頼まれた圭介は暮葉を探し、そして全てを終わらす為に自害しようとする暮葉を発見。
それを何とか救った後に圭介、それと後かた友達を助けに来たという委員会の皆、
その皆の説得もあり暮葉は小槌を拒絶し、暮葉の中から小槌は消え去った。
その後、暮葉は小槌を使って暴走した罪で吉備津宮での実質的な禁固刑になった。
本来ならもっと重いがそこは皆が色々やってくれたらしい、そして別れの時。
そこに葵がやって来て暮葉と葵は仲直り、そして再会を約束して暮葉と別れる。
それから、暮葉は1年で帰って来た後に学生をやり直して葵の1年遅れで学園を卒業。
そして暮葉のお腹の中には圭介との新たな命が宿っていたのだった。

293 名前:鬼ごっこ![sage] 投稿日:2017/12/27(水) 00:22:01.05 ID:YQsPV3cS0
◎西園寺乙女(上記3人クリア後、最初から
偽温羅を追って島にやって来た温羅である圭介とその妹の葵、灯と劇的な出会いをして、
加奈や忍者と楽しく話し、暮葉に変態扱いされ、乙女とも水泳部で笑い合い、
そして始まった偽温羅騒動に正体を隠して操作に協力する事になった圭介と葵。
そんなある時、偽温羅が乙女のペンダントを桃源郷の鍵だと言って盗み出す。
翌日、ペンダントは離れて暮らす乙女の母からいただいた形見の様な者で秘宝ではないと聞く。
そして昨日の偽温羅との騒動で圭介が乙女を助ける為に奮闘した為にお世話したいと言う乙女。
といはいえ温羅の正体がバレたら困るので断るが乙女は積極的にアプローチ。
そして乙女の一緒にいたいと言う想いを聞いて圭介も乙女と一緒にいる事にする。
それからしばらくして、灯が吉備津宮家の資料を閲覧する許可を手に入れたので調べる事に。
しかし桃源郷の鍵については見当たらず、暮葉の意見で鍵に対応する扉に関して調べる。
だがそちらも見当たらない、それはそれとして過去の土蜘蛛と御三家との争いの話になる。
土蜘蛛は隠密活動が主なのに表立って起こした争い、その理由に秘宝が関わっているのではと。
数日後、暮葉の読み通り、土蜘蛛が事を起こしたのは強力な秘宝を手に入れたからと判明。
それからしばらくして、坂上家にいた土蜘蛛のスパイが行動を起こしたと報告が。
それに様子のおかしい玉彦が乙女を寮へと連れ帰り、圭介は何事かと思い追いかける事に。
追いつけなかったが玉彦を発見、追っていると玉彦と悪路が何やら話しているので盗み聞き。
しかしその事を悪路に気付かれてしまう、悪路曰く浦部家と西園寺家は昔から交流があった。
そして悪路は立場上、圭介の敵となる事だけを告げて去って行き、その後圭介は乙女の元へ。
そこで乙女に悪路の事を聞く、西園寺家は温羅とは影ながらの協力体制にあると聞く。
乙女も圭介の正体を知っていた、そして乙女が寮へと戻された理由に関しても聞く。
今回捕まったスパイはある古文書の写しをもっており、そこに桃源郷の鍵に対応する扉、
その情報があり、偽温羅が所持していると思われる古文書には扉の特徴が載っている。

294 名前:鬼ごっこ![sage] 投稿日:2017/12/27(水) 00:22:46.04 ID:YQsPV3cS0
2つがあれば扉の元へは行ける、しかし鍵は無いので西園寺家を狙うかもしれないからだ。
そして圭介は乙女に頼まれて寮から連れ出す、そして委員会の皆を扉のある場所へと呼ぶ。
そこで圭介は乙女に扮した偽温羅にやられ、気が付くと似たような方法で捕まった乙女が。
薬で動けない圭介を人質に偽温羅は乙女に本物の桃源郷の鍵を要求する。
しかし乙女は扉の先に秘宝が無ければ解放するのかと偽温羅に問い、偽温羅は首を縦に振る。
それならと乙女は扉の前まで偽温羅を連れていく、そこにあったのは謎の鏡だった。
乙女の声に反応して鏡の中に近未来的な何処かが写る、しかし偽温羅に扉の防衛機構が発動。
その隙を突いて偽温羅から解毒薬を奪って回復した圭介は乙女を連れて急いで逃走。
その途中でペンダントを求めて偽温羅ともみ合いになり、防衛機構の海水に巻き込まれる。
そこで昔の事を夢見る、気が付くと乙女に助けられた圭介は島に流れ着いていた。
そこは夢で見た場所で、そこには初恋の少女と約束をした場所でもあった。
初恋の少女である乙女は覚えていた、そして圭介は乙女に告白して恋人になる。
帰還後、偽温羅の正体が暮葉と判明、暮葉は坂上家で働く事を理由に許される事になった。
そして玉彦からは桃源郷の扉に関して秘密にする様に言われ、それから乙女とイチャイチャ。
乙女から学園卒業後は母のいる遠くへ行くと言われるが必ず自分もそこへ行くと言う圭介。
乙女も圭介と一緒にいる為に母と玉彦に話そうと決意、そんなある日写真の話になる。
西園寺家は写真等を嫌うらしくアルバムが無いので乙女の為にアルバムを作ろうとする。
そんな時、乙女の顔を忘れる人物が大量に現れだす、秘宝が使われたのではと考える。
委員会の皆でその事を話していると坂上家の研修から暮葉が帰って来た。
しかし暮葉は乙女を覚えておらず、連れて来た頭領も同じく、そして灯に伝言が。
三賢人から実家に戻れという命令に仕方なく帰宅、加奈もそれについて行く事に。
圭介は乙女を探しに行こうとすると、島中に謎の濃い霧が漂っていた。
そんな時に乙女に呼び出される圭介、そこで乙女から今起こっている事態に関して聞く。
偽温羅騒動の時の扉の防衛機構、タマテバコが桃源郷の扉に関する記憶を消していた。

295 名前:鬼ごっこ![sage] 投稿日:2017/12/27(水) 00:23:26.85 ID:YQsPV3cS0
それは桃源郷に関わるもの、桃源郷の王族である乙女の事も含まれていた。
扉の奥にある航宙船リュグドラシル、そこが乙女の故郷であると言う。
気が付くと圭介は寮のベッドで葵に起こされる、そしていつの間にか1年が経った。
しかし圭介は常に物足りなさを感じていた、そんな時に委員会の皆で掃除をする事に。
その途中で謎のアルバムを見つけ、その中に写っていたのは圭介と見知らぬ誰か。
そして圭介は乙女の事を全てを思い出した、そしてそれを見た鈴鹿が全てを語る事に。
『鬼御子』昔島を統べていた王様の温羅と桃源郷の女王の乙姫という男女がいた。
桃源郷は空飛ぶ船でそれが落下して怪我した乙姫を助けたのが温羅だった。
そして2人は恋仲になり、乙姫は温羅の為に秘宝を使って島の人々を助けて行く。
地上には過ぎたる力だった秘宝、なので封印する事を決めた乙姫。
しかし部下の大獄丸が叛旗を翻して乙姫を人質に取り、その戦いで鈴鹿は身体を失う。
そして島にやって来た吉備津宮の祖先達と共に大獄丸を倒して乙姫を救出。
その後、乙姫は秘宝と桃源郷を海の底へと沈め、乙姫と温羅は桃源郷と共にする。
そしてその桃源郷と地上を繋ぐ唯一の道が桃源郷の扉であった。
そこまで話し、鈴鹿は自分を含む御三家が圭介を止める立場にある事を伝える。
それでも圭介は助けに行く事を選ぶ、しかし桃源郷の扉には乙姫の血が必要だった。
だが鈴鹿は圭介と葵がその血を引いているという、悪路は乙姫と温羅の子供であった。
そして乙女は圭介たちにとって大叔母に当たる人物と聞き、驚く葵。
桃源郷は時間の流れが違う為、この様な事態になったのだった。
そして正体を明かした圭介たちは委員会の皆で桃源郷の扉へと向かう。
そこにいたのは玉彦と悪路、圭介は皆と協力して2人を突破して桃源郷の扉の先へ。
その途中で『鬼御子』の隠されていた部分を見る圭介。
大獄丸を倒して後、乙姫と温羅も鬼扱いされて地上から追い出されたという事実。
気が付くと圭介の前に乙姫がいた、どうも既に3日は過ぎたという事を知る、

296 名前:鬼ごっこ![sage] 投稿日:2017/12/27(水) 00:24:14.35 ID:YQsPV3cS0
そして乙姫、航宙船リュグドラシルの館長で宇宙人のオートゥムと話す事に。
乙女を連れ帰るという圭介、そして乙女と再会するが乙女は帰れないと言う。
何故と思う圭介に乙姫が事情を説明、実は航宙船リュグドラシルは落下の際に故障。
もう宇宙に帰る事は出来ず、地上は昔の出来事もある為に行きたくはない。
なので事情を知った圭介を地上に帰さないという乙姫、乙女との交際も認めると。
それでも圭介は乙女と共に地上に帰る事を選び、乙女も圭介と共に行く事に。
しかし地上に繋がる扉を乙姫は封鎖する、しかし乙女は自分の力で切り開くと決意。
圭介と乙女の2人では乙姫の力に敵わない、だが2人の仲間はそれだけじゃなかった。
何故か開いた扉、その向こうから葵と悪路の声が、4人の力で乙姫の力を上回ったのだった。
そしてこちらにやって来た悪路に後を任して圭介達は地上へ戻る。
地上に戻った圭介達の前には葵、そして葵たちを手助けしてくれた玉彦もいた。
そして扉から出た圭介達を待っていたのは委員会の皆だけではなく島中の皆。
地上では1年が過ぎており、その間葵たちは乙女の痕跡を探し続けて、
そうした人達に声を掛け、乙女と仲良くなりたい皆が花見の準備をしていた。
そして圭介と乙女は、ずっと一緒にいる事を誓いあうのだった。
それからの事、灯は島と内地を行き来しながら勉学し、家を継いで母を安心させる為努力。
加奈と鈴鹿は熊吉と一緒に平和になった島で遺跡の保護に努め、学者を目指す。
鈴鹿は無事に父と再会、坂上家で働き、求めていた温かな居場所を手に入れた。
乙姫はそろそろ地上と交流しようと思い、圭介と乙女をその橋渡し役に選んだ。
乙姫は2人に地上と桃源郷を上手く取り持てば駆け落ちを許すという。
それを乙姫の2人の兄の悪路と玉彦が手伝うのであった。
そして、乙女は自分達が経験してきた出来事をいつか絵本にする絵本作家に興味を持っていた。
そうやって桃源郷や秘宝の事を地上に伝えて、乙姫を迎えようとしていた。
圭介は乙女の傍にいて、新しい御伽噺は始まったばかりなのだった、めでたしめでたし。

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