313 名前:神聖にして侵すべからず[sage] 投稿日:2017/12/27(水) 09:48:47.04 ID:YQsPV3cS0
◎登場人物紹介&短縮版
+諌見 隼人:王国民の一人で家事とか完璧な青年。

+晴華 瑠波:王国の63代当主、王国的にはルファ・ファルケンスレーベン
⇒隼人と付き合う事になり、隼人を王国に縛らない為に王国を辞めようとする。
しかし形なくとも皆の心に王国がある事を知ったので王国を続ける事に。

+国友 澪里:地元の名家の娘、天才肌だが人付き合いが苦手で友達が殆どいない
⇒自分を変えたいという澪里に付き合っている内に互いに好きになって恋人に。
父との確執、モデルの仕事の悩みなどあったが共に解決していき未来へ歩んでいく。

+実蒔 希:学園の理事長の孫、おっとりした性格で昆虫が好き
⇒希大好きな付き人に妨害されつつも恋人に、これからの事を考える事に。
隼人は家庭菜園の延長から農業を、希は隼人を支える事にして、2人は結婚するのだった。


+樫村 操:幼馴染でパン屋の娘、意外にも決めたら梃でも動かないタイプ
⇒操と付き合う事になるがその事が原因で瑠波が距離を置こうとする。
しかし無事に解決、そして操も王国の国民になるのだった。

314 名前:神聖にして侵すべからず[sage] 投稿日:2017/12/27(水) 09:49:11.86 ID:YQsPV3cS0
◎共通
猫宮市にある小さな王国、ファルケンスレーベン王国の女王の晴華瑠波(瑠波)。
没落して国民は3人、残る2人の諌見隼人(隼人)と隼人の母の芳乃。
隼人は友人でパン屋の娘の樫村操(操)と瑠波と共に学園へと向かう。
放課後はクラスメイトの国友澪里(澪里)と共に学生会へと向かう。
そこで学生会長の風峰涼香(涼香)のせいで学園に居座る猫を探す事になった。
その途中で見知らぬお嬢様と会うが、すぐにお嬢様とは別れる事になる。
夜、涼香から猫を一時的に預かる様に言われ、断ろうとするが瑠波が許可を出す。
翌日、学園の前に理事長の実蒔小太郎(小太郎)の車が止まっているのを見かける。
そして猫は涼香が飼い主になってくれるのを探しているが上手くいかない。
澪里が可愛がっているので推薦するが、何故か澪里は了承してくれない。
そして猫を探している時に会ったお嬢様、実蒔希(希)が転校してくる。
翌日、王国の維持費の為に芳乃が招いたモデルが瑠波に会いたいと言う。
隼人が断ると、辻賀崎弘実(弘実)が来たと伝えて欲しいと言われたので伝える事に。
すると瑠波が弘実の元に向かう、弘実は王国の旧友で名誉国民らしい。
半年ほどいたらしいが昔の弘実は人見知りが激しかったらしく隼人は知らなかった。
そして翌日、澪里から弘実がモデルの先輩で数少ない友人である事を聞く。
瑠波と澪里の共通の友人が現れたので隼人は瑠波と澪里を友人関係にしようと考える。
今までも色々と友人の少ない2人をくっつけようとしていたが上手くいかないでいた。
が、その前に委員長として弘実を頼まれた澪里を手伝う事にする。
その過程で実家を含む慣習などに縛られた物を嫌う澪里との関係が少し良くなる隼人。
そして無事に澪里と弘実の関係も良い感じになり、お次の問題は預かっている猫。
瑠波は猫アレルギーで早い所誰かに貰って欲しいが、中々見つからない。

315 名前:神聖にして侵すべからず[sage] 投稿日:2017/12/27(水) 09:49:35.41 ID:YQsPV3cS0
だが瑠波の頑張りを見て、澪里が両親を説得して引き取る事になった。
そして澪里が希に街案内を頼まれたので付き合う事にした隼人。
その後、瑠波が弘実を連れて巡幸するというのを聞き、良い機会だと考える隼人。
翌日、5人で猫宮市を巡り、そして瑠波と澪里も無事に友人関係になる。
ある日、瑠波が何故か色々と1人で頑張り始めて何事かと思う隼人。
聞いてみるときまぐれと答える瑠波だが、弘実が一人暮らしだった事に影響された模様。
それ以外にも理由はありそうだが瑠波は教えてくれなかった。

◎晴華瑠波
何だかんだで瑠波の頑張りは続き、いつか自分がいらなくなるのではと思う隼人。
隼人を手伝う瑠波の姿を見て芳乃は夫婦みたいだと言うが、瑠波はそんな事ありえないと言う。
そして夏休みには弘実と出かける事が多くなり、一人残る隼人に瑠波は彼女でも作ればと。
それを聞いて自分がどうなろうが瑠波には関係ないのだと思い落ち込む隼人。
ある日、操と出かけた瑠波が帰ってこない、操に電話し瑠波とは既に別れたと理解。
急いで瑠波を探しに行き無事に発見、しかし瑠波は来てしまったのかと言う。
何故公衆電話でも何でもこちらに連絡しないのかと聞くと隼人が来るからと言う瑠波。
いつか隼人だっていなくなるのだから、自分は一人で頑張らねばならないのだ。
最初は何も返せなかった、でも瑠波と帰りながら隼人はずっと傍にいると答える。
それから瑠波は隼人を避ける、芳乃に話すと、隼人の態度が瑠波には重荷だと言われる。
そして友人達との海水浴、そこで1人になった所でナンパされた瑠波を助ける隼人。
そこで瑠波から自分は隼人にとっての何かと聞かれ、隼人は瑠波が好きだと自覚。
そして告白、実は瑠波も隼人を好きだったので受け入れて無事に恋人になる。
それからイチャイチャするが、進路希望の話なり隼人は特に何もないと答える。、
冗談めかして王国の執事と言うと、瑠波は隼人にこれ以上王国に関わってほしくないと言う。

316 名前:神聖にして侵すべからず[sage] 投稿日:2017/12/27(水) 09:49:57.86 ID:YQsPV3cS0
隼人が瑠波の為に王国の民になってから、瑠波はずっと隼人が王国を去る事を考えていた。
瑠波は公的に存在しない王国など信じていなかった、でも母を失い道筋を失った。
そこで隼人が瑠波の為に王国の為に色々となってくれて、王国を演じる事を選んだ。
これまでは良かった、しかし隼人が進路希望に何も書く事がないと聞いて恐ろしくなった。
王国を演じる自分に隼人の一生を付き合わせるのではと、それは自分の無能が原因ではと。
だから頑張って来た、そして隼人に自分の為に王国に留まって欲しくないと言う。
何故なら隼人は瑠波にとって神聖にして侵すべからざる存在であるから。
隼人が王国の為に色々な者になってくれると答えた時、何よりも輝いており好きになった。
それからずっと好きな隼人を王国に縛り付けたくないと思っていたから。
そして隼人と共にいる為に王国を演じる事を辞めるという瑠波。
その為に王国の法的な根拠である書類を見つけ、そこに記入して大使館へと提出。
しかし数日経って反応無し、芳乃は書類に歴史的証拠以上の価値は無いと言う。
インディアンがニューヨークの土地を白人に売っていないと証明されても変わらない様に。
そして瑠波に簡単に王国を辞められるかしらと芳乃は言うのだった。
王国を辞める事を弘実に電話で話した瑠波は反対されて喧嘩になる。
隼人が一人で弘実に会い、そして弘実が王国と関わる事になった話を聞く。
子供に関心無い両親、虐めとそれを止めない担任、そこから瑠波は救い出してくれた。
弘実にとって良い物の象徴である事を知るが、弘実は瑠波の気持ちも分かるので反対しないと。
帰宅後、電話で弘実が王国を辞める事を反対しないと聞いた瑠波。
しかし反対していると感じる瑠波、隼人は王国は実態ないが何かはあったのだと答える。
弘実の様に皆が王国に何を見ているか知るべきだと考える瑠波と隼人。
猫庭の住民に王国、というか先代である母の真理亜の話を聞きながら野良猫倶楽部を知る。
夜、芳乃に野良猫倶楽部に関して聞くと、芳乃も一員である事を知る。
話さなかったのは王国好きな存在がいる事を瑠波に話してしがらみを持たせない為。

317 名前:神聖にして侵すべからず[sage] 投稿日:2017/12/27(水) 09:50:19.69 ID:YQsPV3cS0
それでも瑠波は王国を辞める事に、その前に野良猫倶楽部を王国に招待する事に。
その為に飾り付けようと考えた隼人と瑠波は以前涼香が贈ってくれた鉄の花を思い出す。
猫の一件でのお礼に贈って貰ったそれを飾ろうと思い、製作所に電話。
そこが涼香の実家で、そこが潰れそうで、涼香も学園を辞める事を知る。
その事を涼香に聞くが既に諦めている模様、しかし瑠波は奥底では助けたいと思っていた。
隼人の後押しで頑張ろうとするが何も出来ず、涼香からも助けなくていいと言われる。
出来たのはせいぜい注文の量を増やす事ぐらいであった、そして野良猫倶楽部を招待する日に。
そこで隼人は注文した、鉄の花と同じ技術で作られた王国の象徴を良いタイミングで出す。
鷹と猫のオブジェ、それは会場に来ていた野良猫倶楽部の皆の興味を引いた。
隼人としては少しぐらい力になればと思っていたが思った以上の成果となった。
これで涼香の実家の工場は何とかなりそうだった、そして瑠波は理解するのであった。
何とかなったのは作品が良かったから、でも人が王国に集まらねばこの結果は無かった。
ありもしない王国が涼香の実家を救う事になったのだ、そして瑠波は皆に宣言する。
王国は皆の心の中にあり、それは独りでは出来ぬ事を可能にする、王国はここにあるのだと。
それから月日が経ち、ついに本当に瑠波が王位を継ぐ前日となった。
これからも困難は尽きないだろう、だけど皆となら、王国は始まったのだ。

◎国友澪里
テスト勉強したりしながら何だかんだ澪里との関係が深まっていく隼人。
澪里が瑠波と弘実の仲に関して何か思ってたり、モデルの仲間と上手くいってない事も知る。
そしてある日、澪里から今までの自分から変わりたいから協力してくれと言われる隼人。
その内容は恋、夏休みの間だけの恋人の振りをする事で変わろうと言うのだ。
余りにも不器用で正直な澪里に隼人は許可、そうして夏休みの間だけ恋人となる事に。
と言っても2人の時に名前で呼び合い、後はメールと電話をするくらいの付き合い。

318 名前:神聖にして侵すべからず[sage] 投稿日:2017/12/27(水) 09:50:39.14 ID:YQsPV3cS0
それだけでも隼人は澪里が誰かに心の裡を明かしたがっているのではと思う。
そして澪里の事を知りながら少しずつ好きになっていく隼人はデートに誘う。
そしてその帰り、澪里の父で澪里が良く思っていない健一と会うが普通の人だった。
再びデートの日、瑠波から国友家である澪里との恋愛は順風満帆ではいかないと言われる。
デート中、澪里からどうすれば恋人に見えるか聞かれるが判らない隼人。
すると澪里はキスをしようと言い隼人にキス、そしてその日は澪里と別れる。
帰宅後、まさかの事態に混乱した隼人、流石にどうすればいいか分からなかった。
それから3日後、連絡をしてなかった澪里が急に家を訪ねて来て大人にしろと言う。
何やら混乱している澪里、説得しようとするがそれならどうしたらしてくれるからと聞かれる。
澪里が本気で好きなら、そう答えると澪里は好きでもない相手とはキスしないと言う。
澪里も色々と付き合ってくれる隼人を好きになっていたがそれを伝える事が出来ず、
キスすれば恋人だと思って貰えると思ってしたが、その結果が連絡が途絶えてしまった。
そしてどうすればいいか悩み、色々と失敗が続き、今回の事に至ったのだと言う。
澪里の気持ちを知った隼人は澪里に正式に告白、そして2人は恋人になる。
それから数日後、澪里が家に帰ってないという電話を操から受け取る。
そして集めた情報と澪里との電話で居場所を推測、澪里は夏休みの学園の中にいた。
何があったのかと聞くと、バイト先のモデルが父の影響下であった事を知ったのだと言う。
確かに仕事に対して甘かっただろうし、凄く熱心かといわれればそうでも無かった。
だが仕事に対してきちんと向き合っているつもりだったが、全ては父の掌の上。
澪里にとって不都合の無い様に操作されていた、それを立ち聞きしてしまった。。
そんな澪里を隼人は家に誘い、同じ屋根の下である瑠波も許可してくれる。
澪里を回収したのが夜遅かった事もあったので、これからの事はその翌朝に話す事に。
国友と王国の中は今でこそマシだが以前はかなり険悪、というか一方的に嫌われていた。
現当主はそこまでではないが何かあるかもしれないから気を付けろと芳乃に言われる隼人達。

319 名前:神聖にして侵すべからず[sage] 投稿日:2017/12/27(水) 09:51:02.37 ID:YQsPV3cS0
とりあえず公然の噂として澪里が王国にいる事を広めて時間を稼ぐ事はした。
後はこれからどうするか、とりあえず真実を確認する為に隼人が国友家に向かう事に。
とりあえず健一の親バカと、仕事は事務所の方が勝手にしていた事が判明した。
もしかしたら健一は事務所が勝手にすると分かっていたかもしれないがそれは置いておく。
ともかく澪里が最初から健一と向き合わなかった事が原因と相談相手の瑠波が答える。
その事を澪里に聞きに行くと、澪里自身が健一と話そうと思っている事を知る。
澪里から尋ねるつもりがその前に健一が王国を来て、澪里は健一と話す事に。
だが話し合いは健一が主導権を握った形で終わり、澪里は家に帰る事になった。
そしてその夜に電話で澪里はモデルを辞めて、将来は国友家を継ぐかもと聞く。。
同席していた隼人と瑠波は健一がその様にしたのではと思うが芳乃は否定。
健一は家を継いでくれれば良かったがそうじゃなくても良かった、食わせ者であると判断。
それを聞いて隼人は澪里に電話、会話しながらモデルを辞めるのを先延ばしにしていると思う。
そこで一計企てる、だがそれは瑠波との関係が変わってしまう事だった。
内容を聞いた瑠波は隼人を王国から解放を宣言、そして隼人は王国民ではなくなった。
そして隼人は澪里の元へ、そして隼人は何も言わずに澪里を連れ出して遠くへ向かう。
事情を聞いて来る澪里に猫宮から離れる事を告げる、そして何処かに行こうと。
澪里もこのままでは以前より縛られてしまうと、好きだから連れて来たと説明。
隼人を説得しようとすつ澪里だが隼人はのらりくらりと躱していく。
そしてついに澪里の思いを引き出していき、モデルへの想いも引きずり出す。
本当は色々と悩んでいて、都合の良い健一の言葉に乗っかって逃げ出した事を。
想いを叫びながら澪里は逃げていたこれからからちゃんと向き合う事を決める。
そして隼人が自分の為に今回の事をやってくれたのだと気づき感謝する。
だが隼人も将来を考えてなかったと、これからは一緒に考えようと澪里と約束する。
それから、澪里はとりあえずモデルを続ける事になり、モデル仲間とも仲良くなった。

320 名前:神聖にして侵すべからず[sage] 投稿日:2017/12/27(水) 09:51:23.84 ID:YQsPV3cS0
そして隼人と澪里は共に未来に向かって歩んでいくのだった。

◎実蒔希
夏休み前、試験の時期になり希の提案で勉強会をする事に、場所は希の家となる。
そこで希の家庭教師で小太郎の秘書、堀内響子(響子)がマゾでレズな人物であると聞く。
ちゃんと勉強するのも目的だが、響子が気になるので全員で参加する事に。
そして当日、実際響子が希に対してのみだがレズでマゾな一面を持っていると知る。
その後、希の部屋で勉強する予定だったが、希のペットの蜘蛛に怯える女性陣。
という事で勉強は別の部屋で、その後で虫好きな希は皆に虫の名前を使ったあだ名を考える。
しかし普通に呼んで欲しいので皆は遠慮するが隼人は希の為に受け入れる事に。
そしてテスト後にも希の家に皆で集まってお弁当を披露しあったりして楽しむ。
希の家、というか屋敷は猫宮市ではないので皆で楽しめる機会を喜んでいた。
そして夏休み、希に誘われて瑠波と操と一緒に屋敷に行ってまた勉強会。
その途中で昆虫が好きな希だが蜘蛛だけは特別だと思って、その事を聞いてみる。
希は考えもしなかったと答え、自分の事に気付かせてくれたとまた来てと隼人に言う。
という事で1人で屋敷に誘われる隼人、それを知った希大好きな響子は妨害を企てる。
しかしちょっと抜けている所もあるのでそちらは問題無し、そして希と小太郎と仲良くなる。
翌日、Kという人物から手紙で呼び出される隼人、そこにいたのは小太郎と響子だった。
響子はちょっとした誤解があり隼人と希が男女の仲になったと誤解していたが無事に説得。
その後小太郎と2人きりに、そこで希に将来の事を聞いて欲しいと言われる。
後継者とかではなく1人の祖父として希を気にしているらしい小太郎。
だが隼人は聞いた事を黙って希に教えると悪いと答えると、聞くだけで良いと。
そして隼人が頼まれた理由は希が隼人を特別に思っているからだと小太郎に言われる。
色々と悩んだ結果、隼人は希に会って小太郎との会話を教える、そうした方が良いと思って。

321 名前:神聖にして侵すべからず[sage] 投稿日:2017/12/27(水) 09:51:51.87 ID:YQsPV3cS0
すると希は隼人を特別だと思っているがどう特別かは自分でも理解していないと答える。
そして互いにどう思っているか考えるか答えは出ず、将来の話も併せてまた会う事に。
数日後、互いに好きと自覚して恋人に、そして将来に関して隼人は農業を選択。
趣味の家庭菜園からの延長で、小太郎からも認められて害虫駆除とかで虫とも関わるので。
そして流れで隼人は希が自分の事を虫に例えるなら何かと聞く、ちなみに隼人はカブトムシ。
希は蚕と答える、人の世話が無ければ生きていけない、蜘蛛の様に自活できる強さは無いと。
それを聞いた隼人は蚕の野生種のクワゴになれないのと聞く、クワゴの様に自活できる存在に。
ちょっとした事で希だって強くなれる、そう言われた希は隼人が好きだと言うのだった。
響子には最初恨まれるが、寝取られに目覚めたと言って付き合いを認めてくれる。
付き合いながら将来の事を考える希、そして希は隼人を支える事を選ぶ。
その上で結婚したいと、隼人は希が変わる為に実蒔家を出ようと決意してると考える。
最初は反対していたが希の意志を知り隼人も受け入れる、そして帰宅後に瑠波と芳乃に話す。
すると瑠波は隼人を王国から解放を宣言、そして隼人は王国民ではなくなった。
それから自分の考えを家族に伝える希だが当然反対、まずは農家での住み込修行する事に。
そうして2人過ごしていると小太郎がやって来て、隼人に実蒔家に入れと言う。
独り立ちの為に隼人の元に来た希、でも共に修行しながら希は以前よりも強くなった。
なので隼人は小太郎の申し出を受け、そして流れ流れて結婚式の前日になる。
隼人と希は屋敷の庭にいた、神聖にして侵すべからず、希の庭であり希の世界に。
そこに希のペットの蜘蛛がいた、蜘蛛はまるで2人を見定めるかの様にした後に去った、
2人は成長して外の世界に飛び出す希への別れと、祝福を告げに来たのだと思った。

◎樫村操
ある日、瑠波が何故か色々と1人で頑張り始めて何事かと思う隼人。
心配な隼人を見て操が瑠波の面倒を見る事に、代わりに隼人が勉強を見る事に。

322 名前:神聖にして侵すべからず[sage] 投稿日:2017/12/27(水) 09:52:09.80 ID:YQsPV3cS0
そんなこんなで操と親しくなり、幼馴染の操の女性を感じたりする。
ある日、操の所属するバレー部の一名が軽い怪我、直近の試合に出れなくなる。
バレー部は弱小だが不戦敗は嫌、という事で補欠だった操が出場する事になる。
少しでも上手くなりたい、というか試合の時の心の支えにする為に特訓する操。
それに付き合う隼人、頑張っている操を見て何か贈り物をしたいと考える。
試合の前日は身体を休める為に試合2日前、特訓最後の日に時間をかけすぎて夜遅くなる。
朝早い家族を起こしたくない操を屋敷に泊める事にした隼人、そこで操の裸を見る事故が。
いつも以上に意識する隼人だが、操は今のままの、友達の関係が良いと言う。
お互いに意識すると離れる様な気がして、そう言う操に隼人も受け入れる事にする。
翌日、隼人は操への贈り物を友人に相談中、自分が操を好きなのだと自覚。
そして試合の日、やっぱり試合は負けたけど操が頑張ったので隼人には関係なかった。
試合後、隼人は操を学園の庭に呼び出して贈り物を渡す、シロツメクサの首飾りだった。
勇気を貰ったと操は隼人に告白、以前友達でいたいと言ったのは壊れるのが怖かったから。
でも贈り物を操だけだと贈ってくれたから、隼人も告白して恋人になる。
そうしてゆっくりとだが一層仲を深める隼人と操、しかし何故か瑠波が操を拒絶し始める。
落ち込む操に何事かと思う隼人、そして数日後に何とか瑠波の考えを引き出す。
操はパンを作るのが好きで、もし家を出たとしても将来はパン屋になる事は必然的、
そして隼人がそれを手伝わない事はない、つまり将来隼人は王国を出て行く事になる。
3人のうち、2人が深い仲になれば1人が余る、そして王国以外の全てを捨てそうな瑠波。
翌日、操に相談、話し合いの結果、瑠波と共に何かすれば考えを変えられるのではと考える。
皆がいるので瑠波が1人ではいれないと自覚させれば、そこで王国の庭に石窯を作る事に。
以前、王国にはあったという話を聞き、操とやるにはピッタリの内容でもあるからだ。
まずは普通に瑠波を誘うが、頑固な瑠波は誘われながらも勝手にやれと言うだけ。
しかし石窯作り当日、ついに操の説得に瑠波も顔を出すのであった。

323 名前:神聖にして侵すべからず[sage] 投稿日:2017/12/27(水) 09:52:35.39 ID:YQsPV3cS0
そして瑠波は隼人にだけに本心を明かす、瑠波は本当は隼人が好きであった事。
自分は王国の最後の住人で隼人はいつか出て行くから妨げてはいけないと、
だが心地良さから踏ん切りがつかず、それでも未練たらしい心持を組み伏せて決心。
しかしその決心も操と隼人達が無にしてしまったと、だからこれからよろしくと。
そして無事に石窯は完成、そしてそこで焼いたパンを王国パンとして売るという話になる。
その時は冗談だが石窯で焼いた操のパンは実際に両親に褒められてやっては、という事になる。
そしてその話を瑠波に、瑠波は操が国民ではないから王国パンでは無いなと冗談を言う。
すると操は国民にしてと、しかし瑠波は黄昏の王国に国民を縛りたくないと反対。
しかし操は縛られたのではなく選んだだけと説得、隼人の同意もあり瑠波は受け入れる。
それからしばらくして涼香が王国に越してくる、実家の工場が破産したらしい。
瑠波は涼香と犬猿の仲に近いが受け入れたのは、操を国民にして変わったからと思う隼人。
そして隼人はいつか操とレストランを開く夢を語り、操も賛同するのだった。

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